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2007年11月13日 (火)

新生ナイトウィッシュNightwish(その2)

 注目のアネッテAnette Olzonは?

目下、ツァー中の新生ナイトウィッシュNightwishだが、新ヴォーカルのアネッテの出来がどんなところか注目される。実のところニュー・アルバム「Dark Passion Play」は、思いの外納得したアルバムだった。アネッテの占める役割も、新曲であるが故に、それなりに聴くこともできたし、オーケストレーションが一層充実して、曲作りも壮大になって、ロックという世界から一歩、ナイトウィッシュ世界というものも感じるに至っている。しかし、これも先日も書いたが、ロックというバンドのそれぞれのメンバーの演奏の個性が見えにくくなり、別の意味では寂しい面もある。

Normal_darkpassionplay01

Anetteolzon1_2 さて、今展開中のライブの様子は"You Tube"でも窺い知ることが出来るが、やはり売れに売れた前作「ONCE」からの曲も"Dark chest of Wonder","Nemo","Wish I had An Angel","Higher than Hope "など披露し、そのほか"Ever Dream","Wishmaster"なども、新アルバムからの曲に加えて演奏している。そしてそれぞれの曲で、アネッテはターヤTaja Trunenの代役を見事こなしていると、言いたいところだが・・・残念ながら役不足を露呈してしまっている。特に"Ever Dream"とか"Sleeping Sun"とくると、もういかんせん高音に入ったところの迫力のない細さが、全く別の曲のようにきこえてくる。如何にターヤが素晴らしかったかを知らしめることになる。やはりターヤは偉大であった。しかし、このバンド、過去のヒットをライブで演奏せざるを得ないのは、サービスとして当然のこと。悩み多き現実である。

 こうして、ニュー・アルバムの録音技術を駆使してのアネッテの歌声もなんとか新曲においては、それなりにそうゆうものとして聴くことができるのだが・・・・過去のNightwishをどう見せるか??、マルコMarco Hietalaだけに歌わせておくわけにはゆかず、やはり今後に難題を控えている。

(参考)①http://www.nightwish.jp/news/lettertotarja.html
          ②http://www.nightwish.jp/members/anette.html

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コメント

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投稿: Shonn | 2007年11月28日 (水) 05時28分

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