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2008年2月 9日 (土)

エリック・クラプトン「クロスロード・ギター・フェスティバル」 Eric Clapton/CROSSROADS Guitar Festival 2007

ギターの魅力とブルースの魂
Crossroads2007 2007年7月28日の「クロスロード・ギター・フェスティバル2007」のDVD。久々にギターの味わいとインパクトと、ブルースという音楽の原点に近い人間模様を唱い上げる世界が堪能できる。これはクラプトンの運営している更正施設(1998年からカリブ海にあるという)のクロスロード・センターの運営資金確保の為のイベント(2回目)のダイジェスト映像だ。ダイジェストといってもDVD2枚たっぷり記録されている。そもそもこのフェスティバルはシカゴにての11時間に及んだもので、参加ミュージシャンも豪華。
Crossroads2007b (曲目、ミュージシャンは左DVDケースのリストを参照して下さい>クリックすると拡大されます)
 実際には登場したのは13組、ブルースの原点にも迫ろうというメンバーで、やはり黒人が活躍する。彼らのギターをいかにも楽しそうに操り、ソウルフルに歌い上げる世界は、これまた日本という国にはみられないアメリカの歴史の一面として捕らえても価値あるものと思う。クラプトンの人生の中では、こうした世界の他に、英国に於ける歴史を重んずる中からのロックという分野において奮戦してきた歴史との2面がこのフェスティバルに登場する。スティーブ・ウィンウッド、ロビー・ロバートソンなどはその意味では貴重な人々だ。一方私自身の興味からすると比較的若いデレク・トラックスそしてドイル・ブラムホールⅡなどのギターは、やはりこうしてジックリ見れることにこのDVDの一つの興味の持つ点でもある。
Crossroads1 Crossroads2        そして、私にとってのエリック・クラプトンは別として、このフェスティバルの見物はジェフ・ベックだ。なんとベック・グループには21歳の女性ベーシストが登場した。驚きというか?私のジェフ・ベック・イメージとは180°反対の世界であったが、これがなんとなかなか頑張る。又嬉しそうなおじさんジェフが、ギターを泣かせる姿は、このDVDの私にとっての一番の見物でもあった。もともと歴代ギタリストの中でも姿も演奏も若くてエネルギッシュなジェフではあるが(一方、エリック・クラプトンは昔から、アメリカにおける地方の農耕おじさんのイメージ)驚きの姿。
Crossroads3とにかく 会場夕暮れ時のクラプトンの演奏などと、私にとっては楽しめたDVDでした。これは昨年(2007)の夏のイベントですから、よくもこう早く纏め上げたことに熱意を感じたリリースだ。音もDTS5.1surroundで迫力がある。それなりにいい歳になったクラプトンではあるが、これからの活躍を、まだまだ期待したいところである。

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