サラ・ブライトマンSarah Brightmanのニュー・アルバム「Symphony」(神々のシンフォニー)
過去のイメージに原点復帰か
サラ・ブライトマンのニューアルバム「Symphony」登場。これがなかなかCDケースとブックレットの出来が凄い。アートに力が入っている。まずそのあたりをここに紹介しますので、クリックして拡大して見て下さい。と言う話からのスタートは、"それじゃ~~、問題の曲はどうなんだ?"ということへの回答をあまり書きたくはない。何故か?そこはお解りでしょう”インパクトがない”という一言に尽きます。
残念ながら、あのアルバム「Harem」の時のようなインパクトが感じられないのです。オープニングの曲”GOTHICA”あたりは極めて優しく、お上品にという初期のサラの再現です。歳とともにDVDで見ても露出度が増して、ポピュラー色のなかでもそれなりに新しさを追求していたサラなんですが、今回のアルバムは明らかに新鮮度においては、期待度を裏切っています。
しかし、これも一つの商法か?、それともサラの望んだところなのか?、いずれは解ってくるところであろうし特にああだのこうだのと言うのは止めよう。かって耳にしたクラシックが聞こえてくるところは、私にとっては若干安らぎという面においては意味のあるアルバムであるとしておきたい。”SCHWERE TRA"UME”なんかは、その意味において最高と言っておきましょう。(皮肉にとらないで下さい)私の好むマーラーなどとオーバーラップさせるところです。
しかし、ほんとに繰り返しますが、ここまで力を入れたCDケースとブックレットのアートには頭が下がりました。まあ、結論的にはかっての清純な美しい歌声のサラということのイメージへの回帰とみました。これもこれからの一つの発展のステップとなることに期待するというところか?。
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