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2008年3月31日 (月)

ジャンルなき世界”メコン・デルタ MEKONG DELTA”

メコン・デルタMEKONG DELTAの復活を歓迎

 不思議なバンドといえばドイツのメコン・デルタだ。まず彼らの音楽ジャンルは?と言えば「ジャーマン・メタル・バンド」、「プログレッシブ・ヘヴィ・メタル」更には「ジャーマン・スラッシュ」等々表現される中、必ず”クラシックとスラッシュ・メタルの融合”と表現され、”現代のプログレッシブ・ロック”とも言われる。
 そもそも私がこのバンドを聴くようになったのは、EL&Pにみるようにあの前衛的ムソルグスキーの「展覧会の絵」の曲をカヴァーするところから興味をそそられた。そしてFirstアルバムの”The Hut of Baba Yaga ”、Secondアルバムの”The Gnom”を聴くと、明らかに曲の展開のメリハリ、ベースの特徴あるリズムとツインギターのスラッシュ奏法は、時代の流れはあるにせよEL&Pを超えて迫力があった。時に1980年代後半である。私のようにプログレッシブ・ロックにリアル・タイムに生きてきた男にとって、1960年後半からのプログレッシブ・ロックに限界というか一つの形骸化された世界を突きつけられたとき、一つの逃げ場というか新しい展開というか、求めるものの一つとして現れたのは事実である。そして1994年の「VISIONS FUGITIVES」で、自らがクラシックでもありロックでもあり、現代音楽の一つの形としての曲作りを披露し、1997年には彼らの集大成としてムソルグスキー「PICTURES AT EXHIBITION展覧会の絵」全曲カヴァーして締めくくっていた。
 そして10年、このバンドの復活アルバムがリリースされた。そしてなんとここには、あの小生が最も傾倒している一人であるロシアのショスタコーヴィッチの交響曲をカヴァーしていた。

Lurkingfear それが2008年8番目のアルバム「LURKING FEAR」だ。(左ジャケ:クリックで拡大します)

 ”Allegro”と題して、ショスタコーヴィッチの交響曲第10番(最も感情と情熱を描いた曲と言われる)からの曲で締めくくる。しかし、このアルバムを聴くにつけ、やっぱりメコン・デルタはクラシックのへの執念はみせるも、スラッシュ・メタルてあることを、ここに見て取れる。


    過去のアルバム


First First「MEKONG DELTA」 1987






Musicerchzann 2nd「THE MUSIC OF ERICH ZANN」 1988






Principledoubt 3rd「THE PRINCIPLE OF DOUBT」+「TOCCATA」 1989






Dancesofdeath 4th「DANCES OF DEATH」 1990






Liveexhibition 「LIVE AT AN EXHIBITION」 1991






Kaleidoscope 5th「KALEIDOSCOPE」 1992






Visionsfugit 6th「VISIONS FUGITIVES」 1994






Picanexhib 7th「PICTURES AT AN EXHIBITION」 1997











          

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2008年3月20日 (木)

モノクロ写真の世界(2)

アナログ(フィルム)モノクロ写真の世界には、フィルムの選択、撮影機器の選択、撮影、フィルムの現像、印画紙への焼付というそれぞれの過程に自己の意志が作用し、そしてそれを作り上げる作業には創造と挑戦が存在する。今回は5枚を供覧する。(クリックにて拡大

Photo 「孤影(青春)」
LEICAM6 SUMMICRON-M35 ASPH Kodak400TMY
長野市内ある道路の歩道脇に、その歩道に背を向けての像がある。知らないで通るとちょっとビックリしますが、日常の通行人は目も向けません。


Photo_6 「2ケのスクエア・フォーマット(その2)」
HEXAR-RF SUMMICRON-M35 ASPH Kodak400TMY
なんでもない住宅道路に向かってのお宅の表情です。こうした単純な世界は意外に私の好むところでもある。壁の表情がポイントなんですが・・・。




Photo_3 「裏の世界(その1)」
Fuji GA645Zi FujinonZOOM 55-90 Kodak400TMY
こうした大きな河に架かる橋の裏には結構表情があります。シンメトリックなデザインとして作り上げてみましたが・・・。コンクリートの表情にも魅力が。



Photo_4 「残雪の模様」
HASSELBLAD503cx Planner80 Kodak400TMY
池の表面に冬期に積もった残雪が、4月になって融雪してゆく時の模様は極めて面白さを感じます。純白の雪でなくほぼ灰色から黒ずんでの模様は、モノクロ撮影の格好の対象と思っている。








Photo_5 「いのちを育む」
Fuji GA645Zi FujinonZOOM 55-90 Kodak400TMY
志賀高原のある池を一周してのたった一つの睡蓮の花を発見。感動がありました。そしてなにか生きる力を感じます。写真としては、下の部分の木の枝の影が若干うるさいので、カットしてみては?というご意見を頂きました。うなずくところであります。






今回も、全く異なる分野のそれぞれの一枚の供覧でした。

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