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2009年5月27日 (水)

MONOCHROME(22)

by *floyd(風呂井戸) | FUJI NP400 PR , FUJIFILM GA645Zi professional , Fujinon Zoom 55-90mm

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2009年5月16日 (土)

エヴァ・キャシディ Eva Cassidy のソウルフルな歌声は死なず

ジャンルを超えた美しい唄声の世界は魅力

 33歳という若さで亡くなってしまったエヴァ・キャシディ Eva Cassidy ほど、亡くなってから大きな注目を集めた歌手も珍しい。(1963年米国生まれで、1996年に皮膚癌で死亡)
  もちろん、私は友人からのCD紹介で初めてその歌声に接して虜になったのも最近のことである。
 英国で死後にリリースされたコンピレーション・アルバムが注目され、それがきっかけとなり、以来世界各国でファンを集めているのも進行形のようだ。

Alley
「Live At Blues Alley」 Blix Street Records G2-10046, 1997
   Recorded Live At Blues Alley, January 2 and 3, 1996


 私が、初めて紹介されて接したのはこのライブ・アルバムです。これは彼女が亡くなった年のジャズ・クラブでのもので、もちろん死後に発見されてリリースされたもの。
 スタートの曲”Cheek To Cheek”で、ピアノに導かれての彼女の唄声はジャズ的アプローチだ。続いての曲”Stormy Monday”でブルース調に変化し、これを聴くともう引き込まれてしまう。ジャズをメインとしたスタンダード・ナンバーが中心のアルバムであるが、一方スティングの”Field Of Gold”となると多くのものが感動しているだろう。更に”Autumn Leaves”はもう彼女のもの以外何者でもない曲に歌い上げられていて、その美しさに圧倒される。
 ライブものの特徴として、彼女の話し声も入っていることから、信奉者(?)にとっては、たまらなく貴重なアルバムと言える。
     Tracklist
  1. cheek to cheek
   2. stormy monday
   3. brige over troubled water
   4. fine and mellow
   5. peaple get ready
   6. blue skies
   7. tall trees in geogia
   8. fields of gold
   9. autumn leaves
  10. honeysuckle rose
  11. take me to the river
  12. what a wonderful world
  13. oh, had i a golden thread

Time「time after time」 
Blix Street Records G2-10073, 2000

 このアルバムは、彼女のどちらかというとシンプルなアコースティック・ギターによって導かれての唄声の曲が主体である。フォーク調であり、又ジャズ、ブルースも展開する。
 いずれにしてもジックリとその唄に酔っていける。しかし一方、不思議なことに”Easy Street Dream”を聴くと、その情熱が伝わってきて、誰もがあのジャニス・ジョプリンを思い浮かべるという。私もそうした前知識でこの曲に接してみたせいか、まさにそのとおりで不思議な世界に入ってしまう。
 バックにピアノ、エレクトリック・ギターも登場するが、かなり控えめで好感の持てる曲作りである。私は好きなアルバムだ。

Evabyheartx 「Eva by Heart」
Blix Street Records G2-10047, 1997


 エヴァのアコースティック・ギターにヴァイオリン、チェロもバックに加わって美しい曲”I Know You By Heart”からスタートして、全編どちらかというと美しく仕上げられたアルバム。
 このアルバムに収められているフリートウッド・マックのクリスティン・マックビーの名作”Songbird”が聴きどころ。 
 しかし”Blues in the Night”の曲のような情熱的なアプローチは、これも彼女の魅力でもある。

Songbirdx
「Songbird」
Blix Street Records G2-10045, 1998


 このアルバムは、「Live at Blues Alley」と「Eva by Heart」の2アルバムのコンピレーション盤といっていい。おいしいところを盛り込んでいるので、入門盤としては恰好のアルバムである。
 彼女の美しいピュアな歌声と、フォーク調のバラード、そして一方情熱的な世界と奥は深い。いずれにしても今は亡き彼女を一枚で知ろうとしたらこのアルバムかも知れない。

 しかし、近年彼女の録音音源の発掘が行われている。それも今日の我々を引きつける魅力が成す技であろう。
 彼女の歌声と一晩ゆっくりステレオと対面するのも、取り敢えずはお勧めである。

<Eva Cassidy  Album Discography>
   The Other Side    1992
   Live at Bluea Alley  1997
   Eva by Heart          1997
   Songbird                1998
   Time after Time      2000
   Imagine                  2000
   American Time        2003
   Wonderful World      2004
   Somewhere            2008
     (以下追記)
   Simply Eva                     2011
   The Best of Eva Cassidy  2012

(試聴)

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MONOCHROME(21)

by *floyd(風呂井戸) | KODAK 400TMY , FUJIFILM GA645Zi professional FUJINON ZOOM 55-90mm

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2009年5月 5日 (火)

「プレイ・バッハ」50周年を迎えたジャック・ルーシェの記念アルバム

Jacques Loussier 「PLAYS BACH / THE 50TH ANNIVERSARY RECORDING」
TELARC / USA / CD-83693 / 2009

50thanniversry  ジャック・ルーシェの「プレイ・バッハ」シリーズを当初から愛聴してきた私にとっては50年という歴史に感動せざるを得ない。ここに50周年記念アルバムの登場だ(TELARC CD-83693)。
 彼のバッハをジャズでというしゃれたセンスが受けて、バッハ演奏には必ず出てくる彼の名前であるが、近年は第3期のトリオでバロックの多くを取り上げたり、ヘンデル、ベートーベン、モーツァルト、ショパン、ドビュッシーなどに挑戦。しかしやはり2006年には再びブランデンブルグ協奏曲でバッハに戻っていた。

 今回は、驚き1985年から約10年間の第2期のメンバーであるベースにヴァンサン・シャルボニエ(シャルボン)と、ドラムスはアンドレ・アルピノというメンバーで、彼のピアノ演奏が楽しめる。録音時期は定かでないが、フランスのStudio MiravalとロンドンのAdvision Studio となっているが、ボーナース・トラックとして中野サンプラザのライブ音源がついている。しかも、"THIS IS THE BEST PLAYING OF MY LIFE -jacques loussier"と付けられている。

 特に、”Toccata and fugue in C major”のOvertur(5曲目)のシャルボニエのベースのソロとそれを一気の展開でルーシェの演ずるピアノのスピード感、Adagioの両者の絡み合い。それに続くFugueにおけるアルピノのドラムスの響きに続いてのルーシェのピアノの演奏はまさに絶品である。更に9曲目の”Prelude No.2 in C Minor”とボーナス曲”Chorale No.1"SLEEPERS AWAKE"”では、懐かしのシャルボニエのベース・ソロ部分も堪能でき、それをうまくルーシェのピアノが導いて確かに楽しめる演奏が収められているである。
 録音はかなり良好であり、特に日本の中野サンプラザものが生き生きとしている。

Jacquesloussier2008  とにもかくにも、50年前にバッハを取り上げてのモダン・ジャズ界に新風を巻き起こしたジャック・ルーシェも75歳となった。彼のリリースしてきた多くのアルバムと歩んで来た私にとっても、この50年は人生の主たる部分であったこともあって、ここで感動せざる得ない。

(収録曲)
  1.PARTITA IN E MAJOR
  2.INVENTION FOR TWO VOICES NO.8
  3.SICILIANA IN G MINOR
  4.VIVACE FROM CONCERTO IN C MINOR
  5.6.7.TOCCATA AND FUGUE IN C MAJOR
  8.MINUET IN G MAJOR  
  9.PRELUDE NO.2 IN C MINOR
10.CHROMATIC FANTASY
11.CHORALE NO.1 "SLEEPERS AWAKE"

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