BDによる"Audio Visual"環境の構築
もはや”Blu-ray Disc” の時代
Video Tape からLD、そしてDVDとなり、既にBD(Blu-ray Disc)の時代に突入した。あの手この手で攻められる我々もたまらないが、しかし少しでも良い映像、良い音を求めているのも我々である。取り敢えず試験的に安いBDプレイヤーを購入して、これも最近購入した液晶テレビに接続して映像見てみると、かってのDVDとの差は歴然としている。やはりBDなのである。
東芝のHD-DVDとの対立から時を経て、取り敢えずBDに統一された感のある現在(他の国では、HD-DVDが主力のところもあるようだが)は、そろそろ私もそのあたりに対応せざるを得ないところに来たと感じたのである。
もう何年か前から、ホーム・シアター派であった私は、DVDプレイヤーはDENONのユニバーサル・プレイヤーDVD-2900 ,そしてプロジェクターは、SANYO LP-Z2 で、部屋の環境から80インチの16:9のスクリーンで長らく鑑賞してきたのだが、いよいよここに来てBDに対応すべく変更に着手した。
まず、DVD-2900ではBDに対応していないため、ここでDENONのBDその他対応OKのユニバーサル・プレイヤーDBP-4010UDに変更してみた。結果は、もちろんBDの再生は当然対応OKとなり音の改善も特に高音部が繊細になって納得したが、しかし残念ながら一向に映像の改善がない。
これは、この長年使用のプロジェクターLP-Z2の限界と判断せざるを得なかった。その為、ちょっと出費が重なって切ない状況ではあったが、EPSONの液晶プロジェクターEH-TW4500 に注目して購入することとした。
この環境改善計画は結果として功を奏して、見事な映像改善が得られた。ホーム・ユースのプロジェクターも近年進歩はめまぐるしいと言われているが、もともと買い換えはDLP方式のプロジェクターを目論んでいたが、買うにお手頃のMITSUBISHIのLVP-HC3800は投影距離が短く(私の部屋の構造から80インチ16:9スクリーンに最低4.5mはなれてプロジェクターを設置する条件に適応しない)、又レンズ・シフト機能がなく扱いにくい。と言うことでEPSONのこの液晶プロジェクターを選んだ。結果は思った以上にコントラストの改善、映像のシャープさの改善、暗部のディテールも見事で、取り敢えず満足している。中級機での構成としては、あまり間違っていなかったと一応の納得をしているところだ。そんな訳で、しばらく私のホーム・シアター環境はこれで行くことになった(もっとも最新のAVアンプも欲しいのですが・・・)。
さて、こうした改良計画を実行したわけであるが、映画関係のBDソフトはかなりの勢いで出されているが、まだまだ音楽BDのソフトは豊富とは言えない。かっての名盤も是非BD化して映像と音質の改良盤をリリースしてほしいものだ。
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