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2010年11月29日 (月)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 15

ロジャー・ウォーターズ「2010 北米ツアー ”THE WALL”LIVE」 スナップ写真集

(28) OUTSIDE THE WALL


(27)"THE TRIAL"の最後にステージに築かれた「壁」が崩壊される。

そして少しの間をおいて・・・・
 今回のこのライブ・メンバー12人が崩れた壁のブロックの前に、おもいおもいの楽器を持ちながら並んで現れる。大声援の中、”Outside The Wall”を合唱し紙吹雪舞うステージで「THE WALL」を締めくくる。

Out13
Out2_2 Roger Waters (右)
Robbie Wyckoff (Vo. 左)












Out14 Dave Kilminster (G. 左)
Snowy White (G.中央)












Out5 GrahamBroad (Dr. 右)
Jon Carin (key. 右から2番目)
Harry Waters (Key. 右から3番目)
G.E.Smith (G. 右から4番目)










Out15_2 Snowy White(左)
    と
ヴォーカル陣
  Jon joyce
  Kipp Lennon
  Mark Lennon
  Pat Lennon





 ”ただ一人で、あるいは二人連れだって  きみを心から愛している人々が 壁の向こう側を行ったり来たりしている 手に手を取り合うものもいれば 何人か群れをなしているものもいる  血のしたたる心臓を持つ者たちと芸術家たちが 立ち止まる  きみに心からの祈りを捧げると  彼らは次々とつまずき 倒れていった  結局 それほどたやすいことではないのだ 狂った野郎が築いたあの壁に 心ごとぶつかっていくということは・・・・・・” (山本安見 訳)

                      (完)

(追記(2010/12/23))
  「Roger Waters : 2010 Nth American Tour」 は、9月15日の Tronto Canada から 12月21日 Mexico City までの 56回にも及ぶ公演を無事終了した。まれにみる大規模なステージであり、又ロジャー・ウォーターズのエネルギッシュなライブに驚きの中、大成功に終わった模様。
 前回の「Dark Side Of The Moon Tour」より元気な彼を見たという感想が多い。いずれにしても「The Wall」は彼の人生そのものであったと見て良いし、それに賭けた彼の執念であったと言えるのであろう。
 来年はヨーロッパ・ツアーが開始される。何か新しい試みも企てているようであるし、デヴッド・ギルモアの記念参加もありそうで、もう一つ楽しめそうである。どこかの会場に私もいたいものだ。

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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 14

ロジャー・ウォーターズ 「2010北米ツアー ”THE WALL”LIVE」 スナップ写真集

27) THE TRIAL

 
このアルバム(ライブにても同様)のまさにオペラという世界がこれだ。ロジャー・ウォーターズの熱唱が最後の展開をみせる。

Thetrial4

Trial6
Thetrial1
Thetrial2

 ”この法廷において提出された証拠は、論争の余地なき明白なものである。・・・・・美しい妻と非常に立派な母親-この二人の女性をおまえがいかにして苦しめたか、そのやり方の残酷さを思うと、おまえを汚物として処理してしまいたいという衝動にかられるのだ!  しかし、わが友よ、おまえの潜在意識の奥深く眠っていた恐怖心を、われわれの前に示して見せた。そのことを考慮するとして、おまえの刑を宣告しよう。さあおまえの同僚達に、その醜い姿をさらけだすがいい!” (山本安見 訳)

Trialb

大歓声と共に、「壁」がステージ上で崩れ落ちる

                           (続く)

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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 13

ロジャー・ウォーターズ 「2010北米ツアー ”THE WALL” LIVE」 スナップ写真集

(25) WAITING FOR THE WORMS

Waitingfor3
Waitingfor6
Watingfortheworms_2
Waitingfor1 
”もう僕に届くことはできないよ どんなことをしたって無駄さ あばよ 冷酷な世界 すべては終わったんだ  僕は今歩き始める 壁の後ろにある 仕切りの箱の中にうづくまって  ウジ虫がやってくるのを待っている  完全に孤立した壁の後ろ側の世界で”(山本安見 訳)


(26) STOP

Stop

 ”止めてくれ! 家に帰りたいのだ  今来ているこの制服を脱いで ショウから抜け出したいんだ  この独房の中で 僕はじっとまっている  どうしても答えをだしたいんだ 今までずっと 僕は本当に罪を犯していたのか?”(山本安見 訳)

                   (続く)

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2010年11月28日 (日)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 12

ロジャー・ウォーターズ「2010 北米ツアー ”THE WALL”LIVE」 スナップ写真集

(23) IN THE FLESH

Intheflesh23
Intheflesh25
Intheflesh22
 さあ「THE WALL」の第2章のスタートだ。開き直った世界が展開する。




24) RUN LIKE HELL

Runlikehell_2

Runlikehell2 
”無茶苦茶に走って走りまくれ  いつものお気に入りの仮面をつけて  しっかり変装してしまうのだ  ボタンをかけた物言わぬ唇と  開いていても何も見ない虚ろな眼  満たされたことのない飢えた心  ズタズタに引き裂かれた神経  罪の意識の中から やるせない憤りがこみあげてくる”(山本安見 訳)

 まさにロックの醍醐味の演奏が会場に響き渡る。

                      (続く)


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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 11

ロジャー・ウォーターズ「2010北米ツアー”THE WALL” LIVE」 スナップ写真集



(21)  COMFORTABLY NUMB

Comfortably1
Comfortably3
Comfortroger2 
Comfortdavekilm
  ロジャーの導入ヴォーカルに続いて、築かれた壁の上にギルモアのパートを Wyckoff が唄い、そしてやはり壁の上に背部からの光線を背に Dave Kilminster のギターが泣く。
 「THE WALL」の人気曲のハイライト。今回のライブでは壁に描かれるCGアートに観衆も沸く。

(22)  THE SHOW MUST GO ON

Theshowmust2_2

男性5人のヴォーカルの聴かせどころ。

                   (続く)

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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 10

ロジャー・ウォーターズ「2010北米ツアー ”THE WALL”LIVE」 スナップ写真集

⑲  VERA

Vera1

スクリーンには、子供たちが戦場から帰った父親との対面の姿が描かれる

⑳  BRING THE BOYS BACK HOME


Bringboys3
Bringboys4
Bringtheboys1
Bringtheboys4

 さて、ここにきて今回のこのライブにおけるロジャー・ウォーターズの主張の一つの頂点を迎えることなる。
    Every gun that is made
    Every Warship launched
    Every Rocket fired
    Signified in the final sense
    A THEFT
    from those who hunger and are not fed
    those who are cold and clothed
                (Dwight D. Eisenhowers)

    Bring the boys back home !!

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2010年11月27日 (土)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 9

「ロジャー・ウォーターズ 2010北米ツアー ”THE WALL”LIVE」スナップ写真集

この”THE WALL”LIVE も INTERMISSION を挟んで、ここから後編に突入。ステージには完全に壁が造られ、バンドは聴衆から分離。姿もみえないところで演奏が始まる。

Intermission

⑯ HEY YOU

Heyyou



⑰  IS THERE ANYBODY OUT THERE ?

Isthereanybodyot

Dave Kilminster と G.E.Smith で、アコースティック・ギターによる美しい旋律が演奏される。1990ベルリン・ライブでは、オーケストラをバックに Rick DiFonzo とSnowy White によって演奏された。ほんの一時の安堵感である。


⑱  NOBODY HOME

Nobody_home_3
Nobodyhome

”僕はギラギラと燃えたつ瞳を持っているし 翔びたいという強い野心も持っている だけど 翔んでゆくところなんてどこにもないのさ  ああ 僕が受話器を取る時は いつも君は留守中なんだ ・・・・・” (山本安見 訳)

                                      (続く)

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2010年11月25日 (木)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 8

「ロジャー・ウォーターズ 2010北米ツアー ”THE WALL”LIVE」 スナップ集

⑫ DON'T LEAVE ME NOW

Dont_leave_me_now_5
Dont_leave_me_now_1
Dont_leave_me_now_3
  この曲にはロジャー・ウォーターズの「THE WALL」に描かれる自伝的要素の一つである結婚の失敗による人生観の影響を綴っている。
 ”あああ おまえ 僕を捨てて行かないでくれ  よくそんな酷い事が出来るな 逃げないでくれ  おまえしかないんだ おまえだけが心のささえなんだ  なんでなんで逃げるんだよぉ・・・・  ああああ おまえ” (山本安見 訳)

⑬ ANOTHER BRICK IN THE WALL Part 3
⑭ THE LAST FEW BRICKS


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音楽的にこの連続した2曲のこの一連のライブでの盛り上がりは見事である。ネガティブな因子の積み重ね(出生と同時の父の戦死、それによる過剰な母親の愛、少年期の学校における教育と教師への不信感、結婚の破綻などなど)による社会に疎外感をもちつつ、人格の崩壊へ道を描きながら、その反面ひとつの悟りに似た世界に辿り着く。・・・・そして自分の周りに他人を寄せ付けない「壁」を築き上げるのだ。

⑮  GOODBYE CRUEL WORLD

Goodbycw

 ”あばよ 冷酷な世界  今からここを出て行くぜ  あばよ これっきりさ 二度と戻りはしない  あばよ みんな もう何もいっても無駄さ  僕の気持ちは変わらない これっきりさ あばよ”  (山本安見 訳)

 ~~~前半終了~~~             (続く)


 

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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 7

「ロジャー・ウォーターズ 2010北米ツアー ”THE WALL” LIVE」 スナップ集

⑩ YOUNG LUST

Younglust5
  ”僕を男にしてくれる女がいるのかな  ロックンロールに身をやつしたこの男を ああ 誰か自由にしてやってよ  身も心も汚れきった女が欲しい  淫らに汚れた女がほしい”(山本安見訳)
 (このライブでのこのシーンに壁に映される女性はなかなか魅力的なのに驚きます(上))

 古くは1980年のライブでは、この曲はロジャー・ウォーターズとデイブ・ギルモアが一つのマイクに口を寄せて"Oooooh I need a dirty woman"と歌ったころが懐かしい。

Younglust1
Younglust3
Younglust2
 やはりライブでは、この曲のようなハード・ロックは、なかなかインパクトがあり又説得力があって聴衆は乗りまくる。DAVE KILMINSTER のギターも快調だ。

⑪  ONE OF MY TURNS

Oneofmyturns
 ”きみはますます冷ややかになった  愉しいことなんかひとつもなくなってしまった  今の生活を変える時が来たようだ  今の僕はカミソリの刃のように ひんやりと冷たく  止血器でしめつけたように血もかよわず  葬送曲の太鼓のような無味乾燥としている” (山本安見 訳)

                (続く)

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2010年11月24日 (水)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 6

「ロジャー・ウォーターズ 2010北米ツアー ”THE WALL”LIVE」スナップ集

⑧ EMPTY SPACES

Emptyspaces
Emptyspaces2

 花による性の描写は、この「THE WALL」の主題となる人間(映画ではピンク=ロジャー・ウォーターズの伝記そのものであり、又人間が崩壊してゆくシド・バレットの姿をオーバー・ラップして描いている)の人格の壊れゆく過程を描いているという。

”壁にポッカリあいている虚ろな空間 僕たちはよくそこで話しをしたものだ その空間を何で埋めればいいのだろう? 壁を完成させるにはどうすればいいのだろう” (山本安見訳)

⑨ WHAT SHALL WE DO NOW ?
 
Whatshallwe1
Whatshallwe2
Whatshallwe3

 日々の生活一つ一つの積み重ねの中で次第に追い詰められていく人間を唄っている。そして次第に築かれてゆく壁を象徴的に描く。
 この曲は実に不安な世界をロックとしての乗りのいいリズムで見事に描いていて、この「THE WALL」の展開に一つのポイントを示す効果あり傑作である。

                 (続く)

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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 5

「ロジャー・ウォーターズ 2010北米ツアー ”THE WALL”LIVE」

⑥ MOTHER

Mother2
Motherx
Img_1113

Mother3 
 ロジャー・ウォーターズはピンク・フロイドの歴史の中でも、アコースティク・ギターの弾き語りによる曲はかなり作り披露してきた。この”Mother”はそのパターンであり、又彼の大切にしている曲だ。30年前(1980年)の”ザ・ウォール・ライブ: EARLS COURT” の映像をバックに映し、それにシンクロさせて歌い上げる。このあたりの発想は彼の得意の領域と言っていい。
 ”Mother, should I run President?    Mother, should I trust the government?” と歌い上げ、壁に ”No FUCKing WAY” と書く。

 この曲の演奏では、G.E.Smith が、スライド・ギターで味付けしている。


⑦ GOODBYE BLUE SKY

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 さて、この曲から不安な世界の展開となる。アニメーションは爆撃機の編隊を描く。そしてその落とす爆弾が$であったり石油のシェルマークであったり、十分にロジャーの皮肉が込められている。この曲は20年前の1990年ベルリン・ライブではジョニ・ミッチェルが素晴らしい唄を披露したのを思い出す。
 
 ”すっかり怯えている人々を見たかい?  落ちてくる爆弾の音を聞いたかい?  疑問に思ったことがあるかい?  青く澄み切った空の下に 新世界を築こうという理想を掲げながら なぜ防空壕に隠れきゃならないのかと・・・・” (山本安見訳)

追記: (OOPS!から)

名誉毀損防止組合からのクレーム:この爆撃機からの投下されるものにユダヤ教の象徴である”ダビデの星”があったこと、それに続いてドル・マークが出てくることから「反ユダヤ的」と名誉毀損防止組合からクレームが付いた事件が起きる。
(実際には、その前後に他の宗教の象徴マークそして企業マーク(ロゴ)そしてドル・マークもあって若干意味が違うことが窺える)

ロジャー・ウォーターズの反論:シンボル・マークが出てくる順番に隠された意味はない。お互いに背を向けあうように奨励する、宗教的、政治的、経済的なイデオロギーの対立によって、私たちは空爆を受けることになるのだということ。そして私はそれに伴って失われる命を嘆いているということだ。この「The Wall」の政治的メッセージを持っているとしたら、特に中東において、平和と理解を奨励するための方法をみつけようというものだ。
(ロジャーは名誉毀損防止組合代表者フォックスマンに公にコメントを出す前に、実際にライブを観にに来るべきだったとも綴っているという)

                 (続く)

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2010年11月23日 (火)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot 4

「ロジャー・ウォーターズ 2010 北米ツアー ”THE WALL LIVE”」スナップ集

④ THE HAPPIEST DAYS OF OUR LIVES

Thehappiestdays1
 巨大な教師の人形が出現。
 ”学校に通いはじめると きまって何人かはいじの悪い教師がいたものさ・・・・・・(その教師は)家に帰ると 発狂した脂肪のかたまりみたいな女房どもに こずかれ 喚き散らされながら・・・・命を1インチずつ縮めている” (山本安見 訳)


⑤ ANOTHER BRICKS IN THE WALL-Part 2

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Anotherbitw4

Anotherbitw5
 
この「THE WALL」でシングル・カットされ最もヒットした曲。1979年の発売当初英国では、少年少女の合唱を挿入に対して、教育に害ありとパッシングを浴びた。
 この今回のライブでも、各地の子供を20-30人ステージに上げて”we don't need education,  we don't need no thought control” とやり、”Hey, Teacher, leave the kids alone!” とやらせている。
 ここには、ロジャー・ウォーターズは国のご都合主義の子供を「壁の中の一つの煉瓦」にする教育への反発を唄っている。

 この当時、私はある事情でたまたま共産圏であったチェコ・スロバキアのプラハにゆくことが出来たが、プラハの街の夜に若者達がこの曲を流して大合唱していた光景を見たことを思い出す。既にそうした自由を求める運動は盛んであったのだ。

 演奏では、Dave Kilminster 、 Snowy White そして G.E.Smith の3人がそれぞれ入れ替わりリード・ギターを操り盛り上げている。

                     (続く)

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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE 」 snapshot3

「ロジャー・ウォーターズ 2010北米ツアー ”THE WALL” LIVE」スナップ写真集

② THE THIN ICE

Thethinice3
Thethinice1
Thethinice2 
 Wyckoff のヴォーカルから始まり、ロジャー・ウォーターズのヴォーカルと掛け合いになる。ロジャーの父親E.F.Watersを筆頭に、 戦争、紛争などにより無念にも命を奪われてた人々の写真が映し出され、 そして壁に貼られる。幼い少年や女性なども映されその無惨さを物語る。このあたりはロジャーの執念だ。


③ ANOTHER BRICK IN THE WALL (PART 1)



Anotherbrickpart1
 
ロジャーが前に出て歌う。
 ”たったひとつの思い出を残して パパは海の向こうにいっちゃった ねえ パパ たったこれだけなの? ねえパパ 他に残してくれたものはないの? 結局 あれは壁の中のひとつの煉瓦だったんだね 結局 すべては壁を作るための煉瓦なんだね” (山本安見 訳)
 
 "The Thin Ice" そして "Another Bricks In The Wall (Part 1)"が物語の始まりである。
                     
                                                               (続く)

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2010年11月22日 (月)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot2

「 ロジャー・ウォーターズ 2010北米ツアー ”THE WALL” LIVE 」スナップ写真集

* オープニング

Openning
           "A THEFT" を訴えるスタート


① IN THE FLESH ?

Intheflesh
Intheflesh6
Intheflesh7
Intheflesh8_2   
 相変わらず、"In The Flesh ?" は、オープニングに相応しく、派手にスタートだ。

 ”この冷ややかな両眼の裏に 何が隠されているのか知りたいのなら かきむしるようによじ登って 化けの河をひっぺがえせばいいのだ” (山本安見 訳)
                                      
                                                             (続く)

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ロジャー・ウォーターズ Roger Waters 「2010 THE WALL LIVE」 snapshot1

ロジャー・ウォーターズ「2010 THE WALL LIVE」スナップ写真集

 ”2010年 North American Tour” 「ロジャー・ウォーターズ:ザ・ウォール・ライブ」は、9月15日にカナダ・トロントからスタートして、まさに精力的に既に40公演を消化した。今年は残る16回で打ち上げ、来年3月からにヨーロッパ・ツアーがスタートする(6月まで)。
 取り敢えず、この北米ツアーの模様をスナップ集として取り上げる。

Thewalllive_3 Rollingstone_2

   

  * カナダ・トロント Air Canada Centre からスタート(15.Sept. 2010)

1stdaykanada
Tronto

Kickingoff

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2010年11月18日 (木)

ロジャー・ウォーターズ「2010 THE WALL live」裏話(2) : 映画「暁の出撃」

映画「THE WALL」に登場する1955年イギリス映画「The DAM BUSTERS 暁の出撃」

 前回ロジャー・ウォーターズが、この「2010 THE WALL live」にイギリス映画「空軍大戦略 BATTLE BRITAIN」(1969年)を登場させている話をしたわけですが(このブログ10月31日参照)、実は映画「THE WALL」では、テレビに映っている映像は1955年イギリス映画「暁の出撃 The DAM BUSTERS」が使われている。
 ロジャー・ウォーターズがこの両空軍戦争映画を時々登場させるのには、その理由があろうかと思うが、彼には”戦争”というものが父親を奪ったことで、常にそれがテーマであり、一方この両映画は、第二次世界大戦当時の軍用機(戦闘機、爆撃機)の実機をと使っているところが共通している。
 さて、この映画「暁の出撃」は私にとっても印象深い映画であり、ここでスポットを当ててみたいのだ。

Photo DVD 「暁の出撃 The DAM BUSTERS」 (HDリマスター版 2010) 1955年イギリス映画

 このDVD版は、つい最近に1955年という50年以上前のモノクロ映画を見事な技術で観るに十分な映像に蘇らしている。既に過去にもDVD化されているが、是非このHDリマスター版で観て欲しい。

 なんと言ってもこの映画の見所は、第二次世界大戦中のイギリス爆撃機の低空飛行爆撃によるドイツのダムを崩壊させるシーンである。モノクロであるが当時の実機を使って緊張感ある素晴らしい映像を作り上げた。

 前回紹介の「空軍大戦略」では、戦闘機が主役であったが、この映画では爆撃機が主役だ。
 私は詳しいところは解らないが、登場するのはアブロ・ランカスター爆撃機で当時のものが蘇ってその迫力は素晴らしい。更にアブロ・リンカーンも登場。そしてウィッカーズ・ウェリントン爆撃機、デバビランド・モスキート爆撃機も登場して、航空機ファンにはやはりたまらない映画になっている。
Akatsuki4_2 (スタッフ)
 監督:マイケル・アンダーソン
 製作:ロバート・クラーク
(キャスト)
 ガイ・ギブソン大佐:リチャード・トッド
 バーンズ・ウォリス博士:マイケル・レッドグレーブ 

(ストーリー)
 原作①ハロルド・ブリックヒル(「ギブソン大佐」)
    ②ギブソン大佐の報告書「月はかがやいていた」
 第2次大戦中、ドイツの攻勢を受けるようになったイギリスでは、対抗策としてドイツ国内のダムを爆撃破壊を考え停電と洪水による工業地帯の活動を停止させる作戦に出た。これにはバーンズ・ウォリス博士の作戦であるダム湖上を低空飛行して投下した爆弾を水面で跳躍させてダムに接してから爆発させることにより効果を上げることを考える。
Akatsuki1 ギブソン中佐の率いる特別爆撃隊は十九機でこの困難な作戦をあらゆる技術と方法論をもって成し遂げるべく出陣する。
そして一機一発、非常に困難な危険な作戦を敢行しダムの破壊に成功する。その結果ドイツの軍需工業の機能を停止に追い込んだ。しかし多くの犠牲者を出したことで心痛む結末を迎える。
Akatsuki3_2
 邦題”暁の出撃”とあるが、これは夕からの出撃で、月夜の下での戦闘であった。映画では、低空飛行で敵国に侵入し、対空放火を浴びながらダム湖上をまさに10数メートルの低空飛行で一個の爆弾の投下に命を賭ける。このあたりの映像と描写は手に汗握る緊張感である。
Akatsuki6  航空戦闘映画と言ってしまえばそれまでだが、この作品には戦闘というものは、多くの犠牲者の上に行われてきたその姿や、作戦の成功のためには又隠れた研究や努力の上に成り立ったことを描いている。
 これは50年以上前の映画と言うことになるが、今でも十分鑑賞に値する。
 取り敢えず、お勧めの映画である。

 ロジャー・ウォーターズが何かと取り上げる映画を検証してみた。多分実機を使っての戦闘機・爆撃機の映画としての価値と、そこに描く戦争の厳しさを感じ取っているのであろう。「THE WALL」の映画や、ライブに於いてこうした航空機の映像やアニメーションは多く出てくる。ここには彼の一つの狙いが潜んでいると観るべきであろう。
 幸い我々はこれらの映画を現在DVDにて鑑賞できるところが嬉しい。

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2010年11月 8日 (月)

忘れ得ぬ”名ジャケット・アート”(4) : やっぱりオパス・アヴァントラ

イタリア・プログレのまさに珠玉の名作

「OPUS AVANTRA / Donella del monaco  ”INTROSPEZIONE”   オパス・アヴァントラ”イントロスペツィオーネ” 」 ARTIS Records  ARCD 002  1989 (1974年作品)

Opas
 ここまで、雑誌「Marquee」の話が進んできてしまうと、もはや挙げざるを得ないこのジャケット・アートである。ロックの展開がプログレッシブなスタイルが華々しかった時、御本家イギリスではピンク・フロイドは「狂気」、「炎」であり、キング・クリムゾンでいうとあの「Red」の頃であるからこの音楽活動の一つの終焉を迎えつつある頂点に達した頃である。
 もちろんリアルタイムには当時このような作品がイタリアにあったとは夢にも知らなかった。御本家英国でのプログレの崩壊が、ユーロ・ロックにその流れをもとめたことにより我々に知らしめたのである。
 このオパス・アヴァントラ1stのジャケ・アートこそ、プログレッシブなロックの描く世界とイメージが重なり合って我々の心を打つのである。何を感じても良い、この女性の表情が総べててある。これに関しては語らない方がよい、見たものが感じたものがそれなのである。

Marqiee さてここに登場させなければならないのが「Marqee」第029号特集版「私の愛聴盤」(マーキー・ムーン社 1988年8月発行)である。

 このプログレッシブ・ロックを中心とした全203頁の中身は、約20人のこの世界の音楽を愛するメンバーが熱い思いを綴ったものだ。
 その中で、特にイタリアものに精通した鈴木伸一氏(書道家)のこのオパス・アヴァントラに関する感想が興味深い。紹介しよう。
・・・・・クラシックの様式美、ロックのバイタリティー、前衛音楽のスピリット等がドネラのボーカルと混然一体となって展開されるサウンドは、時代の感性の辿り着いた一つの究極である。哀しみが光りを閉ざし闇が苦悩を産み落とす中、それでも尚、愛と慈悲を希求する救い難き魂を優しく包み込む哀しき女神。その後発表された未収シングルやソロ・アルバムも又、散りゆく花弁の如き退廃美に染まった珠玉の名作である・・・・・
と、語っている。この感想に尽きるので私は多くを語らないが、ロック、ジャズ、クラシック、イタリア民族音楽の彼ら独自の融合の世界は見事である。

Opasb
 これが、表裏連続のアートだ。まずこれを見ずしてジャケ・アートそしてイタリア・プログレを語るなと言いたいぐらいの名作である。

Opusmember2008  この1stの主メンバーは、Donella del monaco (Vo.) と、作曲のAlfredo Tisocco (Key) そして企画・アイデアの Giorgio Bisootte である。
 
左写真は、35年後の2008年に来日の際のこのバンド・メンバーのスナップ。

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2010年11月 6日 (土)

忘れ得ぬ”名ジャケット・アート”(3) : 「Marquee」でここまで来たらアイン・ソフだ

ジャケ・アートと音楽のコラボレーション

 いつも私の変わらぬ感覚は、音楽アルバムにとってジャケット・アートは重要だ。昔、レコード店で知らない世界を模索する中では、ジャケットによって自分の求めるものであるかどうかを判断したこともある。そして今のような情報が満ちていない時に、未知の世界から自分の心の世界に響く曲に会えたときの感動は言い表せない幸福な瞬間だ。
 そして、ジャケットを眺めながら曲を聴きその曲の感動にジャケット・アートは寄与した。又一方逆にその曲によって、ジャケット・アートが更に印象深いものにも発展した。この両者が相乗作用するところに大きな意味がある。コラボレーションの世界である。

 さて、「Marquee」の表紙アートからの美狂乱の2アルバムを前及び前々回紹介したが、ここまできたらもう一つ追加したくなった。もともと予定外ではあるが、これも実は関連して素晴らしい一枚である。

Marquee028 「Marquee 028号」 マーキー・ムーン社1988年5月15日発行

 さて、これも又印象深い「Maquee」の表紙である。この時には美狂乱「御伽世界」「風魔」のジャケ・アートの作者であるししどあきら氏の作品であることは解ったが、はてこのアートとアルバムとの関係が解らなかった。
 しかしこれが後に当時企画されていた(Belle Antique で ) 美狂乱に続いての天地創造(1970代末に出現した日本のプログレ・バンド)のライブ・アルバムのジャケットに採用されたアートであったのだ。

 見れば見るほど単純そうであるが不思議な世界。駱駝(らくだ)の背のこぶはピラミッド(これはピンク・フロイドの影響か?)。波打つ砂の世界。空にはこれも不思議な三日月。そして身を正した服装の男と女の子。この描くところは未知の世界を伝えているように感ずるのだった。

 そして忘れかけた3年後の1991年、ついにこのアルバムが登場する。
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「天地創造/アイン・ソフ    ’77-’78スペシャル・ライブ 駱駝に乗って」(AIN SOPH / RIDE ON A CAMEL~special lve) BELLE ANTIQUE 9120  1991

 企画者の高木博史氏は盛んに事情報告に追われるのであったが、多分当初LPで企画していたんだろうと想像するが、リリース予定の1988年に10年以上前のライブ音源を追求する中で、膨大に膨れてしまって処理に苦労したのでは?。そうもしているうちに、3年は経過してしまい、しかし時はCD時代となり幸いに74分の世界が登場。そこに貴重なライブの録音音源を良音質にて納めるべく努力し、しかも一つの世界を造り出そうとしたのであろう。音楽アルバムというものの産みの苦労が滲んでいるアルバムの登場となった訳だ。そして遂にリリースされたアルバムには、3年前に「Marquee」に載せたジャケット・アートが見事に音楽と調和してその姿を現した。う~~ん、残念なのはLPに比してのCDの小ささである。

Photo_2  さて、このプログレッシブ・ロック・グループ(左)は、”天地創造”という名で1970年神戸にて生まれる。そして1977年”AIN SOPH アイン・ソフ”に改名したのである(山本要三(G)、藤川喜久男(K)、鳥垣正裕(b)、名取寛(d))。1970年代に関西のロック・シーンでは、その技術とセンスのよさで知れ渡っていた。そして1980年には1stアルバム「妖精の森」で全国的グループに成長した。(現在も彼らは地道に活動を続けている)
 このアルバムはその改名当時のライブものである。
  (収録曲)
    1. Ride on camel
    2. intro~Metronome7/8~Peacock'sFeather
      ~Metronome7/8(reprise)
    3. Odessa
    4. Aria
    5. Turkey's march
    6. A story of mysterious forest"original version"
 
 当時のプログレ系愛好者にはたまらない作品だった。特に1.の”駱駝に乗って”のアルバム・タイトル曲は11分を超える曲で、一言で言えばCamelなんですね。なんといっても6.の”妖精の森”は、日本にもここまで聴かせるプログレ世界があったのか思わせる25分に及ばんとする大作。描く世界のギター、キーボードの透明な美は聴くものを唸らせた。

 今回も、プログレシブ・ロックにとりつかれた輩の日本における1980年代から90年までの当時のあがきと言われそうな世界を回顧し、そんな時に出現したあだ花である作品と、それを飾ったジャケット・アートに焦点を当ててみた。
 
 

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2010年11月 4日 (木)

忘れ得ぬ”名ジャケット・アート”(2) : 美狂乱 (続編)

あの名作「美狂乱 / 風魔」のジャケ・アートには布石があった

 私にとっては、強烈なインパクトのあった「美狂乱 / 風魔」のジャケット・アートであったが、それには実は布石があった。当時この「Marquee」に関心を寄せている中で、この「美狂乱 / 風魔」(”ゼンマイ仕掛けの美狂乱”)のアートを取り上げた027号の約2ヶ月前の1987年12月5日号(026号)には、やはり素晴らしいアートが表紙を飾っている。

Marquee026 「Marquee 026号」 (発行マーキー・ムーン社 1987.12.5)

 この表紙を飾ったアートの奥深さと美しさも素晴らしい。プログレッシブ・ロックの不思議であり美しい世界を語るに十分なアートである。(「心海夜」)

 実はこれは、「風魔」のアートと同じししどあきら氏の作品であり、「美狂乱 / 御伽世界 アーリー・ライブ Vol.1」 のジャケット・アートとして使われたものである(実は残念なから、このLPは私は所持していないのだ)。
 ここでは、やはり海の水面の変化に不思議な光、そしてグランド・ピアノを弾くセーラー服の少女、その表情にはやはり不思議世界を物語り、髪は流れる。そしてピアノの中に光が注ぎそこには更に不思議で美しい世界。手前の赤い葉の植物も印象的。実に美しい。
 
 余談であるが、この号の山崎尚洋氏の編集後記が面白い。ロック産業、ロック・メディアの今していることの空しさに言及し、”そんな世界とは無縁なところで、僕たちは音楽を聴き、MARQUEEを続けきた”と記している。
 約50頁弱の雑誌であるが、今見ても中身は濃い。

 話は戻って、ここに「御伽世界」のジャケ・アートを大きめに掲げます(クリック拡大)。前回の「風魔」に負けずこのアートでも多くを感じ取れれば、その人は私と同様に(?)幸せである。

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2010年11月 3日 (水)

忘れ得ぬ”名ジャケット・アート”(1) : 美狂乱「風魔 ライブVol.2」

あの「Marquee 027」での”ゼンマイ仕掛けの美狂乱”の衝撃

 1980年代になると、プログレッシブ・ロックも完全に曲がり角に来ていた。’70年代後半のロックの原点回帰運動は熾烈であった。もはやパンク、ニュー・ウェーブの流れには、プログレッシブなロック・ミュージックは隅に追いやられた。
 しかし、プログレッシブ・ロックを愛し続けた人も決していなかったわけではない。もちろん私もそうであるが、そうしたミュージックへの信奉者達は根強くそうしたロック・グループの音楽を求めていた。
 そうした流れの中で、70年代に日本ではあまり尋常な手段では聴けなかったプログレッシブなイタリアを始めとしてのユーロピアン・ロックの発掘を行ったり、日本でもそうしたミュージック・スタイルを追求するグループの出現をみた。
 そんな1980年代に、プログレッシブ・ロックを支えていたのが、マーキー・ムーン社だ。”Belle Antique” というプログレッシブ・ロック専門のレーベルを立ちあげ、そのミュージックをリリースしたり、 ”Marquee”という音楽雑誌も発行した(過去の第一号は1979年発行、"MARQUEE MOON"という雑誌名であった)。

Marquee027「Marquee 027号 / 1988年2月15日号」

 この表紙のアートに私は衝撃に近い感動があった。日本の懐かしさの街の姿を描いた世界に眼の光るうさぎ少年の不思議な世界。当時発行されるこの雑誌の全て買っていたわけではないが、この号にはすぐに飛び付いた(実はこの前の26号もそうであったのだが)。
 この雑誌の見開きにある広告によって、このアートは須磨邦雄率いるロック・グループ”美狂乱”のリリース予定の「ゼンマイ仕掛けの美狂乱~アーリー・ライブVol. 2」のジャケットに用いられる作品であることが解った。
 
 もともと日本のキング・クリムゾンと言われ1982年にレコード・デビューした”美狂乱”、ギター中心ではあるが、その攻撃的なプログレッシブ演奏には定評があった。その彼らの当時のライブ録音されたもののリリースで、これが先に出された「御伽世界~アーリー・ライブVol.1」の続編としてのものである。

 もともと美狂乱にも興味があった上に、このジャケ・デザインを見て、その発売と同時に手に入れることになる。

Whomaart
 これがリリースされた”ライブ・アルバム Vol.2” である。(クリック拡大)
 実は、予告と異なって「美狂乱 風魔 ライブ Vol. 2」 としてリリースされた(1988年3月リリース。1993年CD化)。
 このジャケ・デザインは、ししどあきら氏の作品を使ったのだ。今、ここに1983年にCD化されたこのアルバムを手にして(又当時の雑誌”Marquee 027号”をも手にして)、当時の衝撃が今でも同じに私の心を打つ。そしてプログレの末期に過去のアルバムを発掘していた当時が懐かしいのである。
 私にとっては、このジャケット・アートは、過去の多くの素晴らしいアルバムの中でもNo1にも押せるものだ。
 このアルバム、タイトルが実は予告と変わっていた。そして収録曲も予告と異なり、カセット録音ものであるが、それとしてはかなり良好な録音である素晴らしいライブ演奏を堪能できる。ジャケそして内容とまれに見る名盤である。

Photo  (収録曲) 1982, 1983年ライブ録音
  1.都市の情景
  2.狂(パートI)
  3.ストップ・プレイキング・センス
  4.風魔
  5.インプロヴィゼーション
   (CD盤では、”ひとりごと”、”サイレント・ランニング”の2曲追加)
 アルバム・タイトル曲の”風魔”は、ライブにおける即興曲である。この次第に追い込んでいく緊張感はたまらない。これは当時まで多くのプログレ・バンドが盛んに組んだキーボードがない。それはこの緊張感を生む為のバンド構成であるとリーダーの須磨は言う。そしてこのジャケットをによって、更に不思議な世界に引っ張り込まれるのである。(美狂乱メンバー: 須磨邦雄(G), 白鳥正英(Bass), 長沢正昭(Dr), 雨宮たくま(Perc.))。
 こうしたアルバムのリリースに努力したマーキー・ムーン社の”Belle Antique”レーベルに喝采を浴びせるのである。

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