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2011年4月20日 (水)

好評のルーマー Rumer 「SEASON OF MY SOUL」

遅咲きとはいえフレッシュ感あり・・・・・

 単なるポピュラーと言うにはちょっと特異なジャンルになりそうなデビュー・アルバムが登場した。あのカーペンターズを思い起こさせるバート・バカラック推薦の英国からの新人女性ヴォーカリストのお目見えだ。

Seasonsofmy 「Rumer / SEASONS OF MY SOUL」 ATLANTIC 5052498455225 , 2011

 うたい文句は”あなたを包む、イノセントな歌声”というところだ。既に今年32歳になるルーマー Rumer (本名 Sarah Joyce) は、シンガーソングライターで、このアルバム収録11曲の殆どの曲を書いている。
 確かに中・高音部はあのカレンを一瞬想像させるところもあるが、低音部はややハスキーになる。いずれにしても確かに評判どおりの魅力を秘めた声の質であることは事実。

 オープニングの”am i forgiven”を聴くと、ポップスそのものの印象であるが、2曲目”come to me high”から、何となく陰影のある曲に変わる。3曲目はヒット曲の”slow”、この曲あたりからゆったりとそしてじっくりと心に訴えるように聴かせる。
 そしてアルバム中盤の”aretha”あたりは美しく響き、”thankful”に続いて”healer”の2曲は悲しみと幸せの裏腹の2面を聴かせているように感ずる。
 いずれにしても曲の質は、基本的にはポップスであり、しかしややソウルっぽいところもあるも静かにメロディアスに流がして聴かせるテクニックは見事。最後の”goodbye girl”は4thシングルであるが、ビック・ヒットとなっているようだ。広がり感のある唄で好感の持てる仕上がり。

1  簡単に言うとどうも彼女の自叙伝的展開にアルバムは作られている。彼女の人生を語ると多彩な事に驚かされる。そしてそうしたところからのこのアルバムの流れは展開していることが解る。
 ロンドンを活躍の場としていたわけだが、そもそも幼少期は父親の仕事からパキスタンからの人生だとか。7人兄弟姉妹の末っ子で、兄弟から音楽は学んだようだ。
 諸々人間を変えたり作り上げたりする事件はいろいろと多いが、彼女の場合、両親の離婚、真の父親は別人であったとか、更に母親の死など悲観的事実がある中での多種多彩に渡る仕事をこなしたりと、人生の道には語ることが山ほどあるようだ。
 こうしたネガティブ環境であるにもかかわらず、逆に彼女の才能が築かれそして生きて作られた曲群がこのアルバムを構成しているとみていい。

 時には、こうしたあまり普段接していない分野のアルバムを聴いてみるのも悪くはない。その中でのこのルーマーのアルバムは、彼女の30歳過ぎてのデビュー作であるが、ここまで一つの世界を作り上げてしまうと、次作はどうなってしまうのか?なんて余計なことも気になるとある人には言わせるほどの出来の良さであった。しかし遅咲きではあるが、私にとっては印象は結構フレッシュであったと思ったことを付け加えておく。

2
(花の季節 : 「しだれ桜」 = 我が家の庭から・・・・)

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コメント

こんばんは。いつもこちらでこっそり勉強させてもらっています。

試聴したんですが、Rumerさんめっちゃツボですー。急いで買ってきます!

投稿: SLEEVE | 2011年4月21日 (木) 01時46分

SLEEVEさん、コメントどうも有り難うございます。彼女はなかなか受けが良いですね。SLEEVEさんのブログも拝見させていただきまして私の想像ですが、10代の諸君よりは、SLEEVEさん位の年齢の皆さんに評価がいいのではと思うのですが・・・。^^)

投稿: 風呂井戸 | 2011年4月21日 (木) 21時19分

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