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2011年5月29日 (日)

ポーランドからの女性ジャズ・ヴォーカル:アガ・ザリヤンAga Zaryan「My Lullaby」

温かさのある本格的ジャズ・ヴォーカルを聴かせてくれるアガ・ザリアン

 あのポーランドのジャズ界は今や注目の世界。先日取り上げたマルチン・ボシレフスキのピアノ・トリオに感動して、もう一つ女性ボーカルにも焦点を当てざるを得ない。

Mylullaby 「AGA ZARYAN / MY LULLABY」 EMI Blue Note X-0949422 ,  2010

 昨年(2010年3月)発売されたアガ・ザリアンAga Zaryanの5thアルバム「Looking Walking Being」が好評であった(日本でも注目を浴びた)ことによって、彼女のデビュー・アルバムがリマスターされ発売されたものだ。このアルバムはもともとポーランドはワルシャワで2001年9月に録音、2002年にリリースされ、そしてほぼ10年後の今に我々に届いたわけだ。

 まず驚きは、これがデビュー・アルバムか?と思わせるところ。中身はジャズのエッセンスが十分に盛り込まれている。彼女のヴォーカルは実にオーソドックスでダイナミックな唱法で好感が持てる。声の質も充実していて高音部がややハスキーになるが、その点も魅力。そしてなんと言っても彼女の歌声には温かさが感じられるところは出色だ。
 このバック・バンドは・・・・
   Darek Oleszkiewwicz (double bass)
   Tomasz Szukalski (tenor Sax.)
   Michal Tokaj (piano)
   lukasz Zyta (drums)
といったBassのDarekを中心としたカルテットだ。

Agazaryanphoto2  女性ヴォーカルものは、最近の傾向としてバック・バンドは比較的前面に出ないで、歌声を支えるパターンが多いが、このアルバムはそうではない。Drumsはあまり暴れないが、Tenor Sax.、Piano そして Bass が、それぞれの曲で前面に出て演奏する。アガのヴォーカルと対等に主張して演奏するところが面白い。
 そして又録音が実に良いのだ。この音の良さもアルバムの出来をバック・アップしている。

(List)
   1. to see a world
   2. waltz for debby
   3. i've got the world on a string
   4. my lullaby
   5. you and the night and the music
   6. i put a spell on you
   7. never said(chan's song) /trust me
   8. still we dream(ugly beaty)
   9. i hear music
  10. polka dots and moonbeams

 私のお薦めは、やっぱりタイトル曲の”my lullaby”だ。スローな展開の中に味わいが濃い。サックスの演奏と競うような彼女のヴォーカルを聴くと、これは彼女の歌声が、曲を展開する楽器群の中の重要なポイントを占めている一つの音とも言える役割である。
 ジャズの楽しさは、”i've got the world on string”、”you and the night and the music”、”i hear music”の3曲だろう。全楽器の演奏が代わる代わる主役を演じて乗ってくるところはお見事である。
 ピアノとの彼女の関わりが楽しい”still we dream”とか、”to see a world”、”never said”はサックスが主張して面白い仕上げ。
 最後の”polka dots and moonbeams ”は、ベースのみのバツクに彼女の歌唱力をみせつけて静かに幕を降ろす。

 彼女は1976年生まれ(ポーランドの首都ワルシャワ)だから現在35歳ぐらい(このアルバムは10年近く前であるので当時は25、6歳というところか)。父親はクラシック・ピアニスト、母親は英語教師で作家という環境で育って、ヨーロッパ各地を広く旅しているし、小学校はイギリスのマンチェスターだという。両親の音楽環境はポップ・ミュージックにも接していて彼女に多大な影響をもたらしたであろう。10代に再びポーランドに戻っている。
 そして音楽学歴もきちんとしているし、2008年にはポーランドの権威ある賞の「フレデリック・ショパン・アワード」受賞。なにせポーランドというとショパンの国、多分推測ではあるが、音楽の歴史的伝統はしっかりしたものがあると思われる。そんな国からのジャズの贈り物を紹介した。

Photo
(花の季節 : 「エゴノキ」  = 我が家の庭から・・・)

 

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2011年5月23日 (月)

気持ちを整理してくれる音楽=マルチン・ボシレフスキ・トリオMarcin Wasilewski Trio:「Faithful」

ポーランドの民主化の申し子からの心休まる永遠の贈り物

 何年か前に、ポーランドという社会機構にしても音楽にしても歴史的に重要な国からの印象深いジャズ・ピアノ・トリオのアルバムを買って聴いたことがあった。それは 「TRIO」 (後に紹介)というもので、演奏はマルチン・ボシレフスキを代表とした simple acoustic trio といい、静かな中に不思議に引き込んでゆく魅力あるアルバムだった。そして最近彼らのニュー・アルバムがあることを知って入手し、既にもう数週間聴いている代物がある。

Faithful 「Marcin Wasilewski Trio / Faithful」 ECM Records ECM-2208 , Recorded August 2010 , 2011

 このマルチン・ボシレフスキ・トリオは、ポーランドで驚いたことに10歳代に結成されたメンバーで、現在まだ30歳代であるが、18年も続いているジャズ・トリオである。
 名門ECMに移籍したことによって我々の前に姿を現したと言っていいところで、その3作目がこのアルバム。
 ポーランドは、誰もが知っている歴史的に非常な不幸を乗り切ってきた国であることが、現在においてどう生かされ、又国民に何が現在育っているのか、あらためて知りたいところであるが、日本においてそれほど情報は多くない。私が取り上げるのは、アンジェイ・ワイダ監督の映画作品(このブログのテーマである「灰とダイアモンド」もその重要な1つ)からのイメージから全てをみていくところに偏って(?)ゆくのであるが、こうしたジャズ・ミュージックが聴かれることは極めて興味深いのである。

 いずれにしても、第2次世界大戦の最中は、ナチス・ドイツとソ連により分割され、戦後はソ連の支配下(1952年人民共和国)といっていい東欧社会を経て、ようやくソ連の崩壊により、1989年になって民主化が行われ、ポーランド共和国となった国である。多分文化活動やそして音楽の分野の革命も大きかったことが推測される。

Mwtrio さて、このアルバムに話は戻そう。
(Members)
   Marcin Wasilewski (p)
   Slawomir Kurliewicz (b)
   Michal Miskiewicz (d)
のトリオ編成で、先に書いたとおり18年の歴史を刻んでいるという硬い契りのトリオだ。つまり感受性豊かな10代に民主化が起こり、そうした中で結成された民主化の申し子のようなバンド。

(List)
   1. an den kleinen radioapparat
   2. night traim to you*
   3. faithful
   4. mosaic*
   5. ballad of the sad young men
   6. oz guizos
   7. song for swirek*
   8. woke up in the desert*
   9. big foot
  10. lugano lake*
         (*印オリジナル)

 このトリオの作品の評価となると、私のような素人には極めて難しい。しかし感ずる世界があるかと言えば、そのあたりは十分にあると答えられる。
 オープニング曲はドイツはユダヤ系のEislerの曲。静かなピアノに、細かい一つ一つの音を大切に演奏して響かせるシンバルとベースのリズムの刻み。既に一曲目で気持ちがぐっ~~と安らかに定まってくる。2曲目にマルチンのオリジナル曲がアップ・テンポに展開。しかし荒々しさはなく説得力がある。トリオのかみ合わせも見事な彼らの技能発揮そのものの曲。3曲目はタイトル曲、なるほどこれぞこのアルバムの世界観。5曲目にはピアノが語る美しいメロディーが流れるスタンダード曲の”ballad of the sad young men”。
 後半の6曲目はブラジルのパスコアールの曲という”oz guizos”、その意味は分からないが彼らの醸し出す人生の裏の派手さのない真実に迫るムードには私は完全に没入する。7、8とマルチンのオリジナルが続くが、品のあるセンスが感じ取れるし、次第に盛り上げていく様と最後の締めの安定感と美しさに感動。9曲目は珍しい活動的前進的な曲造り。最後のオリジナル曲”lugano lake”は、人生と自然の美しさを感じさせてくれる。

 しかし、こうした演奏が手に取るような音で聴けるところは、ECMに感謝しつつ幸せの極地でもある。

Trio 「simple acoustic trio (Marcin wasilewski)/ TRIO」 ECM Records  ECM-1891 9820632 ,  2005

 先にも触れた私がこのトリオに出会った最初のアルバム。当時ポーランド産と聞いただけで真摯に聴き入ったもの。ECM移籍の第1作である。
 そしてその美しくもやや哀愁がある演奏と、そして又心を整理してくれるような世界への導きに感謝したアルバムである。
 是非とも、今回の新作「Faithful」と共に愛聴盤にしてほしい私からの提案である。

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2011年5月18日 (水)

オリジナルを聴かせるジャズ・ヴォーカルのシーネ・エイSinne Eeg / アルバム「Don't Be So Blue」

デンマークからの歌声はそれなりに説得力があった。

Dontbesoblue 「SINNE EEG / DON'T BE SO BLUE」 Red Dot Music RDM-010 , 2010

 全10曲の収録、シーネ・エイ自身のオリジナル曲が中心(7曲)で、シング・ソングライターの面目躍如のアルバム。彼女はデンマークのジャズ・ヴォーカリスト。特に詳しい情報は持っていないが、雑誌「ジャズ批評」では昨年の”ジャズ・オーディオ・ディスク大賞2010”で、銅賞を与えている。
 
 今回のこのアルバムは彼女の5作目になるようだが、1stアルバムは彼女の名を冠したもので「Sinne Eeg」Cope Records)であり、2003年にリリースしている。従ってそれなりのキャリアは積んでの今作だ。特に2007年の2ndアルバム「Wating for Dawn」はデンマークの音楽賞の”ヴォーカル・ジャズ・アルバム・オブ・ジ・イヤー”を獲得しているという。

(members)
   Sinne Eeg (vo)
   Jacob Christoffersen (p)
   Morten Toftgard (b)
   Morten Lund (ds)
   Jesper Riis (tp on M-7)

 バンドはピアノ・トリオである。特にヤコブ・クリストファーセンのピアノが快感の演奏を展開して、見事にそれぞれの曲を引き立てている。彼女はこのアルバムではヴォーカルのみであるが、これだけの作曲をするにつけてはピアノの技能もあろうかと推測するところだ。さて現実はどうなのか?。

(List)
   1. don't be so blue*
   2. Highway one*
   3. the writing on the wall*
   4. last ride*
   5. goodbye
   6. down on west fuxing lu*
   7. the sound of music
   8. the streets of berlin*
   9. my favorite things
  10. time to go*
         (*印オリジナル)

Sinneeeg2  1st曲は彼女オリジナルのアルバム・タイトル曲である”Don't be so blue”だ。スタートさせるやいなや前作から飛躍的に進歩した好録音の澄んだピアノの音が飛び込んでくる。そしてこの曲は、ぐっと引き込むゆったりした歌い込みの彼女のヴォーカルで説得力ある曲に仕上がっている。
 一方このアルバムでは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」からの2曲が盛り込まれているが、特に9曲目の”my favorite things”はバンドの演奏と彼女の熱唱が新解釈のアレンジを見せて内容のレベルは高い。しかし、どうもこのアルバムのムードから一歩浮いている感じで違和感がある。
 私のお薦めは、5曲目のGordon Jenkinsの曲”goodbye”だ。これはピアノとベースのからみも美しくこのアルバムでも出色。
 又彼女のオリジナルの6曲目の”down on west fuxing lu”は、ベースとドラムスの刻むリズムカルな展開が良い。そこに彼女の唄が乗って楽しい。
 8曲目の彼女の曲”the streets of Berlin”は、静かにして繊細な音を構築しているピアノの美しい音に、私の独断的印象だが、異国の存在を感傷的に捉えているムードで、彼女にこうした世界があるのかと納得して聴き入ってしまう。この曲によってこのアルバムの印象を作り上げていると言っても過言でない。
 いずれにしても好感のもてるアルバムということで、お勧めである。そして今後も注目してみたいところ。
 
Remembering_you  さて、私がこのアルバムに到達することになった所以は、友人から左の前作の「Remembering You」 (Red dot music , 2010 )を聴かせてもらった事による。
 このアルバムは好評のアルバムで、特に彼女の比較的素直な技巧に頼らないヴォーカルに私も好感を持った。そしてどちらかというとバラード系が出色で、そのあたりは私好みの世界であるからだ。
 
 とにかく、彼女の歌声は比較的角のないそしてクセのないタイプ。そして声の質も若干ハスキーな中低音部もあるが、高音部はオーソドックスだ。ある意味ではそれが良いことにもなるが、場合によっては単調になることにもなる。しかし、ソングライターの能力も秀でているようだし、そんな意味ではこれからも曲も歌唱も魅力を増してくれそうでもある。期待してゆきたい。

Photo_2
(花の季節 : 「薔薇」 = 我が家の庭から・・・・ )
 

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2011年5月15日 (日)

「ロジャー・ウォーターズTHE WALL LIVE」にデヴィッド・ギルモア、ニック・メイスン登場=ピンク・フロイドPINK FLOYD Reunion?

ロジャー・ウォーターズ・ザ・ウォール・ライブで、ピンク・フロイド再現

遂に実現した「Roger Waters THE WALL Live」の”comfortably Numb”にギルモアの参加。
そして、最後の”Outside The Wall”には、ニック・メイスンもロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアと共に壇上にて唄った。
この5月12日、ロンドン最大のホール”O2アリーナ”にて実現したピンク・フロイドの再現だ。
”Pink Floyd REUNION” と言っても、これは儀礼的なもの。今や音楽性が全く異なっている彼らが、しかも経済的にも成り立っている現在、共同作業によるピンク・フロイド・ニュー・アルバムへの線は殆どないといっていいと思うところ。

http://www.roger-waters.com/ 参照

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2011年5月14日 (土)

冷静に読めるか?広瀬隆著「福島原発メルトダウン」(朝日新書)

”津波に暴かれた人災”を訴える

Photo 朝日新書「広瀬隆著 / FUKUSHIMA福島原発メルトダウン」朝日新聞出版 2011.5.30第1刷発行

 あの3.11東日本大震災から2ヶ月経過した。日本人の忍耐力が今復興に一歩一歩進んではいるが、そこに立ちはだかる最大の問題は、あの福島第一原発の事故である。戦後の復興に甘んじていた日本において今最大の危機といっても過言でない。

 著書「東京に原発を!」で話題になった広瀬隆氏の最も新しい著書がこれだ。「東京に原発を!」は、原子力発電をテーマに逆説を展開した問題の書。政府も電力会社もそんなに原発が必要かつ安全というなら大電力消費地である東京の、西口公園に原発を誘致しようと提案する皮肉を述べながらの警告の書。
 その後も私は全てを読んでいるわけではないが、広瀬氏は「危険な話」「原子炉時限爆弾」などの書があり、原子力の危険を訴えてきた人だ。
 遂に起きてしまった今回の原発事故、それは彼にとっては何ら不思議なことでないと力説する。

Photo_2 この書「福島原発メルトダウン」は、左のような内容だ(クリック拡大)。
 ”序章”では、大震災と原発事故は、同じ地震によって起こった一連の出来事のように見えて、しかしはっきりと異なる二つの現象で、これを峻別しなければなりません。その根本にあるものがまつたく違うからです。・・・地震や津波そのものによる天災は避けられないということを私たちは納得できなくても、受け入れるしかありません。これは日本列島に住み着いた日本人の「宿命」といえます。しかし、福島第一原発の大事故は、天災でも宿命でもありません。この悲惨な出来事は、悪意によって引き起こされた人災です。人知のおよばない自然災害に比べれば、はるかに容易にに予測でき、この大きな危機をあらかじめ回避できた出来事なのです。と、訴えることから始まる。つまり、原発事故とそれに伴って起こっている災害は人災であること、そしてこれからも起こりうる同様の事故を回避すべくこの書をあらためて書いたことを述べている。
 
Photo_3  第一部は、東京電力、政府、保安院・原子力安全委員会、原子力関係の学者を含む専門家の怠慢を、原発事故の内容分析をしながら指摘している。
 第二部は、巨大地震の激動期に入った日本においての「第二、第三の福島」を回避すべく各地の原発の実情を訴える。又放射能の危険性に医学的分析も含めて警鐘をならす。
 終章は、電力エネルギーの今後の対策への提言
 広瀬氏の今回のこの書はこんな内容になっている。


 さて、話の展開はがらっと変わるが、実は私がこのブログでも過去に紹介してきた「硫黄島の砂」とか「赤い河」という映画があるが、これの主演はアメリカの最もタカ派といわれるジョン・ウェインである。彼は肺ガンで何度かの手術を受けながら、ガンを克服したかにみえたが、1979年6月11日ガンの為この世を去った。
 そのジョン・ウェインの死に疑問を持ったこの広瀬隆氏は、1982年に・・・・・・・・・・
「ジョン・ウェインはなぜ死んだか」(文芸春秋社)という書を書いている。

Photo_4 この本(左)は、映画盛んなりし1950年代のハリウッド・スターを総なめにして、それぞれの映画活動を整理し、そして最後の死に至らしめた疾病を調べ上げての一つの結論へ導いた労作であると同時に、やはり警鐘の書である。
 
 もちろん主たるテーマはジョン・ウェインであるが、彼が肺ガンであることが判明したのは1964年。あの痛快西部劇「リオ・ブラボー」の公開5年後である。
 そしてこの書では、特に注目しているのは1956年公開の映画「THE CONQUEROR 征服者」だ。この映画は当時私は娯楽ものとして観たのを覚えているが、蒙古人のジンギス・カンの物語で、痛快活劇映画といったぶるいのもの。
 この映画の撮影はハリウッドから東へのユタ州にて、砂漠の中で1954年に行われた。熱風の吹き荒れる中ロケーションは敢行され、それはまさに地に火がはいったような地獄の暑さと、大砂塵が舞い上がる中での重労働であったようだ。制作はあの有名なハワード・ヒューズで、当時で20億円もかけての大作であった。
Photo_5  そしてこの映画は砂漠の中で壮烈な死闘をくり広げるシーンが目玉で、役者たちは馬から転げ落ち、砂ぼこりを胸深く吸い込み、全身ドロまみれにならなければ監督からOKがもらえなかった。当然主演のジョン・ウェインも同じであったし、監督、映画製作スタッフも同様に砂まみれになって格闘したという。
 さて、そのユタ州の砂漠とは・・・、当時この隣のネバダ州では頻繁に核実験が行われており、その死の灰が実は砂に堆積していたことが後に証明されたのである。

 ジョン・ウェインが肺ガンを発見されたのは、それから10年後。そして監督のディック・バウェルも1960年胸と首のリンパ腺にガンが見つかった。又ジョン・ウェインの相手役の人気女優スーザン・ヘイワードは、1971年体の数カ所のガンがみつかり、1974年に亡くなった。
 こうして、ユタ州撮影隊には不吉な噂も語られるようになったようだが、事実近郊の街でも白血病の発病が異常に多い事実も浮かび挙がった。
 こうした事実をこの著者広瀬隆は問題として取り上げたのである。死の灰も、かなりの量がジョン・ウェインの場合も肺に沈着したことは否定できない。彼の肺ガンとの因果関係は神のみぞ知るということであるかも知れないが、こうした事実をみるにつけ、放射能汚染の未知なる怖さを訴えているのだ。

 今回の福島第一原発事故においても、こうした問題にも真剣に対応することが必要であろう事は言うまでもない。そして第二第三の福島原発事故を未然に防がねばならないことは、今こうしている我々の任務であることを知るべきである。今何を成すべきか・・・・・。
 

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2011年5月12日 (木)

円熟のマリリオンMarillion の姿を映像で:DVD 「Live from Cadogan Hall」

アコースティック・バージョン・ライブにみるマリリオンの究極の姿

Livefromcadoganhall  DVD 「marillion / Live from Cadogan Hall」 ear music ROCKET RECORDS EV303479 ,  2011

 一昨年、マリリオンはアコースティック・バージョンのアルバム「Less is  More」をリリースした。それは彼らのプログレ感覚をベースにしてのポンプ・ロックに固執して頑張ってきた一つの結果であったと思う。つまり彼らの究極に近い姿をスタジオ録音盤で披露してくれたわけだ。
 そしてその後の活動についてはメジャー・レーベルとの契約もないため、我々には特別のニュースもないわけだが、今年になって、あの時のアコースティックな演奏の彼らの円熟の姿のライブ映像盤が届いた(実際にはアコースティツクといっても多種多様な楽器を用いての演奏で、エレクトリック楽器も使われる)。

 これは英国はロンドンのCadogan Hallでの”Less is Moreツアー”の最終日(2009年12月7日)の録画である(DVD2枚組127分)。なかなかアコースティック演奏には手頃の大きさのホールで、録音も良くDTSサラウンドで聴ける。このホールは1901年に立てられた英国バロック様式の塔のある建物で、もともとは教会であり、現在はクラシックなどの演奏ホールとして使われているらしい。

Marillionmembers  このホールにメンバーの5人(Steve Hogarth: Vo.,Key.その他、 Steve Rothery: Guit.、 Mark Kelly: Keyb.、 Pete Trewavas: Bass、  Ian Mosley: Drum.)が、ゆったりと落ち着いて楽器を前にして椅子に座って演奏する姿は、いかにも百戦錬磨の味がある。又いかにも楽しんで演奏しているかの雰囲気が伝わってくる。実は私は彼らのこの姿に諸々の事情を鑑みて、なんかほっとした気分になっているのである。

Livelist  収録曲は、かって紹介したアルバム「Less is More」の11曲全曲がDisc1で、更に10曲(Disc2)の21曲である(左参照:クリック拡大)。主なるところは、1980年代末のスティーヴ・ホガースの加入後の彼らの過去のアルバムから選ばれた曲をアコースティックな演奏での焼き直している。
 しかし焼き直しと言っても、その出来が実に説得力があって素晴らしい(このブログの2009.10.19”マリリオンMarillion :プログレの一世界の新譜「Less is More」”参照http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/marillion-less-.html)。それぞれの曲が別の感覚で聴けるところが単なる焼き直しでないことを示しているのだ。そしてここまで繊細な音空間を築き上げていることは、彼らの演奏と歌が、ポンプ・ロックから更に円熟したものへ発展していることが知らされる。この映像盤にみる演奏の姿を見るにつけ更にひしひしとその事実を感じ取ることが出来るのだ。

Marillionhogarth ホガースのヴォーカルは、このアコースティック版になって、一層その歌い回しの微妙なテクニックが冴えているし、特に叙情的とも表現される因子が増大している。
 最近の彼らの活動についてはあまり情報がないが、このタイプの新曲盤も欲しいと思うのは私だけではないと思う。このロックから超越した姿は、アルバム「Less is More」リリース後の一年半ぶりの今に、この映像が登場した裏には、更なる何かの事情があるのか?と、どちらかというと期待的感覚でこのDVDを堪能しているわけである。
 
 プログレシブ・ロック崩壊後、その穴の開いた空間を埋めてくれたマリリオン。彼らがテビューして30年、ホガース加入から20年少々という現在、新しい展開があることを期待するのであるが・・・・・。


 

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2011年5月 9日 (月)

ハンガリーからの女性ジャズ・ヴォーカル : ニコレッタ・セーケNikoletta Szöke / 3rd「Shape of My Heart」

ピアノ・トリオが描く世界に女性ヴォーカル(ニコレッタ・セーケNikoletta Szöke)が乗る

Shapeofmyheart 「ニコレッタ・セーケNikoletta Szöke / Shape of My Heart」 ATELIER SAWANO AS-107,  2011

 見たとおりの最近では一押しの非常に魅力的なスリーブ・デザイン(左)で、しかもジャズ界では話題の”澤野工房”からのリリースで、何となく聴きたくなって買ってしまったアルバム。
 これはハンガリーの女性ジャズ・ヴォーカリストのニコレッタ・セーケの3rdアルバム(自主製作盤を入れると4thアルバムとなる)だ。まだまだ新進気鋭の彼女、多分1983年生まれということで、今年27歳前後と思われる。

Ptrionikoletta  バック・バンドはピアノ・トリオで、評判のロバート・ラカトシュRobert Lakatos のピアノにJo'zsef Horva'th(bass)、 Andra's Monhy(drums)の構成である。

 録音は2010年8月ハンガリーで行われており、このアルバムには12曲が収録されている。そしてその内彼女の名がクレジットされているオリジナル曲が5曲あり、残るはスティング、スティーヴィー・ワンダー、ジョージ・マイケルなどのヒット曲である。
 こんなことから、彼女はシング・ソングライターのタイプであるようだ。しかし1stアルバムの「SONG FOR YOU」では13曲全てスタンダード曲で、2ndアルバム「MY SONG」もほとんどがスタンダート曲であったことより、このアルバムが最も彼女らしいアルバムとなったと言える。

   (List)
   1. Autumn witch with words*
   2. In walked bud
   3. Shape of my heart
   4. Another place*
   5. For sue-allemnde*
   6. Lately
   7. Jesus to a child
   8. Love all the hurt away
   9. You've chaged
  10. I could*
  11. Zingaro-Retrato em branco e preto
  12. The old park*
           (*印 オリジナル曲)

Szokenikolettaes さて、その曲と唄の出来であるが、第1曲は”Autumn Witch with Words”というオリジナル曲でスタートする。クリアーに録音されたピアノの音が飛び込んでくる。そして彼女のヴォーカルが始まるが、おやおやいやに線が細い。高音部は澄んだ唄声であるがやはりその線の細さは否めない。そして旋律も耳慣れない曲が展開し、その為か彼女の低音部は如何にも素人っぽい。
 もう少し聴いてゆくと、なるほどピアノ・トリオの演奏がなかなか魅力的だ。ラカトシュの細やかな演奏は心に響いてくる。そしてむしろトリオの演奏に合わせ、支えるが如く彼女のヴォーカルが入る。3曲目にアルバム・タイトルのスティングの曲”Shape of my heart”が登場。ピアノをバックに彼女の比較的控えめの歌から始まるが、後半になってどちらかというと彼女はようやくしっかりと歌い上げるが、やはりピアノの音が素晴らしい。
 第5曲”For Sue-Allemande”はオリジナル曲であるが、実に美しい曲。彼女も心ゆくまで歌っていると言ってよいだろう。相変わらずピアノ・トリオが生きていて私にとっては納得もの、一つのハイライト。
 しかし、一方ヒット曲のカヴァーもかなり変わって聴くことになる。彼女の一聴比較的単調なヴォーカルが、よく聴くと音程が狂ったかと思わせるような微妙な変化を示している。このあたりが他にない異様さがあって、又舌足らずの発音も印象に残る。 
 9曲目”You've changed”は、3分少々の短い曲だが、彼女のジャズ・ヴォーカルとピアノの音がしっとりとして、バランスもよく、ここにきてこのアルバムの良さを感ずるところだ。
 10曲目”I could”はオリジナル曲。やはり彼女の歌は一種独特の旋律で異様感があるが、リズムカルなピアノでほっとするところだ。
 11曲目”Zingaro”は、このセーケの究極の曲なのかも知れない。このアルバムの中では最も長い7分20秒の曲で、彼女の静かな歌い回しに、ラカトシュのピアノが語り聴かせどちらかというと異空間の夜のムード。これは頂ける。私は好きだ。

 いやに延々と曲の感想を書いたが、結論的にはこのアルバムはピアノ・トリオにセーケのどちらかと言うと未熟感が産むところの哀愁のあるヴォーカルで色づけしたというタイプ。そして彼女のヴォーカルは線が細い分、トリオ演奏には微妙にマッチしているところが味噌。これは面白い変わった女性ヴォーカル・アルバムに遭遇したものだ。

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(花の季節 : 「石楠花(シャクナゲ)」 = 我が家の庭から・・・・・)


 

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2011年5月 8日 (日)

リーヴズ・アイズLeaves'Eyes :ニュー・アルバム「meredead」

  健在なりノールウェイ・ドイツ混成のバンドの4thアルバム

 いわゆるゴシック・メタルが基調にあるも、ノールウェイのフォーク的因子があったり、ケルト的ニュアンスが持ち味のシンフォニック・メタル・バンドのリーブス・アイズの新アルバムの登場だ。

Le_meredead_b 「Leaves'Eyes / MEREDEAD」 Napalm Records NDR375 , 2011

 このバンドに初めて接したのは2005年の2ndアルバム「VINLAND SAGA」以来なんだが、それなりに今日まで適当に聴きき続けていたというところ。それもやはりフインランドのNIGHTWISH やオランダの WITHIN TEMPTATION の魅力には、わたしにとっては到達していなかったからだ。
 しかし無視するでもなかったのは、このバンドのメロディーやサウンドに、どこかヨーロッパでも、若干我々にあまりなじみのないムードが何処彼処に現れるところだ。どうもそれが女性リード・ヴォーカルであるリヴ・クリステインの祖国ノールウェイの世界からよってくるところと思われる。そこになんとなく無視出来ない魅力が襲ってくるのだ。
 彼女はノールウェイ出身であるが、このバンドの母体はドイツのATROCITYで、彼女の合流によって結成されている。そして私が初めて接した2ndアルバム「VINLAND SAGA」というのはノールウェイの史実に基づいた話をテーマにしていたコンセプト・アルバムというものだった。

Leavesmembers1_2  とにかくなんと言っても、このバンドの主力はリヴ・クリスティンのソプラノ・ヴォーカルがあるわけで、例に漏れず近年流行の女性ヴォーカリストを立ててのゴシック・メタルのヘヴィ・メタル・バンドの形から出発している。又時にドイツの彼女の夫のアレクサンダー・クルルのデス・ヴォイスも登場するも、それほど占める役割も多くなくあまり気にならない(私はどうもデス・ヴォイスには馴染まない)。
 その他、バンド・メンバーはツイン・ギターとベース、ドラムスという構成。まあ、メンパー交代はあるもののクリスティンとクルルの夫婦にギターのトーテン・バウアーも2003年のこのバンド結成以来変わらずに健闘している。

220pxliv_kristine そしてこのニュー・アルバムは、私が手に入れたのはDVDとカップリングされた盤で、映像では前作のNjordの演奏などのライブの様子も見れる。
 
 さて、このニュー・アルバムは冒頭の曲”Spirits'Masquerade”は、なかなかシンフォニック・メタルの世界に合唱隊が入り、ゆったりとた民族的サウンドとクリスティンの歌が入って、オープニングに適した発展的感覚を植え付ける。続く”Etain”、”Sigrlinn”は、彼女のヴォーカルを中心に早いテンポで流れるが、このあたりはヘヴィー・メタル・バンドの疾走感がいい。”Nysstev”、”Krakevisa”という曲では、ノールウェイを我々に語っているようで、他に見ない彼らの作品の特徴でもある。
 アルバム・タイトル曲の”Meredead”は6番目に登場するが、彼女のヴォーカルが生きてバックのリズム感覚もアコーステック・ギターとエレクトリック全楽器の合奏との対比がうまく、更に混声合唱で面白く仕上げている異色曲。

 こうしたこのリーヴズ・アイズというのは、これからも何となく無視できないで聴いていくことになるであろうバンドである。それは他にない独特の彼女の祖国を感じさせてくれる曲と同時に、それをこうしたメタル・バンドに加味したところに一つの価値を私は感ずるからである。今回のアルバムもそうしたトラディッショナルでケルティックな特徴はしっかりと維持しているところに好感が持てる。歌詞にも英語のみにとらわれず、ノールウェー語を使用しているところに一つの精神を感ずる。一口にゴシック・ヘヴィー・メタルとは言うが、そんなところにこのバンドの他にない特徴があって、まだまだ発展させてくれそうで楽しみなのである。

余談:情報によると、現在あのNIGHTWISHの前ヴォーカリストのTaja Turunen とツアーに出ている模様。これは面白い。

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(花の季節  : 「くれはもくれん」 = 我が家の庭から・・・・)

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2011年5月 5日 (木)

サンタナ SANTANA (8) : 原点回帰「SANTANA / THE WOODSTOCK EXPERIENCE」

ウッドストック1969年の花

Woodstockexpphoto  サンタナについては、当ブログで何回とその衝撃デビュー前の実態に焦点を当ててきたが(① 2010.1.30 ”サンタナの衝撃(2)”、② 2011.4.23 ”初期サンタナ「on the road to woodstock」”など参照)、やはり彼らの実質的デビューであったのは、ウッドストック69でありそれを語らずには始まらない。
 1966年頃のサンタナ・ブルース・バンド結成して以降、諸々の活動を経て1967年にはサンタナとなり、実質彼らのバンドはメンバーチェンジを重ねながらウッドストック時に固まった。
 ウッドストック69の音源や映像はDVD「Woodstock 愛と平和の音楽の3日間」、CD「1st 記念盤」などで、”saver”、”soul sacrifice”、”fried neckbones” が視聴出来たが、ウッドストック開催40周年記念盤として2009年にジェファーソン・エアプレインやジャニス・ジョプリンなど5組のバンドの未発表音源が出されていて、その中にサンタナがある。あらためてここに紹介だ。

Woodstockexp 「SANTANA / THE WOODSTOCK EXPERIENCE」-recorded live at the woodstock music & art fair, saturday, august 16, 1969-    Columbia/Legacy 88697/48242 2 , 2009

 サンタナは時代と共に変化しそれなりのロック・ワールドを築いてきたわけであるが、実質デビューはこのウッドストックであり、R&B、ラテン、メキシカン、アフロキューバンそしてブルース、ジャズを混成したラテン・ロックと表現された新ロックを展開したことで一躍話題になった。このウッドストック・デビューはあまりにも衝撃的で、今でも多くのものが当時のサンタナをこよなく愛されいるといっても過言でない。
1stmembers  この時のメンバーはグレック・ローリー(key,vo)、デイブ・ブラウン(b)マイケル・シュリーヴ(d)ホセ・チェピート・アリアス(tim)マイケル・カラベロ(cong)そしてカルロス・サンタナ(g, vo)の6人(このメンバーは3rdアルバムまで続く)。
 このメンバーはそれぞれが別の異なった得意分野を持っていて、例えばカルロスはブルースの世界に傾倒し、グレッグはジミー・スミスなど、又マイケル・カラベロはジミ・ヘンドリックス、マイケル・シュリーヴはマイルス・デイビスに入れ込んでおり、更にチェピートはアフリカン・ミュージックと多彩なパターン持ったバンド構成であった。そして各人が刺激し合いながら曲を作り演奏した結果がサンタナであったという。

Woodstockexplist このアルバムでは、過去に未発表であったものを含めてウッドストック69ライブの8曲が聴ける(左、クリック拡大)。
 最初のヒット曲”Evil Ways”始め、あのステージにおけるパフォーマンスに観衆は酔った。
 そもそもこのウッドストックに彼らを売り込んだのはビル・グラハムであり、彼の思惑どおり衝撃的な一事件であった。もともとヴォーカル曲をやる気がなかった彼らに一般にアッピールするには歌が必要としてやらせたのも彼だった。それがこの”Evil Ways”の曲にあらわれているのだ。
 この時、後に常に演奏されるようになった”Jingo”や”Soul Sacrifice”も演奏されている。特に”Soul Sacrifice”には、聴衆も熱狂的になった。カルロス・サンタナのギターとグレッグ・グローリーのキー・ボードのコンビネイションも見事であるが、それに加えて印象深かったのはマイケル・シュリーヴのドラムスである。ドラムとパーカッションの響き渡るリズム隊の演奏にオルガンとギターのインター・プレイは荒々しい中に官能的であって、その新鮮さに驚きが隠せなかった。

 こうしてサンタナのデビューは見事だった。そしてその音源がこうした形で我々にも届いている。このアルバムは当時リリースされた1stとカップリングされて記念盤として出されたものだ。
 現在は既に40年以上も経過していると言うことが不思議なくらいにこの当時のサンタナは我々の脳裏に鮮明に残っているのだ。その後ジャズ的世界が見え隠れしたり宗教的世界に救いを求めて行くカルロスの姿など波瀾万丈なロックを絶やさず築いてきたサンタナであるが、そうであるからこそ尚更デビュー当時の衝撃は貴重な歴史である。

 こうしたwoodstock69を語るときに忘れてはならないのは、その時代的背景である。反体制活動と若者の意識改革、そしてヒッピー文化、フラワー・パワーなどの若者文化。一方アンダー・グラウンド的なサイケデリックな感覚の流行。アフリカン・アメリカンの公民権活動と反差別闘争、ブラック・パワー・ムーブメント。それに加えてベトナム反戦運動と個人の尊重感覚。諸々が若い世代で燃えていた時代である。その時代背景下のウッドストックの意味づけを知らないと、当時のロックの世界は理解されない。サンタナが衝撃を与えたのはその中での一事件なのである。

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2011年5月 2日 (月)

ロジャー・ウォーターズ Roger Waters の BOX SET

さてさて、発売はどうなるか・・・・・・・・・??

Rgboxset 「Roger Waters The Album Collection ( BOX SET )」
       CD+DVD  7枚組

 少々発売が遅れているようですが・・・・・・










Rgboxset2

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