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2011年7月17日 (日)

新時代のレディー・ガガ LADY GAGA / 「BORN THIS WAY」

レディー・ガガ様のお通りだ!(固定概念の打破?)

 どうも最近の世間は何となく重苦しい。3.11以来ほんとうに明るい気持ちになっていないのが日本だと思う。その元凶は日本政府の政治のなさにもよるのだろうか?。スポーツでは、国民の愛する相撲界に関してもあの為体(ていたらく)であり、更にプロ野球もいまいち盛り上がりがない。ここに来て唯一日本に心を躍らせてくれているのは女子サッカーの”なでしこジャパン”ぐらいのところでは。

Gaga_3  もう一つは何か新しい時代を感じさせてくれたのは、レディー・ガガの訪日による話題くらいが最近のところだ。私は音楽を愛する人間としてレディー・ガガを知らないわけではないが、実は興味もなかった。そして当然アルバムも聴いてない。ところが来日の様子や長寿番組「徹子の部屋」の彼女をみたり、今回の大震災に義援金を億単位でおいていったりと注目は確かに浴びていた。ところがそれに、なんかいつの間にか日本のご意見番の如く扱われていた和田あき子が、ここにきてレディー・ガガにいちゃもんを付けたようで、一大パッシングを受けている。どうも何の実力もないものが調子に乗るとこの有様だ。
 それやこれやで、取り敢えず今の時代の一現象として放っておくのもなんだから、物好きの私としては、なんとなくレディー・ガガを少々捉えてみたくなったというところなのである。それにはアルバムを聴いてみるのが手っ取り早い。



Bornthisway 「LADY GAGA / BORN THIS WAY」 STREAMLINE Records  0602527718385 , 2011

 しかし、強烈なジャケ・アート。そしてズラッと15曲が並んでいる。そして全ての曲は彼女の手によるものだ。既にシングル・リリースされている”born this way”がアルバム・タイトルになっていて、2曲目に登場する。
 さて、とにかく初見参の私にとっては恐る恐るの第1曲”marry the night”が始まった。おや構えていた私にとっては意外に聴きやすい。そしてダンス・ミュージックに変わってゆく手法をとっている。基本的にこれはテクノ・エレクトリック・ポップ・ミュージックといったところか?。いずれにしたもタイトル曲と”Judas”あたりが話題性が高そうだが、彼女の唄もきつく迫ってくるのでなく、やや引っ込んで歌い込んでくる造りだ。
 このアルバムは彼女の3作目だが、1stや2ndは私は聴いてないので解らないが、もっと華やかで明快さが売り物であったようで、今作にはファンの反応はどうも2っに分かれているようだ。それでも私にとってはこのアルバは、一貫してロック色のあるプログラミング・ドラムスのリズムで疾走している曲の繋がりに聴けるだが。このアルバムは重厚になって、やや暗い面や宗教性がちらついて、ちょっとガッカリ組と、一方その反対に、彼女のアッピールは頂点に達してそれを基盤に彼女自身の姿をそのまま見せてきた傑作と感じ取っている組とがあるという。
 
 どうも歌詞の理解が難しいが、メッセージ性は十分感じられる。彼女の言葉では、”このアルバムには、母親から教えられたことがそのまま歌詞になっている”といい、母親の人生に於けるサジェスチョンを大切にしているようだ。つまり挫折しかかった時も”私の中には、特別なわたしだけのものがある”と教えられて勇気づけられたという。又、父親には多く期待を裏切ってきたので”父親に対して喜んでもらえるような思いでやっている”とも語っている。

 プロモーション・ビデオ集のタイプのDVDもリリースされているようで、それによって更に彼女の音楽との取り組みの姿が見えてくるのかも知れない(ただしこのDVDは、それぞれの曲のさわりだけを並べたもののようで、私は曲を中途半端に聴かせるものは好まないので目下視聴していない)。この世界は、私は講釈が言える知識がないので印象のみを一言で言ってみると、最終的には”結構聴かせるポップ・アルバム”で、その人気の原点が少々見えたのであった。

Gaga1_2  さて、レディー・ガガはファッションでもその奇抜さと+αで注目を浴びているが、もともと昔のグラム・ロックのデヴィット・ボウイからクイーンのようなタイプに憧れていたと言うからうなずけないこともない。
 音楽やファッションについては、「固定観念を翻すことを大事にしている」と説明しているようだ。
 彼女の生い立ちなどみてみると、本名は、ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタといい、1986年実業家のもとニューヨーク州ヨンカーズに生まれて25歳。ニューヨーク大学芸術学部に17歳で入学し音楽を学んでいる。
 シンディ・ローパー、マイケル・ジャクソン、カイリー・ミノーグ、マドンナなどに関心をもって自己の音楽を開いたらしい。現在の人気度からも音楽、ファッション、諸々のパフォーマンスは若いものの関心を集めるに十分な才能があるのだろう。
 更に今回の来日もそれと関係があるようだが、彼女は社会貢献活動に熱心である。いくつかの慈善団体に関与し、寄付活動も盛んとか。更に天災の被害者救援やエイズ感染者救助にも多大な貢献をしているという。

 新時代の一つの流れに関心を持って、このレディ・ガガにスポットを当ててみた。
 

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