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2011年7月 5日 (火)

LD(laser disc)の再度の復活劇 (pioneer DVL-919)

再生機器がない時代になって・・・・・・

 しかし自分でも不思議なのは、何故あのレーザー・ディスク(LD)にまだ固執しているのか?ということである。今やDVDそしてBDの時代で、しかも確実に映像やサウンドの面でもLDを超えている。しかもリマスター、リメイク技術も進歩して、同じ音源であったり、映像ものであってもやはり現在のDVD、BDに軍配は上がるのだ。

 たが・・・・かってビデオ・テープから、あの30㎝LP大の大きなキラキラしたLD盤の登場は、それだけでも感動したわけだが、AV(Audio-Visial)の世界では一大エポックであった。1980年代に入ってのある意味では革命的なAV装置であったといえる。それは映像ものの主流のビデオVHDに比して水平解像度が240本から400本と多く、画質面の差は歴然として良く、又瞬時に次のチャプターに飛ばせることが出来るのはテープとは全く異なったところであった。 
 そしてそれ以来虜になって、当時からリリースされた映像盤を何枚か購入するようになったのだ。しかし残念なことに再生のみの装置であったこと、ソフトが高価であったこと(初期には映画ソフトは7,000-10,000円)などで、マニア向けの印象はぬぐえなかった。
 しかし1990年代になって、ソフトの充実、低価格化に伴い、レーザーカラオケのヒットもあり最盛期を迎えた。そこにパイオニアからのCD/LDのコンパチブルプレイヤーがかなり手頃な値段になったことなども普及に拍車をかけたわけだ。
 しかし、1996年のDVD登場となり、値段、耐久性、取り扱いやすさなど全てにDVDに抜かれることとなり急速に衰退したわけである。
 当然、我々も自然にDVDに移行し、それは再生のみならず記録媒体としても一般ユーザーに利用されるものとなった。しかし、あの30㎝の円い光る物体のLDの実質感は、当初から利用したものにとっては忘れがたいものであり、私などは今でもなんとなく高価なソフトとしてのニュアンスを感じつつ、15-20年前のソフトを大切にしている訳である。しかし次第にお蔵入りしていったことは事実で、ふと何年間も利用しないままになっていまっていた。
 
Cld99s  そして昨年(2010年1月)にお蔵入りしていた昔からの愛機を復活させたのであるが(左)・・・・・(このブログ”2010.1.6 キング・クリムゾン回顧でLDの復活”参照)
 その何年ぶりに復活した「PIONEER Laservision LD/CD/CDVコンパチブルプレーヤーCLD-99S(1987年発売)」が遂に先日ダウン。DVDなどで再発されていない映像ものなどは、いやはや早くにDVDなどに移しておかなかったことに反省をすることになった。

 そうこうしている時に、この情報社会、今やLDプレイヤーはどんな状況なのか調べてみると、う~~んやっぱり現在も隠れたファンが結構いることが解り、しかも私にとって有り難いことに、安価にプレイヤーを譲ってくれる人にも巡り会えたのであった。

Dvl919p  それは左の「パイオニア製DVD/LDプレイヤーDVL-919(1998年発売)」だ。なんとこの持ち主はこの機種をDVD再生を主として使用してLDは殆ど使用しなかったという。しかも殆どラックに入ったままであったようだ。
 幸いなことに、キズも殆どないという美品で、現在機能は全て順調に働いてくれる良品を私は安く購入し備えることが出来たのである。パイオニアも1979年にアメリカにてMCAとの合弁会社ユニバーサルパイオニアを設立して、このレーザー・ディスクの開発・普及に頑張った意地で、LD時代の終焉を迎えようとしていた時であるにもかかわらず、DVD対応という形をとって1998年にこのLDプレイヤーの新機種を発売したものである。
CdLd  この機種はDVD、LD、LD-G、ビデオCD、CDの再生が可能なコンパチブル・モデル。DVDビデオの最高音質フォーマット収録ソフトに完全対応しているし、コンポーネント映像出力端子あり、DTS音声デジタル出力機能もある。
 2008年まで約10年間細々ではあるが生産されていた。そして2009年9月まで販売されたものである。そして生産は終了してからも結構私のように欲しがる輩がいるという代物であり(現在も修理可能品)、日本各地にはそれぞれこうしたもののファンがいるという遊び心の代表選手でもある。

Elp  今、私にとって楽しいのは、一つは、かって購入したソフトを再生して20年前の回顧と当時の感動を呼び起こしているということ。左は今私の横にあってこれからプレイヤーにかかろうとしている20年前にリリースされたE.L.&Pのライブ「展覧会の絵」の完全版である。当時新たに発見された35mmフィルムバージョンの再現盤で感激の一枚であった(現在当時購入時のまま帯も残して保管している。多分これは現在はDVD版で手にはいるのでは?と思うが)。
 又楽しみの二つ目として、20年前には音楽もので5,000~10,000円したソフトが、現在どうゆう訳か新品で出て来て、500~1,000円で売りに出しているところがあるのだ(LDは注目はされ一時隆盛をみたが短命に終わったことで、結構売り残しがあるんですね、映画ものは更に安い。中古はジャンク扱いで100~200円)。再生機がないソフトということでたたき売りされている。それを又漁ってくるのもいやはや楽しいものだ。

 とにもかくにも、現在LDを二度も復活させて楽しんでいるという私の一幕を紹介しました。

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コメント

こんにちは 僕は レーザーディスクカラオケ板を持ってます。売りたいのですが! 買って下さる方は知りませんか? マニアの方とか! 情報が有りましたら。教えて下さい。

投稿: 哲二 | 2011年10月23日 (日) 13時29分

 哲二さん、カラオケ関係は私の全く関心のない分野ですので申し訳ありませんが情報はありませんのでお許しを。

投稿: 風呂井戸 | 2011年10月23日 (日) 19時55分

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