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2012年2月29日 (水)

ピンク・フロイドPink Floydのボックス・セット 「IMMERSION BOX SET=THE WALL」登場

ピンク・フロイドのIMMERSIONボックス・セットの完結「ザ・ウォール」

Thewallboxrg

Thewallbox 「PINK FLOYD : IMMERSION BOX / THE WALL」 EMI Records  ,  2012

 ピンク・フロイドのIMMERSION BOX SET の第3弾だ。(CD6枚 DVD1枚 の 計7枚組)

 内容は、オリジナル・アルバム「THE WALL」の2011リマスター版CD2枚。
  ライブ盤の「Is There Anybody Out There? The Wall Live 1980-81」の2011リマスター版CD2枚。
 この4枚は取り敢えず聴き比べてもらうのが一番良い。
 
Thewallbox5  「WORK IN PROGRESS PART1&2」
 そして注目といえば、このCD2枚。
 初お目見えとして、ロジャー・ウォーターズの多くのオリジナル・デモを筆頭にして、その他バンドものとデヴィッド・ギルモアのデモが2枚のCDに収められいる。しかしこれはかなりマニアックで、本当にフロイドのすべてを知りたい者にとっての音源だ。
 ところで、このデモものは、曲が未完であるだけにピンク・フロイドに直接接しているような実感がかなり湧いてくる。例えばあの”comfortably numb”は映画「THE WALL」にみるように、”The Doctor”というタイトルで作られていた様が見えてくる。
 そしてこの内容から、ロジャー・ウォーターズが当時如何に哀しく、そして又如何に絶叫したかが、デモの一曲一曲にみえて来る。その点はアルバム以上に感じ取れる。
 ”is there anybody out there?”は非常に美しい。又”outside the wall”の曲の重要性も知ることが出来るし”it's never too late”という曲への流れが印象深い。この企画は取り敢えず私にとっては思った以上に貴重だ。

Thewallbox2  映像ものとしてはDVDが一枚あるが、その他とにかくこれまでのボックス「狂気」、「炎」と同じだが、左のように"おまけ"が多い(以下のようなところ)。
<特典・その他豪華特典>
1. ストーム・トーガソンがデザインを手がけた27センチ四方の44ページ・ブックレット特製写真集
2. ストーム・トーガソンによる27センチ四方の特製アート・プリント
3. ストーム・トーガソン特製コメントつきコレクターズ・カード5枚
4. 『ザ・ウォール』ツアー・チケットのレプリカ
5. 『ザ・ウォール』バックステージ・パスのレプリカ
6. 特製スカーフ
7. マーク・フィッシャーが描いたステージ風景のカード
8. レンガをイメージした白いビー玉3個
9. ストーム・トーガソンの初期デザイン・スケッチをフィーチャーした特製コースター9枚
10. 4~8ページのクレジット・ブックレット

Thewallbox7 左が7枚目の"AUDIO VISUAL DVD"だ。
内容は・・・
   1. the happiest days of our lives (earls court 1980)
   2. another bricke in the wall, Part2
   3. behind the wall
   4. gerald scarfe interview

1.は、1980年ライブ・ステージ映像。こうゆうのがあるんですから、この”THE WALL”トータルのステージ映像ものをリリースして欲しいと思うところである。

3.”behind the wall” は50分以上のフロイド・メンバーの回顧と、ライブ・ステージ映像がかなり登場する。こうしてみると従来から言われているところのライブ・ステージ映像はプロ・ショットで完璧に捉えられていることが、明らかに推測できるのだ。今となると、ウォーターズとギルモアが一つのマイクに口を寄せて歌うところは如何にも懐かしい。
 そして一方、このフロイド・メンバーが、この時に如何にお互いの繋がりに破綻が来していたかが、あからさまに語られてもいる。「狂気」で頂点に立ってしまった事から生まれたロジャー・ウォーターズのロック・ステージの空しさと懐疑を窺い知ることが出来るし、そしてそれがこの「THE WALL」を産むことになったが、その過程も語られる。

 これから30年以上経って、現在ロジャー・ウォーターズは最後のビック・ステージと銘打って、3年に渡ってこのロック・オペラ「ザ・ウォール・ライブ」を世界を股にかけて行っている。現代に於いても「THE WALL」の描く世界は全く色あせていないのだ。

 

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コメント

お待ちしてました♪
まだまだサラリ感覚でのファーストインプレッションをありがとうございます。
リマスターは良しとしてやっぱデモですよね。ブートのデモはバンド音源だったのでロジャーソースが貴重になるのかな?
やっぱり気になるなぁ(笑)。
映像はあるのわかってるんだから早く出せ!って言いたいですもんね。シャキッとした映像だったらホント涙ものですよ…。

てなことで、まだまだ楽しめそうですな。

投稿: フレ | 2012年2月29日 (水) 22時40分

 フレさん今晩わ。コメントどうも有り難うございます。
 仰るとおり、リマスターはそれはそれとして、デモはかなり興味深く聴けます。このあたりでしょうね、このボックスのポイント。
 それから映像は、もちろんカラーでかなり当時のものとしては思ったより良いものがあるんですね。これならほんとに早く出せ!と言いたいですよ、ほんとに。

投稿: 風呂井戸 | 2012年2月29日 (水) 23時33分

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