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2012年9月15日 (土)

残暑の夜は・・・・映像で迫るイリアーヌ・イリアス「Eliane Elias BASEL 2010」

この柔らかい大人のヴォーカルと洗練されたピアノ・プレイは魅力

Eebasel2010  <DVD>  Bootleg 
Eliane Elias
「BASEL 2010」

Live at BASEL, Switzerland 11/14/2010


 残暑厳しい今年のSeptemberですが、それでもやはり夜長の時期になりました。
 もともと、Jazz やRockの分野はアルバムとは違って、ステージ・ライブものはオーディエンスとの対話もあったり、アーティストら自身のその日の意欲も見えたり、又演奏やヴォーカルも手に届くごとくのあまり技巧を凝らした音作りはされておらず私は好むところです。
 と、・・・・・なるとライブ会場に足を運びたいのですが、なかなかそれもままならず、せめてもブートであっても映像もので接してみたいというのが、私のお恥ずかしい習性であります。

 さてそこで、ここでも何回か取り上げた(6回ぐらい取り上げたと思うが)大人のボッサを感じさせてくれるイリアーヌですが、2010年11月ではありますが、スイスのBASELでのスペシャル・ライブもののプロショットで十分納得のDVD盤を紹介しましょう。

(Members)
  Eliane Elias : Piano ,  Vocals
  Rusens de la Corte : Guitar
  Marc Johnson : Bass
  Rafael Barrata : Drums



Eebasel2010list Listは左の7曲。ご覧の通り、ボッサからスタンダードのお馴染みの曲のプレイが堪能できる。
 イリアーヌは、洒落たハイヒールを脱いで、それをピアノの脇に置き、裸足でペダルを踏む演奏スタイル。彼女はピアノは一般的なステージに向かって左に位置して、ギター、ベース、ドラムスの演奏人と顔を合わせながら、やっばり貫禄ですね、リードしつつ演奏し、ヴォーカルを聴かせる。(私は何時も不思議に思うのはダイアナ・クラールの場合で、彼女はバンド仲間に背を向けての演奏で、このあたりは何故なのか解らない)映像はプロショットで非常に綺麗。アップも手頃に取り入れ、比較的落ち着いたカメラ・ワークで納得のところ。

Baselband  バンド・メンバーは、ベースのMarc Johnson は、あのビル・エバンス・トリオの最後のベーシストで実力派、何よりもイリアーヌの旦那様だ。ここでもナイス・プレイを披露。
 ギタリストのRusens De La Corte は、ブラジル・サンパウロ出身の若きエース、2004年からイリアーヌのツアーには同行したりしている。
 ドラムスのRafael Barrata もブラジル(リオデジャネイロ)出身で2008年からイリアーヌとの接触がある。彼女はこうしてブラジル・メンバーを大切にしつつ、ニュー・ヨークで頑張っている姿がこの編成をみても解る。

Eliane5  左のショットは、このライブでのイリアーヌであるが、歳のことを言うと叱られそうだが(こっそり言うと1960年生まれ)、それにひかえ見事に見るに堪えるところが恐ろしい。彼女の眼は、良い意味で猫の目に似ているように思うのだが、この見開いたところは見事だ。これは余談である。
 もともとはヴォーカルよりはピアニストとしてスタートしている彼女であり、最後の”Desafinado”の演奏は見事と言える。又ヴォーカルもソフトで流すところは大人のヴォーカルそのもの。”Bananeira”の楽しそうな演奏とヴォーカルはこの映像盤でも印象的。
 イリアーヌの映像盤は少ないので、ここに相変わらず健闘しているところ(姿)が嬉しいというブートのお話しでした。

(参考)
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/eliane-elias-bo.html
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/eliane-elias-ki.html
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/eliane-elias-99.html

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コメント

ブートが出てることに驚きました。
最近は何でも出てくるんですねぇ。
しかし可憐だ…。

投稿: フレ | 2012年9月15日 (土) 18時00分

 フレさん、今晩わ。
 結構、私はブート派なんです。
 近年はプロショットものも多く、楽しめます。これもそんな一枚ですが・・・。
 しかし、イリアーヌは技術的裏付けがあってのピアノ・プレイで、それに乗せてのヴォーカルは、見ていても安心感がありますし、あのソフトに唄うヴォーカルも何故か説得力があるところが不思議です。
 フレさんも・・”・・・行き着く先は”こんなところもいいですよ(冗談です、笑)。

投稿: 風呂井戸 | 2012年9月15日 (土) 23時05分

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