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2012年10月14日 (日)

波蘭(ポーランド)の旅-1- クラクフKrakówの夜は音楽ずくめ (Don't Ask SMINGUS, OLA TROMBOLA QUINTET)

歴史的ポーランド王国の首都、そしてナチス・ドイツの司令部のあった歴史の街クラクフ

Photo
(クラクフ中央広場にて・・・聖マリア教会の塔がみえる 2012.10.6)

 第二次世界大戦にて壊滅的な打撃を受けたポーランドにあって、ヨーロッパでも歴史的には中心的役割を果たした都市としては、戦争の被害を受けなかった美しい都市として有名なクラクフKraków。日本で最も解りやすい表現は、”ポーランドの京都”と言うのが適切なのだろう。
 ただ近くには、あのナチスの強制収容所跡であるオシフィエンチムOświęcim(アウシュヴィッツ)、ブジェジンカBrzezinka(ビルケナウ)という悲劇の地がある。私の旅はどちらかというとこの人類にとっての代表的な負の遺産として残された収容所跡を見ておきたいという気持ちの方が強かったわけであるが、その為の拠点という意味合いでしかなかったクラクフの街、しかしここには民主化20年のポーランドの現在の姿が見て取れたといってもよく、むしろ明るく楽しい旅としての因子を作ってくれた。

Don't Ask SMINGUS

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Don't Ask SMINGUS-members
 
  Dave Molus : lead vocals, acoustic guitars
    Tomasz Zapala: lead acoustic and electric guitars
    Thymn Chase: backing vocals, piano, rhodes, organs, melodica
    Jurek Drobot: electric bass
    Jarek Wyka: drums and percussion

   
  このバンドは今回の旅で、クラクフにある”HARRIS PIANO JAZZ BAR”にて出会った。基本的にロック・バンドで、ツイン・ギター、ドラムス、ベース、キーボードというグループで、Altarnative、 Blues、Folk Rock を演ずる。ヴォーカルはリード・ギターのMolusとキー・ボードのChase。Zapala は、結構泣きギターも聴かせる。 BassのDrobot は、このバンドの中では結構いい歳を取っていて、まとめ役になっているのだろうか?。(後に解ったのだが、ロジャー・ウォーターズの「ヒッチハイクの賛否両論」からカヴァーもしているようだ)

6 5   入場前に、このクラブの入り口で、私がウロウロして今夜のイベントの看板を覗いていると、キーボードのChaseが、なかなか人懐っこいタイプで、気楽に異国人である私に話しかけてきてくれた。彼によると”ロック、ブルース、ソウルを演るぜ、入ってみないか?”と言っているように聞けた。なにせポーランド語であって、実はこのミュージック・スタイイルの三単語のみしか判らなかったのだが・・・(身振り手振りでそんな感じであった)。
 彼らがリハーサルを始めたステージ上から見ても、私のような日本人はこのクラブ中では珍しいのであろう、ニコっと合図をくれるいい男。私の印象としては、結構イケそうなバンド、今後の活躍に期待。(アコースティック・タイプでも健闘してきているようだ)


OLA TROMBOLA QUINTET


Photo_3

OLA TROMBOLA QUINTET(PL/USA)-members
     Aleksandra Guguła (Ola Trombola) - tp.
     S.Pezda - sax
     Grzegorz Dowgiałło - dr.
     M.Parker - kontrabas
     M.pałka - p.


 このバンドは、やはりクラクフの”Acoustic Jazz Club PIEC ART”での出会い。なんと言っても珍しい女性トランペッターをリーダーとしてのアメリカン・ジャズを演ずる。彼女はクラクフの音楽アカデミーのジャズトランペット研究クラスを終了してのクラクフでの人気者らしい。なかなかパワーを秘めた演奏テクニックは納得させるところがあった。S.Pezdaのサックスとのコンビネーションがよく迫力がある。盲目のドラマーも印象的であった。

 私のポーランドのクラクフでの夜はこうして音楽との出会いで暮れてゆくのであった。

(試聴)  http://www.youtube.com/watch?v=Um30hZ46U_E

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コメント

いやあ、ついにポーランドへ行きましたか! 地元のジャズクラブへふらっと寄ってみる。わくわくしますね。地下だったり、石造りの古い建物だったり、レンガ造りの倉庫だったり ・・・。日本人なんか誰もいない。でも、ライブを聴いているにつれて、不思議なことに異国にいるという感じが段々薄れてきます。そんな雰囲気が写真から感じ取れます。ヨペックの土産話は当然期待していますよ。

投稿: 爵士 | 2012年10月14日 (日) 18時33分

 爵士さん、今晩わ。ポーランドは私にとっては初めての地でした。あれやこれや目的が多すぎた感があります。
 歴史的な厳しさからの立ち上がり国としてはなんと逆に現在のヨーロッパではむしろ他国よりは人間的充実度の高い国の印象がありました。それは基本的生活に税制が優遇している為かもしれません。従って治安もかなり良いようです。
 ヨペックは驚きのラジオ放送で「俳句」が聴かれたことですかね、しかし諸々不完全燃焼でした。アガ・ザリアンはライブものが手に入りました。
 レストランで聴いた曲で、ポーランドではないのですが・・・私にとっては、お気に入りを発見できました。・・・そんなところで、残念ながら一枚上の爵士さんへの土産はどうも無に近かったです(_ _)。

投稿: 風呂井戸 | 2012年10月14日 (日) 22時42分

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