ターヤTarjaの魅力のオンパレード : 「ActⅠ」
Tarja 「ActⅠ」
Teatro El Circulo in Rosario,Argentuna, 30th & 31st of March, 2012
e.a.r MUSIC 0208093ERE, 2012
久々のフィンランドの歌姫ターヤTarjaのライブ・ステージ映像盤で喜んでいます。少々欧州を歩いてきましたが、その際に仕入れました。日本もそろそろ発売されるのではないでしょうか?。( 「Tarja Trunen & Harus : In Concert : Live At Sibelius Hall」 というアルバムもCD盤、DVD&Blu-ray盤でリリースしているが、そちらはクラシカルなアプローチのようで私はちょっと知らず来てしまった )
今回のライブ映像盤は、かなりご当地では注目度が高いようで、ショップでもDVD盤とともに大量の取り扱いだ。そしてこうしたRockものは、"Tarja"という名で近年は演じているようで("trunen"は付けていない)、クラシック・タイプと選り分けしている。
この盤の出來は非常に良く、映像は極めて良好、又カメラ・ワークも安定していて画面も見やすく、サウンドも5.1DTSでなかなか良盤である。取りあえずお勧め盤。
バック・メンバーは左のように8人でなかなか充実。主たるはヘビー・メタルに準じた演奏スタイルで、ツイン・ギター、ツイン・ベースのスタイルだが、ドラムスのMike Terranaが健闘。そしてターヤもキー・ボードを演奏してみせる。又チェロのMax Liljaの演奏が面白い役を果たしている。
特に、あのナイトウィッシュのツォーマスの曲”NEMO”まで演じてくれて、いやはややっぱりこれだなぁ~~と、感激して聴いてます。
その他、面白いことに”Acoustic Set”として数曲の演奏があるが、ターヤのヴォーカルとバンド・メンバーのアコースティックな演奏も一つの見所。
しかし、このステージは新曲も含めて、ターヤのアルバム「My Winter Storm」、「WHAT LIES BENEATH」の総決算で、6階まであるクラシックな美しい会場の盛り上がりも凄い。特に”Tocata and Fugue ~The Phantom of The Opera”は彼女の歌唱力もあっての最高潮。ターヤがナイトウィッシュを離れても、これまでにファンの支持があって、オーディエンスはもちろん彼女の自身の感動の姿も見れとれる。
久々にナイトウィッシュを思い出しながら、歌唱力はやっぱり命だなぁ~~と、ターヤの歌とステージに納得のアルバムに接したところである。
(参照) http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/tarja-what-lies.html
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コメント
つい昨日、これ見てたトコでして、驚きました。こんなに充実したライブをやってるなんて、Nightwishのガタガタ度からしたら全然Tarjaの方が生き生きしているんですもん。自由に伸び伸びと楽しくそして実に音楽的に歌っている姿が良かったですね。
アコースティックパートはホント、かなりヨーロッパ的で美しいし、さすが〜と唸りました。
しかしユーロへ放浪してきたんですか?いいなぁ〜
投稿: フレ | 2012年10月11日 (木) 22時51分
フレさん今日わ。これはなかなかイケてるアルバムですね。内容といい、映像といい、サウンドといい・・・・お見事でした。
ターヤもこれだけ充実したライブを展開していることにホッとした気持ちにもなりました。
ユーロへの旅は、なかなか短期間で思った事の半分にも至りませんでしたが、ポーランドのCD、DVDショップでこれは購入したものです。
投稿: 風呂井戸 | 2012年10月12日 (金) 17時36分