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2012年12月29日 (土)

2012年ROCK界の回顧~私的偏見的~フロイド、クリムゾンなど

ROCK回顧は、どうも・・・・新鮮みに欠けてしまった

 既にもう今年は終わろうとしている。いろいろと今年のROCKアルバムなど回顧してみても、どうもあまり記憶に残る新鮮な大事はなかった年のようだ。それは私自身の歳のせいで感受性が低下しているのか?(・・・・それもたぶんあるのかも知れないが)。いずれにしても今年の良く聴いたアルバムを少々取り上げてみる。

 昨年末のナイトウィッシュ(NIGHTWISH)のニュー・アルバム「IMAGINAERUM」 、そしてスティーブ・ハケット(Stve Hackett)の「幻影の彼方 Beyond Thre Shrouded Horizon」のアルバムを聴いていたことから始まったように思う。全く性格は異なるとは言え、それぞれ持ち味を出してのなかなか良いアルバムだった。

サンタナ SANTANA

Santana_2  まずはサンタナのライブ映像アルバムが登場した。「GREATEST HITS-SANTANA ~ Live at Montreux 2011」
 老骨と言っては申し訳ない(ちょっと皮肉を言いたくなる)サンタナが、なんと新婚生活からの贈り物。ドラマーのシンディ・ブラックマン・サンタナとの結婚後の2011年のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルにおけるサンタナ・バンドのご機嫌な演奏。ブルー・レイ、DTSサウンドと中身も濃く、久々に”Black Magic Woman / Gypsy Queen”を楽しませてもらった。
 そして春になったら、以外にも久々の彼のバンドによるインストゥメンタル・アルバム「SHAPE SHIFTER」が登場。私からみると、このアルバムは過去の情熱のラテン・ロックのイメージは少なく、又ジャズに傾いたものでもなく、かっての宗教の世界でもなく、中庸を得た彼の”人生の賛歌”に聴けるアルバムだった。

ピンク・フロイド PINK FLOYD

Thewallbox_2  昨年からのピンク・フロイドの”IMMERSION BOX SET”シリーズの完結版「THE WALL」の登場。CD6枚、DVD1枚の7枚組。1980年のアルバム「THE WALL」の5.1サラウンドのリ・マスター版と、ロジャー・ウォーターズのオリジナル・デモがたっぷり収録。又1980年アールズ・コートのライブ映像”The happiest days of our lives”がお目見えした。これによって「THE WALL」の良好映像がやはり存在する事が確実視された。目下ロジャー・ウォーテーズは”ザ・ウォール・ライブ”を3年続けている。そして2013年は再びヨーロッパ・ツアーに入る。なんと4年にまたがるロング・ラン・ライブとなることで世界を”THE WALL”に巻き込んでいる。まあ彼の人生を核に描いた作品であり、そして時代の警告のアルバムでもあり、今日に於いても色あせないテーマを持っていることでロング・ランはあのショーとしてのスケールの大きさからも当然なんであろう。これは一つのロックの歴史でもある。

ジョス・ストーン JOSS STONE

Soulsession2  今年の彼女のニュー・アルバムは「THE SOUL SESSION VOL2」今年の回顧では、どうしてもプログレ系に私はなってしまうが、彼女だけが別枠。なにせアデル旋風の中での奮戦だ。前作「LP1」(2011年)が快作であったこと、そしてこれは彼女の10年前の17歳のデビュー・アルバムの「VOL2」ということで注目した。ソウル系の1960-70年の曲を、彼女のオリジナル歌詞によって蘇らせたものだ。前作同様の彼女のソウルフルな熱唱は聴きどころ。そしてソウルと言えどもロック色の強いアルバムであることは言うまでもない。ジャニス・ジョプリンを尊敬しているという彼女の意気込みはかなりのもので、結構面白いアルバムに仕上がっていた。

マリリオン MARILLION

Marrion  久々のマリリオンのニュー・スタジオ・アルバム「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」の登場。しかも近年のアコースティック・タイプでなく、原点回帰というかあの名作「Brave」(1994年)にも想いを馳せるアルバムをリリースしてくれた。もちろんスティーブ・ホガースの色は濃いが、それでもそれぞれのメンバーの気合いも感じた。スティーブ・ロザリーも水を得たようにギターをフル回転してくれて、久々にマリリオンを感ずることが出来た。いやはやブリティッシュ・プログレも健在なり。

キング・クリムゾン KING CRIMSON

Larks40cddvd_3  さてさて、またしてフリップ翁の魔術にかかってしまった今年である。なんとあの「太陽と戦慄 Larks' Tongues in Aspic」の5.1サラウンドによるリ・マスター盤を中心に、ライブ音源、映像の公開だった。しかし恐るべきクリムゾン!、サラウンド盤となってまさにその真価を発揮。特に”Larks' Tongues in Aspic”の曲の出來の深さに圧倒されるのだ。そしてとくにあの Jamie Muir の姿を再び手近に感じられたことは、私にとって嬉しいことであった。更にここに来て”Exiles”、”Easy Money”などが、サラウンドで聴けるとは想像もしなかった。こうして聴いてみると、やはりプログレの雄はキング・クリムゾン。

■その他(私にとっては今年初めての出会いでインパクトのあったもの)

(1)アイオナ IONA
Anotherrealm_2    ロックをベースにケルト音楽を作り上げるバンド。今年始めてアルバム「Another Realm」を知って感動ものだった。もちろん一種のプログレとも言える世界であり、又女性リード・ヴォーカル(Joanne Hogg)によってそのイメージは美しく聖なる世界も仕上げてくれる。しかもロックのダイナミックな流れは決して失っていいところがミソ。キー・ボード、ギター(Dave Bainbridge)はもちろんだが、イリアン・パイプスの音色とのシンフォニックに流れる世界はインスト曲もありお見事というところ。

(2)NOSOUND
Sol29_2     こんなバンドも現存していることは嬉しくなった。しかもイタリアというから恐ろしくなる。なにせ昔のイタリアン・プログレに痺れた過去を持つ私であるが故に尚更である。しかしかってのイタリアン・プログレとは全くといって異なる。極めてイギリス的、彼等の曲作りは確かに一時のピンク・フロイドを思わせるところがあって、特に注目してしまった。
  私が聴いたのは彼らの1st「sil29」(Kscope1590/2010)、そして2nd「lightdark」(Kscope108/2008)という2枚のアルバム。キー・ボードの作る空間にギター、ドラムスを筆頭に各種楽器の色づけは音としては厚みがあり迫るところがある。ロックでありながらアンビエントな空間もみせる。曲一つ一つの出來が良いだけに、アルバムとしてはハードなややテンポの早い曲を織り交ぜメリハリを付けたら更に凄いのだが。今後の活動については私には知識が無いが、続けて接してゆきたいバンドの筆頭に入ることは違いない。

 2012年も、社会的には多くの問題を抱え、しかも全く解決の道も開かずに終わろうとしている。来年はどんな年になるのやら・・・・結構不安が感じられる今年の終わりであるが、とにもかくにも何か明るい光を感じられる年になって欲しいと願うばかりだ。

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2012年12月26日 (水)

メセニー&メルドー・トリオの映像もの:「Jazzaldia Festival 2007」

  パット・メセニー&ブラッド・メルドー・トリオによるライブ映像

PAT METHENEY  BRAD MEHLDAU  QUARTET  2007
Jazzaldia Festival, San Sebastian, Spain       July 28, 2007


Patbraddvd_3  今年は久々のブラッド・メルドーのピアノ・トリオのニュー・アルバムが2作リリースされて楽しませてもらった年であったが(参照:http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/ode-where-do-yo.html)・・・・、意外に彼等のオフィシャルな映像ものが今時非常に少ない(YouTubeではライブものがあれやこれやと結構みれるものが載っているというのにひきかえ・・・・)。
  あの1996年から2001年の「the ART of the TRIO」シリーズの5つのアルバムに痺れながら年を経ていても(よくよく考えると10年以上前の話になってしまう)、考えてみると映像ものを持っていなかった。

 やはりライブの実感を映像付きで味わいたいわけで、どこかにありそうなものだと探してみると、1,2あることはある。そうした中で、ブートBootlegであるが手に入った2007年のライブものがある。
 これは丁度パット・メセニーとの共演アルバムで、2作目の「QUARTET」の時期のもの。伝統のジャス・フェスティバル”JAZZALDIA”に、2007年、スペインはサン・セバスチャンでのパット・メセニーとメルドーのトリオがカルテットとして出演した際の記録である。
 ブートといえどもプロショットで、彼等の捕らえた方は見事、記録映像の出来もまあまあの80点というところで、サウンドも一応良好、結構納得のものであったので取り上げたわけだ。

Patbraddvdlist 収録曲は左のとおり10曲で、やはりアルバム「METHENY MEHLDAU」、「METHENY MEHLDAU / QUARTET」の2枚からのメセニーとメルドーのオリジナル曲が中心。メルドーは1970年生まれなので当時は37歳の若き華麗な演奏と、彼のピアノ・トリオのリズム隊の二人の奮闘、そしてメセニーもギターの多芸を披露してみせる。
 なかなか観ていると引き込まれる彼等のテクニックが実感できるのだ。

Trio  アルバム「METHENY MEHLDAU」からは、01、03,07の3曲。当然”01.Unrequited”、”02.All the things you are”はメセニー、メルドーのデュオで、静かに始まりムードたっぷり、そして2曲目はフュージョンの世界、これになって次第に両者のテクニックのバトルに近い演奏を展開。
 ”03.Annie's bittersweet cake/Better days ahead”は、メルドーのピアノ・ソロがみれて、後1/3になってメセニーのギターが入る。
  ”04.A night way”からはカルテットとなる。メンバーはお馴染みのとおり。
 Brad Mehldau : piano
  Larry Grenadier : bass
  Jeff Ballad : drums

  そして、Pat Metheny : Guitar

  アルバム「QUARTET」からは、04、05、06、08、09 の5曲が登場。”04.A night way”は、カルテットの心搏の演奏が展開する。

Pat2  ”08.The Sound of Water”は、メセニーの42-String Guitarの演奏がじっくり拝見出来る。
 そしてメルドーの曲          ”09.Secret Beach”はカルテットの味を十二分に堪能できる。
 ”10.Vera cruz”では、バラッドのドラム・ソロも迫ってきて楽しめた。

 とにかく、メルドーは、ロックなどにも積極的にアプローチして、ジャズとして楽しませてくれる。ピンク・フロイドの
「The Wall」からの”Hey you”など、ピアノ・ソロでにくい味を出す。そして彼の場合もライブものは映像が貴重。メルドーの左手のメロディーを奏でるテクニックはやっぱり映像物でなくては味わえない。今やBD時代、そろそろ高画質・高音質のオフィシャル・ライブものが観たいところだ。

(試聴) ①http://www.youtube.com/watch?v=EETFKDVurZ4   
           ②http://www.youtube.com/watch?v=ZHyPKwQwKI4

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2012年12月22日 (土)

ダイアン・ハブカDiane Hubka のギター・ヴォーカル・アルバム : 「WEST COAST STRINGS」

この秋に出た多彩なギタリストを迎えてのヴォーカル・アルバム

DIANE HUBKA 「WEST COAST STRINGS」
Sinatra Society of JAPAN ,  XQAM-1524,  2012

Westcoastsrtrings

 冬になったばっかりなのですが、そしてクリスマスというのに・・・・・、もう夏が恋しくなってきた。歳をとると寒さが厳しい今日この頃です(笑)。
 そこで今年の暑かった夏を思い起こし、この11月にリリースされたダイアン・ハブカのアルバムを、部屋を思いっきり暖かくして聴いているんです(嫌ですねぇ~~~)。しかし中身は夏物というわけではありませんから、当然今のシーズンでも楽しめます。
 このアルバムは2007年にリリースしたアルバム「NUAGESヌアージ」の続編的ものかとも思われるが、あれは東海岸での活躍のギタリスト7人をフューチャーしていたが、今回は彼女が2004年には西海岸に移動したことから、ここで再びじっくりと、多くのギタリストを迎え、それぞれの曲でそれぞれのギタリストの個性を生かしながら彼女が唄って、曲を仕上げた様子が良くわかる。

Member  ダイアン・ハブカの紹介については、このブログでも過去に取り上げているので省略する(参考:http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/diane-hubka-533.html)。

 さてこのアルバムに登場する多くのギタリストは左のようになる。こんどは西海岸で活躍中のメンバーだ。彼女自身もギタリストですから、このアルバムでは当然自分でも弾いているので、総勢9人と言うことになる。そしてその他のバンド構成は、主としてベース、ドラムスというところだが、曲によってオルガンが入る。演奏も曲の印象は、全体的に派手さを追っていないで、落ち着いた味である。

9657  もともとギタリストの彼女はヴォーカルはギターとの相性はそれなりに研究つくしているのだろうと思う。そんなところでジャズ・ギターをバックにしての彼女のヴォーカルはなかなかいいムードだ。
 それはしつこさがなく、又シャウトするところは当然みられず、そして年期のヴォーカルというところで不安感無い。ライナーノーツ担当の後藤誠に言わせると”さわやか”と表現して書いているが、まあそこまでは言わなくとも、確かに嫌み無く、落ち着いた世界に導いてくれるし、気品もあってなかなかいいじゃないかというのは事実である。欲を言えば、もう少しセクシャル・アッピールがあると面白いのかなぁ~~とも思うが、その点はそうではないから良いというということになるのかも知れない。このあたりは難しいところ。

Westcoastlist  収録はカヴァー曲集というところで13+1の14曲登場するが、私にとっては耳新しい曲もある。
 彼女はもともと大学で歴史と会計学という分野を学んで、ギターを弾くようになったというだけあって、そしてその後十数年は経過しているので、何となくヴォーカルも大人っぽい世界を感じさせる。
 ”Amanhacer”はベテランのジョン・ピサノのギターと、”Never let me go”はラリー・クーンズのギターと、”Slow hot wind” はロン・エシュテのギターと、”a flower is lovesome thing”は女性ギタリストのミミ・フォックスとで、なかなか落ち着いた情感のある味を出している。ダイアナ・クラールでお馴染みのアンソニー・ウィルソンは3曲に登場して、”Someone else is steppin'in”では、ボビー・ピアスのオルガンとリズミカルな展開をソロ演奏も含めて聴かせてくれて、ハブカのヴォーカルがここでは躍動する。

 7弦ギターを操るダイアン・ハブカは、歳は明らかにされていないが、キャリヤから想像してみても40歳以上と想像している。そんな味をむしろ武器にてしっかりとしたハブカ世界を持ってジャズを楽しませてくれるヴォーカリストといっていいと思っている。

(試聴)このアルバムの映像は見当たりませんので・・・・・取り敢えず、ダイアン・ハブカのライブものを参考にどうぞ・・・・・・http://www.youtube.com/watch?v=z_2o4T5TvMQ

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2012年12月18日 (火)

アンナ・マリヤ・ヨペクAnna Maria Jopek のあの「UPOJENIE」をライブ映像で・・・

Pat Metheny との共演で、なんと、「HAIKU俳句」の”Cyraneczka”も登場

 ポーランドのアンナ・マリア・ヨペクの唄う世界に魅せられて、今年は良く聴いたのが彼女のアルバムだ。私はライブものが好きと言うことで、Bootleg ではあるが、あのパット・メセニーとの舞台を映像で楽しんでいる。とにかく豪華なバック構成でのライブだ。これは2002年ポーランド、ワルシャワにおける録画もの。

PAT METHENY, ANNA MARIA JOPEK
「UPOJENIE~
Warsaw Poland December 09,2002 (2nd Show)

Dvdannapat
 はっきりいってヨペクは、憧れのギタリストでジャズ界に旋風を吹き込んだ人気と実力のパット・メセニーとの共演が実現して、一躍世界的なヴォーカリストに躍り出ることが出来たと言って良い。
 そして制作されたアルバムが「UPOJENIE」(2002年)で、ここではパット・メセニーの曲、そしてポーランドの曲を絶妙に織り交ぜて素晴らしい作品となった。これは日本では2011年に装丁も新たにして初C化されている。

 更に2011年には3部作として出された「Polanna」、「Haiku」、「Sobremesa」の3枚のアルバムはそれぞれが性格を異にして、いずれも素晴らしいアルバムだった。特に「Haiku」では日本芸術にも着手して私には強烈な印象がある。(これらは既にここで取り上げたので参考にして欲しい=①http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-2332.html ②http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/3-4392.html )

 さてそのメセニーとの共演ライブがブートとは言え、プロショット映像で楽しめるのがこのDVD。映像の質はベストとはゆかないが、それでも内容は十分鑑賞に堪える。

Dvdannapatlist 収録は左のような11曲。アルバム「UPOJENIE」からの曲が中心であるが、その中で主としてメセニーの曲が歌われている。
 このステージは、アルバムの収録が完了して直後の12月にワルシャワのコングレス・ホールでコンサートを行ってのもの、その模様がこの映像版。メセニーの”this is not america”も登場するので楽しくなる。これによってヨペクは不動の歌姫の地位を獲得することになったんですね。
 
 とにかくヨペクは納得の歌い込みだ。やはりメセニーとの共演ステージとなると気合いも入るというところであろう。ライブ演奏でのメンバーは下のようで、なかなか充実のステージである。

Anna Maria Jopek : Vocals
Pat Metheny : Guitars, Guitar Synthesizer
Leszek Mozdzer : Piano
Pawel Bzim Zarecki : Synthesizer
Darek Oleszkiewicz : Acoustic Bass
Marcin Popieszalski : Electric Bass
Robert Kubiszyn : Acoustic Bass & Electric Bass
Cezary Konrad : Drums
Mino Cinelu : Percussion
Marek Napiorkowski : Guitar
Piotr Nazaruk : Vocals, Recorder, Percussion
Dorota Miskiewicz : Vocals
Agnieszka Piotrowska : Vocals
Dizzy Reed Piano Solo -Baba O'Riley

  1.”Cichy zapada zmrok”は私がヨペクを初めて聴いた曲で、更にメセニーの42String Pikaso Guitarの印象深い演奏、まるで日本の琴の調べを連想する世界。これで虜になってしまったのだった。
 2.、3.は、メセニーの曲で、リズムカルに流れるものと情感のある曲とであるが、ヨペクのヴオーカルは水を得たよう納得の出来。
 5.”Przyplw, Odplyw, Oddech Czesu”の情景的世界を叙情的に唄ってヨペクらしく私の好むところ。
 7.”Piosenka dla stasia”は、常にヨペクを支えているMarcin Kydrynskiの曲。
 
 そして、驚きは6.”Cyranecka”の登場だ。この曲は、昨年のアルバム「Haiku俳句」に納められている圧倒的盛り上がりを聴かせる曲。とにかくヨペクの歌唱力を見せつけるところ。アルバムでは小曽根のピアノと福原の笛が心搏に迫るところであったが、ここではピアノに加えてのドラムス、パーカッションの演奏の迫力も別の味があってなかなか良い。

 取り敢えず、「UPOJENIE」のライブ・ステージを映像で通して見れるのは有り難いところ。

 (試聴)http://www.youtube.com/watch?v=lkYTujyvb_c

Pa081941trmonoblog
(ポーランド・ワルシャワにて    2010.10)

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2012年12月14日 (金)

やはり北欧の味:ラーシュ・ダニエルソンLars Danielson 「Liberetto」

ティグラン(アルメニア)を迎えての安堵感のもてる作品

Lars Danielsson 「Liberetto」
ACTmusic  ACT9520-2 ,  2012

Liberetto_3
Recorded on June 13-17,2011,mixed and mastered on September 5-7,2011 at Tia Dia Studios Mölnlycke,Sweden

 ユーロ・ジャズには欠かせないベーシストのラーシュ・ダニエルソン。この今回のアルバムは、東欧アルメニアの神童ピアニストのティグラン・ハマシアンTigran Hamasyan(1987年生まれ)を迎え、更にあのe.s.t.のドラマーであったMagnus Öströmも参加しての興味あるアルバム。前作「TARANTELLA」(2009年)もお気に入りであったし、是非聴きたいアルバムであった。

 過去に北欧スウェーデンからの暖かみのある美しいメロディーを聴かせて来てくれたラーシュ・ダニエルソンは、ベーシストでこれだけ聴かせてくれるのも珍しく私の好きな一人。今回のメンバーは下記の通り、前作からはギターのJohn Parricelli のみが参加している。

  Lars Danielsson : Bass, Cello
    Tigran : Piano
    John Parricelli : Guitar
    Arve Henriksen : Trumpet
    Magnus Öström : Drums & Percussion

Liberettolist2 収録は左のごとく12曲。主としてダニエルソンの曲だが、ティグランも2曲と、ダニエルソンとの共作1曲という貢献もしている。そしてティグランの母国アルメニアのフォークソング1曲が取り上げられている。

 スタート曲は何故か不思議なサウンド、各楽器が一斉に流す音で、ええ?これがラーシュ・ダニエルソンのアルバム?と、思うところ。ティグランの曲であることから、アルメニアという国を先入観でなんとなく想像させる。
 ところが2.”Liberetto”で美しいピアノとベースの調べが流れ、おおこれだこれがダニエルソンだと思いながら聴き惚れる。そうそうこの曲名がアルバムのタイトルでもあるのだ。
 3.”Day one”は、ベースをバックにピアノとトランペットが何故か哀愁を呼ぶ。
Liberettomembers  4.”Orange Market”では、なんか自分の曲のようにティグランはジャズ・ピアノを弾き、このアルバムでも最もジャズの持ち味である展開の妙をみせる。ドラムスもe.s.t.をふと思い起こすオストロムの活気あるドラムスを聴かせている。
 7.”Hov arek sarer djam”は、アルメニアのフォーク・ソングというが、これがダニエルソンのチェロと思われる伴奏にピアノが語る曲調で、なかなか魅力ある曲調に仕上がって、このアルバムでも一つのポイントだ。そしてなんとティグランのヴォーカルが後半に入るという味付けが面白い。 8.”Party on the planet”は、一転して珍しく陽気な曲。
 9.”Tysnaden”は短い曲だが叙情豊かでもう少し聴きたくなるところ。

 全体に気楽に聴きやすく若干刺激は少ないが、それなりにハッとするメロディーも聴かれ無難なアルバムと言っていいだろう。そして録音も非常に良い。
 ティグランは、19歳(2006年)にしてジャズ界に頭角を現し、オリジナル曲に加えて民謡をも取り入れてのアルバム「World Passion」が評判だった神童。ラーシュ・ダニエルソンがその彼を起用したというところがミソのアルバムで、次はどのピアニストを連れてくるかという早、次に期待と興味も湧くアルバムだった。

(試聴)http://www.youtube.com/watch?v=MyKGq733fiw
(参考)http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/lars-danielsson.html

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(ポーランド・ワルシャワにて     2012.10)

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2012年12月11日 (火)

イーデン・アトウッドEden Atwoodのニュー・アルバム:「Angel Eyes」

やっぱり彼女のアルバムは完成品の風格

 イーデン・アトウッドをここで話題にしたのは既に2年半も前になってしまう。その間に「Like Someone in Love」というアルバムのリリースがあったが、今回のこのアルバムは、私の独断と偏見によると彼女らしい面の良く現れたアルバムだと思うことと、まあ女性ジャズヴォーカル好きにとってはスタンダート的アルバムというところで取り上げたわけである。

Eden Atwood 「Angel Eyes」
Sinatra Society of Japan  XQAM-1523 ,   2012

Angeleyes
Recorded June,2009/Umbrella Media,Chatsworth,CA/ December,2011,April 2012/Pinewood Studios,Missoula,MT

 イーデン・アトウッドと言うと、私の好みからは、アルバム「This Is Always」(2004年)が最高で、それ以上のものはもう多分ないだろうと思っているのであるが・・・、それでもニュー・アルバムがリリースされると聴かざるを得ない存在である。
 彼女は声帯に出来た腫瘍の切除術を受けてもう数年になるが、声の質が変わって高音部の繊細さは後退して、やや全体にハスキーになったと言われているが、それでも百戦錬磨のジャズ・ヴォーカル歴は伊達ではなく、歌唱技法の質の高度なところは万人の認めるところであろう。

(Members)
  Eden Atwood : Vocals
   David Morgenroth : Piano
   Chris Colangelo : Bass
   Kendall Kay : Drums
   Craig Hall : Guitar

Angeleyeslist  さてこのアルバムは、ブルージーな曲、ロック、そしてポピュラーなジャズ・スタンダードと多彩。左のような12曲+日本盤ボーナストラック1というところ。そして3曲目は彼女のオリジナル、その他は全てカヴァーである。
 彼女自身が明らかにした”性”の問題を持った体質と、不幸な結婚歴、両親の離婚などから、陰の先入観でどうしても聴いてしまうのだが、1曲目”I'm so lonesome i could cry”はそんな意味でも、ベースの音からスタートしてピアノの演奏も聴き応えあり、彼女のヴォーカルも哀しき訴えの歌に聴こえてくる。そして確かに高音部のハスキーさは増して、昔とは違っていると言えば違うところか。
 2.4.などは、ポピュラーな曲だが、しっかりイーデンの歌になっている。しかしこれらよりは3曲目の彼女の曲”As far as the eye can see”のほうが心に響く哀愁があって私は好きだ。
 6.7.などはロックの曲をしっかりジャズ・ヴォーカル曲に仕上げているところはお見事。
Eden1 5.”At last”はギターが、9.”The moon's a harsh mistress”はピアノがムードたっぷりの演奏で、彼女はしっとり唄ってくれて私好み。
 12.”Company”は、コーラスが入るが、彼女の多重録音によるものらしい。ちょっと珍しい作りであった。

 いずれにしても彼女のヴォーカル・アルバムは、本人はジャズ・ヴォーカルの本道とは異なったところに魅力を広げようとしているらしいが、結局のところ私から見ると、むしろ本道そのもので、ロックを唄ってもジャズになっており、ジャズ・ヴォーカルものとしては、完成品に近いものに感じられるが、いかがなものか。
 今回リリースも、前作との間隔も手頃で順調な彼女の活動が窺われ、結構なところである。

(参考) http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/eden-atwood-f1e.html

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(ポーランド・クラクフにて  2012.10)

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2012年12月 8日 (土)

ジョバンニ・ミラバッシGiovanni Miravassi の初期2枚のアルバム 「ARCHITECTURES」、「DAL VIVO I」

ピアノ・トリオ・アルバムとそのライブ演奏にみる”美”

Mirabassi2  私の場合は、ジョバンニ・ミラバッシのピアノ演奏を聴いていると、何故かその他のピアニストものが若干物足りなくなってくる。そのよって来たるところは彼の演奏テクニック(特にパッセージワーク・テクニックとその流れ)、そして曲の運びにあると思うのであるが、聴き込んでゆくうちに離れられなくなる魅力に溢れている。
 そして彼については、アルバムのリリースにリアル・タイムには聴いてきたわけではないので、実際のところは初期のものといえども、近年のものと実は一緒に聴いている。しかしその中で何故か私にとって印象深いアルバムは意外にこの初期のものなのだ。
 このブログでは、彼のソロ・アルバムと言ってよいもので、しかも革命、レジスタンスといったものをテーマにした特異なアルバム「AVANTI!」(2000年)と「iADELANTE!」(2011年)を既に取り上げたので、彼の原点のトリオものにここでアプローチしてみたい。

GIOVANNI MIRABASSI 「ARCHITECTURES」
SKECH    SKE383010・HM79   ,  1999

Architectures このアルバムは所謂彼のピアノを中心としてのピアノ・トリオ・アルバムだ。
 しかも、彼の初のリーダー作であり、また全曲オリジナルというところで、最も原点的な意味での注目アルバムである。
 このアルバムをリリースして彼に対する注目度はぐっと上がった経過があるようだ。(そして衝撃のアルバム「AVANTI!」は、この翌年2000年にソロとして登場したわけだ)

 このアルバムのメンバー
   Giovanni Mirabassi : piano
   Daniele Mencarelli : Contrebasse
   Louis Moutin : Batterie

 彼等は2001年のライブ・アルバムまでこの三人のメンバーでトリオを組んでいる。

Architectureslist  収録曲は左の9曲。全てオリジナルで彼等の発想が見事に展開している。
 もう既にこのアルバムでミラバッシの美が溢れていることに気づく。
彼は、子供の頃からジャズ・ピアノに興味を持って多彩な活動をしてきたようだが、1992年にイタリアから活動をパリに移した(どうもこれはイタリアの音楽界に見切りをつけたことによるようだ)。そしてそのときにクラシックの巨匠アルド・チッコリーニに出会い、三年間にわたって個人レッスンを受け研鑽を深めたという。
 そしてその後フランスのジャズ界にて活動を展開した。そんな経過で生まれたのがこのアルバムであった。

 2曲目の”cafe français”を聴いてみても、このトリオはかなり練れていて、彼のピアノプレイは旋律の美しさのみならず、群を抜いた特技と言えるパッセージワークで歌い上げ、ベース、ドラムスとの関係も冴えている。そして美しく叙情的な世界は魅力的。続く”really don't match”とか”one more blues”ではジャズ・トリオの醍醐味のインター・プレイが見事で、ただ叙情、美というのでなくジャズを楽しめる。このあたりは円熟トリオに聴こえてくるところが恐ろしい。
 ”28 rue manin”のみギターの入ったカルテットになっているが、ちよっと中盤に違った雰囲気を入れる当たりは相当アルバム作りにも練り上げているところがみえてくる。見事と言えるアルバムなのである。

          *                *

GIOVANNI MIRABASSI 「DAL VIVO I」
SKECH  SKE333021・HM79  ,  2001

Dalvivoial  そしてミラバッシの究極の美は、このライブ・アルバムだ。録音は2001年パリで行われ、直ちに2001年にリリースされている。
 上のアルバム「ARCHITECTURES」の2.4.6.9.の4曲がここでライブ演奏されている(当然メンバーは同じ)。つまり彼のオリジナル曲のライブ版であるが、唯一最後に登場する”El pueblo unido jamas sera vencido”だけは、例の衝撃のソロのアルバム「AVANTI!」のトップを飾った曲で、チリの軍事政権を批判した政治闘争歌だ。その美しさに聴く者を虜にしたあのソロ演奏を、ここではトリオで演奏している。

Dalvivoi 収録曲を詳しくみると左のとおりの8曲。 ライブ演奏になるとアルバム版よりは演奏時間も長くなってくる。そのあたりは彼の感情の導入の結果でもあろう。

 スタートの”jean-paul chez les anges”は、私は先にこの後(2004年)の映像ライブ版「LIVE at SUNSIDE!」で視聴している為か、いかにもミラバッシと、ちょっと聴いただけで解る流麗なピアノの音が流れ出す。約10分に及ぶ演奏だが中後半のドラムスとの盛り上がりが見事。2曲目”place de la marie”はリズミカルでありながら美の世界が展開する。続く”28 rue manin”もライブで一段と叙情性が増して心に響いてくる。ドラムスのLouis Moutinも、このミラバッシとのトリオには手慣れたところで、一層味付けが増してブラッシング、シンバルの音が微妙にサポートして感動。
 そして4.”des jours meilleurs”以降も、ミラバッシのピアノは華麗にして叙情的、そしてその美しさに圧倒される。5.”requiem”ではベースのアルコ弾きが入って、更に盛り上がりが聴ける。
 最後の7.”cafe français”、8.”el pueblo unido ・・・”の美はもう表現を超えたところにあって何も語れない。まさにヨーロッパ・ジャズの素晴らしさを感ずるアルバムである。

(試聴)http://www.youtube.com/watch?v=OyBrEnp5ZLI

Pa082002trmonoblog
(ポーランド・ワルシャワにて   2012.10)

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2012年12月 6日 (木)

冬到来

冬到来 1

Dsc_0232sqmonoblog
Nikon D800, SIGMA24-70mm 1:2.8 DG HSM
ISO 320,  Tv 1/400,  Av 10.0     (2012.12.3)


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冬到来 2

Dsc_0263sqmonoblog
Nikon D800, SIGMA24-70mm 1:2.8 DG HSM
ISO 320, Tv 1/200,  Av 7.0       (2012.12.3)

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冬到来 3

Dsc_0301sqmonoblog
Nikon D800, SIGMA24-70mm 1:2.8 DG HSM
ISO 320, Tv1/400, Av10.0        (2012.12.3)

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2012年12月 1日 (土)

ジョバンニ・ミラバッシGiovanni Mirabassi : 革命歌「iADELANTE!」

あの「Avanti!」から10年、再びソロで革命、レジスタンスに焦点を絞る・・・・・

 美しくも激しい心のほとばしりを描くミラバッシの2011年の作品と言いたいところであるが、とにかく多彩で圧倒もされる。

GIOVANNI MIRABASSI 「iADELANTE!」
Discograph  LC14846-614 957 2  ,   2011

Iadelante

 ジョバンニ・ミラバッシの活動は、やはり主たるはピアノ・トリオと言っていいと思う。既に積み上がった彼のアルバム群を聴くにつけ、彼がイタリアからフランスへと活動拠点を移したのは音楽的探求とその活動の充実のためなのか?、彼の描く世界の意味付けからなのか?、はたまた人生の生活の場としての意味なのか?、その点は解らない・・・・・。
  しかしこのアルバムはソロ活動として、キューバの首都ハバナ(studio Abdala)に赴いての録音である。そして非常に録音は優秀、彼のピアノ・タッチまで目に見えるようにピアノの音が流れる。 
 ”ADELANTE”とは”前へ”という意味のようだが、彼のあの10年前のベスト・セラー・アルバム「Avanti!」の衝撃に原点回帰にして、そして一種のこれからの彼自身の前進の意味をもっての再出発のアルバムにもとれる。
 しかし、一般に言われるような「Avanti!」の焼き直し的二番煎じとはちょっと違う印象だ。それは比較的短い曲群で構成されたアルバムで、ヴォーカル入り2曲(キューバの曲)、バンドが入るものなどの試みもあって別仕立て。

Iadelantelist2  左のように17曲が収められているが、非常に国際色豊かな曲群だ。テーマはやはり”革命””抵抗”に通じている。

 なにせスタートが聴いたことがある曲と思ったら”インターナショナルL'Internationale”、これは知る人ぞ知るかってのソビエト連邦の国歌だ(もともとは、フランスで作られた歌とか?)。こう美しくなるとは・・・と驚かされる。2曲目は革命の人チェ・ゲバラを讃えた歌”Hasta siempre”。3曲目の”partisan”は、歳をとるにつけ人気の出たアメリカ・ロック歌手のレオナード・コーエンの曲、彼はユダヤ系カナダ人で、革命後のキューバに潜入していたことがある異色の歌手(参考http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/leonard-cohen-c.html )。4曲目の”a luta continua”は、反アパルトヘイト活動のモザンビークの女性歌手ミリアム・マケバの曲。そしてそしてなんとドイツから御存じ”Lili Marlieen”、第二次世界大戦の最中、ベオグラードのドイツ群放送局から流され戦場で愛された歌で有名だ。この演奏でミラバッシの優しさが感じ取れる。最後の”Gracias a la vida”は、アルゼンチンのフォルクローレ女性歌手メルセデス・ソーサのもので、彼女は軍事独裁政権下で歌によって社会変革運動を進めた。

Mirabassi1  いやはや凄い、これをピアノ・ソロを中心に展開するわけだ。しかしこのアルバムは全体に聴くに実はそう難しくない。アルゼンチンの”Libertango”はなかなか展開がメロディアスで聴きどころだ。ラストの”Gracias a la vida”は、ミラバッシの演奏は途中までピアノ・ソロで、中盤以降にベース、コンガ、ドラムスが入り、彼の熱の入ったときのハミング声も聴かれ、最後は合唱で纏めるという面白い仕上げである。

 ただ、彼の真髄の哀愁、叙情、憂いの美の世界をピアノ・ソロで・・・と、言うのをあまり期待しすぎると若干違いを感ずるのでは?。実は私がそうだったわけであるが、アルバム「Avanti!」の”El pueblo unido jamas sera vencido”の美しさに及ぶものは実は無かったと言って良い。彼がそれを目指したのであれば、もう少し違った仕上げをしたであろう。そこに彼のただの焼き直し的なものでない”前進の心”を見てゆきたいのである。しかしファンがそれをどう支持してゆくかは別の話であるが・・・・、しかし随所に出てくる彼の伝えたい人の心は感ずるし、そこにある美をピアノの音で堪能できる。特に彼の特徴である右手で描く華麗なパッセージワークはやはり素晴らしい。

(試聴) http://www.youtube.com/watch?v=3J5DAFQ7etI

(参考) http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/giovanni-miraba.html

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(ポーランド・ザモシチにて   2012.10)

 

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