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2013年3月28日 (木)

<Blu-ray Audio 盤>ロック心を揺さぶるジャズ~パトリシア・バーバーPatricia barber(3) : 「modern cool」

パトリシアの心意気が14年の経過を経てブルー・レイ・オーディオ・ディスクで登場

<JAZZ, ROCK> Patricia Barber 「Modern Cool」
                       Blu-ray Disc    Premonition Records 90761-4 ,  2013

Moderncool_2

 パトリシア・バーバーの多くのアルバムの中でも一,二を争う名盤。これは1998年リリースされた4thアルバムだが、ここに来てリマスターされ、サウンドの改良を経て5.1surround(DTS HD MA 24/96KHz) & 2.0 LPCM 24/192KHz の2タイプを搭載してリリースされたのだ。このブルー・レイ・オーディオは、目下私が最も期待しているもので既に紹介したが、PCオーディオ時代になって、CD、SACD を超える一つのメディアとして期待されるもの。目下は一般のBlu-ray再生機で対応可能とするために、96kHZも搭載している訳だが、これからはこの盤の性能を引き出すには、192kHZに対応した再生機が必要となるが、それはこの盤の普及次第というところだろう。
 
  さて、このアルバム話に戻るが、彼女の Discography は、「2013. 3. 17 パトリシア・バーバーの傑作アルバム考」(http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-f82c.html)を参照にして欲しい。

Moderncoollist  このアルバムのTRACK-List 及びメンバーは左のようなところ。彼女の曲は12曲中8曲登場。

 オープニング”Touch of trash”、”Winter”の彼女のオリジナル2曲の格好良さに圧倒される。John McLeanのギターが泣き、ピアノがバックでむしろスロー・リズムを刻み、トランペツトが唄う。そしてパトリシアのダークなヴォーカルが漂う。いやはやこの世界はジャズであってロック心を揺さぶってきて、私の泣き所をしっかり掴んでいる。まいった。

Patricia5b  カヴァーとしいは”Light my fire”がパトリシア節への編曲が見事で、そしてポール・アンカの”She's a lady”などが登場する。
 ”3.You & The night & the music”が又なかなか良いです。ジャズ心の夜のムードが迫ってきます。こうゆうのにも私は弱いんですね(笑)。
 その他、”8. Let it rain”、”11.Postmodern blues”では、ブルース心をも刺激してくれて満足。いやはや奥深い。

 ここでリリースされたサウンド改良版は実に嬉しいところであった。

(試聴)① Light My Fire http://www.youtube.com/watch?v=0yp_PY9MQzI
          ② Company http://www.youtube.com/watch?v=GWO09Vh3IRM
          ③ Postmodern Blues http://www.youtube.com/watch?v=3wv60d0KH2Y

            [PHOTO  今日の一枚]

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(OLYMPUS PEN E-P3   M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm 1:3.5-6.3 EZ)

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2013年3月25日 (月)

マデリン・ペルーMadeleine Peyroux のニュー・アルバム:「THE BLUE ROOM」

頑張ってますね~~~と言いたいアルバム

<JAZZ> MADELEINE PEYROUX 「THE BLUE ROOM」
             Universal Music (Pennywell Productions) B001800-02 ,  2013

Theblueroom

 あまり品の良くない言葉で言うと、”いっよ~~、姉御!頑張っているねぇ~~”という感じのマデリン・ペルーの6thアルバムが登場した(彼女は1974年生まれの39歳)。前作「STANDING ON THE ROOFTOP」を取り上げてからもう2年経つのですね(このブログで彼女を語るのも4回目になる。 参照 : http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/madeleine-peyro.html )、彼女としては順調なアルバムのリリースといったところ。

 今作の特徴は自己のオリジナル曲集の前作と違って全てカヴアー曲、しかもシンガー・ソングライターでありながら、”I can't stop loving you”で誰もが知るレイ・チャールズRay Charlesの昔(1960年代始めの)のアルバム「モダン・サウンド・イン・カントリー・アンド・ウェスタン」の再評価を試みる(つまり古い曲を唄う)中での誕生したアルバムという。
 どうもかねてから彼女の歌にはぞっこん惚れ込むと言うことは無いのだが、しかし何となく気になって聴いて、そしてニュー・アルバムとなれば是非とも聴きたくなると言う不思議な存在。そしてこのアルバムもカヴァーとは言っても、やっぱりマデリン・ペルー節そのものなんですね。

members
    Madeleine Peyroux : Vocals , ac.Guitar
    Dean Parks : elec.Guitar
    Joy Bellerose : drums
    Larry Golding : Hammond , piano
    David Pilth : bass

Theblueroomlist TRACK-Listは左にみるとおりで、2.4.7.8.の4曲は、レイ・チャールズのアルバムからだ。とくに”I can't stop loving you”なんて懐かしいそのものです。そして1.のハンク・ウィリアムスから始まって、バディー・ホリー(3.)、ランディ・ニューマン(5.)、レナード・コーエン(6.)、グレン・キャンベル(8.)、ウォーレン・シボン(10.)と、いやはや昔懐かしアメリカの名曲と言えば名曲の世界に、マデリンは首をつっこんでこのアルバムとなっている。

 しかし今となってこの世界とは?、やっぱりある程度歌い込んでくるとこうした世界に興味が湧くのであろうか?。
 これはプロデューサーのラリー・クラインの企画なのか、マデリンの希望なのかは知らないが、前作とは全く発想が違っている。そういえば、ダイアナ・クラールも最新アルバム「GLAD RAG DOLL」は、同じパターンでアメリカの古きよき時代に迫るものであったことを思い出す。

Mp7jpeg  しかし15歳からフランスはパリ街中でのストリート・ミュージックから出発しての百戦錬磨のマデリン・ペルー、前作の自己のオリジナルものと比較して不思議に印象の変わらないアルバムに仕上げてしまった。つまりそれだけ彼女は自分の個性を持っていると言っていい。そしてそれが不思議と言えば不思議、現在に古さを感じさせないのである。そしてなんと言っても聴いていて疲れないのがいい。

 上に挙げたように、バック・ミュージシャンも錚々たるメンバーでこれも又注目度を上げているわけだ。
 まあとにかく、彼女のブルース調の加味したジャズにカントリー色を加え、そしてポップなところも忘れないミュージックに、時として浸るのも悪くないのである。

(試聴)Changing All Those Changes -http://www.youtube.com/watch?v=HECibuK36n8

    [PHOTO  今日の一枚]

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我が家の庭の”山茱萸(さんしゅゆ)”も、老木ですが立派に今年も満開に花を咲かせてくれています。これが春の第一報です。
(OLYMPUS PEN E-P3 , Zeiss Planar 45mm 1: 2 )

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2013年3月21日 (木)

クリスティーナ・トレインKRISTINA TRAIN ~ソウフルな癒やし系ポップ・アルバム「DARK BLACK」

息抜きに・・・・・癖の無い”若きポップ美人ヴォーカリスト”の2ndアルバムを

 若いと言ってもそれほど若くない(1982年ニュー・ヨーク生まれ(30歳))ヴァイオリンを操る美人シンガー(と、言ってもビックリするほどではない)のこのクリスティーナ・トレインKristina Train。彼女はシンガー・ソングライターである。
 2010年にこのブログでも新人有力株として取り上げたのであったが(1stアルバム「SPILT MILK」~参照 :http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/kristina-train-.html)、昨年(2012)11月に2ndアルバムをリリースしていた。1stアルバムは「BLUE NOTE」からと言うことで、JAZZを連想するところだが、この2ndアルバムではっきりする。つまりジャズでなくて立派なポップスだ。ここに落ち着くにはそれなりの経過があったようだが、つまるところ、Jazzyな世界から決別して、彼女自身の姿に戻ったと言っていいようだ。彼女は英国ロンドンに住んでいて、今度のアルバムは英国Mercury Records からのリリース。

<POPULAR> KRISTINA TRAIN 「DARK BLACK」
                       Mercury Records ,   3711587 ,   2012


Dark_black

Members
 Kristina Train : Vocals, Violin
 Ben Christophers : Guitars, Keyboards
 Ed Harcourt : Bass
 David Kosten : Drums
 Jamie Morrison : Percussion
 Martin Craft : Piano
    ・・・・・・etc

TRACK-List
   1. dark black
  2. dream of me
   3. pins & needles
   4. no one's gonna love you
   5. lonely sinner
   6. saturdays are the greatest
   7. don't leave me here alone
   8. i wanna live in LA
   9. stick together
10. lose you tonight
11. everloving arms
12. january


Kristina1 スタートの曲”Dark Black”は、まったくあのプロコムハレムの”青い影 a whiter shade of pale”を思い出す曲ですね。はっきり言うとパクリみたいだ。そんなムードが全編流れる。そしてこれはアルバム・タイトル曲で、”Dark Black is The Colour of my Life”と唄っているが、そう暗さはない。そしてこのミディアムからスロー・テンポの曲が最初から最後まで続くのである。しかし不思議に飽きないところがミソです。
 中間部の”Sturdays are The Greatest”は、ちょっと哀愁感もあって聴かせてくれます。
 ソウフルでありながら、爽やかでもあり、そして癖の無い唄声は癒やし系に入れても良い暖かさもある。あまりパンチが効くというところではないので、そのての刺激を求めてはいけないところではあるが、録音効果も加味して低音部に厚みがあって、そして高音部まで素直に伸びる。時にこうした安堵感のある世界もなかなか良いですね。
 全てのジャンルの愛好家にお勧めである。

(試聴)Dark Black http://www.youtube.com/watch?v=L0MzFbbg6Y4

           [PHOTO  今日の一枚]

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(OLYMPUS PEN E-P3  M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm 1:4-5.6 R , PL)

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2013年3月17日 (日)

パトリシア・バーバーPatricia Barberの傑作アルバム考(2) : 「café blue」, 「VERSE」

Patricia7 聴けば聴くほど病みつきになるこの世界

 前回に続いてパトリシア・バーバーPatricia Barberだ!!。
 
  先ずは彼女のDiscographyを下に紹介する。1stアルバムが1989年ですから、結構彼女は遅咲きでしたね(34歳)。
 もともとはピアニストの世界であったのではないかと思われるが・・・・あの特異な低域のヴォーカルでの伝統的ブルース・ジャズとクラシカル・ロックの融合に、オリジナルな発想での曲が生まれ開眼したのではないかと想像するところだ。
 

<Discography>
1.Split Premonition Records (1989)
2.Distortion of Love Antilles (1992)
3.Cafe Blue (Two versions) Blue Note Premo. Records (1994)
4.Modern Cool (Three versions) Blue Note, Premo. Records (1998)
5.Companion Blue Note, Premonition Records (1999)
6.Nightclub Blue Note, Premonition Records (2000)
7.Verse Blue Note, Premonition Records (2002)
8.Live: A Fortnight In France Blue Note (2004)
9.Live: France 2004 DVD Blue Note (2005)
10.Mythologies (Two versions) Blue Note (2006)
11.The Premonition Years: 1994-2002  Blue Note (2007)
12.The Cole Porter Mix Blue Note (2008)
13.Smash Concord Records (2013)


  前回は、私が最初に聴いた1stアルバム「Split」と、何年かの間をおいてここに再会してお気に入りになったアルバム6.「Nightclub」 、そして最新アルバム13.「Smash」の3枚のアルバムを取り上げた。ここでは彼女に惚れ込むであろう素晴らしいアルバムがあるので、順次紹介・推薦することとする。


<JAZZ>patricia barber 「café blue」
      Blue Note(Premonition) 90760 ,  1994 

Mi0001927622 members
  Patricia Barber : vocals,piano
  Michael Arnopol : bass
  John McLean : guitars
  Mark Walker : drums, percussion, body parts

TRACKLIST
-What A Shame - lyrics*
-Mourning Grace*
-The Thrill Is Gone
-Romanesque
-Yellow Car III*
-Wood Is A Pleasant Thing To Think About -lyrics*
-Inch Worm
-Ode To Billy Joe
-Too Rich For My Blood -lyrics*
-A Taste Of Honey
-Nardis
-Manha De Carnaval
      (*印は彼女オリジナル)

これは3rdアルバムで、彼女のキャリアーの中でみれば、比較的初期に近い。しかしこのアルバムで彼女は一躍注目を浴びたようだが・・・まさにその通りの素晴らしいアルバムだ。彼女の前衛的なピアノ、そしてそれに呼応するがごときに演ずるJohn McLeanのギター。ヴォーカルは美しさとダークな両面をみせ更に深遠な空間を感じさせて魅力的。異色な世界は間違いないが、そこにはハイセンスな世界が展開しているのだ。はっきり言うと”通”にもてるであろうJazzyな曲であり、しかもロックの心も忘れていない。
Too Rich for My Blood”の彼女の曲のように、時に高音の響きを歌い上げる不思議な唄であるところもユニークと言われる所以であろう。マイルスの”Nardis”におけるピアノの美しさも出色であり、又即興的展開部も見事。

(試聴)Nardis http://www.youtube.com/watch?v=Zi3i-HqDNFI


<JAZZ>Patricia Barber 「VERSE」
      Premonition Records  KOC-CD-5736 ,  2002

Verse

members
   Patricia Barber : vocals, piano
   Michael Arnopol : bass
   Neal Alger : guitars
   Dave Douglas : trumpet
   Joey Baron & Eric Montzka : drums


 このアルバムは2002年の7thアルバム。既に彼女の評価も確立してユニークなジャズは更に一歩前進する。それは今までのピアノ、ギター、ベース、ドラムスのカルテット編成にトランペットが加わって、ジャズを一層深めるのだが、そこにはロック心は相変わらず彼女流の解釈で流れている。

Verselist TRACK-LISTは左のような10曲。彼女自身のオリジナル曲で埋められている。彼女のダークな低い声が一役買ってのことであろうが、”悪が強い”という表現もするものがいる。ここでも曲自身が異様な展開がみられるし、それも一つの評価かも知れない。しかし私からみればむしろソコが魅力であるのだ。
 ”I Could Eat Your Words”は、グルーヴィーなピアノの曲の流れ、彼女のダークなヴォイス、途中から唄うトランペット、これぞジャズという典型的な曲。
 ”Regular Pleasure”や”The Fire”のムードはピカイチ。
 そして最後の”If I Were Blue”での哀愁の世界も印象深い。もともと性的問題も抱えている彼女のようで、この曲では何かそんな世界も見え隠れする感じだが。

(試聴)①Dansons La Gigue  http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=wOxp7KiqZcs&NR=1
② If I Were Blue (1)http://www.youtube.com/watch?v=3xxZKbGTcuU
                        (2) http://www.youtube.com/watch?v=BN5hNMemCWc

どうもまだ紹介しきれない。もう少し続けて彼女のアルバムに焦点をあててゆきたい。

[PHOTO  今日の一枚]

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(OLYMPUS PEN E-P3   M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm 1:4-5.6 R,  PL)

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2013年3月13日 (水)

ジャズであってロック心を昇華するパトリシア・バーバーPatricia Barber(その1) : 「SMASH」etc.

私の世界に復活した”ジャズとロックの強力な交錯の世界”

Patricia1   とにかく驚きであった。女性の美学をこよなく探求する友人からの紹介で届いたアルバムがある。聴くと同時に虜になったピアニスト、シンガー・ソングライターのパトリシア・バーバーPatricia Barber。これぞ一つの究極の女性ヴォーカル・アルバムだ( 「Nightclub」(2000) ↓)。
 ところが・・・・なんと私の頭の中で何かが騒いだ。”ええ!、もしかしたらかって聴いたことのあるあのアルバムの?”と言うことで、既に満杯で処理に困っているCD棚の中や、収納の中を探し回って出てきたのが、彼女の1stアルバム「SPLIT(1989)だった 。

 この「SPLIT」しか知らなかった私が、頂いたアルバム「Nightclub」で、何年ぶりかに彼女に再会してみると、その変身にビックリ。見事に円熟したそして洗練されたヴォーカルと演奏のジャズ・ミュージックが開花している。まさに女性ジャズ・ヴォーカルを聴こうとするならば、この世界は知らなきゃ損という傑物であった。

<Jazz> PATRICIA BARBER 「nightclub」
BLUE NOTE (PREMONITION RECORDS) 90763 ,   2000 

Nightclub

Patricia Barber - vocals, piano
Michael Arnopol - bass (5, 9, 10)
Adam Cruz - drums (4, 5, 6, 8, 9, 11)
Charlie Hunter - 8-string guitar (4, 6, 11)
Marc Johnson - bass (1, 2, 3, 7, 8)
Adam Nussbaum - drums (1, 2, 3, 7, 8)

TRACK-LIST
-Bye Bye Blackbird 4:01
-Invitation 4:59
-Yesterdays 6:41
-Just For A Thrill 3:21
-You Don't Know Me 3:46
-Alfie 4:51
-Autumn Leaves 5:04
-Summer Samba 3:44
-All or Nothing At All 3:23
-So In Love 3:42
-A Man & A Woman 4:19
-I Fall In Love Too Easily 3:28


 このアルバム、上のLISTのようにスタンダード曲、ポヒュラー曲のオンパレード。しかも”これぞジャズ・ヴォーカルだ!”と言ってしまいたくなるパトリシア・バーバー節。個性的な低くダークでありながら夜の夢を感じさせるところがミソ。私の好みの都会の夜が静かに現れる。となかく彼女の洗練されたピアノのインプロヴィゼーション演奏が絡んでくるのでたまらない。それもマーク・ジョンソンがベースを担当している曲群がなかなか良く、これぞニュー・ジャズの究極に迫らんとしている。こんな世界になっていたのかと聴き入ってしまった。ものうい夜のジャズ・ヴォーカルの一級品。

(試聴) http://www.youtube.com/watch?v=qIaBzdfl_rw 

 ・・・・・・・・・・ところがところが、更にそれならばと最新作( 「SMASH」(2013) )をと手に入れてみると、これ又意外や意外、・・・・油断大敵、アルバム「Nightdlub」とは一線を画したアルバムに対峙することになる。こうも進化するのかと驚かされたロック心が見事に昇華したジャズ・アルバムに至ったのである(↓)。

Smash_2 Patricia Barber 「SMASH」
Concord Music  0888072336766 ,  2013

members
  Patricia Barber : Vocals,Piano
 John Kregor : Guitar
 Larry Kohut : Bass
 Jon Deiitemyer : Drums



 このアルバムで、これぞ常識的なヴォーカル・ジャズに一線を画した彼女の異様空間とまで言える渋いジャズの世界が完成している。そしてそこにはなんとロックの導入によるインパクトの襲う世界をも描ききっている。まさにgroovyと言われる彼女のピアノ・サウンドが強力に彼女自身の独自の世界を築いているのだ。
 そうだこれがパトリシア・バーバー!。これで私の記憶にあった彼女(アルバム「SPILIT」)が納得できるのである。
 このアルバムは上の「Nightclub」とは全く異なって、全て彼女のオリジナル曲。このアルバムこそ久々にリリースした彼女の入魂の世界なのだ。
 驚くなかれ、彼女は1955年シカゴ生まれ。ということはなんと57歳。いっやー、頑張っている。父はかの有名なグレン・ミラー楽団のサックス・プレイヤーだったらしい。1989年デビュー。

TRACK-LIST
01 – Code Cool
02 – The Wind Son
03 – Romanesque
04 – Smash
05 – Redshift
06 – Spring Song
07 – Devil’s Food
08 – Scream
09 – The Swim
10 – Bashful
11 – The Storyteller
12 – Missing


 TRACK-LISTは上の12曲。 冒頭からロック心を刺激する異様な空間を彷徨うジャズ世界の展開が襲ってくる。そして”Romanesque”ではピアノとヴォーカルのつぶやきと語りが静かな情景が見えて魅力的。
 さて問題は、アルバム・タイトル曲”Smash”だ。4分20秒の曲の前半約2分は、ピアノが美しく流れるが、中盤突如としてエレクトリック・ギターが泣いてヘビー・ロックの世界が展開。これは私的にはたまらない曲の構築だ。
Spring song”は、ベースとピアノの美しさが押し寄せてくるジャズ。

(試聴)① SMASH http://www.youtube.com/watch?v=sFOqtQpquiU
     ② CODE COOL http://www.youtube.com/watch?v=0qtA8iwo1n0

Split  さて、ここで何年か前に初めてパトリシア・バーバーを知った1989年の1stアルバム(左)を挙げておく。もちろん私の初の出会いとは言っても、せいぜいここ10年以内のところで、リアルタイムでは全くない。

Patricia Barber 「SPLIT」
Premonition Recprds  KOC-CD-5742 ,  2000 (Origonal 1989)


 Patricia Barber : Piano, Vocals
  Michael Arnopol : Bass
  Mark Walker : Drums

TRACK-LIST
  1. early autumn
  2. greys*
  3. alone together
  4. spy sly*
  5. easy to love
  6. too late now
  7. winter illusion*
  8. retrograde*
  9. two for the road
10. then i'll be tired of you

        (*印 彼女のオリジナル曲)

 ここに単純なジャズでない彼女の世界のスタートが知ることが出来る。このアルバムは、カヴァー曲と彼女の曲がほぼ交互に登場するが、彼女の曲はインストメンタルでトリオ演奏の世界。ピアノ演奏に自己の主張が濃厚な曲展開。そしてカヴァーものは、彼女のやっぱりジャズなんだろうがただそれに止まっていない独特な味のヴォーカル曲という編成。これが実に不思議な世界を醸し出すのである。この特異のジャズ世界に出会いながら、ここまでその後のアルバムに接しないで来てしまっていたのだ。もう一歩、訴える何かが欲しかったアルバムであったと言える。

(試聴) http://www.youtube.com/watch?v=pn1XEoS4E0I

さて・・・・ここまでは私のパトリシア・バーバーとの巡り会いの物語であるが、次回に推薦盤を紹介したい。

[PHOTO 今日の一枚]

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(OLYMPUS PEN E-P3 ,  M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm 1:4-5.6 R)

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2013年3月 9日 (土)

私の映画史(13) : 「ローズマリーの赤ちゃん」~ストーリーの怖さと音楽の美しさと

”妊婦は絶対に観てはいけない”と言われた映画「ROSEMRY'S BABY」

 近年は、映画「戦場のピアニスト」で日本では一般に浸透した映画監督のロマン・ポランスキーの1968年の作品。見方によっては呪われた映画と言われているもの。それは一つはこの映画のストリーで、純真な女性にまつわる衝撃な結末の怖さ、二つ目はこの映画が公開されてから起こった監督の悲劇。三つ目はこの撮影場所で起きた悲惨な事件があるからだ。
 しかし私がここに取り上げるのは、ソコに流れる美しいクリシュトフ・コメダの音楽があり、又衝撃的ストーリーが印象的であるからだ。

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ROSEMARY'S BABY

監督    ロマン・ポランスキー
脚本    ロマン・ポランスキー
原作    アイラ・レヴィン
出演者 ミア・ファロー
音楽   クリシュトフ・コメダ
撮影   ウィリアム・A・フレイカー
配給   パラマウント映画
公開   米国 1968
      日本 1969
上映時間 136分
制作国  米国
言語    英語

Photo (ネタばれ少々の概略ストーリー(要注意))
 舞台はニューヨーク(1966年の設定)。若い俳優ガイ(ジョン・カサベテス)と妻ローズマリー(ミア・ファロー)が、マンハッタンの古いアパートに引越してきたところから始まる。隣人はローマンとミニーのカスタベット夫妻。一見親切だが、おせっかいでなにかいわくのありそうな老夫婦だ。
 その頃から夫ガイの仕事の上に幸運と言える変化が起こり始めた。いつも彼よりはいい役にありついていた俳優が急に盲になり、ガイに役がまわってきたりした。又新生活の中で、赤ちゃんを作ろうと彼はローズマリーに提案した。ローズマリーも幸せに感じ期待する。その当夜、夕食の時、隣のミニーがデザートを持ってきてくれた。だが、味が変でローズマリーは食べたくなかったが、夫は変に強く勧める。そこで半分ほど食べたが、その結果、目まいがして意識を失ってしまった。その夜、ローズマリーの見た夢は、まさに悪夢というにふさわしいもの。翌朝目ざめると、彼女の身体は、不思議にひっかき傷だらけだった。おかしな、そして不気味な一夜であったが、夫が彼女に寄り添ったことの話しを聞いて納得する。そして彼女は妊娠した。
 隣のカスタベット夫妻は知っている産科医を勧めたり、栄養があるという飲物を毎日運んできたりした。だが日が経つにつれ、ローズマリーの身体は弱まり顔色は悪くなるばかり。訪ねてきたローズマリーの友人ハッチは異常を感じ心配して事情を聞いてくれた。彼は翌日、彼女と会う約束をして帰っていったが、急病で倒れて数ヵ月後に死んでしまった。しかし、かたみに古い本をくれた。ローズマリーは読みふけり、すべての謎を解けたと確信した。それは周囲の者の悪魔の伝説の陰謀が渦巻いていることを知ったのだ。
 ローズマリーは、意識喪失の下なんとか無事に子を生んだ。だが、みんなは死産だったという。しかし、アパートの隣の部屋から子供の泣き声がする。彼女の生んだ子なのか?。
 そして・・・・・・・・全ての謎が明らかになる。怖い。

 アメリカ映画といえども、監督はポーランド人のロマン・ポランスキーRoman Polanski、そして音楽もポーランド人のクリシュトフ・コメダKrizysztof Komedaというところが焦点(二人とも1933年生まれ)。

Photo_2  特に監督のポランスキー(左)は、実はユダヤ人で少年の頃ポーランドにて第二次大戦下クラクフのゲットーに拘束され、両親と共に収容所送りにならんとしたときに、父親の機転により有刺鉄線に穴を空けて子供の彼のみ逃げることが出来た。そして逃亡生活を送っている。18歳で映画の道に入り、1962年になって監督としての本格的作品「水の中のナイフ」を発表した。いずれにしても戦後ソ連統治下から西側に逃れている。
 同様に、音楽のクリシュトフ・コメダ(このアメリカ映画ではクリストファー・コメダChristopher Komedaと記されている)は、ポーランドのジャズ・ピアニスト、彼の描くところは哀愁と美とそして凄みのある陰影とが売りどころ。彼もポランスキーとの関係もあり、自己の芸術を求め西側に逃れた一人である。そしてこの映画のオープニングから哀愁のテーマ”sleep safe and warm”が、ミア・ファローの”ララララ~”のスキャットで流れるのである。
 こうした両者のコラボによって作り上げられたこの映画には、その描くところ二人の人生の歴史的背景から生まれる凄みが何となく感ずるのである。

 妊娠した女性の情緒不安定な世界を描きつつも、人間のオカルト世界に踏み込んでのこのホラーなストーリーの怖さと、一方それに引き換え今時の映画のような残酷な描写は全くなく、それでいて恐ろしいところがこの映画の芸術性の高さであると思う。既に40年以上前の映画だが必見の代物だ。

 さて、冒頭に述べたこの映画は何故”呪われた映画”と言われるのか?、それはこの公開後に、監督ポランスキーの妻の映画女優のシャロン・テートが妊娠中に、カルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーにより悲惨な状態で殺害される事件が起きる。これもまさに獣奇事件であったこと。
 更にこの撮影現場であった古い10階建てのアパートは、あのジョン・レノンとオノ・ヨーコが住んでいたダコタ・ハウスなのです。そして1980年レノンは玄関前で射殺されたのであった。

(追加)ローズマリー役のミア・ファローMia Farrowは、フランク・シナトラと結婚し、この映画の公開後離婚した。後にジャズ・ピアニストでありクラシック音楽指揮者のアンドレ・プレヴィンと結婚。多くの映画に出演。

(試聴) http://www.youtube.com/watch?v=VQFwW8eAy4U

[PHOTO 今日の一枚]

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(OLYMPUS PEN E-P3,  M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm 1:3.5-6.3 EZ)

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2013年3月 5日 (火)

マルチン・ボシレフスキ(Marcin Wasilewski)Simple Acoustic Trio : 「Lullaby Rosemary」

今、旬なピアニストにとってのクリシュトフ・コメダの曲
  ~特に”ローズマリーの赤ちゃん”が印象的~

Wtrio_2  今、ポーランドの旬なJazzピアニスト、レシェック・モジジェルのアルバム「Komeda」を先日取り上げたが、これはポーランドの代表的Jazzピアニスト・作曲家のクリシュトフ・コメダの曲をモジジェルのセンスでシャズ演奏したものだ。しかし・・・・これを聴くと言うことはやっぱりポーランドのマルチン・ボシレフスキMarcin Wasilewski(マルチン・ヴァシレフスキとも発音されるようだが)が、既に1995年にピアノ・トリオ(↑)でやはり挑戦しているので、そのアルバムをここで取り上げるのである。


<JAZZ> Simple Acoustic Trio 「Lullaby for Rosemary」
              nottwo Rcords  , MW727-2  (GPTS 707) ,  2001
              Recorded Feb.7-8,1995 at S3 Studio Warsaw

Lullabyforrosemary

 このシンプル・アコースティック・トリオは、ポーランドの若きピアニストのマルチン・ボシレフスキがリードする少年時代の友(ベースのクルキェヴィッチ)と結成しているトリオで、1990年に15歳でデビューしているポーランド民主化の落とし子である。2000年代になって私は知ったわけであるが、その演ずるピアノのタッチと旋律の美しさはポーランドにおける今や代表株。フリーなセンスをも持ち合わせて聴く者を楽しませてくれている。(参考:http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/marcin-wasilews.html
 もともとポーランドという国は文化の中核に音楽をおいており、ジャズに対してもその評価は高い。ヴァシレフスキもカトヴィッツェ音楽大学ジャズ・ポピュラー音楽部を卒業して現在に至っているという。
  Members
       マルチン・ボシレフスキMarcin Wasilewski : Piano
   スワヴォミル・クルキェヴィッチSławomir Kurkiewicz : Bass
   ミハウ・ミシュキェヴィッチMichał Miśkiewicz : drums


Sat_komeda_2     さてこのアルバムであるが、1995年のリリースで、なんと恐ろしいというかボシレフスキの20歳時の作品。当時はこのような作曲者コメダの顔のジャケ(右)であった。そしてリニューアルされての登場は、ジャケが変えられ一曲加えられたものが現在手に入る。タイトルも「KOMEDA」から「Lullaby for Rosemary」と変えられているのである。
 一方彼等の近年のアルバムは、ECMからとなり、トリオ名は変わって”Marcin Wasilewski Trio”の名でリリースしている(アルバム「January」、「Faithful」)。

Lullabyforrosemarylist  このアルバムのTrack-Listは左のような8曲+1曲。もちろんいずれもコメダの作品を彼等の解釈で演奏している。コメダは本来医者であったらしいが、音楽にご執心になって、名前も本名からコメダに変えてしまったというのだが・・・・・。
 モジジェルのアルバムもオープニングはこの”Sventetic”からスタートさせたが、これも素晴らしい曲で、彼はややテンポを早めスリリングな感じを出した。一方このトリオの15年前の演奏は、イメージが違っている。テンポはやや緩めにそして優雅さ美しさが前に出ている。しかもトリオとしてDouble-Bass やDrumsをも前面に出してのパートを含んでの展開をみせる。
 このように、コメダの曲といえども演奏家の感覚で異なってくるところが醍醐味であって、それぞれ私にとっては快感だ。

Rosemary1  さてメインは”Sleep Safe and Warm”(映画「ローズマリーの赤ちゃん」の主題曲)になると思うが、このトリオは最後にこの曲を持ってきて、このアルバムの中盤の起伏を静かに納めるべく演奏する。それにつけてもあの「ローズマリーの赤ちゃん Rosemary's Baby」は恐ろしいと言うか、強烈なインパクトを持たされた映画であった。主人公ローズマリーの純粋さを美しく讃え挙げているかのようにも聴こえる曲でありながら、その裏の恐怖をジワッと感じさせるコメダの曲は彼の最高峰であろう。それを見事に演奏してみせるのである。20歳にしてこの味付けをしているところに恐ろしさも感ずるマルチン・ボシレフスキであった。
 このロマン・ボランスキー監督の1960年代末の映画「ローズマリーの赤ちゃん」はジョン・レノン、オノ・ヨーコが住んでいたダコタ・ハウスで撮影されたもので、ホーラー映画と言われるが、現在のものとは一線を画して、映像でなくストリーで恐ろしいインパクトを与えるところは芸術性が高い。そこに描くものも女性の神秘にも似た世界が展開するところも更に評価されるところだ。原作はアイラ・レヴィンというが、この映画が原作どおりなのかは未だに確かめてないが、コメダの曲が見事に文学と映画の芸術の歴史を作るに大いに貢献している。

(試聴) http://www.youtube.com/watch?v=zd8iXsbXlLQ

  [PHOTO 今日の一枚]

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(OLYMPUS PEN E-P3   M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm 1:3.5-6.3 EZ )

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2013年3月 1日 (金)

豪華ロック・ライブ・アルバム=チャリティー・コンサート「121212 THE CONCERT FOR SANDY RELIEF」

希にみる世界を一つにした豪華救済コンサート="「サンディ」救済コンサート"の模様がアルバム(CD2枚組)で登場。
 

 2012年12月12日19時から6時間の希にみる超豪華アーティストの集結のコンサート。”救済チャリタィー”ということで、ブルース・スプリングスティーン、ロジャー・ウォーターズ、ボン・ジョヴィ、エリック・クラプトン、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ビリー・ジョエル、ポール・マッカートニーなどなどの豪華メンバーが集まってのパフォーマンスの登場で、いやはやその模様を収録したこのアルバムも内容は従って豪華になってリリースされた。
 

121212a

 そうそう、私にとってはなにはともあれロジャー・ウォーターズが一番の注目というところであるが(これは私にとっての話で、 そこは様々なロック・ファン、それぞれにとっては見どころが違っていて、それも又一興というところ(笑))、特にウォーターズは自分の参加だけというのでなく、最近のツアーのギタリスト3人をはじめ総勢13人のバンド・メンバーを揃え、又パール・ジャムのエディー・ヴェダーも引っ張り込んでの「ザ・ウォール」「狂気」からと新曲加えての7曲の演奏で、最も資金をかけての協力となり、彼特有のチャリティーには熱い心の特別サービスを示しての参加だった。

<ROCK> 「121212 THE CONCERT FOR SANDY RELIEF 」
                ~To Benefit The Robin Hood Relief Fund~
                     MADISON SQUARE GARDEN    12.Dec. 2012
                           COLUMBIA  88765448892  ,  2013

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 とにかく2012年10月の災害の中心にもなったNY。そのマジソン・スクエア・ガーデンを満杯にして行われたハリケーン”サンディ”の復興支援のコンサート。このコンサート自身の収益とこのアルバムなどの売り上げは、ロビンフッド救済基金に寄付される。この模様は全世界(日本も)にリアルタイムに放映され、2億人が視聴した。
 近年こうした救援コンサートは盛んであるが、今回の希に見る二度と無いだろうと思われる豪華メンバーが集うというところは、この災害の大きさを物語っているが、一方このような豪華コンサートになると、それを観るものにとっても、そして救済を受けるものにとっても決して悪いことではないので、価値あることと評価しておこう。

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 中身は、冒頭ブルース・スプリングスティーンから始まったが、後半になっての最後にポール・マッカートニーの演ずる中で、ピアノにダイアナ・クラールが参加、そしてなんと驚きのニルヴァーナの再結成が実現してしまった。そしてデイヴ・クロールのドキュメンタリー映画「sound city」の曲を披露。
 エリック・クラプトンはアコースティック・ギターで”nobody knows you When ・・・ ”の後にフルバンドでエレクトリックで2曲を演じた。
Photo  地元のアリシア・キースは女性としてピアノ・プレイでソウフルな唄で奮戦、ヒット曲の”no one”を披露、これがなかなか良かった。
 ローリング・ストーンズ、ボンジョヴィ、ザ・フー、コールドプレイのクリス・マーティンなどなどととにかく豪華、カニエ・ウェストはヒット・メドレーで参加。ビリー・ジョエルはNYロングアイランド在住と言うことで、久々のステージ登場で観衆を沸かした。

 以下が、当日のSet-Listで、延々と6時間のライブ・コンサート。このアルバムに納められた曲は「*」印の24曲。   
  
(チャリーティの精神で、取り敢えずこのアルバムを買って聴いてみてはどうか・・・笑)

    (試聴) ① http://www.youtube.com/watch?v=GJjLAu837qE
       ② http://www.youtube.com/watch?v=RFmlN0ENuXQ
       ③ http://www.youtube.com/watch?v=_63JhGJW03s

Bruce Springsteen

1.Land of Hope and Dreams *
2.Wrecking Ball *
3.My City of Ruins (With "Jersey Girl" )
4.Born to Run (with Jon Bon Jovi)

Roger Waters

1.In the Flesh?
2.The Happiest Days of Our Lives*
3.Another Brick in the Wall Part 2 *
4.The Ballad Of Jean Charles de Menezes*
5.Money
6.Us and Them *
7.Comfortably Numb (with Eddie Vedder)*

Adam Sandler

1.Hallelujah/Sandy Screw 'Ya *
(Leonard Cohen cover) (with Paul Shaffer)

Bon Jovi

1.It's My Life*
2.Wanted Dead or Alive*
3.Who Says You Can't Go Home (with Bruce Springsteen)
4.Livin' on a Prayer

Eric Clapton

1.Nobody Knows You When You're Down and Out
2.Got to Get Better in a Little While*
3.Crossroads*

The Rolling Stones

1.You Got Me Rocking*
2.Jumpin' Jack Flash *

Alicia Keys

1.Brand New Me
2.No One *

The Who

1.Who Are You*
2.Bell Boy
3.Pinball Wizard
4.See Me, Feel Me
5.Baba O'Riley *
6.Love, Reign O'er Me*
7.Tea & Theatre

Kanye West

1.Clique
2.Mercy
3.Power
4.Jesus Walks
5.All of the Lights
6.Diamonds from Sierra Leone
7.Touch the Sky
8.Gold Digger
9.Good Life
10.Runaway
11.Stronger

Billy Joel

1.Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)*
2.Movin' Out (Anthony's Song) *
3.New York State of Mind (with "Have Yourself a Merry Little Christmas" )
4.The River of Dreams
5.You May Be Right *
6.Only the Good Die Young

Chris Martin

1.Viva La Vida *
2.Losing My Religion (R.E.M. cover) (with Michael Stipe)*
3.Us Against the World *

Paul Mccartney

1.Helter Skelter *
2.Let Me Roll It
3.Nineteen Hundred and Eighty-Five
4.My Valentine (with Diana Krall)
5.Blackbird
6.Cut Me Some Slack (With Dave Grohl, Krist Novoselic, and Pat Smear)
7.I've Got a Feeling
8.Live and Let Die

All with Alicia Keys
Empire State of Mind *

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