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2013年12月21日 (土)

初積雪の夜に聴く一枚= エンリコ・ピエラヌンツィ Enrico Pieranunzi 「Trasnoche」

今朝は初の積雪で・・・・・

Photo

 我が家の庭の山茱萸(さんしゅゆ)の木は実をたっぷり付けていますが、その上に、今朝はこの冬初の積雪でした。その雪の乗った木の枝より実が覗いている様は、いよいよ冬の到来を実感すると共に、なにか静かな落ち着いた気持ちにもさせてくれてる。
 何かと騒がしい師走とは言え、周りが白い世界になると、世間の雑物をしっかり覆って隠してくれて、又更に今年の一年間の全てを白い世界にしてしまってくれて、新しい年への気持ちを整理してくれるのである。そんなことから私の生息地ではこうして四季をそのまま感じ、そして来る年への期待を盛り上げてくれるのです。

Photo_2 (左はつい先日の雨に打たれていたこの山茱萸の木の写真)

 かっての昔の私の家からここに移植されて、現在我が家の庭のセンターに鎮座している。この木はもう何十年もこうして四季を過ごしてきた少なくとも私より年上の木でして、”老木”といっても良いと思うのですが、今年は実に沢山の実を付けていました。

 今朝は、慌ただしかった年末の行事をほゞこなしてゆっくりとした気持ちの時を迎えたときのこの新雪はなんとも安息の朝であったのです。
 さてそんな日にふと聴きたくなって聴いたのが、エンリコ・ピエラヌンツィのピアノの調べ。私の好きなパターンであるマーク・ジョンソンとのデュオの一枚です。 ↓

<Jazz> Enrico Pieranunzi    Marc Johnson  「Trasnoche」
                    EgeaRecords  SCA 098   ,   2003

Trasnoche_2

 エンリコ・ピエラヌンツィのピアノは、もう何も言うこと無しに美しい旋律とピアノ・タッチで迫ってくるモノと、意外に前衛的なアグレッシブな展開をするモノとがある。このアルバムは、私が雪の静かな朝に思い出すぐらいであるから、もちろん前者のタイプ。
 このアルバムはピエラヌンツィとマーク・ジョンソンとのデュオ作品で、ピエラヌエンツィの詩的なピアノに、共演のベースのマーク・ジョンソンも静かにピアノの調べをサポートし、美しさに誘導して行く。特にアルコ奏法も取り入れてのセンチメンタルな哀愁感がにじみ出てくる。

Trasnochelist Tracklistは左のような9曲。全てピエラヌンツィのオリジナル。最後の一曲のみジョンソンの名がクレジットされている。
 6曲目の”The way of memories”なんかは、まさに昔の我が記憶を思い起こさせるには十分の曲で、静かな気持ちに滲みこんでくるのである。

  こんな愛聴盤によって至福の時を得られるというのも音楽というモノがあってのこと。感謝感謝である。

Ep2 今日のこんな冬の積雪を外に見て、(実は私は猛吹雪のような降雪はちょっと願い下げであるが、静かに潸々(さんさん)と降る雪の日が最も好きなのです)静かな夜を迎えて聴くには最高のアルバムである。いやはや忘年会の騒ぎから解き放されて久しぶりに心の安まる日であった。

(試聴)”The chant of time”

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コメント

「Racconti Mediterranei」と並んで私の愛聴盤となっています。アグレッシヴな演奏から抒情的な演奏まで本当に表現豊か。新トリオの方向性がまだはっきりと定まっていないようにも思えますが、どこへ連れていってくれるんでしょうかね?

投稿: 爵士 | 2013年12月24日 (火) 10時21分

 爵士さん、今晩わ。もう年内もわずかになりました。お元気な御様子何よりです。
 Pieranunziの作品の二面性において、やはりこのアルバムのような美しく抒情性豊かなモノには私は文句なく虜になります。一方アグレッシブで前衛的なモノには少々難解でとっつきにくいところもあって複雑です。
 しかしピアノのデュオ、トリオものには目の無い私で、来年も感動の演奏に会えることを期待しているところです。

投稿: 風呂井戸 | 2013年12月24日 (火) 19時22分

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