ダイアナ・ペイジDiana Page 「easy living」
ジャズ・ムードがいいですね・・・・・・
<Jazz> Diana Page 「easy living」
Pony Boy Records 177 , 2013
DIANA PAGE (VOCALS)
JOHN HANSEN (PIANO)
JON HAMAR (BASS)
MATT PAGE (DRUMS)
CHRIS SPENCER (GUITAR)
ALEXEY NIKOLARV (TENOR SAX)
シアトルで活躍中のジャズ・シンガーのデビュー・アルバム。
宣伝文句はこんなところ・・・・・
伸びやかな歌声が清々しいシアトルの女性ジャズボーカリスト、DIANA PAGEの1ST アルバム。サラ・ガザレク、ダイアナ・クラール、ブロッサム・ディアリー、アニタ・オデイを彷彿とする歌声で王道のジャズスタンダードを歌う気持ちよい作品です。しっとり歌うEASY LIVING、流れるようにスイングするCHEEK TO CHEEK等収録。
・・・・・と、言うところで聴いてみた。
tracklist
1. It Could Happen To You
2. Cheek To Cheek
3. Easy Living
4. But Not For Me
5. Early Autumn
6. East Of The Sun
7. Ain’t Misbehavin’
8. Long Ago And Far Away
9. Say It
10. Exactly Like You
11. Just In Time
どうもブロッサム・ディアリーやアニタ・オデイに影響されたという話もあって、その声質はやさしくそしてエレガントというところか。
御馴染みのスタンダード・ナンバーを歌い上げるが、意外にピアノ・トリオを中心としたバックのジャズ・ムードが良いですね。曲によりサックスとギターが参加するが、しっかり彼女のヴォーカルを生かしつつ、気持ちの良い演奏をしてくれる。
よくみるとドラマーのグレッグ・ウイリアムソンのカルテット・メンバーが揃ってますね。ピアノのジョン・ハンセンは内面的繊細さというところがありそうだし、ジョン・ヘイマーはソロ・アルバムの「Basso Profumo」をリリースしている。
聴き終わると何かややしっとりとしたスマートさがある感じの嫌みの無い女性ヴォーカル作品。聴きようによってはバックの演奏によってジャズ世界が構築されている感じで、これはこれ納得モノだ。
いずれにせよデビュー・アルバムである。彼女自身の情報も少ないが、それなりに実績を積んできたという感じも見られるし、これからの発展に取り敢えず期待しましょう。
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