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2014年11月 8日 (土)

寺島靖国の看板シリーズ~「for Jazz Audio Fans Only Vol.7」 / A.Galati , R.Olzer

良き演奏は良き録音で・・・・・・A.Galati,   R.Olzer

    <Jazz>

       Yasukuni Terashima Presents 「for Jazz Audio Fans Only Vol.7」   
         TERASHIMA RECORDS ,  TYR1044  ,  2014

V7

 寺島靖国プレゼントとして今年も登場しましたこのシリーズ。これで7年目と言うことですね。まあ彼の「Jazz Bar」シリーズも14年目になり人気がありますが、Audioをかなり意識してのこのシリーズも私にとっては注目品。今年の収録は12曲で・・・・

(収録曲)

01. Roberto Olzer Trio「Gloomy Sunday」
02. Geoff Peters Trio「Stella By Starlight」
03. Alessandro Galati Trio「Softly as in a Morning Sunrise」
04. Cengiz Yaltkaya Trio「Dustin' Away」
05. Tan T'ien「Struggle Through Lucubration」
06. Francesco Marziani Trio 「Myself In Blue」
07. Roger Friedman「Not Quite Yet」
08. Luca Mannutza Trio「Pingoli」
09. Joan Diaz Trio「Muma」
10. Geoff Eales Trio「Iolo's Dance」
11. Ken Peplowski「Maybe September」
12. Samuele Grau etc.「Outro/Sunny Day」

・・・・と、いったところ。

Seals
 私にとっての納得一押しは3曲目の愛するAlessandro Galati Trioの「Softly as in a Morning Sunrise 朝日のように、さわやかに」ですね。これは既にここで紹介したアルバム「Seals」(右)からですが、録音良し、演奏良しの代表格。特に序盤のこの曲のメイン・テーマに入るまでの流れは、最右翼。さすがガラティ・トリオと言いたくなるところでした。(参照:http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/seals-7acb.html
 それに続いて、トップに登場したRoberto Olzer Trioの「Gloomy Sunday」も注目。これは既に2012年リリースのアルバム「Steppin'Out」(Abeat For Jazz / Europe / ABJ2517 / 2012)からですが、クラシック調のジャズ・ピアノがやさしく迫ってくるところは見逃せない。このアルバム私は聴いてなかったのでいやはや今からさっそく何とかしたいところ。
 そして Ken Peplowskiの「Maybe September」のムードが良いですね(アルバム「Maybe September(Capri Records / USA / 74125 / 2013) )。彼のサックスは静かに心に響くところが魅力で、このように静かな夜を描くが如くサウンドは歓迎です。

 聴きどころは今回も満載で、楽しみな一年行事ですね。

(関連視聴) Alessandro Galati "Seals"

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