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2015年2月16日 (月)

ジャズ路線が強化~ヘイリー・ロレンHalie Loren の新譜「butterfly blue」そして”バレンタイン・スペシャル・ライブ”

        <My Photo Album 瞬光残像 =南イタリア編>

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アルベロベッロAlberobello(南イタリア)の夜・・・・・・
白い壁ととんがり帽子の屋根の可愛い家(トゥルッリTrulliと言われる)で、この村には1000以上が保存されている。この地方では石灰岩が採れ、それを積み重ねて作られているもの。1996年に世界遺産に認定されて、人気の観光地。
                                           (photo 2014.12)


                *    *    *    *

    <Jazz>
       Halie Loren 「butterfly blue」
       Victor Entertainment / JPN / VICJ61709 / 2015

Butterfly_blue

  この2月は例年のごとく、ヘイリー・ロレンのジャパン・ツアーが行われている。もう彼女は日本では売れ筋のジャズ・ウォーカリストだ。アラスカ出身の彼女が日本で話題になったのは、アルバム「青い影 they Oughta Write a Song・・・」で、当時ここでも取り上げたが、もう5年も経過したんですね(参照 :http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/halie-loren-a9e.html)。
 今回、私も参戦したライブは、今年発売のこのニュー・アルバムを引っさげて「Butterfly Blue-Valentine Special」として東京”Cotton Club”で行われたもの。

Haliecottonclub もともと彼女は2ndアルバム「青い影」でロック畑からのプロコム・ハレムの売れた曲(かって日産のシルビアのコマーシャル・ソングにも使われた)のカヴァーを”Jazzy not jazz”路線で展開して好評、一気に日本でも売れたわけだ。従ってジャズといってもポピュラーに近いアプローチがその後のアルバムでも展開しており、私は是非是非ジャズ路線を深めて欲しいと期待しているのですが、しかし、こうしてライブに望んでみるとステージでの流れにおいてはやっぱりジャズ色が濃く、なかなかその点は良い。今回”A Whiter Shade of Pale”も当然登場したが、ジャズ・アレンジはアルバムのものよりは進んでいる。これがライブでなきゃ・・・というジャズの醍醐味ですね。

 大柄でないスマートな体型、そして手の動きなどは曲に合わせてのジェスチャーが堂に入っており、又腰から足へのリズムの取り方はまだ若いエネルギッシュなダンスを小気味よく曲に合わせて展開し、そこにあのジャケそのままの美人でもあって、ステージ・ショーは見事である。
 更に、アルバムでのウィスパーから高音域に入るところの声がひっくり返るというちょっとしたこねくり回す唱法は、今回のステージでは(曲にも依るが)、むしろ少なく私としては好感が持てた。

Butterflybluelist さて、今回のアルバムの話に戻るが、彼女のヴォーカルのバックは、2nd「青い影」以来相変わらずのピアノ・トリオ(Matt Treder(p), Mark "Mo" Scheider(b), Braian West(ds)=来日のステージもこのメンバー)。そして曲により、フォーン、ギターが加わる(William Seiji Marsh, David Larsen, Joe Frenen, Daniel Gallo)。
 収録曲は右のようなところ。内容の主たるは暦年のスタンダード曲であり、フランク・シナトラ、ナットキングコールなどに挑戦してくれている。今回はジャズ色の濃い編曲であり、一歩洗練されてきた印象にある。これは一つの進化とみたい。

Halie
 以前も触れたことがあるが、彼女のファースト・アルバムは2nd以降とは全く異なって、どちらかというと”オルタナティブ・ミュージック”のパターンであり(参照 : 「Full Circle」(2006年) http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/halie-lorenstfu.html)、彼女はピアノ・プレイもみせた。しかしそれがその後”Jazzy not Jazz”路線が売れたため、その線でここ数年は経過して来た。そしてここにきてジャズの本質に迫ろうというアプローチを見せてくれたのである。さあこれは私は歓迎だが、これまでのファンの評価がどうなるか?、それによっては、これからの彼女の歩む道を決めるアルバムと言うことにもなりそうだ。

(試聴)

 

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コメント

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