PC欲張り大作戦~遂にXP脱落
<My Photo Album 瞬光残像 = 南イタリア編>
アルベロベッロAlberobello(南イタリア)の夜(3)
なかなか異国の夜もよいものです・・・・・・ (photo 2014.12)
* * * *
「Windows 10」の前に・・・・とりあえず新構成でスタート
<ちょっと振り返って・・・・・・>
考えて見ると私のパソコンとのお付き合いは長い。既に35年以上になる。なんと言ってもスタートは「NEC-8001」(右)だった。当時はパソコンを発売していたのは、私の記憶では、シャープ(MZ-80K)とNEC(PC-8001)と日立(MB-6880)の3社のみ。大手家電メーカーなどは見向きもしない分野だった。私はかっては真空管などのメーカーNEC機から入門したのだが、私の職場は当時で250人以上はいたのだが、誰一人パソコンを知っている者もおらずに一人での研究アプローチだった。
当時パソコン関係の雑誌としては「I/O (アイオー)」、電波新聞社の「月刊マイコン」、「月刊アスキー」などをよく読んだ(多分、こんな話は懐かしい人が沢山いると思います)。これらは愛好者の投稿された記事も多く楽しいものだった。
我々がプログラムとしてパソコンを利用するのはベーシックBASICを使ったのですが、私は素人そのものですから、これも雑誌などに記載されているものを勉強してパソコンに入力して動かしたのでした。なんと統計計算にはほんとに有力なものだった。
一方しかし反射ゲームのように速度の必要なものはマシン語を使ったのでしたが、このマシン語を入力するソフトもあって、こつこつ入力したことを思い出すと懐かしいです。
もともと私がパソコンに興味を持ったのは遊びの分野なんです。当時人気ゲームであった”インベーダー・ゲーム(スペースインベーダー)”などを自宅で出来ることへの興味でした。その為、そのプログラムを雑誌で入手してマシン語で入力し、それをカセット・テープに記録しておくという手法である。この頃は、ゲーム・ソフトを買うのでなく、プログラムを仕入れて自分でゲームを作ることに満足感があった。
そしていよいよ一般家庭を意識したパソコンとしてNECから「PC-6001」が発売され(1981年)、グラフィックスやサウンドという概念も入ってきた。コンピューター・ゲームがいよいよ家庭には入ったという感じです。
余談ですが、思い出すのはその他、当時は簡易に作るゲームとして、なんといってもアットマーク「@」は、悪者の代表で、追っかけゲームでは、悪者は「@」を使ったものです。
その後NEC機は「PC-8001mkII」、「PC-8801」、「PC-9801」と発展していったわけです。パソコンがNECの天下になったのは、ニュー・マシンを出しても、苦労して作った過去のプログラムを使えるように配慮したことでした。こんな時に登場したパソコンのワープロ機能、そしてNECとNiftyの「パソコン通信」は、一気にパソコンを花形にしました。私もPC-VAN(NECのパソコン通信)の一員として楽しみました。当時の懐かしゲームは「ドア・ドア」、「ニュートロン」そして「ロード・ランナー」等ですね(古い話はこの後も語れば尽きないので終わりにします)。
<さて、現実の話ですが・・・・>
私はつい先日、「Win7」機のHDDがクラッシュするという事故に遭い、やむをえず「Win8.1」機を購入しました。それまでは、「WinXP」、「WinVista」、「Win7」の3機を並べて設置して分配器を使って2画面で、目的別に使っていました。2画面は平行して2機使うためでした。そのメインの7が壊れて慌てふためいたのですが、こんな環境下でしたので、とにかく私にとっての貴重なる画像データ関係は今回のHDDクラッシュでも失わずに事を得ました。
そして「Win8.1」を購入しても、この壊れた「Win7」機は、50,000円で全て購入初期状態に修理して目下動き始めました。その為、配置換えを展開して「WinXP」を外して、「WinVista」、「Win7」、「Win8.1」と並べて新しい目的別使用を開始したのです。これにより遂に役目を終えての「XP」機は、これまでの機能から解放させました。3機使用は、①趣味の画像処理関係はネットに繋がないで使用する、②ネットに繋いでのフル回転機器、③残る一台はオーディオ関係とoffice-PowerPoint関係使用と色分けしています。
このところ現在までプリンターは目的別に3機、スキャナーは1機を繋いでいます。今度もそれを継承した新パソコン・トリオの生活を始めたのですが、とにかくお互いをうまく利用してHDDクラッシュによるデータの喪失で頭が真っ白にならないようなパソコン生活をしたいと思っているのです。
そんなところですが、今や時代も変わって、”Cloud”、”One Drive”などの機能が一般化して、更に外付けハード・ディスクもお手頃価格で手に入る時代となっており、まあ私なりきのバック・アップ生活が出来そうです。
(懐かしのゲーム「スペースインベーダー」)
(懐かしのゲーム「ロードランナー」)
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コメント
大阪勤務時代、取材が来てI/Oに上半身写真が載った事があります。あの頃が人生の絶頂期だったなぁとしみじみ思います。
投稿: nr | 2015年2月22日 (日) 23時10分
nrさん、そうですか・・・そんなことがあったんですね。 全てが上昇している時は充実感がありましたね。パソコンはどんどん機能アップで2年経つと必ず新機種にと・・・そんな生活でした。
投稿: 風呂井戸 | 2015年2月23日 (月) 09時13分
マイコン(パソコン)、そして関連雑誌のいずれも懐かしいですね (^_^)
NECのTK-80などは自分で半田付けをして遊びました。
パソコン通信は、楽しかったですね。PC-VANでは、お世話になりました。すっかり、昔?のことになりましたが。
投稿: Hitosh | 2015年2月25日 (水) 11時09分
Hitoshさん、ご無沙汰しています。
いやはや、TK-80にまでさかのぼると、いかにも趣味の世界ですね(まさか仕事ではないですよね)。私はアレに触ってはいますが、PC-8001の出現で飛びついた人間です(笑い)。なにせ素人の横好きタイプですから・・・。
今や、インターネット社会ですが、当時はこんなことになるとは夢にも思いませんでした。パソコン通信時代が、なんとも言えず懐かしさ一杯です。当時8801でしかね?「春望」というソフトをワープロ代わりに使っていたことを思い出します。
投稿: 風呂井戸 | 2015年2月25日 (水) 16時01分