早春の来客(つがいの小鳥)~Gerry Mulligan「Night Lights」
今年も春を迎えようとして・・・・山茱萸(サンシュユ)の開花と小鳥
このところ3月になって毎日私の家の庭に決まって訪れてくる2羽の(多分、つがい)小鳥がいます。私は植物とか、鳥の種類には全く知識が無くて、何という小鳥なのかも解りません。それでも毎日家の中にいる私から2-3メートルのところで、仲良くしているこの2羽の小鳥が可愛らしいと思って見ているのです。(写真クリック拡大)
私の家は住宅街のど真ん中にあるのですが、親の代からの多くの庭木が植えてありましたので、私が数年前に新築した現在の住宅の周りに移植しました。その為多くの植物があり、多分それで寄ってくると思います。この小鳥が来るようになる前の、この冬の最中には、もう少し大きいやはり2羽の鳥が毎日来ていたんですが(その鳥は山茱萸(サンシュユ)の実を食べていた)、それは今は来ないのです。それに変わって現在はこの小鳥の来客で、それを楽しんでいるのですが・・・・この鳥は何という名の鳥なんでしょうか?,ネットで調べましたところ似ているのは「アトリ」という鳥ではないかとみているのですが・・・ご存知の方は教えて欲しいと思っているのです・・・・・。
とにかく、この私の居住地は日本では寒い地方になるのですが、ようやく山茱萸も黄色く開花して、春を感ずる候となりました。これで一年のスタートと感ずる時なのです。
アトリ(Wikipediaより)
ユーラシア大陸北部の亜寒帯で繁殖し、冬季は北アフリカ、ヨーロッパから中央アジア、中国、朝鮮半島に渡りをおこない越冬する。
日本には冬鳥として秋にシベリア方面から渡来する。主に日本海より山形県、富山県等に飛来し、それから各地に散らばる。渡来する個体数は年による変化が大きい。
全長16cm。黄褐色を基調に黒、白を加えた羽色をもち、特に胸部の羽毛は橙褐色で目立つ。オスの夏羽は頭部が黒い。メスおよびオスの冬羽の頭部は褐色。
* * *
(今日のミュージック)
<Jazz>
Coleman Hawkins, Billie Holidy & others「BAR JAZZ」
Universal Classics & Jazz / 06024 9837442 / 2006
なんとなく昔のジャズを気楽に聴きたいときがある。そんな時にうってつけのモノは、こうしたオムニバスものですね(Digital remastered)。
Kenny Burrell のギター、Coleman Hawkinsのサックス、 Stan Getzのサックス、Billie HolidayやRuth Cameronのヴォーカル、Oscar Petersonのピアノなどなど・・・何も考えずにふと聴いているのも良いものです。中でもGerry Mulliganの「Night Lights」なんかは静かな夜に最高です。
(試聴)
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コメント
形状は、ムクドリかイカルですけど、色が違いますね。メジロを見つけたら追い回しているんですが、5倍ズーム程度ではなかなか捉えられません。
投稿: nr | 2015年3月16日 (月) 08時21分
おそらくカワラヒワではないでしょうか・・・
アトリの仲間ですね
http://www.birdfan.net/pg/kind/ord17/fam1724/spe172402/
近隣に里山が近い中小都市では
比較的みかけやすい種ですが
春を感じさせる愛らしさがありますね
まさに
It Might As Well Be Springでしょうか
(ブログときどき楽しく拝読しております
&未聴ピアニストの開拓に大助かりです
雪国より末永いご健筆をお祈りいたします)
投稿: ゆきねこ | 2015年3月16日 (月) 11時06分
nrさん、こんにちわ。
鳥に関しては、特に小鳥が私の家の周りにはいろいろと飛来しているのですが・・・・知識が無くて、ただ見ていると言ったところです。
しかしこうして山茱萸(サンシュユ)が開花すると、私の地方でも「春」といった気分になります。
投稿: 風呂井戸 | 2015年3月16日 (月) 17時24分
ゆきねこさん、はじめまして・・・よろしくお願いします。
ご指摘の「カワラヒワ」をネットで見てみました。そして写真を見てみますと、まさにこのトリですね。間違いないです。羽の特徴も全く同じです。勉強になりました。どうも有り難うございました。
そうそう、今日も仲良く2羽で家の周りにいました。いつまでかは解りませんが・・・この仲の良さは、ほんとに可愛いです。
投稿: 風呂井戸 | 2015年3月16日 (月) 17時33分
お役に立ててよかったです
一般には留鳥、北海道方面では渡り鳥のようです
春告げのツガイでしょうか(^。^)
蛇足ながら、
3枚目の躍動感、よくぞSHOOTされましたね
え~と、たしか、フローラ・プリムの全盛期、
こんなジャケットがあったような…
イメージ喚起力のある一枚と感じます
投稿: ゆきねこ | 2015年3月17日 (火) 08時53分
初めてコメントいたします。
お写真も美しく、また音楽についても、私の知らない様々の国のアーティストを知る機会となっており、更新されるのを楽しみにブログを拝読しております。
お写真の鳥は、「カワラヒワ」という鳥だと思います。
http://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/86.html。
サンシュユのきれいな黄色と鳥の色、春を感じます。
投稿: 地下猫 | 2015年3月18日 (水) 07時33分
地下猫さん、初めましてよろしくお願いします。
お話し頂いた鳥の図鑑を見ました。まちがいなく「カワラヒワ」でした。有り難うございます。いつまで訪れてくれるか解りませんが、昨日も殆ど私の家のまわりにいたようです。
春はちゃんと訪れていることを実感している今日この頃です。私のところでは、遅まきながらこれから梅の花です。
投稿: 風呂井戸 | 2015年3月18日 (水) 09時23分
ゆきねこさん、いっやーー驚きました。フローラ・プリムへの連想はお見事。あれは白い鳩ですかね(笑)。ところで、おかげで思い出しました・・・フローラ・プリムは、私にとってはチック・コリアと言うよりは、サンタナです。私が1st以来最も愛した「キャラバンサライ」の後の「ウェルカム」「不死蝶」時代のメンバーですね。あの頃のサンタナはプログレでもあったと私は断言するんです。あの世界はもう現サンタナには過去のモノなんでしょうね。・・・・カワラヒワからフローラ・プリムを思い出させて頂くとは夢にも思いませんでした。感謝感謝!!。
投稿: 風呂井戸 | 2015年3月19日 (木) 11時51分
サンタナ!
おもわず反応してしまいます、笑
話を合わせるようですが、キャラバンサライ含む3枚は私もゾッコンでした…(年がばれますが)当時高校生だった私はRTFやWRの延長、クロスオーバーの同類と解釈していました。が、確かにプログレとも思えるほどの深い構造、物語ありますですね。御説に共感大です。…不死蝶はたしかボルボレッタ?キャラバンサライの続編というか、隊商がスリチンモイの説教をうけた後、計らずもベリーダンスに惑わされ地下迷宮をさまようようなデカダン?を感じました…妙にエロかったし、CコリアのSF、スペインモノを越える淫靡な音絵巻でした。ん、一体どうしてあのような世界を(あの時期だけ)カルロスが創れたのでしょう?呪術マイルスの影響?…で、Fプリム参加は知りませんでしたぁ!なるほど~!やぁ今更ながらナットクです。コリア夫人を越えた美魔女ボイスというべきでしょうか…あ、いや、つい興奮して、妄言をお許しください。…さっそくyoutubeで鳥でなく蝶を探してみます。ありがとうございました!
投稿: ゆきねこ | 2015年3月19日 (木) 14時21分