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2015年7月28日 (火)

ロジャー・ウォーターズRoger Watersのリマスター「AMUSED TO DEATH」

買うならBlu-ray Audio盤(High Resolution 5.1Surround , 24BIT/96KHZ uncompressed) 
 ~ ロジャー・ウォーターズのマジック・サウンドが圧巻で迫る

<Progressive Rock>

ROGER WATERS 『AMUSED TO DEATH』
COLUMBIA/LEGACY  / USA / CD+Blu-ray Disc / 88843090552 / 2015

Atod
Roger Waters : Vocal , Bass, Guitar
Jeff Beck : Solo Guitar
Patrick Leonard : Keyboards 
Graham Broad : Drums 
Randy Jackson : Bass
Jeff Porcaro : Drums
Katie Kissoon : Vocal
Doreen Chanter : Vocal

  23年ぶりにロジャー・ウォーターズRoger Watersの頂点アルバム『死滅遊戯AMUSED TO DEATH』がリマスターでの登場。
  とくに話題は、リミックスによるサウンドの改良だ。今回は最近話題の「Blu-spec CD2」での登場、それに「Blu-ray Audio」によるハイレゾ-5.1Surround盤なども。オーディオ意識の強いところが注目点がある。そしてなんと言ってもやはり”ハイレゾ-5.1Surround”によるところが聴きどころで「Blu-ray Audio」盤が今回の注目点。これは通常のCDとの組み合わせのDelux特別盤で手に入れるのが最も能率的(↓)。アートワークも上のように一新。

506 とにかくロジャー・ウォーターズの得意のSEと彼独特のマジック・サウンドが、ここまで音があったかと、ほぼかってのCDで聴いたものよりは、音質の改良の上に、間違いなく200%とまで言える音が聴こえてくる。これを聴けば再び手に入れるこのアルバムの価値は間違いなくある。久しぶりに5.1サラウンドの価値観を感ずることが出来た。ハイレゾ音質が効果を上げているのかも知れないが、間違いなくサラウンド盤で聴いてみて欲しい。
 これにはプロデューサーでもあり伝説的エンジニアでピンク・フロイドと関わり合いのあるジェームズ・ガスリーが、現代最高と言われる録音技術を駆使し、オリジナル・マスター・テープから再リミックスをしたものだ。

001 ギタリストにジェフ・ベックを呼んで作成したこのアルバムの価値観は既に過去のピンク・フロイドの作品群に勝るとも劣らないと言われるものだが、こうして二十数年ぶりに聴いても全く色あせていない(私に言わせるとこれが目下のところ実はピンク・フロイドの最終盤と思っている)。
 ウォーターズに言わせると彼の五十年以上のミュージシャンとしてのキャリアの中でも”ジェフ・ベックのギターは偉大なクラシック作品にも匹敵する。彼のギターの弾き方はヴァイオリンの巨匠と変わらない”と絶賛する。

 現代社会への警告も今にして更に現実的である。あの90年代のTV社会に警鐘を鳴らしたウォーターズのコンセフトは、当時の「湾岸戦争」「天安門事件」などから触発されて、現代社会の矛盾や戦争をTVによるエンターテイメントの一つとしてとらえてしまう社会への疑問からスタートしている。そしてその主張は”当時よりはむしろ今の2015年の人々の苦境に寄り添っているのかも知れない”と今回のリマスター盤のリリースの意義を彼は語っている。

(参考(紹介記事より)=Blu-spec CD2)
 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントは2008年に発売を開始した 『Blu-spec CD』からさらに研究開発を重ね、この度Blu-ray Disc製造技術の すべてをCD製造に投入することによって、より一層原音に忠実な 高品質CD『Blu-spec CD2』(ブルースペックCD2)を完成させました。『Blu-spec CD2』は、お手持ちのCDプレーヤーでの再生が可能です。

(視聴1)

(視聴2)

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コメント

 今年はロジャー・ウォーターズ、デヴィッド・ギルモアなどのピンク・フロイド関連のアルバムや、キング・クリムゾンの来日公演など、往年のプログレ・バンドやミュージシャンの活躍が目立つようです。
 だから、この風呂井戸氏のブログの批評が楽しみです。ジャズの合間のプログレ・ミュージック、よろしくお願いします。

投稿: プロフェッサー・ケイ | 2015年8月17日 (月) 21時18分

プロフェッサー・ケイさん今晩わ。
 ”ジャズの合間のプログレ・ミュージック”ですか・・・(笑)。確かにそんな感じになってしまってますね。それでもロックにも聴くに気合いの入るモノを期待しているんですが。
 そうそう、今度のRiversideはどうかと・・・期待しているのですが。

投稿: 風呂井戸 | 2015年8月18日 (火) 20時41分

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