久々のアデルADELEのニュー・アルバム:「25」
ちょっぴり?大人になって・・・・・・・
<Rock, Pop.>
ADELE 「25」
XL Records / JPN / XLCD740j / 2015
1. Hello
2. Send My Love (To Your New Lover)
3. I Miss You
4. When We Were Young
5. Remedy
6. Water Under the Bridge
7. River Lea
8. Love in the Dark
9. Million Years Ago
10. All I Ask
11. Sweetest Devotion
(日本盤ボーナストラック)
12. Can't Let Go
13. Lay Me Down
14. Why Do You Love Me
アデル(Adele Laurie Blue Adkins 1988.5.5~)も25歳を過ぎたんですね。:現在27歳。
とにかくもの凄かったです、2008年1月にリリースしたデビューアルバムの『19』はイギリスのアルバムチャートでは初登場で1位を記録し、第51回グラミー賞に、主要2部門を含む4部門でノミネートされ、最優秀新人賞と最優秀ポップ女性歌手を受賞した。
2011年1月にリリースした2ndアルバム『21』は、19カ国で1位を獲得し、第54回グラミー賞に主要3部門を含む6部門でノミネートされ、そのすべての賞を総なめした。(受賞内容は、アルバム『21』が最優秀アルバム賞・最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバムの2部門、シングル”Rolling in the Deep”が最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞・最優秀短編音楽ビデオの3部門、同じくシングル”Someone Like You”が最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンスの1部門)
この『21』は、全世界セールス3,000万枚を突破し、21世紀で最も売れたアルバムとなっているというのだから驚き。
さてそ類の無い世界売上をなした”天才シンガー”と言われるアデルの5年振りと言う長期間(この間出産などあったらしいが)を経ての世界が待っていた3rdアルバムの登場となった(今回のニューアルバムまでの間、2012年10月に、映画『007 スカイフォール』のために”skyfall”をリリース、翌2011年の第85回アカデミー賞で、歌曲賞を受賞した)。
さて、ここまでの前2作の記録的ヒットの後となると、今作へのプレッシャーも凄かったんだろうなぁ~と想像するが、なになにむしろ気楽に歌い上げたような印象すら持たせるアデル路線は健在。先行シングル” Hello ”は聴きやすくやっぱり出来が良い。
評判ではBruno Marsらとの共作曲の”All I Ask”は、ちょっぴり大人のムードに突入して聴かせる曲。
それでも”I Miss You” なんか面白い。それから何時ものアデルを思わせる”Remedy” ”River Lea”なんかも楽しめますね。
”Send My Love (To Your New Lover) ” では、ちょっと従来ムードと異なったポップ・ムードが聴ける。
”Love in the Dark”は彼女の実力が如実に出ているバラードで、大人っぽい訴えてくる力の大きい曲。
あまり話題になっていない曲で意外に良いと思ったのは ”Million Years Ago”、この曲での音程を変えての訴える歌い込みがアデル節の頂点もの。
ボーナス曲もなかなか聴けるので、日本盤OKですね。いやはや恐ろし。
(視聴)
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コメント
いやはや同日に同じものアップされるとは(笑)。ホント、上手いし最初の「Hello」でうわっ、やっぱスゲェって思っちゃいますもんね。
じわじわも聴けるし、ビブラートとか技巧に走らないで歌だけ声だけで勝負してるのは新鮮です。
ただ、飽きちゃうんですが(笑)。
投稿: フレ | 2015年12月 2日 (水) 21時16分
フレさんのブログでおっしゃってましたが、彼女の独特のヴォーカルが、かえって曲の変化より勝っての結果、同じに聴けてしまうというところがあるかも知れません。
そーは、言ってもニュー・アルバムということになると手は出ますね。そして買ってみての価値は十分あります(笑)。
投稿: 風呂井戸 | 2015年12月 3日 (木) 14時49分