初夏と写真とミュージック:”改造レンズ”、”企画もの~NEW YORK TRIO”
写真撮影~改造レンズの味
* *
我が家の庭には、私はまったく手を出さないのだが、薔薇が一面に咲き、そしてその盛りも終わって、いよいよ初夏を迎えた。春から今年は気温が高い日が多く、いつの間にか夏になってしまったという感がある。これも歳のせいで季節感覚も鈍くなったのかなぁ~と、ちょっと寂しいのだが。この写真もそんな時の1カット。レンズ効果の一例だ。
私の一つの趣味の世界である「写真・カメラ」に関しても何となく現Digital時代となって、夢中になる時も無くなってきているのは、そのDigital化のせいなのか私の歳のせいなのか、そのあたりはよく解らないが・・・・とにかくかってような夢中になることが無くなっていると言うことは事実だ。
そんな時に、ふと昔のパソコン通信(PC-VAN)の時代の友(写真SIG)である/tenさん製作のレンズを思い出して、使ってみたのがこの一枚である。(興味ある方には又別に詳しく)
(参照)「SL66LIFE photography」 http://sl66life.sblo.jp/
最近のDigital機は、カメラ搭載ソフトによってアートフィルターとかアートエフェクト効果をもたらして画像を作り上げるのと、コンピューター機能画像ソフトによって諸々の効果をもたらすと言うのが主力だろうと思うのだが・・・・、と、言うことは取り敢えず撮ってきて後処理を行うという作業のウェイトが高い。
かってのフィルム時代のアナログ機撮影においては、その操作はレンズ効果が最も中心であった。そんな意味でも色々の工夫をアナログの世界で行った訳で、それは主として撮影現場に於ける操作であった。今となるとそれが懐かしいし、それが夢中になる興味を推し進めたんだろうなぁ~~と思うのであるが?。
* * * * *
<今日のミュージック><Jazz>
~The Best Coupling Series~
NEW YORK TRIO 「Stairway To The Stars / Always」
Venus Records / JPN / VHCD-1199 / 2016
Bill Charlap(piano)、 Jay Leonhart(bass)、 Bill Stewart(drums)
これは、先般取りあげたニュー・ヨーク・トリオのアルバムNo4とNo7の二枚のアルバムのカップリング盤。こうゆう企画は廉価になるので大賛成。特にVenus Records にはかなり貢いでいるので(笑)当然やって欲しい企画だ。
とにかくBill Charlapのピアノを中心にしてのこのトリオは、スタンダード・ナンバーを快く聴かせてくれる技は一流と言って良いだろう。又スウィングするジャズの基本を十分心得てのアドリブはなかなか楽しい。そんな意味でバック・グラウンド的ジャズ観賞を楽しむには、まずはお勧めモノである。
(視聴)
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コメント
大変ご無沙汰をしております。近頃はパソコンも少々不精をしておりまして、こちらのブログはおろか自分のブログさえ忘れかけている昨今であります。業を煮やしたFLOYDさんからの突然のお便りに、またのこのこと参上させていただいた次第であります。どうもありがとうございました。
さて近況でありますが、つい最近あるMIDI関連のソフトに出会いまして、シンセサイザー操作の真似事にはまっております。まあ、曲作りとまではいきませんが、せいぜい自分の写真にオリジナルのBGMを付けられないものかと四苦八苦している所です。でないと公開できないし・・・。
で、写真の方はすっかりなんですが、今改めて久しぶりに自分のボケ写真を眺めていると、我ながら「面白い写真だなあ」と妙な新鮮味が沸いてくるのが不思議な感じがしています。時間ができたらまたやろうという気持ちが今でもまだあるので、その時まで、もう暫く休養してようかなと。
で、緩いJAZZ。どういうわけだか、自分の写真を眺めながら聴いてると、合うんですよね。スローな感じが。やっぱ、楽器続けてれば良かったかなあとちょいと後悔しています。今度買うなら、ベースギターかな・・・と。
投稿: /ten | 2016年6月19日 (日) 23時04分
/tenさん、こちらこそご無沙汰で失礼しました。
写真の方も・・・何となく疎遠になる頃にフト思い出して、あの改造レンズを使いたくなるんです。そんな繰り返しで・・・今日はKIYOHARA SOFTでようやく散歩撮影をしました。
それでも考えて見ると離れてそしてここに戻るを繰り返しているだけで進歩していないんですね。こんな時は、気分転換に外国へでも行ってくれば撮影意欲も湧くのかも知れません。なにせ暗室用薬剤が期限切ればっかりになってしまってます。
相変わらず、CD聴きは、ピアノ・トリオを中心としたJazzに、そして時にProgressive Rockにとこちらも繰り返しです。まだ繰り返しているだけ良いですね。画像とミュージックのコラボはやっぱり面白いと思いますが、私の場合どのようにとっついらよいか、未だにその入り口も見えません。
投稿: 風呂井戸(photofloyd) | 2016年6月19日 (日) 23時27分