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2016年10月18日 (火)

ノーサウンドnosoundのニュー・アルバム 「Scintilla」

Blu-ray 5.1surround 24bit/96kHz イメージ映像付きで登場!!

<Progressive Rock>

Nosound 「Scintilla」
CD+DVD   Kscope / Poland  / KSCOPE327 / 2016 

Scintilla_3

 イタリアのマルチ奏者Giancarlo Erra 率いるNosoundは、又もやここに素晴らしいアルバム(5th)をリリースしてくれた。
 これも70年代に円熟したプログレッシブ・ロックを基礎にしての現代の一つの流れなんだろうなぁ~~と思っている。曲の流れは全体にスローであり、静かにして何か心に響くやや陰鬱さが聴きどころであるが、非常にサウンドは美しい。こうゆう世界を聴くと、ロックというのは単なる若者のミュージックと言うだけで無く、音楽としての大きな貴重な分野を築き上げたと思うのである。

Memb
 おきまりのギター、ベース、キーボードそしてドラムスの構成に、このアルバムではチェロ、トランペット、フレンチホーン、トロンボーンと曲によって加わるが、基本的には彼らのNosoundサウンドは壊れていない。M5”Sogno E Incendio ”では泣きのギターも聴かれて、う~んやっぱりこれはロックの流れなんだと言うことが実感できる。
Original ちらっとステーヴン・ウィルソンを思い浮かべる英国的暗さもが感じられるところが、イタリアである彼らの味噌だろうなぁ~~。
 そして現在も健闘しているマリリオンMarillionが社会の陰影に迫ろうとするのと違って、彼らはイメージとしては、人間の深層心理に迫ろうとしているのではないかと思うのだ。ピンクロフロイドというかロジャー・ウォーターズの内省的なところに主眼を持って行った頃に若干通ずるところも感じられる。
  又このアルバムではAnathemaからVincent Cavanaghの協力を得て、M7”The Perfect Wife ”では非常にヴォーカルによる盛り上がりをみせるところもあり、M8”Love Is Forever ”美しいコーラスも聴かれ、彼らの世界が以前のアルバムよりは少し身近になってきたとも言える。
  しかし今日、このNosoundの世界を期待している輩は、知らないこともあって少ないのではないかと思うにつけ、広く聴いて欲しいと願うところである。

 ここに来てプログレのニュー・アルバムがいろいろと登場しているが、ユーロ系での廃れない流れに私なんかは大いに歓迎しているところである。

Songs / Tracklist

1. Short Story (2:24)
2. Last Lunch (7:00)
3. Little Man (4:38)
4. In Celebration Of Life (5:34)
5. Sogno E Incendio (4:44)
6. Emily (3:19)
7. The Perfect Wife (7:27)
8. Love Is Forever (2:51)
9. Evil Smile (4:33)
10. Scintilla (6:27)

Musicians

Giancarlo Erra / vocals, guitars, keyboards
Marco Berni / keyboards, vocals
Alessandro Luci / bass, upright bass, keyboards
Paolo Vigliarolo / acoustic & electric guitars
Giulio Caneponi / drums, percussion, vocals

guest musicians:
Marianne De Chastelaine / cello
Vincent Cavanagh / vocals (4,7)
Andrea Chimenti / vocals (5)

(視聴)

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コメント

これもまた私の琴線に触れる音楽です。しかも今の時期にふさわしいと思っています。

 今回はボーカル入りですか?早速チェックしてみます。それにしても、さすが風呂井戸氏、バンドを見る目が確かだと思います。これからもこのようなサウンドをどんどん紹介してください。

投稿: プロフェッサー・ケイ | 2016年10月20日 (木) 00時06分

 プロフェッサー・ケイさんこんにちわ。
 そうなんですね、ヴォーカルを生かす方向がこのアルバムで出てきてかなり身近になりました。
 もともとこのバンド、私の印象はあまりイタリア的で無かったんですがAnathemaとの関係などからみても、やっぱりKSCPOEという関係があったにせよ、英国とも密接なんですね。
 Nosoundって、私にとっても貴重な存在です。

投稿: 風呂井戸(photofloyd) | 2016年10月20日 (木) 11時06分

きちんと考察してないんですが、この深みって何なんだろ?って思ってて、ロジャーの深みと同じ部類ってのはね、確かに。
良いバンド、たくさん出てきてて、追えてないですけど、この手のはまだまだありそうです。
フロイドみたいに奥深くハマれるのは少ないですがあるにはありますもんね。

投稿: フレ | 2016年10月22日 (土) 08時09分

フレさん、こんにちわ。
 コメント、TB 有り難うございます。
 今こうゆう世界を構築するバンドはやっぱりユーロの世界ですかね。その中でも、私のイタリアに持っているイメージとは違って、むしろ英国的暗さの部分を感じてしまうのですが・・・。
 社会に問題意識と言うよりは、人間的な内面の世界の哲学的ムードすら感ずるのですが、歌詞が私の能力では十分訳せなくて(1曲イタリア語もありますね)、その点は分析不足です。何か知り得たことがあったら又教えてください。

投稿: 風呂井戸(photofloyd) | 2016年10月22日 (土) 14時50分

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受信: 2016年10月22日 (土) 08時06分

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