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2017年4月27日 (木)

ロジャー・ウォーターズRoger Watersニュー・アルバム「Is This The Life We Really Want?」

社会に訴えるニュー・アルバムリリース間近

 Creative Genius of Pink Floyd(ピンク・フロイドの創造的鬼才(守護神))のロジャー・ウォーターズの『死滅遊戯Amused to Death』(一昨年リニューアル)以来25年ぶりのスタジオ・ニュー・アルバムが6月2日に登場する。これがかなり内容が見えてきましたね。
 

<Progressive Rock>

Roger Waters 「Is This The Life We Really Want?」

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(Members)
Roger Waters – vocals, acoustic guitar, bass guitar

Nigel Godrich – keyboards, guitar, sound collages, arrangements
Gus Seyffert – guitar, keyboards, bass guitar
Jonathon Wilson – guitar, keyboards
Roger Manning – keyboards
Lee Padroni – keyboards
Joey Waronker – drums
Jessica Wolfe – vocals
Holly Proctor – vocals
Lucius – vocals

 プロデューサーはNigel Godrichか?、アルバムはプロデューサーによって出来の印象が変わるが、彼はどちらかというとプログレ系と言うよりはオルタナティブ・ロックでしょうね。過去の仕事はRadioheadが有名かと思うが・・・・、しかしU2、 Beck、 Paul McCartneyのアルバムに関係している。近年のウォーターズの流れはむしろその線で良かったのかもしれない・・・・・。

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(Tracklist)

1. “When We Were Young” 1:38
2. “Déjà Vu” 4:27
3. “The Last Refugee” 4:12
4. “Picture That” 6:47
5. “Broken Bones” 4:57
6. “Is This The Life We Really Want?” 5:55
7. “Bird In A Gale” 5:31
8. “The Most Beautiful Girl” 6:09
9. “Smell The Roses” 5:15
10. “Wait For Her” 4:56
11. “Oceans Apart” 1:07
12. “Part Of Me Died” 3:12

17798911_13831040w このうちM9.”Smell The Roses”は、5分15秒全曲公開された。アコースティック+エレキ・ギターそして乾いたドラムスによる流れの中で、ウォーターズのヴォーカルは、やはり時代を歌いあげていて、中盤からはガラッと変わって、SEをふんだんに含めてプログレ・サウンドが全開、なかなか面白そうだ。
 ここに来て益々世界情勢は不安定化する中で、台頭するナショナリズム(国家主義)、ポピュリズム(人民主義)など不確実性の増した世情の中に生きる我々は、あの第二次世界大戦の反省から築いてきた社会、そしてそこに生活する我々にとって今やこの現実は何か?と問いながら、聴く者に問題意識を訴えているのだろう。彼のコンセプトは一貫している。
 ウォーターズがここに来て現実の嘆きからの創造意欲の高揚があったに違いない。
 リリース前の今、期待しているところである・・・・・・・

(試聴) .”Smell The Roses”  from New Album

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コメント

 前略、かねてからお話があったロジャー・ウォーターズの新作が発表されるということで、期待しています。
 しかも、25年ぶりのスタジオ・アルバムということではありませんか。この25年間の空白をも埋めるアルバムでもありますね。

 いまさら言うことでもありませんが、ピンク・フロイドの精神的支柱でもあり頭脳的役割も果たしていたウォーターズです。本来のフロイドの姿を発揮してほしいと願っています。

投稿: プロフェッサー・ケイ | 2017年5月 1日 (月) 21時05分

 プロフェッサー・ケイさん、こんばんわ。
 いやはや、25年ですからね・・・・待たされましたね。この間、"Each small candle"から始まって多くの曲がお目見えしましたが、アルバムとして出来上がってくると思っていたのに、実際はそうでは無かったと言うことで、ほんとに今回は夢ではないかと・・思うぐらいに期待しています。
 考えて見れば、「Amused to Death」以来、彼をほんとに動かすものが無かったんでしょうね。我々も歳を取りました。しかしここに来て世界は大きく動きつつあり、彼は遂に始動したと言うことですかね。
 いずれにせよ、ウォーターズのこと、一筋縄ではゆきませんから、あまり期待すると・・・?? と、いう感じで、冷静に待っているところです。

投稿: 風呂井戸(photofloyd) | 2017年5月 1日 (月) 22時42分

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