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2017年5月19日 (金)

スノーウィ・ホワイトSnowy WhiteライブDVD&CD「Live at Rockpalast」

長年の結成バンドの総集編的アルバム

 先日スノーウィ・ホワイトのソロ・アルバム紹介したところで、それならばと是非とも彼の長年結成してきた「SOWY WHITE & THE WHITE FLAMES」を味わうべく、彼らの究極のライブ・アルバムをここで紹介することとする。
 CD2枚、DVD1枚というライブを映像とCDアルバムをカップリングしての豪華版。

<Blues Rock>
Snowy White 「Live at Rockpalast 」 
Repertoire / UK / REPUK 1208 / 2014

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SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES
Snowy White : Guitor & Vocals
Walter Latupeirissa : Bass & Vocals
Max Meddleton : Keyboards & Percussion
Juan Van Emmerioot : Drums & Percussion

Snowy_white_00 もともと1983年に、彼は遅まきながらソロとして『White Flames』というアルバムをリリース。これから彼のアルバムリリースが始まるわけだが、1996年に、彼のこのアルバム名を付けたトリオ”SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES”を結成(彼のGuitor & Vocalsに、Juan van Emerloot(drums,percussion) と Walter Latupeirissa(bass)の二人のオランダ出身のミュージシャンと共に)し、アルバム『No Faith Requred』をリリースして、その後このメンバーでは2011年の『Realistics』 までに8枚のアルバムがある。ロック、ブルースを演じてのホワイトにとっては大切なバンド。
 
  このメンバーは、時にキーボードを加えながら、ずーと変わらず来ているのだが、近年の活躍は少ない。そろそろ活発な再開するのを期待しているのである・・・・。
 さて、このアルバムは2007年と、それより約10年前の1996年のドイツにおけるライブを収録したものだ。それを2014年にリリースしたということは、総決算なのか、よっぽどお気に入りなのか・・と、いろいろと想像してしまう。
 それは、①ドイツ人気TV音楽番組Rockpalastの放送用にレコーディングされたもの(07年11月5日ドイツForum Leverkusenで行われたLeverkusener Jazztage出演)、②96年4月20日同じくLeverkusenで行われたCrossroads - Blues & More Blues Fest出演の2つだ(↓)。

DVD: (2 shows on one disc, Stereo and 5.1 Surround Sound)

(1) SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES: ‘Live At Rockpalast'
Leverkusener Jazztage, Forum Leverkusen, Germany, 5th November, 2007
1. I'll Be Moving On
2. American Dream
3. No Faith Required
4. Whiteflames Blues
5. A Miracle I Need
6. Wintersong
7. Terpisah
8. A Miracle I Need (reprise)
9. Interview (with Snowy White)
10. I Loved Another Woman

(2) SNOWY WHITE:
Rough Cut - Not Broadcast ‘Crossroads - Blues & More',  Bluesfest Leverkusen, Germany, 20th April, 1996
1. Intro
2. Looking For Somebody
3. Welcome To The Blues
4. American Dream
5. That Ain't Right
6. No Faith Required
7. Working Blues
8. A Miracle I Need
9. Long Grey Mare

 これにオーディオ用として、2枚のCDに17曲が収納されて同梱されている。

Walter22000w このaudiovisual作品DVDは、やっぱりなんと言ってもホワイトのギターに注目、彼はもともとギブソン・レスポールを愛用しているのだが、やはりそのテクニックは素晴らしい。ギター・テクニックというと、いまやジェフ・ベックがその名を欲しいままにしているが、このホワイトも決して劣るところは無く、そのサウンドの多彩さに感服できる。
 ベースのWalter Latupeirissa(→) のJazzyなプレイもなかなか味のもの。
 彼らのライブ演奏姿がリアルに感じられるところで、映像も落ち着いていてじっくり楽しめる。

Juan2copy2307w(1)2007年Rockplastもの
  これは、なかなか充実している。トリオにMax Meddleton のキーボード加わってて、曲の造りにも厚みが出来てなかなか味がある。映像も特にホワイトのギター・プレイをアップで見事に捉えていて、彼のようなテクニシャンが好むフィンガー・ピッキング・テクニックを堪能できる。
 中身は、既にCDリリースされていた2006年のライブ収録アルバム『LIVE FLAMES』 (2007)で私はしっかり聴いてきたので、ビックリするような珍しさはないが、やっばり映像ものはそれなりに楽しめる。
 アルバム『Little Wing』に登場する彼の十八番の”I'll Be Moving On”からスタート。彼の歌よりもうまく歌いあげるギターの音色に酔いますね。
 ”Whiteflames Blues”は、やっぱり彼の持ち味ブルースの世界をしっかり見せつける。
 1994年のソロ・アルバム『Highway to The Sun』からの曲”I Loved Another Woman”での終盤のホワイトの繊細なるギター・プレイには心底堪能し、彼の音楽的センスに感動するのである。

(2)は、このトリオ・バンド結成時のライブ映像、若きホワイトのテクニックが前面に出ていて彼の張り切りようが解る。当時の”American Dream”は見応え有り。記念的価値たっぷりの映像だ。
 
 とにかく、ここに来ての彼のライブ総集編を観るに付け、このような彼の存在はブリティッシュ・ロック界にとっても貴重であることを改めて知るのである。

 参考までにCD2枚はこんな内容だ。

<CD 1>
1. I'll Be Moving On
2. American Dream
3. No Faith Required
4. Whiteflames Blues
5. A Miracle I Need
6. Wintersong
7. Terpisah
8. A Miracle I Need (reprise)
9. I Loved Another Woman

CD 1, tracks 1-9 from SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES‘Live At Rockpalast', Leverkusener Jazztage, Forum Leverkusen, Germany, 5th November, 2007

<CD 2>
1. Looking For Somebody
2. Welcome To The Blues
3. American Dream
4. That Ain't Right
5. No Faith Required
6. Working Blues
7. A Miracle I Need
8. Long Grey Mare

CD 2, tracks 1-8 from SNOWY WHITE Rough Cut - Not Broadcast‘Crossroads - Blues & More', Bluesfest Leverkusen, Germany,  20th April, 1996

(視聴)

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コメント

 素晴らしい内容に感動しました。CDの次にはDVDですね、映像まで伴ってきたとは、英米、特にヨーロッパでの評価は高いのでしょう。日本にいると、その辺のところが疎くなってしまいます。

 特に、キーボードにはマックス・ミドルトンまで伴って彼をサポートしているのですから、これまた垂涎ものでしょう。紹介していただいた風呂井戸氏に感謝いたします。 

投稿: プロフェッサー・ケイ | 2017年5月22日 (月) 20時23分

プロフェッサー・ケイ様、お早うございます。
 この映像盤、ホワイトのこのバンド結成時と、最も活動が盛んだった10年ちょっと後のものがカップリングしているんですが、その変化というか、円熟の仕方が面白いです。しかし彼のテクニックは映像で観て納得です。
 そうそうMax Meddleton は、途中でソロ演奏が入ります。
 スノーウィ・ホワイトをお気に入りのケイ様も私は納得しています(ニッコリ)。

投稿: 風呂井戸(photofloyd) | 2017年5月23日 (火) 07時23分

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