アンナ・マリア・ヨペクとスティングの共演 STING with ANNA MARIA JOPEK 「SPECIAL IN TORUN 2016」
あの"Fragile" をデュエットで・・・・・・
( Anna Maria Jopek )
< Rock, Jazz>
STING with ANNA MARIA JOPEK 「SPECIAL IN TORUN 2016」
MEGADISC / Poland / 2017
Sting : Guitar & Vocals
Anna Maria Jopek : Vocals
Live at Torun, Poland Dec.8, 2016
ポーランドの憂愁の歌姫アンナ・マリア・ヨペックについては、先日6年ぶりの久々のニュー・アルバム『Minione』 をここで紹介したところだが、彼女をお気に入りとなると、いやはやその名の見えるアルバムはついつい手に入れたくなる。
このアルバムはスティングStingが2016年12月8日にポーランドで、これも久々のなんと13年ぶりのポリスのDNAを繋ぎ込んだロック・アルバム『57TH&9TH』をリリースしてのプロモーション・テレビ・スペシャルに出演。放映は今年の2017年1月1日に行われたモノ。そこになんとアンナ・マリア・ヨペックが登場。その様子を納めたブート・アルバムである。
中身は下の様な内容で、私から見ると叱られそうだが、どうしてもヨペックに注目がいってしまうのである。と言うところで、とにかくあの”Fragile”を、スティングとヨペックがデュエットで唄っているところがハイライトです。いやはやこれは考えもつかなかった共演であった。
とにかくヨペックのインターナショナルな活動はお見事である。それもその彼女が興味を持った国のミュージックを吸収していくところ、しかもそれをポーランド流に解釈して仕上げてしまうのだ。今回のニューアルバム『Minione』においても、マイアミにてミュージックの宝庫キューバに焦点を絞って、名ピアニストのゴンザロ・ルバルカバとの共演により彼女なりの哀愁のアルバムとして作り上げてしまった。それも彼女流のポーランド・ミュージックを忘れていないところが凄い。
このアルバムに納められているスティングに彼女が果敢に挑戦している姿は素晴らしい。是非ともファンは一度は聴いておきたいところです。
登場する彼女の曲である”Szepły Lzy”や”Upojenie”の編曲による歌がこれ又新鮮ですね。
(視聴) ”Fragile” by Sting ft.Anna Maria Jopek
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コメント
このところずっとヨペクの『Minione』 を聞いていますが、Stingとのコラボ、いや知りませんでした。ブート盤ですか ・・・。
投稿: 爵士 | 2017年7月 2日 (日) 17時05分
爵士さん、こんにちわ。
『Minione』では、どの曲が一番お気に入りでしたか?。私はスタートの"Twe Usta Kłamia"ですかね^^) 。
このCDアルバムはブートです。昔に比べればこの程度の音質ならまぁまぁといったところでしょうかね。
投稿: 風呂井戸(photofloyd) | 2017年7月 2日 (日) 18時23分