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2017年12月26日 (火)

ドリーム・シアターDream Theater 映像盤 「LIVE AT BUDOKAN 2017」

あのプログレ不作期の華(25年前)を~今年の華に再現

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<Progressive Metal-Rock>
Dream Theater 「LIVE AT BUDOKAN 2017」
IMPORT/ IMP20170911DVD / 2017

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Live at Nippon Budokan, Tokyo, Japan 11th September 2017
PRO-SHOT COLOUR NTSC   LINEAR PCM STEREO    Approx.149min.

  Dream Theaterのジャパンツアー『IMAGES, WORDS & BEYOND 25th Anniversary Tour』が今年9月9日愛知(豊田市民文化会館)から14日東京(東京国際フォーラム)にかけて5会場にて開催。その9月11日は日本武道館でのライブだった。その模様を完全収録している。この来日は彼らの「ワールド・ツアー」の一環として行われたものだ。

Dreaamtheter_cdw 1992年に発表された彼らの2ndヒット・アルバム『Images And Words』(今にして聴いてみても完成度は高い→)が今年でリリース25周年を迎えた。それを記念して行われたもので、ライブはこの完全再現を含む2部構成、計3時間の演技。なにせ1992年当時はプログレの低迷期、このDream Theaterの出現には多大な期待を持ったものだった。とくにこの2ndアルバムのポップな"Pull me Under"が新加入したジェイムス・ラブリエのヴォーカルでヒットして日本でも人気最高峰に至った。そして来日ライブが中野サンプラザにて実現した。当然私も炎天下の夏に馳せ参じたのを懐かしく思い出すのである。とにかく彼らはプログレ御三家が潰れた後の光であって、全盛のメタル・サウンドも持ち合わせていての快進撃だった。

 そしてここに登場は、あれから25年後の彼らの今年の映像モノであり、ブートと言ってもオフィシャルに近いモノで、映像クオリティもプロショットにての良好のDVD2枚組みでのリリース、音声も圧縮の無いリニアPCMで収録もの。いやはやもうあれから25年になるのかと、自分の歳を数えつつ当時に想いを馳せながら見るのも感慨深い。ただメンバーの二人Kevin Moore(Key)とMike Portnoy(Drums)は既に変わっているわけで、このあたりはロック・バンドの難しさを感ずる一面でもある。

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 冒頭は、"The Dark Eternal Night"(アルバム『Systematic Chaos』(2007)から)だ。それ程支持があったわけでないこのアルバムの曲を持ってきた意味はよく解らないが、ヘヴィ・メタリックで変拍子で複雑である彼らの腕の見せ所みたいな曲で有り、オープニングから圧倒しようという企みか、ライブとしては一気に会場を唸らせて成功していると言っても良いのだろう。
 とにかく彼らのサウンドは、複雑怪奇なハイレベル演奏技術による強烈とも言えるアンサンブルの妙を変拍子の展開をみせながら、ジョン・ペトルーシ(Guitar)の低音が効いたヘヴィなギターリフで迫ってくるところが圧巻だ。しかも要所要所に美旋律も効かせたスロー・ナンバーでうっとりさせる技もあって聴く者をして魅了してしまうのだ。

Dsc_1946compw 今回の目玉”『Images And Words』完全再現”では、全曲75分の拡張バージョンで、"Pull Me Under"のラブリエの熱唱や、"Another Day"にはルーデス(Keyboards)、"Take The Time"にはペトルーシ(Guitar)のソロに近い演奏、更に"Metropolis Pt. 1"にはマンジーニ(Drums)の高速ビート・ソロも盛り込まれサービス満点。又"Wait For Sleep"のキーボードのしっとり聴かせるイントロ、それに続いての説得力あるヴォーカルはさすがである。マイアング(Bass)も全曲地味ではあるが相変わらず複雑にしてハイテンポのベースによるリズム作りも大いに貢献していた。

 更に、これでもかとアルバムA Change of Seasons』のからのアルバムでも25分近くの大曲"A Change of Seasons"完全再現も大サービスで、もはや懐かしの曲になっているところを現代風にアレンジもあって感動ものであった。しかし未だにこれだけのエネルギッシュな彼らの演奏は、やっぱりお見事と言って良いだろう。~いやはや、あれからもう25年なんですね。彼らももうベテラン組となった。


Dsc_0782compw(Tracklist)
Disc 1 
1. Intro: The Colonel
2. The Dark Eternal Night
3. The Bigger Picture
4. Hell's Kitchen
5. The Gift of Music
6. Our New World
7. Portrait of Tracy (Bass Solo)
8. As I Am (incl. Enter Sandman)
9. Breaking All Illusions

Dsc_0368compwImages and Words:
10. Intro: Happy New Year 1992
11. Pull Me Under
12. Another Day

 Disc 2
1. Take the Time
2. Surrounded
3. Metropolis Pt. 1: The Miracle and the Sleeper (incl. Drum Solo)
4. Under a Glass Moon
5. Wait for Sleep
6. Learning to Live

Dsc_2604compw7. A Change of Seasons:
I The Crimson Sunrise, II Innocence, III Carpe Diem, IV
The Darkest of Winters, V Another World, VI The Inevitable Summer, VII The Crimson Sunset

(参考)2017年ジャパン・ライブ
9/9(土) 愛知 豊田市民文化会館 大ホール
9/10(日) 広島文化学園HBGホール
9/11(月) 東京 日本武道館
9/13(水) 大阪国際会議場メインホール
9/14(木) 東京国際フォーラム ホールC

(視聴)

 

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