白の世界 (その3) 5題 / チャールス・ロス・トリオCharles Loos Trio 「French Kiss」
[白の世界]
雪中撮影行 2019 (3)
~別室 「瞬光残像」 (https://photofloyd.exblog.jp)と連携
今年の冬の回顧シリーズ3回目。3月に入って更に今年の暖冬が顕著になっていて、白の世界はウソのような気分にもなります。ところが今朝はまだやっぱり3月ですね、外は白銀の世界となりました。そんなところで、少々今年の撮った記録を続けておきます・・・・。
(画像はクリック拡大)
[11] 「則天去私」 ありのまま自然に生きる心境、私心にとらわれず自然の道理に身をゆだねあるがままに生きる。そうした心境にあること。
*
[12] 「韓信匍匐」 大きな目的のために、一時の苦労だと耐え忍ぶ
*
[13] 「肝胆相照」 お互い心の底まで理解し、打ち解けあっている間柄。・・・・自然の姿とそれに寄り添って力強く生きる植物(木々)が、こんなところから気になるのです。
*
[14] 「外柔内剛」 見た目は弱々しいが実は強い意志を持っている。
*
[15] 「暮色蒼然」 あたりが徐々に暗くなってゆく夕暮れ時の気配。空の変化が非常にドラマチックです。
取り敢えずは、こんなところで冬期の”白の世界”を求めての「雪中撮影行」の数枚を公開した。
(撮影機材)
CAMERA : SONY ILCE-7M3
LENS : ①ZEISS Vario-Tessar FE4/16-35 ZA OSS, ② FE4/24-105 G OSS
FILTER : Kenko PRO1D C-PL(W)
* * * *
<今日のJAZZ>
ちょっと洒落たピアノ・トリオだ!
Charless Loos Trio 「French Kiss」
LYRAE Records / JPN / LY0206-c / 2003
Charles Loos : piano
Bas Cooijmans : bass
Bruno Castellucci : drums
このアルバムは、やはり寺島靖国が彼のメインのコンピレーション・アルバム「Jazz Bar 2018」(年一回リリース、これで18巻目)にて、Charless Loos Trioの曲”La chanson des vieux amants”を紹介したことにより知ったもの(何故、昨年になって2007年ものを取り上げたのかは不明)。
ベルギーのベテラン・ピアニストのチャールス・ルースのピアノ・トリオ・アルバムである。とにかく彼は大御所といった感じでもはや重鎮。そのトリオ盤はもう全てのジャズの要素を取り込んで安心して聴ける洒落たアルバム作り。スウィングする快適、しっとりとした情緒たっぷりのバラード、シャンソン調のリズム、抒情性豊かな展開と楽しませてくれる。フランス、ベルギーのヒット曲の演奏集だ。
(評価)
□ 曲・演奏 :★★★★★☆
□ 録音 :★★★★☆
(参考視聴) charles Loos solo piano play
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コメント
こんにちは
白銀の世界と題された写真ですが、静寂が伝わってきそうなものばかりで、ふっと別世界に入ったような気持ちになりました。特に、夕暮れの写真は、昔の雪がたくさん降った小学生のころ、自宅への道を歩いているときに見た景色を強くイメージさせます。
それにしても、最近の雪の少なさは、信じられないほどです。ありがたいことではありますが。
投稿: azumino | 2019年3月 8日 (金) 16時56分
azuminoさん、感想有難うございます。
私は、昔から雪の世界が好きでして、シーンと静まり返ったさんさんと雪の降る夜などは、なんとなくうれしくなり、わざわざ外を散歩したことなどもあります。
又、写真の対象としてとしても雪のある景色が好きです。・・・・歳をとってもその感覚は、恥ずかしながら変わっていないのです。
投稿: photofloyd(風呂井戸) | 2019年3月 8日 (金) 20時19分