イリアーヌ・イリアス

2017年4月 1日 (土)

イリアーヌ・イリアスEliane Eliasのニュー・アルバム「DANCE OF TIME」

イリアーヌ流のブラジル・テイストなヴォーカルとピアノのジャズ・アルバム

<Jazz>
ELIANE ELIAS 「DANCE OF TIME」
CONCORD / US / 7202305 / 2017

Danceoftimew

Eliane Elias(piano,vocal,compose,arrange,produce)
Marcelo Mariano(bass)
Marcus Teixeira(guitar)
Conrado Goys(guitar)
Edu Ribeiro(drums)
Celso de Almeida(drums)
Gustavo di Dalva(percussion)
Marivaldo dos Santos(percussion)

Produced by Steve Rodby and Marc Johnson
Recording information: Dissenso Studio, Sao Paulo, Brasil; NaCena Studios, Sao Paulo, Brasil.

 そう言えば前作『Made In Brazil』 (2015年)が第58回グラミー賞にてBest Latin Jazz Albumを受賞したピアニストにしてシンガーのイリアーヌ・イリアス。まあ適度なタイミングでニュー・アルバムの登場だ。なんと25作目と言うことになるらしい。

 もともとピアニストからの出発しての彼女、コンポーザーでもあり、曲の編曲もうまい。それはそうですね、もう還暦になろうとしているベテランですから。
  ここでは何回か彼女の多くのアルバムを取りあげてきたので、彼女の紹介は過去のモノに譲るが、基本的にはジャズと言ってもブラジリアン・テイストな曲が得意なのだが、結構ピアノ・トリオとしてのオーソドックスな演奏も聴かせてきた。今回は前作の流れを繋いでやっぱりブラジリアン・スタイル・ジャズ演奏とヴォーカルを聴かせる。
 そしてブラジルでの録音だが、ゲスト・ミュージシャンとしてブラジルからAmilton Godoy(p)、João Bosco(g, voc)、Toquinho(g, voc)の3人に加え、そこにアメリカからもRandy Brecker(flug.), Mike Mainieri(vib.)、Mark Kibble(voc.)の参加もある。このあたりが、彼女の目指しているジャズのスタイルを知ることが出来るところだ。
 
Ee2 オープニングM1.” O Pato ”これは"ガチョウのサンバ"だ。典型的ブラジル・ムードを展開、このアルバムが前作からの流れを感じさせるテイスト。
 M2.”A Habit With Me ”となると得意のピアノ・プレイが中盤で展開して、彼女のソフトなヴォーカルも味わい深い。
 前半はとにかく楽しいボサノヴァ・アルバム。そして中盤から後半に入ると・・・・
 M7.” Little Paradise ” は、彼女の包み込むような優しく暖かいヴォーカルとピアノそしてビブラフォンがJazzyな静かなムードを盛り上げる。このあたりはイリアーヌ世界も絶頂に。実はこのパターンが、私が彼女に期待するところ。
 M8. ”Speak Low ”は、flugelhorneも入って、ブラジル・ムードとNYスタイルの交錯が感じられる仕上げ。

  こうしてこのアルバムは、やっぱり単なるブラジル版というのでなく、何時ものように、イリアーヌ流のヴォーカルとピアノが演ずるブラジル・テイストなジャズ・アルバムとして楽しませてくれる。

(Tracklist)
1. O Pato
2. A Habit With Me
3. Copacabana
4. Coisa Feita
5. By Hand
6. Sambou Sambou
7. Little Paradise
8. Speak Low
9. Samba de Orly
10. Na Batucada da
11. An Up Dawn
12. Not to Cry


(視聴)

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2015年3月30日 (月)

イリアーヌ・イリアスEliane Eliasの新譜「メイド・イン・ブラジルMade in Brazil」

       <My Photo Album 瞬光残像 = 南イタリア編>

Dsc01315monowh2

南イタリア・マテーラMATERA・・・・・洞窟住宅を使ってのレストランにて(岩の削られた壁)
                                                                    (photo  2014.12)

            *    *    *    *

ブラジル色・・・・・一色に包まれたヴォーカル・アルバム

<Jazz>
         Eliane Elias  「Made In Brazil」
         CONCORD JAZZ / UCCO-1154 / 2015

 

Brasil
 もうとにかく徹底してのブラジル一色のアルバムです。彼女の24作目のアルバムということのようだが、今回は彼女のルーツのブラジルに思いを馳せての作品。過去のアルバムを全ては持っている訳ではないが、私としては彼女のモノは発売と同時に買うミュージシャンなんですね。
 ジャズ・ピアニストである実力が評価される彼女ですが、よって、勿論ピアノ・プレイが全編飾ってますが、やっぱりこれは彼女の”ヴォーカル・アルバム”主力ものです。

Brasillist2 Tracklistは左のごとく(クリック拡大)・・・。

 彼女のオリジナル曲6曲と、ブラジル作曲者3人の6曲(Antonio Carlos Jobim の曲も3.8.の2曲)という構成で、ボサ・ノヴァ・スタイルを主体に歌い上げるが、ちょっとムーディーな曲も歌ってくれる(特に彼女自身の曲”Searching”、”A sorte do amor”)。

 全曲彼女のアレンジであり、今回は、ゲスト・ミュージシャンも多く、ストリングス・オーケストラ(Rob Mathes のアレンジと指揮によるロンドン・シンフォニック・オーケストラ)も入ると言うところで・・・・ポピュラーからジャズ・ファンまでカヴァーする売れ筋狙いの彼女の魅力たっぷりアルバム仕上げ。
 ただしこうしたストリングス・オーケストラの音がバックに流すのは、Jazzy not Jazz路線のムードを盛り上げる一つの手法だろうと思うのですが、私の好みからはオーケストラなしの小編成で仕上げてもらった方がボサ・ノヴァ・ムードは高まると思うところだが、如何なところか。

 彼女のソフトにしてマイルドな低音部を中心とたハートウォーミングな歌声と評されるボッサ・ヴォーカル(特に”Vida”)で、はやく暑い夏の夜に聴きたいというところである。

Brasilphoto
 とにかく彼女は1960年ブラジル・サンパウロ生まれですからもう既に55歳、夫のベーシストであるMarc Johnson が当然参加し、プロデュースも行っている。更に5曲目の”Some Enchanted Place”では、娘のAmanda Breckerがヴォーカルで参加している。
 また「テイク6」のヴォーカル・グループの参加も話題の一つ。こうしてブラジル・テイクなムードの彼女のヴォーカルのバックに彼らのハモッた歌声が見事に色づけしている(特に”Incendiando”)。
 こんな調子で広い範囲に向けてのミュージックとして作り上げられていて、単なるジャズ世界でなく多岐にわたったミュージック・ファンに受け入れられそうなアルバムの印象だ。

(参照)http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/cat45434491/index.html

(試聴)

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2014年6月22日 (日)

イリアーヌ・イリアスの「USA 2014」の ピアノ・プレイとヴォーカルを堪能

ピアノ、ベース、ギターのトリオで・・・・そしてイリアーヌ節のヴォーカルが入って

<Jazz>
       Eliane Elias Trio 「Chaga de Saudade」
              Live at Sculler's, Boston April 11, 2014

Chegadesaudade_2


Eliane Elias : piano, vocal
Graham Dechter : guitar
Marc Johnson : bass

 

(tracklist)
1. You and the night and the music
2. Chega de saudade
3. I thought about you
4. This can't be love
5. Embraceable you
6. I've never been in love before
7. Stairway to the ninth dimension
8. So danco samba
9. Rosa morena
10. band intro
11. Bowing to bud
12. There will never be another you

 今年(2014)の4月、まだ直ぐ2ケ月前のボストン公演のライブ版。これがなかなか楽しいライブものになっている。相変わらずイリアーヌのピアノ・プレイも見事にギターとベースとのトリオでボサノバの世界を聴かせてくれるが、tracklistをみてお解りの如く先のアルバム「I Thought About You」からの曲も何曲か登場。
Grahamdechter2

 特にドラム・レスで、クレイトン・ハミルトン楽団の若手ギタリストのグラハム・デクター(→)のギターがボサノバ・ギターにこだわらず、いわゆるモダン・ジャズの典型的なエレクトリック・ギターを展開し、彼女のピアノ・プレイが主役と云ってもなかなか良い味付けしてくれている(彼は20歳代ですよね。アルバム「TAKIN' IT YHERE」、「RIGHT ON TIME」の2枚リリースしているようですが、私は聴いてないのですが)。
 ベースは言わずもがなマーク・ジョンソン。これがなかなか女房を主役に影になって支えていると云った感じだが、息の合ったところは充分感じ取れる。隙の無い演奏だ。
Eliane62

 しかし、イリアーヌ・イリアスは相変わらずの彼女独特のまろやかな低音で包んでくるようなヴォーカルが健在で、この会場を沸かせている。” Embraceable you”なんかはちょっと聴き惚れてしまう。彼女は1960年生まれなので、もう50歳を越えての円熟プレイヤーだ。
 もちろん彼女のピアノ・ソロも登場して盛り上がる。
 この会場はそんなに大きくないようで、彼女は会場に話しかけるようなところも多く見られ、こんなライブに参加したいと思わせるところ。

 もちろんこれはブート盤である。しかし音質は、サウンド・ボード録音というだけあって、それなりに聴けるところが魅力。しかしこんなライブ盤もオフィシャルにあっても良いのでは・・・と。

(参考視聴)

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2013年9月22日 (日)

ムードたっぷりジャズ(2)~「Jazz For When You're Not Alone」

(続) 究極のロマンティック・ジャズは如何!

<Jazz> Mellow Jazz for Peaceful moments (V.A.)
  「Jazz For When You're Not Alone 」
      SAVOY JAZZ   SVY-17458 ,  2005

Jazznotalone
 SAVOY-JAZZ の企画、ロマンティック・ジャズ・シリーズの究極は?。この話はどうしようかと思いましたが、更に続けることにいたします。

 なにせ・・・・・Experience moments of complete relaxation to the gently awinging sounds of these legendary artists in now-classic recordings from the Savoy Jazz vaults ・・・・と、言うことですから。

 秋の夜にぴったりのシリーズ。前回紹介の「Jazz For When You're Alone」 が好評であったために、その続編としてリリースしたものと思って良いのでしょうね、このアルバムは。
 又々伝説的ジャズの名手が、これも不思議と言えば不思議な好音質で登場というところで、・・・・・そのムードに納得し、そして感動を呼ぶアルバムです(大袈裟)。どうですか?このジャケは如何でしょう?。お気に入りの方は聴いてみてください、期待は裏切りません(笑)。

Jazznotalonelist これもCD二枚組、20曲(クリック拡大)。
 登場は、ヒューストン・パーソン、チャールズ・アーランド、ソニー・ステット、リッキー・フォードのサックスが心に響きますね。そしてジミー・ポンダーのギター、更にラッセル・ガン、ウォレス・ルーニー、ウディ・ショウのトランペット。この時代ものはあまり聴いてないために、このサウンドで聴けるのは嬉しいところ。
 ピアノは、イリアーヌ・イリアスのライブものも登場してそれに加えてハンク・ジョーンズ、シダー・ウォルトンが演じます。
 その他、カーティス・フラーのヴィブラフォン、バド・シャンク、ヴィンセント・ハーリングのサックスも聴けます。珍しくトゥーヅ・シールマンスのハーモニカも登場と多彩にしてムード溢れるアルバムとなっているんです。
 そうそう忘れてはいけない渡辺貞夫も登場します。

 こうした企画物は、どうしても多くのアーティストを取り上げる為、サウンド面も雑になりやすい。しかしこのSAVOY JAZZ は、多分レーベルの意地もあるのでしょうね、このあたりは成功アルバムの再発として、サウンドは十分検討し多分リマスターしての現代版として聴かせてくれていることと思う。更に二枚組というサービスも追加していて、そのあたりは私は評価をするのである。(このシリーズの2000年以降の二枚組再発・良好サウンド・サービス盤は、掘り起こすとまだまだ沢山出てきます。とにかく1940年代からのジャズ名門レーベル、ネタには尽きるところが無いのでしょう~参考まで)

(試聴) Sonny Stitt "Angel Eyes" http://www.youtube.com/watch?v=nQRNbH-sqeU
            Hank Jones"'Round Midnight" http://www.youtube.com/watch?v=rTO438Ps0xU

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2013年6月 5日 (水)

イリアーヌ・イリアス Eliane Elias のニュー・アルバム : 「I Thought About You」

今度はイリアーヌのヴォーカル・アルバムだ!

<Jazz> ELIANE ELIAS 「I Thought About You」
             ~A Tribute to Chet Baker~
             Concord Jazz    CJA-34191-02 ,  2013

Ithoughtaboutyou

 昨年秋の前作( 「Swept Away」 参照:http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/eliane-eliasswe.html)は彼女のヴォーカル抜きのピアノ・プレイで楽しませて頂いたところで・・・・、早々にニュー・アルバムの登場。今回は彼女の完全なヴォーカル・アルバムと言っていい仕上げ。
 副題に”A Tribute to Chet Baker”とある。チェット・ベイカー といえばウェストコースト・ジャズの名トランペッターでありシンガーであったわけだが、ここでトリビュート・アルバムをリリースするというのにはそれなりに意味のあることだろう。彼女のジャズ・スタイルはなんと言ってもボサノヴァだ。そのルーツをたどるとベイカーの唄う名曲”My Funny Valentine”をブラジルの歌手ジョアン・ジルベルトが聴いて、その歌唱法を取り入れることによって、そこからボサノヴァが誕生してゆく大きな因子となったという歴史があるが、それに彼女が対応したというところであろうか。
( イリアーヌに関しては何度かここで取り上げているので参考にして欲しい=http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/cat45434491/index.html )
 

 あのボサノヴァがどのようにして生まれたかというところも興味のあるところだが、このジョアン・ジルベルトのサンバのギターに導かれる彼の歌唱法に感動したアントニオ・カルロス・ジョビンが「想いあふれて Chega de Saudade」という曲を作り、そしてそれをジルベルトが唄ったものが、ボサノヴァの元祖と言われている。この曲こそあのボサノヴァのささやき歌唱法の原点というところにあるようだ。

Ithoughtaboutyoulist


 さてこのアルバムは左のように14曲。1曲目のアルバム・タイトル曲”I Thought about You”からチェット・ベイカーゆかりの名曲でスタートしている。全ては解らない曲もあるが、究極のところチェット・ベイカー関係の曲を網羅していると言っていい。
 そしてこのアルバムもベースには夫のマーク・ジョンソンがしっかりサポートしていて、メンバーは結構一流どころを揃えて下記の通り。
  (members)
   Eliane Elias : vocals, piano
   Marc Johnson : ac.bass
   Steve Cardenas : elec.Guitar
   Randy Brecker : trumpet
   Oscar Castro-Neves : ac.guitar
   Victor Lewis : drums
   Refael Barata : drums
   Marivaldo Dos Santos : percussion
 


 このメンバーで、面白いのはイリアーヌの前の夫のランディ・ブレッカーがトランペットで特別参加をしているところ。いやはやこの世界は不思議なところがある。

Eliane62


 勿論このアルバムも彼女特有のボサノヴァの流れで曲を仕上げているが、それは彼女が彼女なりきにプレイするピアノの味を加味したボサノヴァの世界があるのが特徴的なのだ。
 もともとボサノヴァはギターの奏法により描くところから始まっているし、今もその流れは変わっているわけではないが、イリアーヌの場合は彼女自身のヴォーカルつまり中低音域を中心としたソフトな唄い方はこのアルバムでもそのままであり、それによってボサノヴァのイリアーヌ世界がピアノ・プレイと相まって築かれている。
 これは余談だが、もともとこのボサノヴァが生まれた流れはジョアン・ジルベルトに始まるのは取り上げたとおりだが、そのジルベルトがチェット・ベイカーに影響をうけたのと同時に、歌手としては当時ブラジルでも圧倒的人気のあったフランク・シナトラの影響も大きいという。

 このアルバムでは、チェット・ベイカーの関係しての曲の”You don't know what love is”のムードは、中でも私好みの出來。
 その他”Embraceable You”、”Everything Depends on you”、”Girl Talk”等の皮肉にもトランペットなどの入らないで、彼女のピアノが演ずるところが大きいどちらかというとスロー・タッチの曲が、大いに気に入ったところであった。

 彼女のジャズ・ピアニストとしてのアルバムも良いが、こうしたヴォーカルものも一味も二味もあるので、やっぱり忘れずリリースして欲しいところである。

(試聴)Eliane Elias  http://www.youtube.com/watch?v=CJeKND-rRFQ
          Chet Baker "My Funny Valentine" http://www.youtube.com/watch?v=IzpfZaZfsZg

             [PHOTO  今日の一枚]

P6030030monoblog
(OLYMPUS OM-D E-M5     M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm 1:3.5-6.3 EZ)

 

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2012年10月 1日 (月)

今宵はイリアーヌEliane Eliasのピアノ・プレイで・・・・・「Swept Away」

マーク・ジョンソンMarc Johnson とのコラボで・・・・・

Eliane  久々のイリアーヌ・イリアスEliane Eliasのピアノ・プレイ・アルバムの登場で堪能しています。彼女のヴォーカルに期待する諸氏もこのアルバムにはヴォーカルなしでも納得のはず。

 それも、ご主人様のマーク・ジョンソンとのコラボレーションで、本格的秋の夜にふさわしいカルテット・アルバム。しかもイリアーヌが5曲、ジョンソンが3曲、両者で2曲と完全なオリジナル・アルバムで、聴かせてくれます。
 このパターンはマーク・ジョンソンのリードによるジャズなんでしょうね。


Marc Johnson    Eliane Elias  「Swept Away」

ECM Records  ECM 2168 ,   2012

Sweptaway

members
   Eliane Elias(p)
   Marc Johnson(double-bass)
   Joey Baron(ds)
   Joe Lovano(ts)

 Marc Johnsonのスマートなdouble bassのプレイに、Joe Lovanoのテナー・サックスがゆったりと奏でる中に、イリアーヌのピアノが物語るプレイ。これだけで想像がつくと思いますので多くを語らず、とにかく秋の夜を味わいましょう。

Marcelian
1. swept away
2. it's time
3. one thousand and one night
4. when the sun comes up
5. B is for butterfly
6. Midnight blue
7. moments
8. Siens of tian
9. foujita
10. inside her old music box
11. shenandoah

 最後の曲のみ American Folk Song で、このアルバムの納め方が、スマートでお見事。 

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2012年9月15日 (土)

残暑の夜は・・・・映像で迫るイリアーヌ・イリアス「Eliane Elias BASEL 2010」

この柔らかい大人のヴォーカルと洗練されたピアノ・プレイは魅力

Eebasel2010  <DVD>  Bootleg 
Eliane Elias
「BASEL 2010」

Live at BASEL, Switzerland 11/14/2010


 残暑厳しい今年のSeptemberですが、それでもやはり夜長の時期になりました。
 もともと、Jazz やRockの分野はアルバムとは違って、ステージ・ライブものはオーディエンスとの対話もあったり、アーティストら自身のその日の意欲も見えたり、又演奏やヴォーカルも手に届くごとくのあまり技巧を凝らした音作りはされておらず私は好むところです。
 と、・・・・・なるとライブ会場に足を運びたいのですが、なかなかそれもままならず、せめてもブートであっても映像もので接してみたいというのが、私のお恥ずかしい習性であります。

 さてそこで、ここでも何回か取り上げた(6回ぐらい取り上げたと思うが)大人のボッサを感じさせてくれるイリアーヌですが、2010年11月ではありますが、スイスのBASELでのスペシャル・ライブもののプロショットで十分納得のDVD盤を紹介しましょう。

(Members)
  Eliane Elias : Piano ,  Vocals
  Rusens de la Corte : Guitar
  Marc Johnson : Bass
  Rafael Barrata : Drums



Eebasel2010list Listは左の7曲。ご覧の通り、ボッサからスタンダードのお馴染みの曲のプレイが堪能できる。
 イリアーヌは、洒落たハイヒールを脱いで、それをピアノの脇に置き、裸足でペダルを踏む演奏スタイル。彼女はピアノは一般的なステージに向かって左に位置して、ギター、ベース、ドラムスの演奏人と顔を合わせながら、やっばり貫禄ですね、リードしつつ演奏し、ヴォーカルを聴かせる。(私は何時も不思議に思うのはダイアナ・クラールの場合で、彼女はバンド仲間に背を向けての演奏で、このあたりは何故なのか解らない)映像はプロショットで非常に綺麗。アップも手頃に取り入れ、比較的落ち着いたカメラ・ワークで納得のところ。

Baselband  バンド・メンバーは、ベースのMarc Johnson は、あのビル・エバンス・トリオの最後のベーシストで実力派、何よりもイリアーヌの旦那様だ。ここでもナイス・プレイを披露。
 ギタリストのRusens De La Corte は、ブラジル・サンパウロ出身の若きエース、2004年からイリアーヌのツアーには同行したりしている。
 ドラムスのRafael Barrata もブラジル(リオデジャネイロ)出身で2008年からイリアーヌとの接触がある。彼女はこうしてブラジル・メンバーを大切にしつつ、ニュー・ヨークで頑張っている姿がこの編成をみても解る。

Eliane5  左のショットは、このライブでのイリアーヌであるが、歳のことを言うと叱られそうだが(こっそり言うと1960年生まれ)、それにひかえ見事に見るに堪えるところが恐ろしい。彼女の眼は、良い意味で猫の目に似ているように思うのだが、この見開いたところは見事だ。これは余談である。
 もともとはヴォーカルよりはピアニストとしてスタートしている彼女であり、最後の”Desafinado”の演奏は見事と言える。又ヴォーカルもソフトで流すところは大人のヴォーカルそのもの。”Bananeira”の楽しそうな演奏とヴォーカルはこの映像盤でも印象的。
 イリアーヌの映像盤は少ないので、ここに相変わらず健闘しているところ(姿)が嬉しいというブートのお話しでした。

(参考)
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/eliane-elias-bo.html
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/eliane-elias-ki.html
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/eliane-elias-99.html

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2012年2月 6日 (月)

イリアーヌ・イリアス Eliane Elias (その6): 「Bossa Nova Stories 私のボサ・ノヴァ」

オーケストラをバックにしてのヴォーカル・アルバムにも存在感・・・・・

 前回は、ブラジル出身のイリアーヌのヴォーカルとジャズ・ピアノ・プレイとの関わりのよくわかるアルバムを取り上げた。しかし近年は、ヴォーカル・アルバムとピアノ・プレイ・アルバムを、実は明瞭に分けているのではないかと思う。と、言うことはヴォーカリストとしての存在意義にも自信があるとみていいところだ。ここではヴォーカルを前面に出したアルバムに焦点をあててみよう。

Bossanovastories 「Eliana Elias / Bossa Nova Stories 私のボサ・ノヴァ」 BLUE NOTE  50999 2 28103 28 ,  2008

 このアルバムでは、イリアーヌのヴォーカルが中央、前面に位置して録音されている。そしてバック・バンドは彼女のピアノにマーク・ジョンソンのベースは当然として、ギター(Oscar Castro Naves,  Richardo Vogt)、ドラムス(Pauro Braga)、それにオーケストラという布陣になっている。これは明らかに彼女のヴォーカル・アルバムという形を狙ったものだ( 参考までに、この翌年には彼女はヴォーカル抜きのピアノ・トリオ・アルバムをリリースしている「Eliane Elias Play Live」 )。なぜなら、彼女がジャズ・ピアノ・プレイを前面に出したのであれば、おそらくオーケストラは必要ないと思うからである。

Bossanovastorieslist_2  収録曲は左のようにジョビンのボサ・ノヴァ曲から始まって多彩に14曲。
 アルバム「Sings JOBIN」(1998)と異なって、同じボサ・ノヴァ・アルバムといえども、彼女ヴォーカルを主体とした曲の仕上げと録音になっている。聴き比べてみると面白いところ。例えば冒頭に”The Girl From Ipanema (イパネマの娘)”が登場するが、その違いが明瞭で興味深いのである。

Eliane4_2  このアルバムを通して聴いてみると解るが、基本的には彼女のソフトであり、低音から高音にいたるまでややハスキーな包み込むような唄は変わってはいない。しかし音量においてはここでは明らかに彼女のヴォーカルの比重が多い。そしてそれは言葉においてもブラジルのポルトガル語が主であった「Sings JOBIN」に比べて英語も多くなり、ヴォーカルを聴かせようとしていることがわかる。今時の流行の女性ジャズ・ヴォーカル・アルバムのパターンなのだ。 そしてその仕上がりは、情熱的な南国でなく、彼女の世界といえるややアンニュイという雰囲気をうまく表現している。やはり唄における技量も一流であることが解かる。

 その他、”chega de saudade 想いふれて”、”desafinado”などポピュラーなボッサ曲を聴かせてくれるし、”day in day out”では、オーケストラをバックにしての説得力あるイリアーヌ節をも堪能できる。
 このアルバムのこうした彼女のピアノ・プレイを控えめにしたところは、ちょっと寂しいところでもあるが、ストリングス・オーケストラがバックを支えてヴォリューム感は増している。

Lightmyfires  このアルバムのようなヴォーカル・アルバムとしての仕上げのものは、近作アルバムは「light my fire」 (左 2011 = 当ブログ2011.8.27「ボサノヴァとジャズ・ピアノとヴォーカルと」参照)であるが、ここでもアルバム・タイトルになっている曲の”light my fire”を聴くと、もはや彼女のヴォーカルも熟成の感ありと言っていいだろう。

 

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2012年2月 4日 (土)

イリアーヌ・イリアス Eliane Elias(5): 2つのアルバム「Kissed by nature」、「Sings Jobin」

ジャズを知ってのヴォーカルは出色

 イリアーヌの何枚かのアルバムを既に取りあげているが、彼女の得意とするボサ・ノヴァというと、夏のイメージに支配されるわけであるが、それがなんと寒い冬でも暖かい部屋での聴く彼女のアルバムはやはり味がある。先頃あるところで、もともとジャズ・ピアニストである彼女の唄は上手いのか?下手なのか?という面白い話題があったので、その回答になるようなアルバムを取りあげてみる。

Kissedbynature 「eliane elias / kissed by nature」 RCA VICTOR(BMG)  09026-63914-2 ,   2002

 このアルバムは意外に取りあげられていないが、実は中身は濃い。特に注目点はイリアーヌのピアノがかなり重要な位置にある曲仕上げと、ヴォーカルもそのほどの良さの占める役割にある。つまりヴォーカル・アルバムというよりは、ジャズ演奏の中にヴォーカルも一つの役割を果たしているというパターン。
    Eliane Elias : piano, vocal
    Marc Johnson : bass
    Joey Baron : drums, percussion
    (+Paulo Braga(drums,percussio), Randy Grecker(trumpet, flugelhorn), Rick Margitza(sax), Paulo Andre Tavares(guitar) )

Kissedbynaturelist_2   13曲のうち2曲(1,7)はremixで登場(12,13)。基本的にはジャズ・トリオ演奏で、それに曲によりトランペット、サックスなどが加わるパターン。
 しかしインストゥメンタル曲に彼女のヴォーカルがサポートするが如く唄われるのだ。その絶妙さが音楽を知ってのヴォーカルであり、そしてそのややハスキーな声での歌い回しが魅力的でこれぞジャズ・ヴォーカルと言っていい。この中にはインストゥメンタルの曲(10,11)もあるが、演奏面での彼女のピアノも繊細で流れが見事。1曲目の”kissed by nature”は英語で唄われ12曲目のremixとともに出色。しかしインスト曲の”october”、”september”の演奏には完全に虜になり引き込まれてしまう。素晴らしいアルバムである。

Singsjobin 「Eliane Elias sings JOBIN~海風とジョビンの午後」 Blue Note  09926-63912-2 ,  1998

 かってアントニオ・カルロス・ジョビンを演奏した「Eliane Elis Plays Jobin」(1989)というアルバムがあったが、彼女の尊敬するジョビンを10年後の1998年に再度取りあげてピアノ演奏はもちろん今度はヴォーカルも取り入れてのアルバム。
 確かに、ブラジル出身であるだけにボサ・ノヴァの伝統に根ざしたスタイルは我々に訴えるところが大きい。
    Eliane Elias : voice, piano
    Michael Brecker : tenor sax
    Oscar Castro-Neves : guitar
    Marc Johnson : bass
    Paulo Braga : drums
    Cafe' : percussion   

Singsjobinlist_3  納められた16曲は左のとおりで、ジョビンの”イパネマの娘”、”ワン・ノート・サンバ”と有名な曲が目白押し。
 とにかく爽やかでソフトでありながら、何となく倦怠感をみなぎらせるボサ・ノヴァ特有の世界はこのアルバムでは特に 顕著である。
 曲の録音と仕上げにおいても、ジョビンの曲を大切にして、それぞれのミュージシャンの音を丁寧に配置して、彼女の単なるヴォーカルものという仕上げでないところがいい。従って彼女の唄は常に中央ではなく”flando de amor”では左からギターの調べ、彼女の唄はやや右寄りから囁く。”how insensitive”や”forgetting you”を聴くと、哀愁すら感じられ美しいピアノに乗っての惹きつける魅力のヴォーカルとはこれだと言いたくなる。
 そして全編を通して、力みがなく、しつこさもなく、むしろさらっと流すヴォーカルはベテランの味そのもの。

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2011年9月 2日 (金)

イリアーヌ・イリアス Eliane Elias : ボサノヴァとジャズ・ピアノとヴォーカルと(4)

ジャズ・ピアニストとしての憧れのビル・エヴァンスにアプローチ

 イリアーヌ・イリアスは、1985年から20枚以上のアルバムをリリースしており、又それにはジャズ・ピアニストであり又ヴォーカルものにも多くの作品を残していることなど、拾い上げると多彩で、ここに4回目の登場ということになった。

Somethingforyou 「Eliane Elias sings & plays Bill Evans / Something for You」 BLUE NOTE Records  50999 5 11795 6 , 2007

 先日も取り上げた2006年の前作「Around The City」 がポップ・ヴォーカルに近い作品で、ジャズ・ファンには若干の疑問が持たれたところであった。しかし、この翌年の作品は、見事にジャズ・ピアニスト、ジャズ・ヴォーカリストとして、しかもビル・エヴァンスのトリビュート・アルバムとして、ファンの期待に応えたものであった。
 主力はトリオ演奏で、彼女のアレンジによるピアノ・トリオものである(Eliane Elias: piano, vocals , Marc Johnson: bass ,  Joey Baron: drums)。このメンバー構成は2002年の「Play Live」と変わっていない。ベースの夫マーク・ジョンソンは、ビル・エヴァンス・トリオのメンバーでもあったこともあり、更にこの企画に貢献しているのであろう。

Somethingforyoulist 曲目は、左のようである。(クリック拡大)
 彼女自身のオリジナル曲は1曲登場するが、ビル・エヴァンスが好んで演奏したもの、又は彼の作品を網羅している。特にビルの作品でもオフィシャルには未発表の2曲も含めたこと、更になんと17曲目の最後の曲は2曲目に取り上げて演奏した曲”here is something for you”を、ビル・エヴァンスの演奏のカセット・テープ録音(最悪の音であるが)を流して、それに最後彼女が色を付けて終わらせるという手法を取っていこと、このあたりは洒落た企画だ。

Eliane1  さて、彼女のピアノ・プレイであるが、さすがビル・エヴァンスの特徴をしっかり掴んでの音に挑戦している。私なんかはあの非常にポピュラーな”my foolish heart”などを聴かされると、昔の気持ちにいつの間にか戻ってしまっているところだ。マイルスの”solar”も登場するが、彼女のピアノ・プレイの見事さを感じ取れる。
 聴き方によっては、あくまでもエヴァンス風ではあるが、ちょっと異議を述べたくなるという人もいるようだが、私の感覚では昔のエヴァンスものより録音も良くて、十分楽しめる。
 一方、ヴォーカルであるが、約半分の曲で登場するが、どうもこのビル・エヴァンスものには、私の印象としてはあまりマッチングしていない。やはり彼女のヴォーカルは、ちょつとこの世界とは違うのではなかろうか?、9曲目の”minha”あたりはそれなりに納得はしましたけど。
 いずれにしても、あのボサノヴァ・ヴォーカルの世界に印象が強くてのことかも知れないが、私にはそのように感じられた。

 彼女のアルバムを取り上げていくと切りがないのであるが、1989年の「Plays Jobin」、1998年の「Sings Jobin」というジャズ・ピアノ・プレイとヴォーカルものの対比が出来る2アルバムもある。これからの秋の夜長には、ゆっくりと楽しむによいと思っている。

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