トルド・グスタフセン

2018年9月 3日 (月)

久々のトリオで・・・トルド・グスタフセンTord GustavsenTrio「The Other Side」

グスタフセンのピアノが待望のトリオで・・・・・

<Jazz>
Tord GustavsenTrio 「The Other Side」
ECM / Germany / 2608 6751618 / 2018

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Tord Gustavsen (piano, electronics)
Sigurd Hole (double bass)
Jarle Vespestad (drums)

Recorded January 2018, at Rainbow Studio, Oslo
Produced by Manfred Eicher

 久々のノルウェーのトルド・グスタフセンTord Gustavsen のピアノ作品がトリオでリリース。2007年の『Being There』 (ECM/2017 B0008757-02)以来となりますね。近年は彼のレパートリーの拡大と新分野への挑戦などで、カルテットやアンサンブルといったところがお目見えしてきたわけだが、私にとっては待望のピアノ・トリオ作品で、これは今年の一月の録音だ。

Tord_gustavsen_trioby_brem

 トリオのメンバーは、ベーシストが、Harald JohnsenからSigurd Holeに変わっている。ドラムスはもう長年のお付き合いで変更無しのJarle Vespestad だ。ノルウェー出身の三者によるトリオで、グスタフセンの緩徐で深く沈み込むピアノの流れは変わらずに、心に染み込む静かなメロディーによるトリオの世界を構築している。
 録音もピアノに対してベース、ドラムスも生きていて、なかなかトリオ・バランスを重視した好録音である。

Tord_croppedw(Tracklist) 

1. The Tunnel
2. Kirken, den er et gammelt hus
3. Re-Melt
4. Duality
5. Ingen veinner frem til den evige ro
6. Taste and See
7. Schlafes Bruder *
8. Jesu, meine Freude * Jesus, des eneste
9. The Other Side
10. O Traurigkeit *
11. Left Over Lullaby No.4
12. Curves

  今回はトルド・グスタフセン自身の曲が主だが、J.S.Bachが取りあげられている(上記*印の3曲)。
 オープニングM1. "The Tunnel" から、グスタフセン世界が迫ってくる。何度聴いてもドップリと浸れるグスタフセン世界は、やはり深遠であり哲学的でも有り、人間心理の究極の姿を描くが如くで、このアルバムも全編を通して真摯な気持ちで聴くことが出来る。
  M4. "Duality" M5.、 "Ingen veinner frem til den evige ro"に来るともう自他共に許すグスタフセン世界だ。
 アルバム・タイトル曲である彼の曲M9."The Other Side "は、珍しく”彼独特の静寂の中に流れる美しさと深遠さ”というタイプでなく、静かに物語り調に淡々と描いてどこか明るさも感じられる。この"Other Side"の意味はそんなところにあるのだろうか。
 これに続いてM10. "O Traurigkeit"は、やや対比的にJ.S.Bachのメディーをオリジナルの世界とは全く異なる完全なグフタフセン世界に沈み込ませるが、中盤から後半にかけてはトリオで盛り上がる珍しいタイプ。これも彼の今回の一つの試みの曲とみる。
 そしてM11. "Left Over Lullaby No.4"は、彼のファン・サービスの演奏。完全に本来の静寂と沈静の世界ですね。

 いっや~~、やはりトルド・グスタフセンはいいですね。完璧と言ってしまいたいアルバムだ。ピアノの弾くメロディの深遠さ、そして緩急、強弱、余韻の生かし方もハイレベル。何時もニュー・アルバムを待っているのだが、期待を裏切らない。北欧の世界感なのであろうか、又彼の学んだ心理学が生きているのか、この世界はしっかりと守りつつ、今後にも発展していって欲しいものである。

(評価)
□演奏:★★★★★
□録音:★★★★★☆

(私のイメージPHOTO=「夏の記憶に2018」)

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2018.9.3撮影(志賀高原)  Sony α7Ⅲ ILCE-7M3,  FE 4/21-105 G OSS, PL

(視聴)

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2016年2月13日 (土)

トルド・グスタフセンTord Gustavsen 変則トリオの最新作品「What was said」

スーフィズムとキリスト教の出逢いなのか
~今作はジャズ・ファン万人向けでないことは事実、しかしグスタフセン・ファンは必聴盤

<Jazz  Traditional>
    Tord Gustavsen, Simin Tander, Jarle Vespestad
             「What was said」
       ECM Records /  Jermany / ECM 2465 4758697 / 2016

Whatwassaid
Tord Gustavsen ( piano, electronics,synth bass) Simin Tander (voice) Jarle Vespestad (drums)
Recorded April 13-15, 2015 at Rainbow Studio, Oslo

(Tracklist)
1. Your Grief *
2. I See You
3. Imagine The Fog Disappearing
4. A Castle In Heaven
5. Journey Of Life
6. I Refuse *
7. What Was Said To the Rose * - O Sacred Head
8. The Way You Play My Heart *
9. Rull *
10. The Source Of Now *
11. Sweet Melting
12. Longing To Praise Thee
13. Sweet Melting Afterglow *
           (*印 Music : Tord Gustavsen)

A_2 期待のノルウェーのジャズ・ピアニストであるトルド・グスタフセンTord Gustavsenのニュー・アルバム。今作もECM盤だ。ノルウェーのトラッド音楽を、彼の世界で描いた作品と言われているが、上のリストにも記したように、彼の曲が半分以上を占めている。しかしその他の曲は主としてノルウェーのトラッド(賛美歌)が中心だが、彼が子供の頃から歌ってきたものだという。

 変則トリオと言ってはみたが、それはまさにその通りで、ドイツで活躍している女性ヴォーカリストのアフガンでありジャーマンのシミン・タンデルSimin Tander が見事に歌い上げるが、これはヴォーカル・アルバムではない。ヤーレ・ヴェスペスタJarle Vespestad のドラムスと、彼女のヴォーカルとそしてグスタフセンのピアノが演ずるトリオ演奏といってよいものだ。

B しかし、ここで歌われる言語はパシュトー語と英語、このパシュトー語というのは、アフガニスタンやパキスタンの主要言語でペルシャ語と同じ系列らしい。ヴォーカルのシミンとの関係か?、ペルシャという異国文化への神秘性への一つの演出か?ノルウェーの言葉をパシュトー語で歌うのである。アフガン詩人の力を借りての作業であったようだが、これが又一種独特の世界を構築するに貢献していて、いやはや異国情緒とその神秘性とはたまた現実から超越した世界を描くのである。
 それには彼女の技量と個性の声の質(ややハスキーで高音になるにつれ澄んでくる)がそれを更に盛り上げているのだが、これには彼女はグスタフセンの招請によったものであったのだろうか。

 もともと心理学を学んだグスタフセンらしく、そのピアノ演奏も今までのものに輪をかけて深層心理の探求の道に誘いこむ。全編そんな曲の出来なのである。

C グスタフセン自身に言わせると「スーフィズムとキリスト教が実際に出会ったような境地にまで達した」とのことだ。スーフィズムとはイスラーム教の神秘主義哲学の事だが、このあたりは日本人の宗教感覚ではなかなか理解も難しい。聴いていてなんとなくそうゆう世界なのかと、あらためて知るのである。
 これをジャズと言って良いのか?・・・でもジャズなんでしょうね。往年のトリオ・メンバーのヴェスペスタは心得たもので、グスタフセンのピアノ、シミンのヴォーカルを手玉に取ったようにドラムスを曲の深まりにひっぱり込むが如く叩くのである。

 しかしこのアルバムは、私の待ちに待った期待のグスタフセンの新作とは異なったものであった。それはそろそろ本来のピアノ・ベース・ドラムスのトリオ作品を望んでいたのであったが、まだまだ彼の挑戦的探究心は続いているようだ。しかしこの異色トリオ作品は、意外中の意外であったにしては、お見事な作品で、心が洗われるが如く聴き入ってしまうのである。

 しかしこれはジャズ・ファン万人向きでは無い。しかしグスタフセンのファンなら多分持っていたい一枚になるであろうことは想像に難くない。
 おそらく、Manfred Eicher自身も会心作と思っているに相違ない。

(参考)スーフィズム Sufism
 イスラーム教の広がりとともに生まれた神との一体感を求める民衆的な信仰。
 イスラーム教の拡張とともに8世紀の中頃にはじまり、9世紀に流行した、踊りや神への賛美を唱えることで神との一体感を求める信仰形態および思想を神秘主義またはスーフィズムという。スーフィズムは、修行者が贖罪と懺悔の徴として羊毛の粗衣(スーフ)を身にまとって禁欲と苦行の中に生きていたスーフィーから来た言葉であると考えられている。その思想は、自我の意識を脱却して神と一体となることを説き、形式的なイスラーム法の遵守を主張するウラマーの律法主義を批判することとなり、より感覚的で分かりやすいその教えは都市の職人層や農民にも受け容れられていった。(「世界史の窓」より)

(視聴) 「What was said」

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2015年7月 3日 (金)

トルド・グスタフセンTord Gustavsenから到達したアルバム :スールヴァイグ・シュレッタイェルSolveig Slettahjell「ARVEN」

トルド・グスタフセンからノルウェーの歌姫スールヴァイグの世界へ

 我が愛するノルウェーのピアニスト:トルド・グスタフセンTord Gustavsenのニュー・アルバムはまだ半年前のリリースされたところで、次作はまだまだかなり先の話になりそうだから、何か面白いものはないかと漁っていて到達したアルバム。

<Jazz, Folk, World, & Country>

  Solveig Slettahjell「ARVEN」
   
Universal Music (SoSlo Productions) / Norway
   /  602537545735 / 2013

Arven_2 これはスールヴァイグ・シュレッタイェルのヴォーカル・アルバム。彼女はノルウェーの知る人ぞ知る歌姫だが、その世界はジャズにして異色、聴きようによってはトラッドの雰囲気を持ったフォークっぽいという味付けのジャズだ。彼女は首都オスロにあるノルウェー国立音楽学院を卒業している。2001年のデビューで当時は30歳ということであったので、この作品は40歳を過ぎてのものとなる。

 私の手元には、彼女のアルバムはこの『ARVEN』の他には、後で取り上げるが、2004年のリリ-スの『Silver』(2004)という何となく気になるアルバムがあって現在に至っている。ノールウェーの土地から生まれたスケールを感ずる女性ヴォーカル・ジャズ・アルバムである。
 又彼女について初めて知ったのは、寺島靖国の『Jazz Bar 2003』に登場してのことであった。
(参照)http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/rolleiflex-9124.html

Solvig_tord ところが、トルド・グスタセンが彼女のヴォーカル・アルバムのバックで、ピアノのでのデュオに近いところを演じているこのアルバムがあることを知って、さっそく聴いてみたと言った次第。

 さてその内容だが、これはジャズというよりはクラシック、トラッドと言った方が良いのか、実に深遠にして心安まる世界。グスタフセンのピアノも彼らしい哲学的な深遠な雰囲気を演奏してくれるが、なんと言ってもヴォーカルを引き立てるための演奏に徹していて、彼のピアノの世界とスールヴァイグのヴォーカルとの協調として聴く方が良い。
 トラックリストは13曲、うちトルド・グスタフセンは8曲に登場。特にここでは曲名は紹介を省略すが、それはとにかくノルウェー語と思われ全く解らない為。歌詞も理解不能。そしてこのアルバムは私の想像するところではトラッドの世界と宗教曲の世界なんだろうと思うのだが・・・・。
     (視聴)

                    
                     *     *    *    *    *

 さてそこでせっかくスールヴァイグ・シュレッタイェルの話になったので、ここで私の持つ彼女のジャズ・ヴォーカル・アルバムで、こちらは夜にじっくりと聴けば聴くほど味の出てくる一枚を紹介する。(↓)

<Jazz, Folk>

    Solveig Slettahjell「SILVER」
     BOMBA RECORDS / BOM 1531 / 2004

Silver こちらは『ARVEN』のような特異なアルバムではない。しかし彼女の個性がたっぷりのヴォーカル・アルバムといったところ。
 オープニングの曲”Take it with me”はTom Waitsの曲だが、まさしく原曲から一変して説得力がある彼女のヴォーカルで迫ってくる。ゆったりと、そして低音がややハスキーでヴォリュームのある歌声、そして何と言ってもじっくりと聴かせるスタイルはピカイチ。
  Solveig Slettahjell : Vocal
    Mats Eilertsen : bass
    Sjur Miljeteig : trumpet
    Morten Qvenild : piano
    Per Oddvar Johansen : drums


 このアルバムは主としてカヴァー曲(下のTracklist参照:クリック拡大)で占められているが、特異な彼女のヴォーカルをピアノ・トリオ+トランペットのカルテットで支えるわけだが、なかなか編曲に味のあるジャズを聴かせてくれて楽しめる。このユニットを”Slow Motion Quintet”と名付けているだけあって、ジャズの一形を成すべく試みているともとれる。
Silverlist2
 さて、このアルバムの収録曲は上の通りであるが、彼女のオリジナル曲”D.Parker's Wisdom”も登場する。この曲はアルバム全体に流れる静かにしてどちらかというと暗い中に温もりを感じさせるヴォーカルによって作られるムードから一変して、スリリングなコンテンポラリー・ジャズを展開し、このアルバムの一つのアクセントとなっている。

 しかしこうしたアルバムを聴くと、アメリカン・ジャズの明るさとは全く違った北欧の凍てつく大地から人間らしい世界を築いている民族の暖かさを演ずるジャズを知らしめられる。不思議にHenry Manciniの”Moon river”まで別物になってしまうのだ。北欧ジャズを愛するものにとっては一聴の価値がある。

(視聴)

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2014年2月 8日 (土)

トルド・グスタフセンの新作 Tord Gustavsen Quartet : 「Extended Circle」

前作のカルテットの延長線にあるアルバム~静寂にして深遠、そして思索的世界に

<Jazz> Tord Gustavsen Quartet 「Extended Circle」
       ECM Records  ECM2358 / 2014
              Recorded june 2013, Rainbow Studio , Oslo

Extendedcircle

 私の期待のノルウェーのジャズ・ピアニストのトルド・グスタフセンの新作の登場である(このジャケもいいですね)。前作は2012年の「The Well」(参照 http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/tord-gustavsen-.html)であったが、かってピアノ・トリオ作品からスタートした彼だが、これはテナー・サックスを加えたカルテットであった。そして更にその前の「Restored,Returned」は(参照 http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/tord-gustavse-1.html)は、Tord Gustavsen Ensembleと称して、カルテットにヴォーカルまでいれて見せていたので、今回のこの新作はどんな編成のパターンかと実は興味があったんです。そしてこうして手にしてみると、あのカルテットの続編であった。・・・・と、言うことはあのEnsemble以来のメンバーで(ヴォーカルは抜きとなったが)、継続されているということになる。

 メンバー及び収録曲は下記のとおり。

Extendedcirclelist_2

 double Bass は、「Ensemble」以来のMats Eilertsenとなっていて、3作続いたトリオ時代とは変わって現在は彼に固定したようだ。drums は、最初のトリオ以来変わらずのJarle Vespestadである。

 さてこのアルバムはと言うと、スタートの”right there”は静かにそして抒情的なピアノ、ゆったりとしたドラムス。そしてそれに続いてベースが乗ってくる。ああこれはトルド・グスタフセンだとすぐに解る郷愁を感じさせる世界に引っ張り込まれる。2曲目”Eg Veit I Himmerik Ei Borg”は、珍しくテンポが上がりこのアルバムの発展的な展開に入り、しばらくしてサックスが合流する。Noregian traditionalと記されているので、この国で愛されている曲なのであろう。

Members2  このアルバムでは、このカルテッット4人による共作は”Entrance”というインプロヴィゼイションと思われる曲のみで、3曲目と7曲目に登場し、ちょっと異様なフルートっぽい音のサックスがメロディーを流しているが、これが又異国的ムードを持ちながら、深遠にして瞑想的なグスタフセンの曲にマッチングした曲で驚かされる。
 ”Bass Transition”というEilertsenの短いベース・ソロが10曲目に入るが、その他8曲は全てグスタフセンの曲が続くのである。
 とにかく全編メロディーが抒情的で美しく、そして静寂の極致を演ずるピアノの調べとその思索的世界にひたりながら流されていると、いつの間にか終わりに到達する。 
Tord3  そう言えばグスタフセンは心理学を学んできたという哲学的世界があり、それに我々誘導されているのだろうか?。それにしてもこうした作品は一人で静かな部屋で聴くことが最低条件のように感ずる。

 そしてこのアルバムは完全に前作「The Well」の続編と言っていい。とにかく流れるムードは一貫している。”静謐(せいひつ)にしてストイシズム(克己主義)”という表現がされているが、まさにその通り。この世界にぞっこん惚れ込んでいる私のような人間にとっては、又々愛すべき貴重なアルバムが一枚増えたことになるのである。

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2012年8月13日 (月)

トルド・グスタフセンのピアノで聴く女性ヴォーカル・アルバム(2):セリア「nightwatch」

ノルウェーのセリア(シリエ・ネガード)Silje Nergaardは、日本での北欧ブームの先駆け

SILJE NERGAARD 「nightwatch」 
Universal Music  0602498656488 ,  2003

Nightwatch_3

 ノルウェーのトルド・グスタフセンのピアノ・ブレイに惚れ込んでいる私ですが、彼はそれなりに唄もののバックもこなしているようだ。
 このアルバムは90年前半から日本でも知る人ぞ知るノルウェーの女性ジャズ・シンガー・セリアSilje Nergaard の2003年のアルバム。彼女も歴史的には1989年にあのギタリストのパット・メセニーの力を得てロンドンでデビューして好評を得ている。曲調は、ジャズといってもポップ色もかなり濃く、そして声の質はやや細身であって、パワーのあるタイプでなく、なんとなくあどけない感じのするところもある。そんなところが持ち味で日本では結構1990年代にお馴染みにもなっていた。しかし私自身は当時はそれほど興味を持っていたわけではなかった。
 このように経歴をみると既にベテランのシンガー・ソングライターといっていい。その他、芸術に広く才能を発揮しているようで、彫刻、絵画などの活動もあるという。
 

Siljenergaard1  さて、このアルバムのメンバーは下記の通り・・・・

 Silje Nergaard : vocals
  Tord Gustavsen : piano + fender rhodes
  Harald johnsen : acoustic bass
  jarie vespestad : drums

  
    ・・・このメンバーに加えて曲によってストリングスが加わったり、ギター、トランペット、フリューゲルホーン、サックスがバックを支えている。
 そうは言っても、私にとってはトルド・グスタフセンのピアノを聴きながらというのが嬉しいところ。そんなところから手にしたアルバムでもある。

Nightwatchlist  収録全12曲中11曲が彼女のオリジナル曲。シンガー・ソングライターの面目躍如と言ったところ。
 ”this is not america”のみパット・メセニーとデヴィット・ボウイによる曲だが、何故この1曲のみが加わったのか?と言うところは解らないが、このアルバムの中では一つのポイントとなる出来の良い曲だ。
 Jazzyな曲で、トルド・グスタフセンのピアノが中盤や、後半にソロに近い演奏が聴かれる曲”how am i supposed to see the stars”、”in a sentence”などがなかなか良いし、”unbreakable  heart”もピアノの味と彼女のヴォーカルの聴かせどころの曲だ。その他”dance me love”などのピアノとトランペットをバックにしてのバラード調の曲もいい線をいっている。
 しかし全体のアルバムの印象としては、英語で国際的なところを狙っているとは思うが、ジャズ特有の演奏やヴォーカルの面に於いて、妖しげでスリリングなところがあまりないというところで、私好みからは若干物足りなさも感ずるアルバムでもあった。

(参考)トルド・グスタフセンhttp://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/tord-gustavsen-.html

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2012年8月10日 (金)

トルド・グスタフセンのピアノで聴く女性ヴォーカル・アルバム(1): アンナ・マリア・ヨペク 「id」

国際色豊かで妖艶なアンナ・マリア・ヨペク(ポーランド)

Anna Maria Jopek 「id」
AMJ MUSIC   0602517558366  ,  2008

Id
 ポーランドのシンガー・ソングライターのアンナ・マリア・ヨペクに関しては、パット・メセニーのギターをバックにしての名盤「Upojejie」(2002年)、そして日本の小曽根真のピアノにより作り上げた傑作アルバム「HAIKU俳句」(2011年)をここで取り上げてきたが、このアルバムは2008年のやはり国際色豊かな彼女の姿勢を十分感じさせる一枚。なんとあの私のお気に入りのジャズ・ピアニスト(ノルウェー)のトルド・グスタフセンが3曲彼女のヴォーカルのバックにピアノ・プレイを披露している。又彼女の国ポーランドのレシェック・モジジェルLeszek Możdżerのピアノも3曲に登場と豪華。
 そしてなんとトルド・グスタフセンのピアノが聴ける3曲がこのアルバムでも私好みの哀愁感があって出色の出来であり、レシェック・モジジェルも相変わらずクリアなピアノ打鍵音が響いて快感。

Idlist_2 この11曲の洗練された彼女のヴォーカルと、バックの演奏の充実度が凄い。オーケストラの他13名のミュージシャンの名が連なっている。特に下記のメンバーが気になるところ・・・・・・

 最も私が気になるノルウェーのTord Gustavsen (piano)、ポーランドのLeszek Możdżer(piano)、そしてアメリカのジャズ・サクソフォン奏者のBranford Marsalis ( soprano saxophone)、更にフランスのドラマーManu Katche (drums)、ブラジルのOscar Castro Nervis (guitar , vocals)、そして彼女のアルバム・プロデュサーの Marcin Kydryński ( guitar) などである。

Anna_maria_jopek4 このアルバムでは、彼女の妖艶さの面が充ち満ちている。そしてポーランドから発する国際的音楽探究の道であることは、それ以降のアルバムを見てもうなずけるところである。ヴォーカルの質もレベル・アップした彼女を聴くことが出来る。
 そして私の注目点であるトルド・グスタフセンは、3曲のみの登場であるが、まさに彼であることがすぐに解る美しいジャズ・ピアノを聴かせてくれる(曲3.9.11)。

 実に充実したアルバムだ。もっともっと日本でも注目されて良かったアルバムのように思う。
 
(参照)
1.アンナ・マリア・ヨペクhttp://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/anna-maria-jope.html
2.トルド・グスタフセンhttp://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/tord-gustavsen-.html

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2012年5月16日 (水)

意外性で登場したアルバム:トルド・グスタフセンTord Gustavsen Ensemble 「Restored,Returned」

成功作か失敗作か~私は戸惑いで迎えたアルバムだった

Tord Gustavsen Ensemble 「Restored,Returned」
ECM Records  ECM 2107 B0013911-02,  2009
Recorded January 2009  Rainbow Studio,Oslo

Ensemble

 ノルウェーのジャズ・ピアニストのトルド・グスタフセンに焦点を当てて、私のお気に入りを紹介してきたが、既に4枚のアルバムを取り上げたので、ここまできたらこれも紹介して取りあえずの締めくくりをしておこうと言うところである。

 とにかく、彼のピアノ・トリオの詩情豊かな作品は他に類をみない。そんな流れで、2009年に突然出てきたアンサンブルと銘打ったこのアルバムは驚きでもあり戸惑いでもあった。ピアノ・トリオ(bassが変わったが)にサックスが加わった上に、女性ヴォーカルも加わったのであるからいささか別世界の感覚に陥ったのだっだ。

Ensemblemembers *

Tore Brunborg : saxophones
Kristin Asbjornsen : vocals
Tord Gustavsen : piano
Mats Eilertsen : double-bass
Jarle Vespestad : drums

Ensemblelist  左のような全11曲。このアルバムを初めて聴いた時に、スタートの”the child within”の曲から、旋律を静かではあるがソプラノ・サックスが奏で始め驚かされた。
 2曲目”way in”は、いつものピアノ・トリオのパターンで流れる。これも素晴らしい間の取り方で、ピアノの語りの間に、シンバルの音、ベースの音が物語りをするがごとく響き渡る。うーん、このパターンはトルド・グスタフセンだと聴き入ってしまったのだが・・・。
 なんと3曲目”lay your sleeping head,my love”に入るなり、女性ヴォーカルが入ってくる。それも中低音のやや絞るようなハスキーな歌声で、それでも高音部はすんなり伸びるタイプ。これがアンサンブルの実験開始か?、後の5.7.8.11と彼女のヴォーカルが登場する。
 アルバム・タイトル曲”restored,returned”は、まさに異様な世界に導く。彼女のハスキーな声が、なおそれを助長する。又グスタフセンの過去の3枚のトリオ・アルバムにみる哀愁・郷愁が、ここでは暗く闇に入るがごとくに聴こえてくる。彼女の絞り声は、グスタフセンの曲のネガティブの面を前面に出すがごとき役割を果たす。
 ”left over lullaby no.1-3”は、彼女のヴォーカルがアンサンブル(合奏曲)の楽器のごとく位置を占めて曲を構成する。これも一つの試みであったのであろう。しかしそこまでしなければならなかったよってくるところに疑問もある。
 しかし全曲グスタフセンによるものだけあって、アルバムとしてのトータルな哀愁と陰影・憂鬱の表現はバランス取れて出来上がっている。
 10曲目の”your crooked heart”はトリオ演奏での歪みの美しさと行ったところか。やはりこのパターンになるとピアノが美しい。10曲目”the gaze”が、ヴォーカル抜きのカルテットの形を作り上げている。

 このアルバムは初めて聴いたときには、過去のトリオとの発展形なのか亜型なのか、受け入れる私にとっては戸惑いでもあった。現在に於いては、この後のアルバム「The Well」がこのメンバーによるヴォーカル抜きのカルテットによって作られており(参照:2012.5.1”トルド・グスタフセンのカルテット・アルバム「the Well」” http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/tord-gustavsen-.html )、ほっとして聴く事が出来たことを付け加えておく。

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2012年5月 1日 (火)

トルド・グスタフセンTord Gustavsen のカルテット・アルバム「The Well」~思索を導き耽美の世界へ

サックスの加わったカルテットで描く郷愁と哀愁

Thewell 「Tord Gustavsen Quartet / The Well」 ECM Records   ECM 2237 B0016444-02 ,  2012

 ノールウェーのジャズ・ピアニストであり、私にとっては至宝扱いのトルド・グスタフセンに焦点を当てているが、このアルバムは彼のカルテット演奏の今年のニュー・アルバム。
 彼のトリオ3作は、私にとっては驚きに近い、過去のジャズ・トリオものとは一線を画した美しい旋律と静と郷愁と哀愁の叙情性豊かな作品であった。

(参照)2012.4.11”美旋律と哀愁の極致” http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/tord-gustavsen-.html
      2012.4.28”郷愁と哀愁の2アルバム検証”
http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/tord-gustavse-1.html

Thewellmembers  さてこのアルバムのメンバーは、Tore Brunborg のテナー・サックスが加わってカルテットとなり、トリオ時代の3アルバムにおけるベースは変わっている。

   Tore Brunborg : tenor saxophone
   Tord Gustavsen : piano
   Mats Eilertsen : double-bass
   Jarle Vespestad : drums

 そしてその作風はカルテットになって変化はあったのであろうか?。

Thewelllist2  収録曲は11曲(左)。全てトルド・グスタフセンによるもの。従ってかってのトリオ3作と基本的には同じ流れを感ずる。

 冒頭の”preludo”そして続く”playing”の2曲は、従来のトリオの郷愁のパターン。
 3曲目の”suite”は8分以上の曲。例のごとくグスタフセンのピアノが静かに流れ、弓引きによるベースがムードを高め、それに続いて哀愁あるテナー・サックスが登場し流れてくる。ここに来てトリオと違った世界が生まれるわけだが、このあたりにグスタフセンの前進的アプローチを感ずることが出来る。しかし、究極は郷愁を感じさせてゆくところはやはり彼の曲なのだ。
 ”communion”に於いては、サックスを前面に出して旋律を奏で、ピアノが後押しをしてゆくパターンをとるが、やはり”静であり聖である感覚”に導くところは同じである。
 そして”circling”、”gasgow intro”は再びピアノが静を奏でる。
 7曲目”on every corner”、8曲目のアルバム・タイトル曲”the well”は、このアルバムのカルテット演奏の目指す究極のかたちなのであろうか、ピアノ、サックスが交互に美しく旋律を歌い上げる。
 しかし、最終曲”inside”の深遠な世界は凄い。

 いずれにしても、このグスタフセンのアルバムは、郷愁と哀愁を叙情的に描くところはトリオにしてもカルテットにしても同じである。ただ私の印象としては、表現法が適切かどうか疑問だが、トリオもののピアノを主とした響きは10代~20代の青春時代の郷愁で、カルテットのサックスの音を生かしたパターンは30歳代以上の郷愁と言った世界であった。
 

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2012年4月28日 (土)

トルド・グスタフセン・トリオ Tord Gustavsen Trio の「The Ground」, 「Changing Places」~ジャケ党を泣かせるアルバム(7)

過去の美と郷愁と哀愁の2アルバム検証

TORD GUSTAVSEN TRIO 「THE GROUND」
    ECM  ECM1892 B0004123-02 ,  2004
        (Recorded january 2004 , Rainbow Stuudio ,  OSLO)


Theground

 先日紹介したノルウェーのトルド・グスタフセン・トリオの3rd「BEINB THERE」のジャケも素晴らしかったが(参照: 2012.4.11 “美旋律と哀愁の極致” http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/tord-gustavsen-.html )、ここに取り上げる過去の2アルバムもなかなかジャケは注目に値する。特にこの2ndのジャケ・デザインには見事なボケ味の生かされたカットで、自ずから中身の音楽に期待を持たせてくれるのであった。

Tradgustavsen  彼らのアルバムのピアノを中心としての演奏は、その美しさと哀愁と、しかもその品格は極上で、私の秘蔵品といってよい扱いをして来たが、前回3rdアルバムを取り上げた以上、この過去の2作もここで取り上げることとした。

 実は私自身、トルド・グスタフセンにはこのアルバムから入ったのであった。そして彼の全てのアルバムにとりつかれるという結果になってしまったのである。

 トリオメンバーは1stから3rdまで変わっていない。

  Tord Gustavsen : piano
    Harald Johnsen : double-bass
    Jarle Vespestad : drums

Thegroundlist  収録曲は左のとおり。”all composition by Tord Gustavsen”となっており、グスタフセンのリーダー・バンドである。
 導入の一曲目”tears transforming”そして2曲目”being there”は優しくしかも心が洗われるような名曲と言って良い。ピアノ・ソロのような流れにドラムス、ベースが静かに支えていくがごとく演奏である。
 更に5曲目”colours of mercy”、6曲目”sentiment”もタイトルとのものの慈悲、感傷そのものである。
 そしてこの流れは破綻無く、最後まで続くのである。
 
 こうしたタイプのジャズ・ピアノ・トリオものとしては、静かな夜に一人で聴いていれば最高の代物である。ピアノの美しさも絶筆もの。私にとってはこのアルバム以来虜になってしまったわけである。

Tord Gustavsen Trio 「changing places」
     ECM ECM1834 B0000060-02 ,   2003
   (Recorded December 2001 and June 2002 Rainboow Studio ,Oslo )

Changingplaces

 これがこのトリオの1stアルバム。2003年リリースである。私にとっては上に挙げた2nd「THE GROUND」が気に入って即手に入れた。
 やはりこの1stも全くその期待は裏切っていない。2ndは当然この1stが好評で一年という早さでリリースされたのである。

Changingplaceslist この1stの収録曲は左の13曲で、やはり全てグスタフセンの構成によるとされている。
 冒頭の曲”deep as love”から安らぎを誘う。11曲目の”your eyes”も同様だ。
 2曲目、12曲目の”graceful touch”そして9曲目の”where breathing starts”は、いつかどこかで聴いたよな懐かしい旋律がピアノによって流れ、思わず何か自己の過去を思い起こさせるようなところがある。
 このアルバムね全編を通じて”静”であり、”郷愁”、”哀愁”、”癒やし”、”叙情”と言ったところか。

 やはり3rdや2ndもそうであったが、この1stから、トリオといっても全てがグスタフセンの主導で曲作りはされ、彼らのオリジナル曲であるがピアノ・ソロに近い曲が進行して、ドラムス、ベースが前面に出ず、バックを構築している。確かに聴き方によってはクラシック・ピアノ演奏を聴いているような雰囲気にもなる。

 とにかくノルウェーからの極上のピアノ・トリオを我々は聴けるところに感謝したい気持ちである。
 

 

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2012年4月11日 (水)

美旋律と哀愁の極致=トルド・グスタフセン・トリオ Tord Gustavsen Trio ~ジャケ党を泣かせるアルバム(5)「BEING THERE」

TORD GUSTAVSEN TRIO 「BEING THERE」
ECM Records,   ECM 2017 B0008757-02 ,  2007

Beingthere

 トルド・グスタフセンTord Gustavsen はノルウェー出身(1970年生まれ)のジャズ・ピアニスト。とにかく彼のピアノはわかりやすい旋律、そしてその美しさには定評がある。北欧の哀愁といってもよい世界を持っている。どうゆう訳か、日本人にとってはこの世界はたまらないという人が多い。彼の近作ではカルテットのアルバム「WELL」(2012)があり、これもなかなか良盤。しかし私はもともとジャズ・ピアノではトリオものが好きであるので、取りあえずは、このアルバムから取り上げる。
 彼のピアノ・トリオのアルバムは、2003年から3枚あるが(Changing Places」2003年、「The Ground」2005年)、これは2007年の3枚目。
 いずれのアルバムも素晴らしく、又ジャケ・アートは魅力的。その点もここで取り上げることになった一つのきっかけでもある。
   (members)
    Tord Gustavsen : piano
    Harald Johnsen : double-bass
    Jarle Vespestad : drums

Tordgustavsen

 このトルド・グスタフセンは、私の好きなピアニストの一人であるが、ノルウェーのトロンハイム音楽院とオスロ大学でジャズを学んだ逸材。しかもそのジャスに専念する前には心理学を学んで学位を取得しているというインテリでもある。現在はオスロに住んでジャズ・ミュージシャンとして活動中。

 いずれにしてもメロディーを重きをもっての彼のピアノ・プレイは、静かにゆったりとそして一つ一つの音を大切に余韻を持たせながら演奏する。ジャズのテクニカルな展開を前面に出すと言うよりは、内省的な旋律を聴かせ、人生を語るがごとくのピアノの響きは我々の心を打つというタイプ。

Beingtherelist 収録曲は左の13曲。ECMらしい好録音でもある。
 1曲目の”at home”を聴くと、ゆったりと美しいクラシック・ピアノ・ソロを聴くかのごとく感覚になる。その旋律も懐かしき過去を回想させるがごとく心を引きつける魅力あるもの。ベースとブラッシングによるドラムスも静かにサポートする。
 この13曲中7曲目の”karmosin”以外は全てこのピアニストのグスタフセンによるコンポジションと記されている。しかしこの”karmosin”も珍しくドラムスの音からスタートし、ベースがリズムを刻み、ピアノが静かにゆったりと旋律を奏でるという形をとるが、やはりピアノの美しさは一つも崩れない。

Tgtrio  2曲目”vicar street”、8曲目”still there”、11曲目”around you”の3曲はまさに過去から未来に通ずる美しさのこのトリオの真骨頂。
 ”vesper”は静の極致、最後の曲”wide open”は彼らの”美”を発展的に纏めている。
 
 ジャズと簡単に言っても多種多様であるが、このピアノ・トリオのアルバムは、静かな夜遅くに一人でしみじみと聴くのには最高のものと言える。このアルバム以前の2枚のトリオものも素晴らしいので、追ってここで紹介したい。

(視聴)

 

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