北欧ジャズ

2019年12月 7日 (土)

エミール・ブランドックヴィスト Emil Brandqvist Trio 「SEASCAPES」

ドラマーのリーダー・トリオ
牧歌的な自然の広がる大地に根ざした美しさを展開

<Jazz>

Emil Brandqvist Trio「SEASCAPES」
SKIP RECORDS / GERM. / SKIP 9128-2 / 2015

Seascapesw

Emil Brandqvist : Drums, Percussion, Keyboads
Tuomas Turunen : Piano
Max Thornberg : Bass

 スウェーデンのドラマーのエミール・ブランドックヴィストEmil Brandqvist の結成したピアノ・トリオは、その演ずる世界の美しさは格別である。私はこのトリオの3枚のアルバムと、ピアニストであるTurunenのソロ・アルバム1枚を所持しているのだが、今回ここで取り上げる2015年のアルバム『SEASCAPES』以外は、全て過去に取り上げてきた。(下記参照)

Emil Brandqvist Trio 「FALLING CRYSTALS」(SKP 9135-2 / 2016) (下左)
Emil Brandqvist Trio 「WITHIN A DREAM 」(SKP 9141-2 / 2018) (下中央)
Tuomas Turunen    「Ornaments of Time」(SKP 9139-2 / 2017) (下右)

Fallingcrystalw 413159stil_20191129134201Ornamentsot

 ところが先日寺島靖国がリリースした『for Jazz Audio Fans Only vol.12』(2019)に、アルバム『ESCAPES』からの曲"Vals"が納められていたことから、これももちろん私好みのアルバムであったので、それならばとこのアルバムをもここで取り上げようと言うことになったのだ。

Emilbrandqvistw (Tracklist)
1.Vals 
2.Silloin Lennän* 
3.Skog 
4.Färdas Under Vatten 
5.Du Håller Min Hand
6.Bobergs Udde
7.Den Sista Isbjörnen
8.Savotta* 
9.Stormsvala
10.Grimsholmen
11.Havsanemon

   11曲中9曲の殆どがドラマーのBrandqvistのオリジナル曲(*印以外)。
 なんと言ってもM1."Vals"が美しい曲。特にTuomasのピアノが透明感あり美しいメロディーを奏で、冒頭よりうっとりする。
 M4."Färdas Under Vatten" はかなり珍しく攻めの曲。これはトリオに加えてフルーゲルホーン、クラリネット、フルートなどが加わる。
 M5."Du Håller Min Hand" もBrandqvistの曲だが、ピアノが美しく、そしてM6."Bobergs Udde" の穏やかにして静かな広大な土地に広がる安堵感のような世界も聴きどころ、ここでもクラリネットがピアノと共にメロディーを美しく描く。 
 M7."Den Sista Isbjörnen" は、クラシック世界のにじみ出てくる曲。フル-ゲルフォーンがメロディーの重要なところを担っていて、後半に入ってピアノが美しくその役を変わる。やはり牧歌的な安定感。
 M8."Savotta" はちょっと異色でハイリズムからピアノの展開が主力の曲、やはりピアニストのTurunenの曲だ。彼はこのアルバムにM2(*印)と2曲提供している。アルバムの色づけには寧ろ良いと思う。
 M9."Stormsvala" ピアノに語らせ、シンバルやブラッシがメリハリ付けて、ベースが支えるBrandqvistらしいクラシック的な安寧の世界。

Emil_brandqvist_triow

 やはり全体には北欧的牧歌的な世界であり、ドラマーのトリオとしては意外にピアノの美しさが印象に残って、それ程ドラムスは表に出てこない。とにかくしっとりとした精神安定剤的流れの中に浸かれる曲群が主力で、聴いた後の気持ちは透明感に浸れるところ。
 このトリオはドイツからのリリースで、このファースト・アルバム「Seascapes」はドイツのエコー賞にノミネートされ、次の「Falling Crystals」はドイツのジャズリストの7位にリストさたとか。そして昨年のアルバム「 Within a Dream」のリリースは、絶賛されている。
 思うに、美旋律曲を創造するのは Brandqvistが得意で、それを演ずるTurunenがその美を更に高めているように思う。今後も楽しみなトリオである。

(評価)
□ 曲・演奏  ★★★★☆
□ 録音    ★★★★☆

(視聴)

*

 

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2019年11月24日 (日)

サン・ビービ-・トリオ Søren Bebe Trio 「ECHOES」

北欧のリリシズムを地で行くトリオの今年のニュー・アルバム

<Jazz>

Søren Bebe Trio 「ECHOES」
FROM OUT HERE MUSIC / DENMARK / FOHMCD015 / 2019

Echoes

Søren Bebe (p)
Kasper Tagel (b)
Anders Mogensen (ds)

Recorded January 2019 by Thomas Vang at The Village Recording

 デンマーク在住の俊英ピアニスト、サン・ビービーSøren Bebe(いまだに発音がよく解りませんが、ソレン・ベベ ?、セーレン・ベベ ? )待望のピアノトリオ新作である。前作は『HOME』(2016)でここで取り上げたが、これは彼の6枚目となるリーダーアルバムとなる。
 もともと2012年に彼の2枚のトリオ・アルバム『FROM OUT HERE』(2010)、『A Song For You』(2012)に出会って以来、私の注目株になったのであるが、当時、今は亡きエスビョルン・スベンソンとともに北欧ミュージックの良さが十分伝わってくるピアノ・トリオ・ジャズとして気に入っていたんです。
  今回のメンバーは、前作『HOME』と同じで北欧ピアノ・トリオの味をしっかり聴かせてくれている。

Thd01ggnyr (Tracklist)

1 Echoes
2 Waltz for Steve
3 Winx
4 Homeward
5 Kærlighedstræet
6 Jeg er træt og går til ro
7 Alba
8 Alone
9 New Beginning
10 Sospiri, Op.70

Triomembers

  北欧のデンマークということで、トルド・グスタフセンや故エスビョルン・スヴェンソンと比較されるところだが、静謐で美しい旋律と静かな世界が描かれるサン・ビービーのピアノ演奏を中心としたトリオ演奏がこのアルバムでもしっかり聴くことが出来る。
 曲はピアニスト・リーダーのサン・ビービーが5曲、ベースのカスパー・ターゲルが1曲、三人で1曲、そしてトラッドが1曲、そしてカヴァー曲2曲という構成で、基本的にはオリジナル曲集言ってもよいもの。
 北ヨーロッパ特有のやや暗めで、又牧歌的なところも感じられる美しいメロディーの音色が相変わらず彼らの特徴として迫ってくる。一方そんな中で、三人作の曲で恐らく即興込みと思われるNo.9 "New Beginning" が、若干このアルバムの中では異色で、それぞれ三者の役回りがうまく連携してメロディー中心で無く静かに交錯してゆく音の世界が面白い。

 相変わらずの「静」と「美」と「哀愁」との北欧世界が満ち満ちているアルバムで、何かほっとしたり、うっとりしたりと言う気分でトータル45分があっというまに過ぎてしまったアルバムであった。いずれにしても北欧の味がしっかり詰まっていて私にとっては高評価盤。

(評価)
□ 曲・演奏  ★★★★★☆
□ 録音    ★★★★★☆

(視聴)

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2019年11月19日 (火)

ヨエル・リュサリデスJoel Lyssaridesのピアノ・トリオ作品「A Better Place」

スウェーデンの若きピアニストの文学性を感ずる美旋律ピアノ・トリオ作品

 

<Jazz>

Joel Lyssarides「A Better Place」
PROPHONE / SWEDEN / PCD200 / 2019

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Joel Lyssarides (piano)
Niklas Fernqvist (bass except 07)
Rasmus Svensson Blixt (drums except 07)

 1992年スウェーデン・ストックホルム出身という若いピアニスト、ヨエル・リュサリデスJoel Lyssarides のピアノトリオ第2弾新作。前作はこのメンバーでのトリオ作品『DREAMER』で、2017年にリリースされ好評であったもの。とにかくバッハ、ラフマニノフというクラシック畑から、現代ジャズのエスビョルン・スベンソン、そしてピアノ・ジャズの大御所ビル・エヴァンス、キース・ジャレット等にインスピレーションを得て、彼が自ら書いたオリジナル曲集である。

Joellyssarides1 (Tracklist)

1 Vilse
2 Circling
3 Walking Tune
4 Still
5 Eon
6 Wu Tau-Tzu
7 Fado
8 Denial
9 Meditation
10 Free at Last
11 A Betetr Place

   M1."Vilse" 短い曲だが、ピアノが静かに美しく流れて、この思索的世界がいいですね。
 M2."Circling" 懐かしさが沸いてくるような思い出にふけることの出来る美しい曲。
 M3."Walking Tune" M1,M2と違って弾むような展開の曲。しかしどこかクラシック調の展開。
 M4."Still" これはまさにクラシック的な美しさのあるピアノ曲
 こんな流れが続き、M5."Eon",M6."Wu Tau-Tzu" はトリオ自身が楽しむような展開でタイナミックな面もみせて、少々スパイスを効かしている。
 M7."Fado", M8."Denial" は、ピアノが奏でる優しく美しいメロディーの流れにより優雅な世界に浸れる。
 M9."Meditation" この曲もどこか哀感のある懐かしさをさそう。中盤にベースが低音で歌い上げトリオの味が感じられるところ。
 M10." Free at Last" 中盤のピアノとベースのユニゾンが聴きどころ。
 M11."A Betetr Place" 最後はアルバム・タイトルとなる明るい曲でしめくくる。

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 なんと言っても美旋律が流れ詩情豊かな文学性を感ずる世界を展開しているところが特徴。このようなタイプは所謂現代ヨーロピアン抒情派ピアノ・トリオと言って良いのだろうと思う。これが北欧のリリシズムと言ったところなのだろう。
 とにかくリーダーのピアニストのヨエル・リュサリデスは、ストックホルムの南ラテン音楽高等学校やストックホルム音楽大学でジャズ・ピアノ並びにクラシック音楽を学び、ピアニスト&作編曲家として幅広く活躍中と言うことで、クラシック・ムードを醸し出す現代ピアノ・トリオ作品と言ったところだ。

(評価)
□ 曲・演奏 ★★★★☆
□ 録音   ★★★★☆ 

(視聴)

 

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2019年10月11日 (金)

マーティン・ティングヴァル Martin Tingvall ピアノ・ソロ 「THE ROCKET」

聴きやすいメロディーの美しいピアノ曲集

<Jazz>

Martin Tingvall 「THE ROCKET」
SKIP Records / EU / SKP9167CD / 2019

Therocketw_20191008203101

Martin Tingvall(p)

 マーティン・ティングヴァルはスウェーデンのピアニストであり作曲家でもあって、彼のソロ・アルバム、トリオ・アルバム(「BEAT」「CIRKLAR」)などここで何回と取り上げてきたが、これは2016年のアルバム 「distance」(SKP1947-2)以来の3作目となるピアノ・ソロ作品。クラシカルにしてシンプルで静かな美しいメロディで奏でてくける。ちょっと異様なアルバム・タイトルだが、新しい世界を探求したという作品のようである。

Thwvm4q004 (Tracklist)

01. Hope
02. First Steps
03. The Rocket III
04. Floating
05. Piano Man
06. Dark Matter
07. In Motion
08. from Above
09. Ehoes From The Past
10. No gravity
11. lost In Space
12. Tales
13. Castle Song
14. Googbye For Now

15. The Rocket Ⅰ (bonus track)

 ソロ前作「distance」が素晴らしかったので、これも期待してのもの。今作は比較的短い曲が多く14曲収められている。

 M01."Hope"タイトルどおり未来志向の希望の溢れた美しいピアノ曲。
 M02."First Steps", M03."The Rocket III", M04." Floating" と、ジャズというよりはややクラシック調で、メロディーも美しくとっつきやすく比較的やさしく聴きやすい曲が並ぶ。
 M05."Piano Man" 彼の持ち前のクラシック・ピアノの演奏技量がハイレベルで展開。
   M06." Dark Matter" 物思いにふける曲。このあたりが彼の持ち味の曲作りで、やや哀感のある美しい曲。
   M07."In Motion"、M08." from Above" まさに物語調。
   M09." Ehoes From The Past" いやはやこれぞクラシック・ピアノ・ソロだ。
   M10." No gravity "、M11." lost In Space" 宇宙空間に対する憧れ的世界か、いかにも希望的。
 M12. "Tales "、M13."Castle Song" どうも夢見る物語的世界観が感じられる曲。
   M14." Googbye For Now" いずれにしても夢と希望の物語の締めとしての心の整理をしてくれる。

Martin_tingvallw

   このアルバムについて彼は「私たちの世界は信じられないほど急速に変化しています。 デジタル化は、私たちの日常生活だけでなく、社会のほぼすべての分野を変えています。 このアルバムで、私は静寂の対極をデザインしたかった。 同時に、新しい音楽の世界も探っています。 それが音楽が私に道を示すところです。」と言っている。

 先にも書いたが、全体的に優しさの感じられるクラシック調のピアノ・ソロ曲集。ジャズということを意識せずに若きも老いたるも一緒になって家族でゆったりとした時間に聴くにいいアルバムだ。
 と、言うことは気合いを入れてジャズ聴くということでは、若干ムードは肩すかしというところか。

(評価)
曲・演奏 ★★★★☆ 
録音   ★★★★☆

(参考)Martin Tingvall : Discography

(Solo)
En Ny Dag (Solo, 2012)
Distance (Solo, 2015)
The Rocket (Solo, 2019)

( the Tingvall Trio)
Norr (2008)
Vattensaga (2009)
Vägen (2011)
Beat (2014)
Cirklar (2017)

(視聴)

Solo ""Hope"

 

Solo ""Dark Matter"

 

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2019年9月10日 (火)

アイヴィン・オースタ・トリオ Eivind Austad Trio 「Northbound」

ノルウェーからの詩的で牧歌的にしてロマンティックなピアノ・トリオ・アルバム

<Jazz>
Eivind Austad Trio 「Northbound」
LOSEN RECORDS / EU / LOS211 / 2019

Northbound

Eivind Austad (piano)
Magne Thormodsater (bass)
Hakon Mjaset Johansen (drums)

Recorded April 26-27, 2018 by Devide Bertolini at Gunnar Saevins sal, The Grieg Academy, Bergen

  北欧らしいと言われるピアノ・トリオ・ジャズ。2016年リリースの「Moving」に続くトリオ作品第2弾。 アルバム・タイトルは"北に向かって"と言ったところか。
 演ずる曲は彼らが感動しているデビッド・ボウイの名曲"SPACE ODDITY"を取り上げているが、その他の7曲はトリオ・リーダーのピアニスト・アイヴィン・オースタEivind Austad(1973-)によるオリジナル曲により占められている。

Eivindaustadtrio

(Tracklist)

1. 7 Souls 8:52
2. Space Oddity 5:05
3. Northbound 6:05
4. Open Minded 6:59
5. Beyond The 7th Ward 6:58
6. Folk 6:51
7. Down That Road 6:29
8. Faith 6:46
Total Time 54:05

 確かに北欧らしいと言ってよいのか、ピアノが美しく響き、展開は微妙に深遠な世界に導くピアノ・トリオ・ジャズだ。2曲目に登場するデビッド・ボウイの"SPACE ODDITY"を聴いても、耽美な世界に彼なりきの独自世界に染め上げた曲の仕上げである。
 他は全てオリジナル曲であり、M5."Beyond The 7th Ward"にみるように、特徴的なスローなテンポでピアノの音を一つ一つ響かせて、どこか非都会的牧歌的な大自然のイメージを感じさせる。
 いわゆるジャズらしい展開はM6."Folk "ぐらいで、オースタのピアノ・プレイが速テンポをみせるのもこの曲ぐらいだ。
 アルバム・タイトルのM3." Northbound"を聴くと彼らのしたいことが見えてくる。静かにどこかノルウェーの民族的なメロディーに聴こえてくる展開を見せつつも、次第にピアノの旋律も近代的即興に変化して、三者の交錯展開が面白く聴かせてくれる。そして最後は再び静かな世界に沈んでゆくという形をとっている。
   そしてM7." Down That Road"では、彼らのロマンティックな流れが結実していて、展開も面白い。
 M8."Faith"は冒頭から深く沈んで、これぞ北欧ノルウェーといった感じだ。
 ベース、ドラムスはそれ程特徴的な演奏展開は無い。曲が全てピアニストのものであり、更にこのトリオは録音のために集まると言ったグループのようで、曲の進行を補佐するといったところに終始している。

   トリオ・リーダーのアイヴィン・オースタは、1973年ヘルゲン生まれ、トロンハイム科学技術大学(NTNU)でジャズ研究を学び学士号。現在ベルゲン在住で、ベルゲン大学グリーグ・アカデミーのジャズ学科准教授と、演奏家としてのキャリアを組み合わせて活動しているようだ。ピアニストとして結構引き手あまたで、この自身のグループの他、幅広いプロジェクトに参加。

 全体に北欧ジャズの世界に特化して、静にして凛としたピアノの響きにまつわる曲展開を目指したものと見るが、同じノルウェーのトルド・グスタフセンほど哲学的で無く、その点は若干私は不満だったが、ソウル、ゴスペルを加味した牧歌的な世界を描くとなると、こうなるのかもしれない。とにかく彼らは目下諸々探究中にあることを述べているので、これからの展開に興味も持たれる。しかしノルウェーはこうした多くのピアノ・トリオが健闘していますね。

(評価)
□ 演奏・曲 ★★★★☆
□ 録音   ★★★★★☆

(試聴)

 

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2019年6月15日 (土)

シゼル・ストームのニュー・アルバム Sidsel Storm 「AWAKE」

ソフトでテンダリーな円熟ムードで

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<Jazz>

Sidsel Storm 「AWAKE」
 CALIBRATED / JPN /  CALI146 / 2019

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Sidsel Storm (vocal)
Magnus Hjorth (piano)
Lasse Mørck (double bass except 9)
Snorre Kirk (drums except 9)
Tobias Wiklund (cornet on 1, 2, 3, 4, 5)

*guests:
Pernille Kristiansen (violin on 6)
Jenny Lüning (viola on 6)
Nicole Hogstrand (cello on 6)

 シゼル・ストームSidsel Stormのニュー・アルバム、考えてみると久しぶりのような感じだが、前作は「CLOSER」(2015)だと思うで4年ぶりという事になるか。手持ちとしては4枚目のアルバムとなる。今までのアルバムはラーシュ・ヤンソンとかヤコブ・カールソン、マグネス・ヨルトといった欧州人気ピアニストのバックでのヴォーカル・アルバムであったので、それも手伝って結構人気があった。
 彼女はデンマークの美人歌手として紹介がされて、端正な清澄ヴォイスとして評価もある。今回のアルバムは久しぶりという事での彼女に進化があるか、期待をこめて興味津々で聴いたところだ。

(Tracklist)

1. Comes Love (Stept/Brown/Tobias)
2. The Road (Hjorth/Storm)
3. You're Getting To Be A Habit With Me (Warren/Dubin)
4. I Didn't Know About You (Ellington/Russell)
5. Back To You (Hjorth/Storm)
6. I Got It Bad (And That Ain't Good) (Ellington/Webster)
7. All Through The Night (Porter)
8. Too Marvelous For Words (Whiting/Mercer)
9. Awake (Otto/Storm) (vocal & piano duo)

Sidsel  まず聴いての感想は、彼女の瑞々しく誠実感あるどちらかというと優し気な温かみある美声派は変わっていない。
  オープニングM1."Comes Love"快調なスタート、そしてM2."The Road"でがらっとバラード調にしっとりと聴かせる。両曲ともPianoとCornetが彼女のヴォーカルのバックと曲のメロディーとを演じてのムード作りが功を奏している。
 M3."You're Getting To Be Habit With Me"のハイテンポに続いて、M4."I Dn't Know About You"のしっとり寄り添ったヴォーカルと、多彩なところで飽きさせない。
 その後もリズムカルとバラードの交互な展開をして単調でなく聴きやすいアルバム仕上げ。
 M6."I Got It Bat"は特に説得力のあるテンダリーな情感的なヴォーカルとViolin、 Viola、 Cello のストリングスと共に大人の味付けが妙に説得力がある。
 最後のM9."Awake"が、落ち着いた語り聞かせるような曲展開で、ピアノの調べと共にソフトなヴーカルが聴きどころ。

 デビュー・アルバムから10年、来日公演なども経て日本では北欧の気風とマッチングして人気を獲得しつつある彼女も、なかなか円熟してきたという印象を持つ。今回のアルバムは快調なスウィング感からラテンタッチそして本領のソフトに語りかけてくるようなバラードと幅広く網羅していて聴きごたえ十分。今や、なかなか洒落たバックの好演にのって、北欧の重要なヴォーカリストの位置を築いた感がある。

(評価)

▢ 選曲・演奏・歌 :  ★★★★★☆
▢ 録音               : ★★★★☆

(視聴)

 

 

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2019年6月11日 (火)

クラーラ・ヴーストClara Vuust のアルバム「BEFORE」&「HERE'S TO LOVE」

デンマークよりの端正な美声

<Jazz>

Clara Vuust 「BEFORE You Walk Away」
STORYWILLE / EU / 1014322 / 2018

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Clara Vuust クラーラ・ヴースト (vocal)
Francesco Cali フランチェスコ・カリ (piano, accordion, arrangement)
Jeppe Holst イェッペ・ホルスト(guitar except 04, 06, 09, 10)
Andreas Hatholt アンドレアス・ハットホルト(bass except 06, 10)
Carsten Landors カーステン・ランドース(drums except 06, 10)
Gerard Presencer ジェラード・プレゼンサー (trumpet, flugelhorn on 01, 04, 05, 09)

2018年2月 デンマーク録音

 何時も思うのはジャズ界は、ヴォーカルものは9割以上女性ものになってますね。そこがロック界とは逆で不思議と言えば不思議。このアルバムも、北欧デンマークの女性歌手クラーク・ヴーストの3rdアルバムだ。しかし若干異色である。ここで取り上げるポイントは、最新盤は昨年のリリースだが、とにかく美声、爽涼さや透明感があって、何といっても気持ちよく聴ける技巧を凝らさない端正な歌声と言うところにある。そこがジャズとしてはちょっと珍しいというか、稀有の部類に入る。
 しかしバックはピアノ、ギターなど小編成で選曲はスタンダードが中心である。4曲にトランペッターのジェラード・プレゼンサー(英国)がゲスト参加していて、ジャズとしては一般的。

Cw1 (Tracklist)

1.Some Other Time
2.
Estate
3.I Will Wait For You
4.Out Of Nowhere
5.Sea Lady
6.One November Day (vocal &amp; piano duo)
7.I Wish You Love
8.Watch What Happens
9.Tomorrow 
10.When I Look In Your Eyes (vocal &amp; piano duo)
11. Joana Francesa


 とにかく曲の展開がゆったりとしていて、しっとり歌いあげる。そしてこのクラーラの声は低音から高音まで美声で訴えてくる。しかもその歌い方は、きめ細かく丁寧で清涼感があり、端正で好感度が高い。ここまでクリーンな技巧を凝らさない素直な歌は、もはやジャズという世界からは逸脱しているのではとでも言いたくなる程のところにある。
 そんなところからか、結構好評で2013年の1stアルバム(下に紹介)からここに3rdの登場となった。
 聴いてみてM3."I Will Wait For You"は親しみのある曲であるからと言うだけでなく、ギターの落ち着いたバックとのバランスもよく良い曲に仕上がっている。M4."Out Of Nowhere"はトランペットの演奏ベースの響きなど中盤にはジャズ色を高めているが、リズムカルでありながら彼女の落ち着いたヴォーカルはそれにも結構マッチングしていて無難にこなしている。
 M6."One November Day "、M10."When I Look In Your Eyes"はピアノのみのバックでのデュオ・タイプであるが、これがどうも一番彼女のヴォーカルとはマッチングがいいのではと思うところにもあった。このピアノ担当のフランチェスコ・カリはアルバム製作の主役にある。
 又M7."I Wish You Love"は冒頭はギターのみとのデュオが続くが、又このスタイルもいい。

 全体には、ジャズ・アルバムでありながら、クラシック的歌声にちょっと気持ちが洗われる世界に導かれて、異色のジャズ・ヴォーカル・アルバムと言っておきたい。決して悪くないです、一聴の価値ありだ。
 このクラーラは、音楽一家で育ちデンマーク・コペンハーゲンのThe Rhythmic Music Conservatoryにて学び、2013年にStoryvilleから「HERE'S TO LOVE」の1stアルバムをリリースしている(参考↓)。

          ◇          ◇          ◇

(更に)

Clara Vuust 「HERE'S TO LOVE」
Storyville Records / EU / 10014288 /2013

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Clara Vuust (vocal)
Francesco Calì (piano & acc)
Nico Gori (clarinet)
Daniel Franck (bass)
Jeppe Holst (guitar)
Flemming Agerskov (trumpet track 8)
All music arranged by Francesco Calì

2012年12月 Italy録音

 クラーク・ヴーストの1stアルバム。私は3rdの後からこのアルバムを聴いたのだが、彼女の清楚にして端正な極めて美しい歌には全く変わりが無い。

Fc1 (Tracklist)
1.Don't Care Much (J.Kander/F. Ebb)
2.Here's to Life (A. Butler/P. Molinary)
3.Once Upon a Summertime (M.Legran/J. Mercer/E.Barclay)
4.Samba Em Preludio (B.Powell/V.de Moraes)
5.Sicilian Lovesong (E.Cali/C.Vuust)
6.Time After Time (S.Cahn/J.Styne)
7.Evening (E.Cali/C.Vuust)
8.It's Happening Again (E.Cali/C.Vuust)
9.Smile (C.Chaplin/J.Turner/G.Parsons)
10.Você Vai Ver (A.C.Jobim)

 曲はM9のチャーリー・チャップリンの曲で、このようなアメリカン・スタンダードを取り上げ、誰もが愛するミッシェル・ルグランのM4、バーデン・パウエル、カルロス・ジョビンによるボサM4、M10 も登場。そして、アルバム造りに主たる役割を果たしているフランチェスコ・カリ(右上)のオリジナル曲など、広く選曲されている。アルバム通してゆったりと優雅であって、気持ちが洗われるような技巧なしのヴォーカルで気持ちが良い。

(評価) 2枚のアルバムは取り敢えず合格点
□ 選曲・歌・演奏 ★★★★☆ 
□ 録音      ★★★★☆

(視聴)

 

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2019年4月24日 (水)

エスペン・バルグ・トリオEspen Berg Trio 「Free To Play」

ジャズの欧州的進化か ~そこにはスリリングな展開とアンサンブルの妙が

<Jazz>

Espen Berg Trio 「Free To Play」
BLUE GLEAM / JPN / BG011 /  2019

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Espen Berg (p)
Barour Reinert Poulsen (b)
Simon Olderskog Albertsen (d)

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  ノルウェーのエスペン・バルグ・トリオの3作目。ますます波に乗る彼らの進化形が体感できるアルバムの登場だ。とにかくリーダーのピアニストのエスペン・バルグは、キース・ジャレット、ブラッド・メルドー、エスピョルン・スヴェンソン等に影響を受け、フレッド・ハーシュに師事したという新鋭で、既に1st「Mønster」 2nd「Bølge」は魅力有るトリオとしてここでも取り上げてきた。そして欧州のハイセンス・アルバムをリリースするBLUE GLEAMレーベルからの3作目なのである。

(Tracklist)
1. Monolitt
2. Skrivarneset
3. Kestrel
4. Camillas Sang
5. Gossipel
6. Episk-Aggressiv Syndrom
7. ’Oumuamua
8. Meanwhile in Armenia
9. Furuberget
10. Body and Soul (日本盤 Bonus track)

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 曲はリーダーのエスペン・バルグ(↑)が作曲している。ピアノ・トリオとして所謂北欧の牧歌的ピアノ美旋律を期待すると大きな反発を感ずるだろう。しかし演奏はトリオが対等にがっちり組んでのアンサンブルが見事で、ピアノが前面に出てバックにベース、ドラムスという単純なパターンでない。
  いわゆる北欧流の牧歌的美旋律という顔もチラホラはするが、基本的にはピアノも単に美旋律を追ってゆくのではなく、時としてリズム隊としての役割を対等に果たしつつ三者の結合は聴きどころ。
  そうは言っても、M4."Camllas Sang" が美しいですね、ピアノとベースによる流れの妙に圧倒される。
 M6."Episk-Aggressiv Syndrom"の前半の熱っぽい演奏から、ガラッと変わって中盤からの宇宙空間をさ迷うがごとく展開に彼らの挑戦的世界が見えてくる。
 M7."'Oumuamua"は終盤に来ての流麗なピアノの流れを聴くとそこには彼らの美しさが滲んできて、アルバム最後の2曲M9."Furuberget"、M10."Body and Soul"でのゆったりした流れの中に、ようやく北欧的な美とピアノの美が実感できる。
 前2作に比べると、更に実験性と進化した形態のジャズの色が濃い。昔から"スウィングしなけりゃジャズでない"といった世界とは確実に決別している。私的には少々理解に困惑するところも有り、もう少し優しさと美旋律も織り込んで欲しいところだが、ちょっとそんな甘さは否定されてしまう。これは好みから見ると確実に賛否両論別れるピアノ・トリオであるが、進化と言う面からは一歩前進形の世界は間違いなく音楽的な評価はおそらく高いところにあると見る。

(評価)
□ 曲・演奏 : ★★★★★☆
□ 録音        : ★★★★☆

(視聴)  このアルバムからは見当たらなかったので・・・参考に

 

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2019年4月20日 (土)

ヘルゲ・リエンのニューアルバム Helge Lien Trio 「10」

新トリオはむしろヘルゲ・リエンの原点回帰による展開をみせた

<Jazz>

Helge Lien 「10」
Ozella Music / Germ / OZ091CD / 2019

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  新トリオでヘルゲ・リエン・トリオのニュー・アルバムが登場している。ちょっとこのところのヘルゲ・リエン(ノルウェー)の作品に若干不満があった私であって、ベーシストのフローデ・ベルグが、オスロ・フィルファーモニック・オーケストラの仕事に専念で抜けたということは更にどう変化するか実は不安であった。
 しかしなんと新加入のベーシストは、マッツ・アイレットセンMats Eilertsen 、これは驚き、つい先日ここで取り上げたあの素晴らしいECMからのベーシスト・リーダー・アルバム「And Then Comes The Night」(ECM2619/2019)のリーダーではないか。彼はノルウェーですからヘルゲ・リエンと結びついても全くの不思議はない。これも又凄いことになったと、ニュー・アルバムを手に入れたのである。それもなんと気合が入った2枚組全30曲である。

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Hl3   まず冒頭のCD1のM1."Be Patient"で、ややこれは期待を裏切っていないぞと確信できた。とにかくリエンの自然界の中に溶け込むようなピアノの澄んだ響きは何にも代えられない。
 M4."Krystall"ではどこか不思議な世界に導かれて、三者の交錯が聴きどころ。
 特にリエンの曲M7."Now"にみる世界は、スリリングにしてミステリアスな世界に引っ張り込まれ、精悍なダイナミックな展開もみせたり、その多様性は実に神秘的ともいえる。どちらかと言うと硬質な部分と美しさの部分との両面が魅力的なのである。
 M6."Before Now"のアイレットセンのアルコ奏法、M8"And Then"からM9."Crabs"のヨハンセンのドラムスも聴きどころである。

  CD2では、M13."Get Ready"M14."Run"の異空間への広がりが面白い。ここでもアイレットセンのベースの味付けとヨハンセンのシンバル、ドラムスがが奮闘。
 M17."Krystall"ではリエンの美しいピアノが響く。
   M19."Berlin Blues"では、なんとなくお遊びがあって楽しい展開。
 M2, M20."Popkoral"は、かってのアルバム「NATSUKASII」を思い出すような牧歌的なムードだ。
 
 久しぶりにヘルゲ・リエンに堪能したアルバムを聴いた感覚になった。ニュー・トリオになってむしろ原点回帰したところと見る。内省的なメランコリックさと、アグレッシブなトリオ演奏の交錯のこの世界が彼の世界だと思うのである。
 又録音も極めて繊細な響きで気持ちが良い。

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(評価)
▢ 曲・演奏 : ★★★★★☆
▢ 録音        : ★★★★★☆

(視聴)


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[MY PHOTO]  (我が家の枝垂れ桜 2019.4.18)

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Sony ILCE-7M3,  FE4/24-105 G OSS,  PL , 105mm, 1/125, f/4.0, ISO1000

 

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2019年3月11日 (月)

白の世界(その4) 5題 / エミール・ブランドックヴィスト・トリオEMIL BRANDQVIST TRIO 「FALLING CRYSTALS」

早い春の到来

  今年は例年よりはかなり早くいよいよ春の雰囲気が身近になってきました。通常の年よりは1~2週間は早いのではないでしょうか。
 これ(↓)は我が家の山茱萸の老木です。もう明らかに黄色の色に被われ、開花して数日経過しています。我が家にとっては毎年これが春のスタートなんです。

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 そこで写真撮影による今年の冬の回顧シリーズ「(冬の記憶)白の世界=雪中撮影行」も4回目になるが、こう春の到来が早いと、そろそろこれは早めに仕上げて、ここらあたりで一締めとしたいと・・・・・・。

 

[白の世界]

        雪中撮影行 2019  (4)

 ~別室 「瞬光残像」https://photofloyd.exblog.jp)と連携

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[16] 「一蓮托生」  ~仲間と行動や運命を共にするが如く冬に対峙している姿は可憐。

*

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[17]  「孤軍奮闘」

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[18]   「肝胆相照」  ~自然の世界は、流れ木々などそれぞれ親密な関係の上に存在している。

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[19] 「堅忍不抜」  ~我慢強く堪え忍んでいる姿は美しい。

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[20]    「暮色蒼然」   ~真冬の一日は短い、あっと言う間に訪れる夕暮れ時

(撮影機材)
CAMERA : SONY ILCE-7M3
LENS : ①ZEISS Vario-Tessar FE4/16-35 ZA OSS,   ② FE4/24-105 G OSS
FILTER : Kenko PRO1D  C-PL(W)

      *       *       *       *

美しさは・・・ここに

<今日のJAZZ>

EMIL BRANDQVIST TRIO 「FALLING CRYSTALS」
SKIP Records / Germ / SKP 9135-2 / 2016


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Emil Brandqvist : Drums, Percussion, Keyboards
Tuomas Turunen : Piano
Max Thornberg : Bass

  このスウェーデンのドラマーの結成したこのエミール・ブランドックヴィスト・ピアノ・トリオの美しさは群を抜いているため、先日ここで2018年の最近作「WITHIN DREAM」(SKP 9141-2)を紹介したが、もう少し深入りしてみようと昨年仕入れた2016年のアルバム。
 相変わらずTuomas Turunen のピアノが美しく(彼のピアノ・ソロ・アルバム「Ornaments of Time」(skp9139-2/2017)も先日紹介したとおりだ)、曲の流れにうっとりしてしまう。

Fallinglist

 メロディーの美しさ、ピアノのリリカルな響きがまず印象的。更にストリングスが入ったりして(M5、M9、M12)、その美しさを倍増させる。リーダーのドラムスはそれ程前面に出ず、ひたすら曲の展開をサボートする。 しかしクラシック的印象もあるが、なんとオルタナティブな前衛的展開ももせるし(M7)、彼らの現代性をも十分感じざる。そして再び叙情的なピアノがソロ的にも展開して見せて、上に登場させた雪景色の静かさも感じさせるところはアルバム造りも一流と言える。

(評価)
□曲・演奏 : ★★★★★☆
□録音  : ★★★★☆

(視聴)

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