Connie Francis (3) とにかく多いベスト盤
コニー・フランシスもの~ちょっと変なベスト盤もある
コニー・フランシスを取り上げて、年寄り得意の回顧シリーズになってしまってますが、まあ、現在の若い女性ヴォーカルものもそれなりに否定はしませんが、ちょっと時代背景があまりにも違って、個人的には意味合いが全く違ってくるのはしょうがいところでしょう。
日本では、”ヴィ、エィ、シー、エィ、ティ、アィ、オー、エヌ”と叫んで誰もが唄った”Vacation”とか、”ボーイ・ハント”とか・・・・日本の若い女の子のカバーもあってこれらの曲は国民的に愛されたと言ってもいいでしょうね。しかし、彼女はそれ以上に、世界的な広い分野の多くの歌を唄ってくれて、あの時代を盛り上げてくれたのも事実だったように思うのです。
さて、ベスト盤の紹介を続けます・・・・・・
☆
The Very Best Of CONNIE FRANCIS
Original Greatest Hit
Starlight Int'l Development SICD-08004, 2005
いやはやこうしたベスト盤もあるんですね。これは最近手に入れたものだが、"Made in Hong Kong"となっている。どうも、ドリス・ディとかパティ・ペイジ、ザ・プラターズなどなどの何十人のベスト盤シリーズもののうちのコニー・フランシスものらしい。なにせ値段は500円ながら、立派な装丁と歌詞付きブック・レットが付いている。
収録は左のようなところ(クリック拡大)。日本の’60年頃のヒットをしっかり15曲納めている。
さてそこまでは良いのだが、ええ?、コニー・フランシスの丁度聴きどころの高音部がどうも変である。"Digitally remastered from classic recordings"となっているが、明らかにマスター音源からのものでなく、何かの再生装置で再生させて、それをDigital Recording したのかも知れない。これではコニーの魅力半減。どうも他人がまねして唄ったものではなさそうであるが、どうもいかんですね。初めてコニーを聴こうとするものにとっては、魅力点をそいでしまったようなもの。
こうゆうものも出回っているので、古き時代のベスト盤探しは慎重でなくてはならないですね。まあとにかくこんな歌を歌っていたというところまではこれで良いのでしょうが、それでも私としては彼女の魅力の歌声をしっかりと聴けるアルバムで聴いて欲しいと願うのである。
<評価> ブックレットは歌詞まで載せて良く出来ているのですが、残念ながら・・・ ★★☆☆☆
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