(撮影機材) CAMERA : SONY ILCE-7M3 LENS : ZEISS Vario-Tessar FE4/16-35 ZA OSS, FE4/24-105 G OSS FILTER : Kenko PRO1D C-PL(W)
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<今日のJAZZ>
ミケ-レ・ディ・トロ・トリオ Michele di Toro Trio 『il passo del gatto』 Abeat for Jazz / Italy / AB JZ 045 / 2007
Michele Di Toro (p) Yuri Goloubev (b) Marco Zanoli (ds)
昨年一月に、ここで取り上げたイタリアのピアニストMichele Di Toro のトリオ作品。これは2007年のアルバムである。 昨年末の寺島靖国の『for Jazz Audio Fans Only Vol.11』に、このアルバムから"Ultimo giorno in Via Palazzi"が選ばれており、現在手に入る彼らのアルバムでは、これのみ手持ちになかったので取り寄せて聴いている。相変わらずテクニシャンぶりと斬新なセンスと抒情性を加味した素晴らしい演奏。曲にはベーシストYuri Goloubev の貢献も演奏と共に大きく、しかも録音がこれ又良い。
■ ② スマート・アダプター「fringer SMART ADAPTAER FR-CNSE Mark Ⅲ」
ところが、ここにこのFringerから「FR-CNSE Mark Ⅲ」が登場するに至り、こちらは、下のような機能をそろえてしまった(2017年登場、2018年その優秀性実証)。 *コンタックスNマウントレンズでのAF撮影が可能 *撮影した画像の焦点距離、露出などの情報はExifデータとして記録 *NAM-1(コンタックス645レンズ用のマウントアダプター)と併用可能 *ボディ内手ぶれ補正機構対応 *コンティニュアスAF(AF-C)に対応 *PC端末とのUSB接続で、ファームウェアのアップデート可能
こちらの機能復活は見事であった。当初私は躊躇していたのだが使ってみて驚いたのである。もっとも優れたところは、SONYα7(もちろんα9も)はフルサイズ機で有るために、本来のコンタックスN1と全く同様の画角の感覚と合焦スピード(位相差式)でコンタックスN1レンズのオートフォーカスが抵抗なく使えるというところに至った。これによりこのレンズが完全復活させたのである。いやはやこれはまさに快適、勿論ソニー機の優秀さによって、露出、ボディ内手ぶれ補正機能(本家コンタックスN1より優れているとも言える)等は有効で、更にコンティニュアスAFまで対応してしまう。 (↓ SONY α7にアダプター「FR-CNSE Mark Ⅲ」を介してCONTAX-N1レンズ(Vario-Sonnar T* 3.5-5.6/28-80)を装着した状態)
■ キャノン そしてつい先日、キャノンは恐る恐る何時もの様子見のテスト機であるCanon Kissシリーズに、ちょっと試験的にSonyのフルサイズまでには及ばなかったが、取り敢えずはAPS-Cサイズのミラー・レス機を発売した( 「Canon Kiss M」 →)。これによってユーザー離れを防ぐ意味でのSonyに対抗してのミラーレス機にも本腰を入れますよと言うアッピールをした訳だ。しかし機能の点からもあらゆるところで1ランク下のために、話題性があったにも関わらず、イマイチの反応でちょっと空しい状況にある。しかしこの結果から、おそらくキャノンは企業力でSonyを越えるべく新展開を試みる一つの序章とする事であろうと想像出来て、これは又面白いと言うところだ。
(追記) 2018.9.6 キャノンもフルサイズ・ミラーレスの発売が決定・・・・「Canon EOS R」 (→) Sony α7Ⅲに対応したものとして新マウントにて開発されている。ニコンより発表は遅れたが、発売は早い。ボディーは急遽の開発らしくSony α7シリーズよりかなり大きい(ニコンもソニーより大きいが、それより更に大きい)。
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