写真・カメラ

2018年8月14日 (火)

懐かしの海外スナップ集(6) ペーチュ(ハンガリー)第6集

ペーチュPécs(ハンガリー)スナップ最終編    

Mamiya645afd_2

2000年5月撮影

撮影機器:Mamiya 645 AFD , Mamiya ZOOM AF 55-110mm 1:4.5
フィルム: posi-film KODAK E200

「青春」

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「歴史に耐える」

Pecsltrw


「生活の道」

Pecsjtrw

 これらを撮影した今から18年前の当時、やはり35mmカメラは少々物足りないと言うことで、ブローニー版のカメラを結構使いました。しかしブローニー版(120、220フィルム)の6x9、6x7、6x6、6x45版撮影となると(最も小さい6x45でも、135フイルムを使う35mm版に比べると撮影フィルム面積は2.7倍と大きくなる)、操作はマニュアル機が主力であった。そこでオートフォーカスによるスナッピンク撮影に耐えられるカメラとしてこの「Mamiya 645AFD」を結構使ったのです。しかしこれが思いの外、重量級である。それでも頑張ってこのペーチュを訪れた時には併行したのでした(この55-110mmのズーム・レンズも重い)。今思うによくこの重さのカメラを持って行ったものだと感心するというところなんです。
Mamiya_645df_500
  このカメラは、フィルムバックは交換式になっており、それがその後デジタル・バックの開発が進んでデジタル機としても使えるカメラに変身(当初からそれを見据えて開発されていた)、その為プロには結構使われた。
 そして現在は「Mamiya DF+」(→)と進化して、完全な中版デジタル機となっている。今や、APS-Cからフルサイズ(35mm版)とデジタル機も画像センサーが大きくなる方向にあるが、この6x45サイズの更なる大きなセンサーの中判デジタル機もここに来て話題になっているのである。

☆この「懐かしの海外スナップ集」は・・・
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(視聴)

*        *

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2018年8月 9日 (木)

懐かしの海外スナップ集(5) ペーチュ(ハンガリー)第5集

ペーチュPécs(ハンガリー)にて  2000年5月 

ミノルタ名機TC-1(nega-film : Fuji Reala ace 100)スナップ集

 ハンガリーは陶器でも有名な国。日本にもかなりの影響をもたらして来たという。そしてこの町ペーチュも陶器製造でも世界的に有名なのだ。それは1853年に陶芸家であるZsolnay Vilmos(ジョルナイ・ヴェルモシュ)によって設立されたもの。有名な陶器「ジョルナイZSOLNAY」の製造本拠地である。その他芸術的センスも溢れた町だ。

ペーチュの郊外にて-5- 「ジョルナイ陶器工場」

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ペーチュの郊外にて-6-  陶器の絵付け(1)

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ペーチュの郊外にて-7-  陶器の絵付け(2)

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ペーチュの郊外にて-8-  

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ペーチュの郊外にて-9-  卵の殻への彩色

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ペーチュの郊外にて-10-  卵の殻への彩色(作品)

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MINOLTA TC-1,  Minolta G-ROKKOR 28mm  1:3.5
NegaColor-Film : Fuji Reala ace 100

Pecs29trmzw このペーチュのシリーズも残すところあと1回、右は当時(もう18年前と言うことになりますが)ペーチュの郊外の農家を訪れた筆者である。ベルトにミノルタTC-1のケースがみえる。お恥ずかしなからこんな格好で歩いていたんです。

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(参考視聴)

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2018年8月 7日 (火)

懐かしの海外スナップ集(4) ペーチュ(ハンガリー)第4集

ペーチュPécs(ハンガリー)にて   2000年5月 

ミノルタ名機TC-1(Fuji Reala ace 100)スナップ集

Img_1104trw_2 超小型35mmフィルムカメラの頂点に君臨したこのMinoltaTC-1は、ROKKORレンズの優秀性から愛用された。そして2000年前後は、海外旅行には打って付けの小型で、便利に使わせてもらったカメラである。

ペーチュの郊外にて-1-  ハンガリー民族舞踏のメンバー

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ペーチュの郊外にて-2-   ハイキングの少年少女

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ペーチュの郊外にて-3-   農家の一角

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ペーチュの郊外にて-4-  学校のバンド

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MINOLTA TC-1, Minolta G-ROKKOR 28mm 1:3.5
Nega-Color Film : Fuji Reala ace 100

 ハンガリーのこの都市ペーチュを訪れて解ることは、郊外に行ってみると、欧州独特のワイン作りは勿論だが、彼らは人間性を大切にする農業をベースにした生産業に非常に充実感を持って従事していることだ。経済力としては日本は圧倒的に優位にあるが、人間重視というところでどうも敵わないと行ったところではないか。

10000w 余談だが、デジタル機時代になって、このスナップに用いたフィルム・カメラMinoltaTC-1も、いつの間にかなんとなく除湿箱に鎮座することが多くなり、最近はそれに変わって、やはりデジタル機としてスナップ用に、ほぼ同じ小型の Canon  PowerShot G9X mark II(→)の出番が多くなった。しかしそうは言ってもこの両機を腰に付けてのフィルムとデジタルの欲張り散歩は、結構楽しい時となっている。

 

☆このシリーズは・・・・・
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(参考視聴)

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2018年8月 4日 (土)

懐かしの海外スナップ集(3)=ハンガリー・ペーチュ(3) & 「教会音楽」

ペーチュPécs(ハンガリー)にて  (2000年5月撮影)

「もう夏の訪れ」   Király Streetにて

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「ちょっとしたひととき」  ~親子の語らい           

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Mamiya 645AFD   Zoom AF 55-110mm 1:4.5
posi-color film KODAK E200

(これは当時のKODAKのリバーサル(ポジ)・カラー・フィルムであるが、前回のハンガリー・ペーチュ(2)のFujiのネガー・カラー・フィルムと比較してみると、明らかに清々しいFujiのネガの色に軍配の上がるという状態でした。Fujiのネガは優秀なのに驚きです)


 ペーチュは、ハンガリーの南に位置した農業地帯にある都市だが、ハンガリーでは人口から五番目の規模の都市(17万人)であるようだ。発展が遅かっただけ観光的にはなかなか魅力の都市である。ここにある教会は立派なホールとパイプ・オルガンがあり、音楽的にも引きつけるモノがある。

 (このシリーズは、私の別室ブログ「瞬光残像」http://photofloyd.exblog.jp/と連携しています)

(ペーチュの教会で聴いた音楽)

<Classic>
SZABOLCS SZAMOSI 「A PÉCSI BAZILIKA ORGONĀJA」
Lszl Dobos / Hungary / DLCD110 /1997

Apecsibazilikaorganaja

  Pécs Cathedral、この教会でハープオルガン演奏を聴いた。その荘厳たる響きに圧倒される。天井の高い空間に於ける響きは体の芯まで響く思いであった。こうした場所は残響も手頃で有りそこが又感動の世界である。
 このアルバムは、この時に、この教会で手に入れたものだ。

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 Listは上記のとおりで、やはりバッハの”トッカータとフーガBWV565”が登場する。この教会での録音で有り、その荘厳たる音と響きが堪能できる。これも懐かしい思い出であった。

(参考視聴)

Bach「Toccata & fuga二短調 BVW565」

Pécs (Hungary)

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2018年8月 1日 (水)

懐かしの海外スナップ集(2)=ハンガリー・ペーチュ(2)

ペーチュPécs(ハンガリー)にて    (2000年5月撮影)

「ペーチュの5月 -1-」    Széchenyi Square にて 
                                    (クリック拡大)    

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*

「ペーチュの5月 -2-」    Széchenyi Square  にて     

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*

「ペーチュの5月 -3-」 Eosin glaze of Zsolnay fountain
                                     水飲み場に群がる少年少女”

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Mamiya 645 AFD,  Zoom AF 55-110  1:4.5
negacolor Fuji Reala 100(J19)
(今こうして当時のFuji Realaというネガカラー・フィルムをスキャンしてみると、くどくなくなかなか素晴らしい発色のネガ・フィルムであることを実感する)

 5月になると、急激に明るい世界をみせるハンガリーのペーチでのスナップ。場所は街中央のMosque of Pasha Qasim のあるSzéchenyi Square である。     
 欧州は大陸的気候のせいか、5月の明るさは格別だ。もう初夏の気分である。人々の活性も頂点に近いところまで昇る。だから愛想もよくなるし気持ちも開放的で、訪れた我々も楽しくなる。

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(参考)

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2018年7月27日 (金)

懐かしの海外スナップ集(1)=ハンガリー・ペーチュ(1)

「ふと想う」
            ~ ペーチュ(ハンガリー)にて   (2000年5月)

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                                (クリック拡大)
Mamiya 645 AFD,  Zoom AF 55-110  1:4.5
negacolor Fuji Reala 100(J19)

 このハンガリ-のペ-チュPécsというところは、ブタペストから南にあり、クロアチアとの国境に近い田舎都市ですが、縁あって2回訪れています。最初に訪れたのは、まだ共産圏であった1970年代後半で、当時は町の道路は舗装なしでしたが、この20数年後の2000年に訪れた時は、国は共産圏の拘束から解放されめまぐるしく発展しており、道路も立派になり、こうして町の一角も整備されていました。ただし建物は新しくなっているというのでなく、立派に塗装され手入れが成されていました。ところがなんと物価はもの凄い上昇で、約300倍になっていました。日本の戦前と戦後の違いと似ています。

 このスナップは、やらせではありません。ペーチュの市街地中央のSzéchenyi Square からKirály Streetを少し入ったところにあるNational Theatre in Pécs前の広場(Theatre Square)にて偶然みつけた光景です。なんとかタイミングを待っていて何枚か撮っての遂に捕らえた瞬間です。手前の像はハンガリーでは何かの意味があるのか解りませんが、魚の鱗のような肌になっています。これは広場の水の上に鎮座している像です。そしてその像との対比が私としてはお気に入りの一枚となったモノです。

(このシリーズは、私の別室ブログ「瞬光残像」http://photofloyd.exblog.jp/と連携しています)

(参考)
National Theatre in Pécs
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町歩き

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2018年6月 3日 (日)

最近のカメラ事情(2)  高級コンパクト・フィルム・カメラの異常人気

[カメラの話題]

引き手あまたの高級コンパクト・フィルム・カメラ

「ミノルタTC-1」   「コンタックスT3」

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(上の写真は、私の所有の両機)

 写真の世界では、フィルム画像の味(特にリバーサル・フィルム)がまだ忘れられなくて、なんだかんだと言ってもカメラはフィルム・カメラだと頑張っている人も居るんですが・・・・。
 まあカメラと言えば、ここに来てもうデジタル・カメラというのが主流ですね。主流どころか既に若者ではフィルム・カメラを知らないという輩もいるんですから。
 とにかくカメラ機能も素晴らしい上に、画像もあの素晴らしかったリバーサル・フィルム画像に迫ろうとしているのであり、そしてしかもその画像は自分で自宅で全て処理できるとくれば当然のことである。更にフィルム・カメラでは考えられなかった動画が当たり前に撮影できる。それも「4K」なんて当たり前になってきているんです。

Img_1104trw しかし、しかしなんですね。今、思いもしなかった珍現象が起きているんです。それは高級コンパクト・フィルム・カメラの異常と言われるまでの高人気である( 「ミノルタTC-1」→)。
 中古カメラ店を覗いてみると、昔高額で簡単には買えなくて欲しい欲しいと思っていた高機能一流カメラが素晴らしい美品でもお小遣いで買えそうなところになってます。フィルム・カメラで需要が圧倒的に下がったためですね。もともと商品の売れ行きは、若い人が寄ってこなけりゃ駄目ですね。まあ超高級品は、まだまだ手にしたい人はいてそれなりに価格は維持している感じです。
 ところが、フィルムの良さを経験的に知っている輩は、頭の何処かにフィルム味が残っているのだが、やっぱり主力カメラは既に機能的にも便利さにおいても優位なデジタル・カメラになっている。それも又デジタルでなければ殆ど生活(仕事も含めて)において成り立たなくなっているんですね。
 ただしかし、それでも彼らは(私もその一人かも・・・)撮影対象によっては、デジタル機で撮っても、フィルムでも撮りたいという感覚をやっぱり満たそうとする。そこで登場するのが、サブ・カメラにフィルム機を持つという世界である。サブ・カメラであるから、携帯に便利、扱いに便利なモノが良い。しかも高性能機であればなお良い。そこで登場するのがかって一世を風靡した高性能の超コンパクト・35mmフィルム・カメラである。

  思い起こせばそうでした超コンパクト・フィルム・カメラ「ミノルタTC-1」(大きさ99X59X29.5mm)が登場したのは1996年で、一世を風靡したんでした。今から約20年前の話である。
Img_1072trw2  もともと、高級コンパクト・カメラに力を注いだのは、ドイツのツァイス・イコン社のコンタックス・カメラを引き継いだヤシカ・京セラだった。1984年に「コンタックスT」を登場させ、1990年には「コンタックスT2」を発売していたのだが、そこに登場した「ミノルタTC-1」の大成功に刺激され、2001年に「コンタックスT3」(→)に発展させ発売した。これが最後の高級コンパクトとなる。コンタックスは勿論主力は一眼レフ開発製造する中での話だ。

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 結局のところ、この「ミノルタTC-1」と「コンタックスT3」がこのコンパクト機市場では大成功した。ちなみにニコン35Ti,28TiとかリコーGR1,GR21,GR1sなども存在していたが、高性能を維持してのここまでのコンパクト化には追いつけなかった。(→後ろがニコン35Ti、前が小型のミノルタTC-1(この写真は借用)

 当然これらのカメラはもう生産はされていない訳で(2005年まで生産)、そこで中古市場では、「ミノルタTC-1」と「コンタックスT3」を求めての協奏曲が起きているのである。なんと考えて見れば、このミノルタもコンタックスも既にそのブランドは消滅してしまっているところが哀しい物語であるだが・・・・。

 この2機は、超小型ながら、その性能の良さは今日でも万人の認めるところである。特にコンタックスの場合は、その名はドイツ由来であるために、今や外国でも「コンタックスT3」(ゾナー35mm F2.8)は引き手あまたである。

Dsc03006tr2w 一方「ミノルタTC-1」も千代田光学以来の伝統を注ぎ込んだロッコール・レンズ(G-ROKKOR 28mm F3.5)の評価が高く(このレンズは後にレンズのみでも発売された程の代物)、カメラも最小機であって外国でも中古探しが盛んのようだ。

Img_1107trw_2 ミノルタは古くは1973年から1976年にライカの小型版「LEITZ minolta CL」(今も私の愛用機→)という小型名機を製作してドイツをも唸らせた歴史があり、小型機への伝統的歴史がある。

 現在「ミノルタTC-1」「コンタックスT3」両機は、中古で有りながら十数万円で取引されている。驚きですね、「ミノルタTC-1」の新品価格(定価)は十数年前に148,000円だったと思いますが、実際はそれよりかなり安く手に入った。「コンタックスT3」は、98,000円だった。
 
 時代の流れで考えてもみなかったことが起きてくる。今日(このデジタル・カメラ時代になって)、フィルム・カメラとして最も人気のあるのが、この高級コンパクト・カメラになろうとは夢にも思わぬ事であった。こうして技術を注ぎ込んで丁寧に仕上げられ、中身の濃い高性能機というのは、時代の流れの中でも、常に魅力を発揮するということが実証され事実となったのである。

MINOLTA TC-1=レンズシャッター: 8~1/750sec、 レンズ: 固定式G-ROKKOR 28mm F3.5、 露出計: 中央重点測光 スポット測光、 AE: 絞り優先AE、 使用電池: CR123リチウム電池

CONTAX T3 =レンズシャッター: 16~1/1200sec、 レンズ: SonnerT35mmF2.8、 露出計: 2分割外部測光、 AE: プログラムAE 絞り優先AE、 AF: 外光パッシブ式、 使用電池: CR2リチウム電池

(参考視聴)

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2018年5月29日 (火)

最近のカメラ事情(1)・・・人気のミラーレス・カメラ「SONY α7シリーズ」

[My Photo Album (瞬光残像)]  Spring/2018

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作例
 (我家の庭から・・・薔薇の季節(2)) 
Sonyα7Ⅲ(ILCE-7M3)/ Sony SEL24105G(SEL24-105mmF4G OSS) /73mm, 1/200sec, F4.5/ ISO100

[カメラの話題]

サブ・カメラからメイン・カメラに?・・・・・・

ミラーレス一眼「Sonyα7Ⅲ ( ILCE-7M3)」
 35mmフルサイズ裏面照射型センサー2420万画素、ISO100-51200、
   AF 693点像面位相差AFセンサー(コントラストAF枠425点)、瞳AF
   AF追従高速連写10コマ/秒、177枚連写持続能、4k動画(QFHD:3840X2160)


このカメラの初代「Sonyα7」 が登場したのは2013年。小型でありながらセンサーは驚きのフルサイズ機ということで注目され、既に足掛け5年の経過であるが、昨年11月「SonyαR7Ⅲ」 、今年になって3代目のこのシリーズのベーシック機として「Sonyα7Ⅲ」が登場して、俄然その注目は高まって目下一つのブームを起こしている。
 それも昨年5月には最上級機「Sonyα9」を登場させ、目下のデジタル機の最高峰を伺ったため、この「α」シリーズがSonyの主力機器としての位置がほぼ認知され、ユーザーも安心して対応できるムードにも落ち着いたのだ。

(私も最近この「Sonyα7Ⅲ」に更新(レンズは話題のSony SEL24105G) ↓)

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 カメラもフィルムからデジタルの時代になって、その進歩は著しい。もともと一眼レフの主流となったことすら驚きであったが、今やそれが当たり前で、かってのフィルム・カメラは既に知らない若者が多くなってきたことで、我々自身も自分の歳を感ぜざるえないところとなっている。

 又、そのデジタル機も当初は簡便な「デジタル・コンパクト・カメラ」でスタートして、そのブームもすざまじかった。しかしそれも既に「スマート・フォン内蔵カメラ」にその道は譲ってしまっている。そしてカメラ業界もなんとなく低調時代に入ってしまった。
 しかし・・・時代は思わぬ展開がするもので、そんなスマート・フォン・カメラ流行で、今度はそれ以上を求めて、デジタル・コンパクト機も高価で高機能なモノは再び注目を浴び、若い連中にももてはやされる時代となった。

Column6_img_02 一方、既に本格的な高機能多機能なカメラとして主流になった「デジタル一眼レフ・カメラ」もここに来て危うい状況が生まれてきたのである。それが「ミラー・レス一眼」の高機能化である。
 もともと一眼レフ・カメラは、ハイレベルのファインダーが撮影者にとっては重要で、その撮影のための見える像はレンズを通して来た光をミラーで反射し、その光をプリズムを通してのファインダーで見ていた訳だが(右図:撮影時はミラーが跳ね上がって光がセンサーに当たる)、その為この性能を上げるためには、かなりの装置に費用が掛かっている。
 ところが、右図下のようなファインダーで見る像は、ミラー・プリズム装置を無くして、撮影用のイメージ・センサーで受けた光の像を電気的に直接見て撮影対象に相対するという方法がここに来て有力になった。それはそのセンサーの受けた像をエレクトリック・ビュー・ファインダー(EVF)で、かってのプリズムを通してみていた像に負けない像がほぼリアルタイムに見られるようになって来たと言うことが大きいのだ。こうして光学的装置からエレクトリックな装置でまかなうようになった「ミラー・レス機」が注目されているのだ。それは余計な装置が減少し、費用は下げられ、又フランジバック(レンズ・マウントからセンサーまでの距離)が短いなどもあって、カメラの大きさも小型化出来るというメリットが大きいためだ。

7konica もともとコニカ・ミノルタ・カメラの技術陣がソニーに移って、過去の遺産を受け継ぎながらカメラを製造していたわけだが、「デジタル・一眼レフ」は相変わらず、ニコン、キャノンの天下であった。しかしソニーは、このミラーレス機能を発展させ、もともと持っていたミノルタαシリーズ一眼レフの高技術を合体させ、エレクトリック機能の高度化による高機能「ミラー・レス一眼レフ」に力を注いできた。
 そして2013年に出現した「Sonyα7」機(私の初代機↑)は、レンズ群は、当時まだ十分揃ったとは言えないが、マウントを使うことによってほぼあらゆる過去の多くのメーカーのレンズを使うことが出来るように設計されていた為に人気機種となったのだった。

Img_1001tr そして今年発売されたこの新しい「Sonyα7Ⅲ」機も同様で、私の場合、右のように主にライカ・レンズを付ける事が多い(→)。それも「ニコン・フルサイズ一眼レフ」機のサブ機感覚なんですね。又キャノンの一眼レフ機用レンズはマウントでその機能を生かしたままこのカメラでも性能発揮して使えるのである。

 今やこのシリーズのベーシック機と言われているこの「α7Ⅲ」が、なんと像を感知する”デジタル・センサー”と”オート・フォーカス機能(瞳AFが話題)”更に”シャッター機能(10コマ/秒)”などにトップ・レベルの優秀な機能を発揮しており、しかもフルサイズセンサー機として驚きの小型化が成功して、人気も最高潮に達しているのである。

Sel24105gtr こんな人気の中で、ソニーも、このαシリーズ・カメラへの純正レンズのラインナップをもかなり充実しつつある。中でも驚くことに最近発売したこのカメラ対応のレンズである「Sony SEL24105G(SEL24-105mmF4G OSS) (→)は、値段もリーズナブルで、性能も手頃。又ズームは一般標準利用範囲での24-105mmとカヴァー範囲が広く超人気レンズとなった。そしてこの春から異常状態で、なんと現在も生産が間に合わず、注文から手に入るまで2ケ月位待たされるという事態となっている(事実私も1ケ月半待たされた)。そして今時は価格は発売から次第に下がるのが通例だが、これは2017年11月発売し6ヶ月の経過があるにも関わらず、下がらずにいて、ソニーの希望価格よりも高値で動いているところもある始末だ。

Slide_01w 又、このαシリーズに対応用として初めてレンズ・メーカーのタムロンも、ここに来て新レンズ「TAMRON Model A036(28-75mm, F/2.8)」(←)を発売。これも手頃の価格で、性能も良好と言うことで好評。なんとこれも注文が多く、製造が追いつかず、やはり購入するには、待たされるという事態が起きている。
 今時、こんな事態はカメラ販売では珍しく、如何にこの”Sonyαシリーズ”の人気が高いか解る。当に「一眼レフ・カメラ」から「ミラー・レス・カメラ」への流れが本格化してしまった訳である。
 そこで既にキャノンもミラー・レス機に着手。多分ニコンもおそらくこの流れに追従することになるだろうと思われる。いよいよカメラ業界も又々大きな転換期となって来たのである。
 そして私の場合でも、・・・・・どうもこのミラーレス機がサブ・カメラからメイン・カメラになりつつある事を感ずる今日この頃なのである。

(参考)

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2018年3月 2日 (金)

ノーマ・ウィンストンNorma Winstone 「Songs for Films」

<My Photo Album (瞬光残像)>   (2018-No1)

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   「いよいよ陽光も・・・・」                         (2018.2.26 撮影)
            
            *          *          *          *

聴くもお恐れ多いベテランの心象風景

<Jazz>
Norma Winstone 「Songs for Films」
ECM / Germ. / ECM2567 / 2018

Songsforfilms

Norma Winstone(voice)
Klaus Gesing(b-cl, ss)
Glauco Venier(p)
with
Helge Andreas Norbakken(perc)
Mario Brunnello(violoncello, violoncello piccolo)


 英国の女性ベテラン・ジャズ・シンガーのノーマ・ウィンストンの映画音楽集。なにせ彼女は1941年生まれですから、今や75歳は過ぎている”おばあちゃん”である。しかし驚きはマイルドにして美しい声によりしっとりと歌いあげるから驚きでもある。そして彼女は作詞家でもあり、その為今作でも5曲(下記Tracklistの*印)は彼女の作詞で、それにより更に独特なノーマ・ウィンストン世界を貫徹するのである。
 メンバーは、彼女の歌声と Glauco Venier(ピアノ)、Klaus Gesing(クラリネットとサックス)のトリオに、ノルウェーからパーカッショニスト Helge Andreas Norbakken、そしてイタリアのクラシック・チェロ奏者Mario Brunelloがゲストで参加しているという構成。イタリアにおける2017年録音である。

A32195614659516024760_jpeg(Tracklist)
1. His Eyes, Her Eyes
2. What Is A Youth?
3. Descansado *
4. Vivre Sa Vie
5. Lisbon Story
6. Malena
7. Il Postino *
8. Amarcord (I Remember) *
9. Meryton Townhall
10. Touch Her Soft Lips and Part *
11. Theme from Taxi Driver (So Close To Me Blues) *
12. Vivre Sa Vie (var.)


 上のように、ニーノ・ロータ、ミシェル・ルグラン、ウィリアム・ウォルトン、バーナード・ハーマン、エンリオ・モリコーネなどによる音楽が登場する。しかし驚くなかれ、Klaus Gesingと Glauco Venierによるアレンジも功を奏して、全く原曲のイメージはなく、完全にノーマ・ウィンストン世界になる。これは彼女の作詞も当然大きな役割を果たしているのだろうと思うところ。
 とにかく静かな中に、決して派手に大げさにならないしっとりとした彼女の歌声が誘導して築かれるところに、ピアノ、クラリネット、チェロなどの演ずることによって、クラシックなムードにフォークの味わいのあるコンテンポラリーな世界を聴くことになるのである。
 そして優美な世界というので無く、どちらかと言えば暗いと言えば暗い。しかし描くところただ沈没して行くところではなく、どこか不思議な展開して行く光を感ずるのである。
 紹介もので見たのだが、「叙情的でカリスマ性に富み、幻想的でリリカルな歌声は、優雅で気高い印象を与える」というところは確かに感じられる。
 いずれにせよ、静かな夜に一人でゆったりと諸々に想いを馳せて聴くには良いアルバムで、明るい陽の光の下での活動的な昼間には向かないと言って良い。

 まあとにかくこのノーマ・ウィンストンは、1960年からジャズ・ヴォーカリストの道を歩んできており既に50年以上の歴史がある。今更我々がああだのこうだのと言う筋合いのものでなく(笑い)、むしろある意味では敬虔な気持ちで聴かなきゃならないのかも知れない。既に2007年に、名誉ある大英帝国勲章(MBE:The Most Excellent Order of the British Empire)を授与されている(彼女の正式な呼称は「Norma Ann Winstone MBE 」となるようだ)彼女で、お恐れ多くもそんな達観した人生観から生まれる心象風景を覗かせて頂く気分にもなるのだ。
 1970年代後半にはピアニストの夫ジョン・テイラーと、トランペット奏者のケニー・ウィ―ラ―とともに「アジマス」というグループを結成しECMレコードに作品を残し、またソロとしてもECMに『Somewhere Called Home』等の名盤と言われる作品がある。更にピアニストのフレッド・ハーシュと共作した『Songs and Lullabies』もある。2001年にはBBCジャズ・アワード・ベスト・ヴォーカリスト賞を受賞という経歴。

(参考視聴)

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2017年11月12日 (日)

ツワブキ(石蕗)の花

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 ここに載せた花は・・・「ツワブキ(石蕗)」である。私の別のブログにも載せたんですが、とにかく私にとっては不思議な花。それはこの晩秋から初冬に咲くのですから。毎年この写真のとおり庭の一角にちゃんと花を付けるのです。

 菊に似た可愛い花は、こうして満開になると、かなり長い間愛でることができる。なんと寒さにも強く、一度地植えにするとほとんど世話する必要も無く毎年花を楽しめるのである。”花と言えば春”と単純に思っている私にはそんなことから不思議な花なのですね。

 そして、何時もこの花を見ると・・・ああ、今年ももう終わりに近づいているのか、今年は何ができたのだろうか、やっぱり何もできなかったなぁ~~と、反省させられるんですね。

 「ツワブキ」は、立冬の季語にもなっている花で、常緑多年草で、中国では「大呉風草」、台湾では「乞食碗(キッチャワ)」、韓国では「トルモウイ」と言うらしい。
 島根県「津和野」の地名は「石蕗の野」が由来とか、三重県ではツワブキの葉を敷いての押し寿司があるようだ。

 ツワブキにはピロリジジンアルカロイドという有毒物質も含まれているが、薬用にもなっているらしい。

 日本の東北から南に存在しているということで、主に海岸べりに自生する強い植物なんですね。

 今年もこの「ツワブキ(石蕗)の花」を観て、反省しているわたしでありました。

(視聴) 時には・・・演歌も(笑い)

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