写真・カメラ

2021年4月24日 (土)

2020-2021 冬の想い出 (3)

この「冬の撮影記録第三回」です
この冬は例年よりはやはり雪は少なめでした
そして三月は暖かく、四月には桜の開花も早く、あっという間に春盛んとなった

(クリック拡大)

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(使用機種)
Sony ILCE7RM4, FE4/24-105 G OSS, PL
Sony ILCE6000(fullspectrum), Zeiss Vario-Tessar F4/15-25 ZA OSS, IR720-760

PL = PL(polarized light ) Filter    偏光
IR = InfraRed Filter (720, 760) 赤外線

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2021年3月25日 (木)

2020-2021年  冬の想い出 (2)

この冬の撮影記録第二回です。
例年に近い積雪の冬でしたが、それでも昔の冬よりは少ない雪でした。
そして、三月は例年より暖かく早い融雪の時となった。

                                (クリック拡大)

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(使用機種)
Sony ILCE7RM4, FE4/24-105 G OSS, PL
Sony ILCE6000(fullspectrum), Zeiss Vario-Tessar F4/15-25 ZA OSS, IR720-760

PL = PL(polarized light ) Filter    偏光
IR = InfraRed Filter (720, 760) 赤外線

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2021年3月 4日 (木)

2020-2021 冬の想い出 (1)

    

1 「初冬」  December. 2020

 当ブログから写真関係は「瞬光残像」http://photofloyd.exblog.jp の方に分派させたため、こちらへの投稿が減っているが、ここでこの「2020-21:冬」の何枚かを二~三回に分けて当ブログに記録しておく。
 (先ずは初冬の11枚 - 全てMonochrome)    <クリック拡大>

 

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(使用機種)
Sony ILCE7RM4, FE4/24-105 G OSS, PL
Sony ILCE6000(fullspectrum), Zeiss Vario-Tessar F4/15-25 ZA OSS, IR720-760

PL = PL(polarized light ) Filter    偏光
IR = InfraRed Filter (720, 760) 赤外線

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2021年2月 3日 (水)

Sony のやる気は半端でなかった-「Sony α1」の登場

フルサイズ・ミラーレス機の創始者としての意地か
・・・遂に出たフラグシップ機「Sony α1」

[カメラの話]

Sony1w  ソニーのカメラがここまで発展してきたのかと実は驚かされている。
 ここに来て、恐るべき高性能機「Sony α1」(→)の登場となったのである。
 
 なんと、Sonyミラーレス・フルサイズ一眼カメラの「α9Ⅱ」の連写等の性能グレード・アップ、そして「α7RⅣ」の高画素の取り込み、「α7SⅢのダイナミックレンジの高性能、ソニー機自慢のトリオの性能を取り込んでの性能アップを図っての新フラグシップ・カメラが登場したのである。
 「α7RⅣ」に近づけた5010万画素メモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSイメージセンサー、しかもこの5010万画素での秒間30コマ撮影をAF/AE追従高速連写可能とし、フリカーレス使えないモノを使える工夫、フラッシュがつかえないものを1/200でも使えるとし、更に動態がどうしても歪むところをアンチディストーションシャッターによる改善、そして人物、動物、鳥にも対応したリアル・タイム瞳AFと、信じられない高性能となっている。
 更に、なんと8K画像にも着手し、8K30Pの動画性能を載せた。そして驚きは、スマホとHDMIにより繋いで、画像モニターとして使いながら画像処理して即離れた地に送信できるという離れ業。
 又、ファインダーも944万ドットの高精細OLEDによる高機能EVF、手ぶれ防止は5.5段の補正効果実現した。

  既にここ数年、フルサイズ・ミラーレス機にカメラ界は振り回され、一眼レフ機は大きい上に機能的にもミラーレス機の便利さからは低迷。遅まきながらニコン、キャノンはそろって、この分野にエネルギーを注いだが、ソニーはまたしても一歩先を目指しているのである。しかも相変わらずのコンパクト・ボディーで他社の追従を許さない。私が目下使用している「α7RⅣ」の高画素機から見ても、これだけの機能を盛り込みながらも、そのカメラ本体のコンパクトさは負けておらず、これも脅威である。

 思い返せば、そもそもソニー・カメラに私が期待したのは、あのコニカ・ミノルタのカメラ部門がソニーに移管され発展させることになった時からである。
Dscrx1w  そして次の注目は2012年の「Sony RX-1」(→)が発表されたときだ。なんとAPS-Cサイズが標準化されつつあるときに、35mmフィルム・サイズの所謂フルサイズのセンサーによるコンパクトなミラーレスカメラの出現だ。明らかに大型されたセンサーと、それにも増してレンズの性能が、かっての35mmフィルム感覚で使えるところが、昔からのカメラ愛好家にとってはたまらない。つまりフルサイズセンサーと大口径F2レンズを搭載しながら、手のひらにのる驚異的なコンパクトサイズを実現させたのだった。
 ただ、これに私が飛びつかなかったのは、残念ながらレンズ交換機能の無い事であり、しかし当時必ず交換レンズ対応機が出現することを信じ、待機したのである。

 

Ilce7k_20210202105301Ilce7

 そしてなんと2013年10月、ついにソニーはフルサイズでミラーレスのコンパクトにしてレンズ交換可能なSony α7」(上)を発表、遂に時は来たと、私は直ちに購入に走った。まだ当時、カメラの二大メーカーのニコン、キャノンは全く興味無しの相変わらずの大きな一眼レフ機に主体をおいていた。しかしそのソニーのなみなみならない努力により、遂にコンパクトなミラーレス機で一眼レフを機能的に対等の領域に入ってきたので、ニコン、キャノンを驚かせたのである。
 一眼レフと言うファインダー構造から脱して、センサーにて感知した画像を見ながら撮影するというEVFによるファインダーの採用、これも私は当時からデジタルカメラにおいて必ず有利になると踏んでいた。高価な無駄なミラー構造そしてプリズム構造を廃してEVFによるところは必ずや光学ファインダーに近づくことを信じていた。当時まだ十分とは言えないが、機能的に耐えられるところまでに発展させたソニーは、堂々とミラーレス機として登場させたのであった。
 更に、レンズ交換可能機であることから、しかも新開発のEマウントの情報公開したため、マウント・アダプターの生産が活発化し、それにより過去の遺産のレンズをメーカーを問わず使用可能としたことだ。私にとっては当時ライカ、ツァイス等の遺産を持ち合わせていたため、それがこのカメラを手にした大きな要因でもあった。

A73wSony7rm4w

 そして、このソニー機をその後は、改良・高機能を繰り返してきており、「α7Ⅲ」(上左)に買い換え、更に現在は最も高画素なローパスフィルターレスのα7RⅣ」(上右)の購入により使用している。特に「α7RⅣ」の35mmのフルサイズにての6100万画素という高画素機というのは、昔のフィルム大型カメラも画像の繊細さに於いて遙かに超えてしまい信じられないところにある。
 又、おかげでアダプターの高機能(スマート化)により、目下ライカMマウント・レンズをオートフォーカスにて使用したり、あのコンタックスのカール・ツァイス・レンズもオートフォーカスで使用している。かって私にとって主流であったニコンレンズも使用可能と、楽しみが大きい。

 こうしてデジタルカメラの最も重要なる一つの潮流であるフルサイズ・ミラーレス機は、既に各社のメイン器機になりつつある。一眼レフ愛好家も既にこのカメラを手にしないものは居ないと言って良い程浸透した。私も実はニコンの一眼レフ機はこのところあまり出番が無くなっているという実情だ。
 そしてこうした「Sony α1」高機能機が登場して、この機種の創始者であるソニーの心意気を感ずることが出来たし、これからもこれに甘んずること無く各社が頑張って行くところであろう。特に今やニコンはやや置いて行かれ"ソニー・キャノン戦争"と言われるこの現象も、ユーザーからすれば発展に寄与することになるのだろうと歓迎である。日本のカメラもまだまだ世界的に捨てたモノで無いということで喜んでいる。

(参考)

 

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2020年8月 7日 (金)

[ カメラの話 ] 陽の強い夏ともなれば・・・KIYOHARA SOFT の世界

ソフト・フォーカスの魅力はフレアと光反射の滲みにあり・・・・??

 

  以前2014年に、ここで紹介したKIYOHARA SOFT レンズですが、このところの長い梅雨の曇天から明るい陽が射してきたとと同時に、暑さも忘れ思い出して取り出したレンズ。このレンズは陽の光の反射の滲みが好きで私は撮ってきたレンズ。もともとはフィルム・カメラ時代の産物ではあるが、このデジタル時代になってみると、いくらでもレタッチ・ソフトでそんな効果は簡単に出来るのだが、やっぱりレンズ効果で描いてみるとその味はひと味違って楽しいのだ。

 ベス単フード外し(1920年頃のコダック社の人気カメラVest Pocket Kodakのレンズ)で、一躍ソフト・フォーカス撮影が注目されたのである。そしてその線を狙って工夫して作られたKIYOHARA SOFTレンズですが、当初1986年70mm(VK70R)であったが、その後ユーザーの期待に応えて出来た50mmレンズ(VK50R)、私の所有しているのはNIKON Fマウントのものを所持しているので、下のようにNIKONのデジタル一眼に装着して遊んで居るのである。

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  ソフト像だとピント合わせが難しいため、撮影時はF8-11あたりでピントを合わせ、この一眼カメラでソフト効果を確認しながら、F4.5-6あたりに開いて撮影するのである。

( 写真:クリック拡大)

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( 下は今年の春の思い出 )

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SOFTKIYOHARA SOFT  VK50R

発売時期 1987年  フィルター径 40.5㎜
レンズ構成 1群2枚+保護ガラス1枚
最近接距離 0.45m  絞り羽根枚数 10枚
絞り f4.5-16  質量 約125g

(参考)

 

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2020年6月23日 (火)

[デジタル・カメラ改造] フルスペクトラム(Full Spectrum)カメラの世界

フル・スペクトラム・カメラFull Spectrum Camera の多機能の一つ
・・・・・「赤外線(infra red)写真」

 

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                                         1  (初夏の景色)

 

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                                        2   (初夏の樹木と空)

 この二枚は赤外線写真です。緑の木々は冬の雪の着いたような「白」に写る。そして青い空は「黒」、雲は「白」と異様な世界となる。こうしたモノクロ写真はそれなりにかっては愛されたのだが、カメラがフィルムからデジタルとなった現在、デジタル・カメラでは殆ど赤外線写真を撮るのは大変(困難)になった。

  それは現在のデジタル機のセンサーは、本来、近紫外線から可視光、近赤外線の短波長部分までの領域にわたって感度がある。光の波長で約300 nm から 1000 nm位までの範囲です。可視光の波長範囲(400nm - 700 nm)に比べ、非常に広い波長に感光します。しかし紫外線や赤外線などの有害光線まで写ることは、赤みを帯びた異様な色の写真になる。それで普通のデジタルカメラには、センサーの前にローパスフィルター、そしてその上にブルーの有害光線除去フィルターを装着してある。これにより我々の目に見える世界がカメラで写し取ることが出来る。しかしこれは赤外線を殆どカットしてしまうので赤外線写真は簡単には撮れないことになる。

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 そこで、改造としてデジタル・カメラのセンサーの前にあるロ-パス・フィルター、有害光線除去フィルターを外して、無色透明なガラス・フィルターを付けると、全波長領域に渡って感度のあるカメラになる。これが「フルスペクトラム(full spectrum)カメラ」である。(上は、この改造をした私のSony α6000) 

 この「フルスペクトラム(full spectrum)カメラ」は、近紫外線から可視光、近赤外線の短波長部分までの領域に感度がある。光の波長では、可視光(400 - 700 nm) よりかなり広い約300 nm から 1000 nm位までの範囲と非常に広くなっている。そうすると、このカメラは多目的に対応できるようになり、一番はレンズの前に、赤外線のみを通すフィルター(IR760=760nm以下の波長カット)を付け、丁度初夏の今の時季に普通のカラー撮影すると下の(上)のような真っ赤な赤外線写真になる。それをモノクロ写真感度とすると昔のフィルム時代のモノクロの赤外線写真と同様な写真(下の(下)=まるで冬景色ですね)が撮れるようになるんです。(レンズでなくカメラのセンサーの前に赤外線フィルターを付ける方法もある=これは赤外線写真専門機になる)

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 こうしてデジタル機でも改造により赤外線写真を撮って楽しむことが可能になるのである。
 さて、このフルスペクトル改造カメラは、一方天体観測によく使われるのだ。センサーの集光能力を100%発揮出来るので、夜空や天体撮影等でかなり有効な撮影が出来る。又、レンズの各種フィルターを使用して光の波長をコントロールする事で、通常のカメラ同様の「カラー写真」、更にこのような「赤外線写真」、そして「紫外線写真」の撮影にまで可能となるのである。好きな人は改造を試みたらと・・・思うのである。

█ ここで少々、「赤外線写真」を供覧します(↓)    ( クリック拡大 )

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2020年4月28日 (火)

セルゲイ・グリシュークSergey Grischukのミュージック

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(今日の一枚)我が家の「枝垂れ桜」 (クリック拡大)
Sony α7RⅣ, FE4/21-105, PL

 

YouTubeに流れるSergey Grischukのイージ-リスニング

 「YouTube」のような世界はこのSNS世界の代表格であるが・・・そこに流れる昔のヨーロッパの恋愛映画をふと思い起こすようなミュージックが聴ける。それぱSergey Grischukという演奏家と思われる人のミュージックだ。、どうもその正体を明瞭にする情報が無く、名前から察するとロシアではないかと思われるのだが・・・・。取り敢えず聴いていただいて。

追記・・・ウクライナの40歳後半の方のようですね。今は戦時下どうされていますか ? ( 2024.1)

 

<Easy Listening>

Sergey Geschuk の世界

① "Rain, Rain"

 

② "Echo of Silence"

 

③ "Dream of Love"

④ "Forever Love"

⑤   "My Angel"

⑥   "Pain of Soul"

⑦   "Melody of Rain"

⑧   "Island of my Soul"

⑨   "Music of Love"

⑩   "Always with You"

 

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2019年9月 6日 (金)

[カメラ話題] テックアートから驚きの傑作マウント・アダプター「TECHART LM-EA7」

「ライカMレンズ」を 今人気の「SONY Eマウント・カメラ」で
・・・オートフォーカス動作させるマウント・スマートアダプター
     「TECHART LM-EA7」

(カメラ・レンズ遊び)

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 上の2枚の写真は、今人気のフルサイズ・ミラーレス・デジタル・カメラ「SONY α7Ⅲ」に世界のトップ・ブランドのドイツのライカ・カメラのMマウントレンズをレンズアダプター「TECHART LM-EA7」(下参照)を介して付けた状態だ。左が「ズミクロンM35mm」、右が「エルマリットM90mm」を付けている。
 これがなんと、両者がMF(マニュアル・フォーカス)のレンズであるが、驚きのAF(オート・フォーカス)として機能してしまうという画期的なアダプターなのである。

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                                              ( F/2.0 , 1/250sec , ISO100)

 実はこれは昨年から話題になっていたのだが、大分改良もなされてきたようであり(現在Ver.6である=無線アップデート)、私の場合はここに来て、十数年前に使っていたフィルム・カメラ時代のライカ・レンズの味が忘れられず、それをデジタル機で使いたくなったのである。しかもオートフォーカス機能の無いレンズをオート・フォーカスで使おうという離れ業なのだ。(上がその[作例 1] 「Sony α7Ⅲ + エルマリットM 90mm」で、ガマズミの実にオートで焦点を合わせ撮ったもの)

 このアダプターのメーカーのTECHARTというのは中国のメーカーで、日本にこの製品を大量に送込んできている。こうした画期的製品を目下は中国のお家芸化していて、日本でも昔と違って評価も上がって来ている
 今年早々に紹介したコンタックスNレンズをSONYα7に付けてオートフォーカスで使えるスマート・アダプターfringer社の「SMART ADAPTAER FR-CNSE Mark Ⅲ」なども性能は良く評価は高いが、それに匹敵する注目製品である。

 このように電子接点によりカメラに情報を伝えオートフォーカス機能などがあるものをスマートアダプターというが、ここで取り上げたアダプターは下のようなものである。

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 この「LM-EA7」は、MF方式のライカMマウントレンズを、どうやってAF動作させるのかと言うと、これはテックアートが独自開発したモーターを内蔵し、Sony Eマウント・カメラからのバッテリーによる電流により、レンズ側のマウント面を前後に動かしてピントを合わせる。繰り出し量は4.5mmで、レンズのピントリングを無限遠にセットしておけば、無限遠から近接までAFでピントが合うという仕掛け。

Img_1785trw_20190905163501 オールドレンズはその大半がMFレンズだ。そしてマウントアダプター経由でデジタルカメラで使う際も当然MF撮影となる。ところがその常識を、これはあっさりと覆す製品として登場したのだった。このテックアートの「LM-EA7」は、ライカMマウントレンズをSony機でAF動作させるマウントアダプターだ。従って、かっての名器コニカのレンジファインダー・カメラのHEXAR RFも実はMマウントであるので、このM-HEXANONレンズも当然使える(右--作例下)のだ。合焦までの時間も思った以上にスムーズで、しかも合焦精度も悪くない。

Img_1798trw_20190905165001 そして更に面白いことに、例えば、ニコンのレンズも実はニコン独特のFマウントであるが、それをライカのMマウントに変えるアダプターもあり(例えば K&F concept NIK-L/M  )、それを付けるとこの「LM-EA7」に付けられるので、結局のところSONYのデジタル機に付けられると言うことになる(オールド・レンズNIKKOR 50mm F/1.4を付けた例が右)。その結果、ニコンのオールド・レンズはニコンのカメラではオートフォーカス撮影することが出来ないのに、なんとSONYのカメラではオートフォーカスレンズとして復活できるという珍現象も起きているのだ。

 これはSONYは、自己のレンズのEマウントの基本仕様を2011年4月から無償開示していることにより、各社がこのEマウントのレンズを始めアダプターなど制作していることが、こんな現象を起こす源であるようだ。

 (作例 2)  Sony α7Ⅲ + [TECHART LM-EA7] + Konica M-HEXANON 50mm F2

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                                                ( F/2.0,  1/1600,  -1.3eV, ISO100) 
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 (作例 3)     Sony α7Ⅲ + [TECHART LM-EA7] + [NIK-L/M] + NIKON NIKKOR 50mm F/1.4

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                                              ( F/1.4, 1/2000,  ISO640)
(参考)
[TECHART LM-EA7の概要]
  「ライカMマウントレンズ」をソニーα「Eマウント」規格のミラーレスカメラに取り付けるための、AFモーター搭載の電子マウントアダプター。
 (特徴)
■TECHART独自開発したAF駆動用モーター搭載、MFレンズのAF動作を実現
■コンティニュアスAF(AF-C)対応
■他社のMマウントアダプターを組み合わせて使用可能
■ヘリコイドで最短撮影距離を延伸、繰り出し量:4.5mm
■レンズデータ(10本まで)の記録可能
■無線で製品アップデートが可能

対応機種
ソニーα9、α7RIII、α7III、ソニーα7R II、α7 II、α6500 およびα6300など、位相差AF搭載のEマウントカメラ

(参考)

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2019年7月12日 (金)

梅雨空の7月の高原にて・・・・

鬱陶しい梅雨空に少し青空ものぞく高原にて・・・・

 < 赤外線写真の世界 >          ( 画像クリック拡大 )

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LUMIX DMC-TZ20,  LEICA Vario-Elmar 1:33-5.9/4.3-68.8 ASPH
                  改造  IR76 filter

 

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2019年6月22日 (土)

梅雨時はInfraRedで気分替え・・・・

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InfraRed Photography (赤外線写真) =  IR76filter  june 2019
                                                                    (画像クリック拡大)

このデジタル・カメラによる赤外線撮影は、カメラの改造を行っています。つまりデジタル映像センサーCCD(CMOS)前のIRカット・フイルターを外してIR76フィルターに交換したものです。
(参照) 瞬光残像 https://photofloyd.exblog.jp/

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