ユーロピアン・ジャズ

2019年6月15日 (土)

シゼル・ストームのニュー・アルバム Sidsel Storm 「AWAKE」

ソフトでテンダリーな円熟ムードで

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<Jazz>

Sidsel Storm 「AWAKE」
 CALIBRATED / JPN /  CALI146 / 2019

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Sidsel Storm (vocal)
Magnus Hjorth (piano)
Lasse Mørck (double bass except 9)
Snorre Kirk (drums except 9)
Tobias Wiklund (cornet on 1, 2, 3, 4, 5)

*guests:
Pernille Kristiansen (violin on 6)
Jenny Lüning (viola on 6)
Nicole Hogstrand (cello on 6)

 シゼル・ストームSidsel Stormのニュー・アルバム、考えてみると久しぶりのような感じだが、前作は「CLOSER」(2015)だと思うで4年ぶりという事になるか。手持ちとしては4枚目のアルバムとなる。今までのアルバムはラーシュ・ヤンソンとかヤコブ・カールソン、マグネス・ヨルトといった欧州人気ピアニストのバックでのヴォーカル・アルバムであったので、それも手伝って結構人気があった。
 彼女はデンマークの美人歌手として紹介がされて、端正な清澄ヴォイスとして評価もある。今回のアルバムは久しぶりという事での彼女に進化があるか、期待をこめて興味津々で聴いたところだ。

(Tracklist)

1. Comes Love (Stept/Brown/Tobias)
2. The Road (Hjorth/Storm)
3. You're Getting To Be A Habit With Me (Warren/Dubin)
4. I Didn't Know About You (Ellington/Russell)
5. Back To You (Hjorth/Storm)
6. I Got It Bad (And That Ain't Good) (Ellington/Webster)
7. All Through The Night (Porter)
8. Too Marvelous For Words (Whiting/Mercer)
9. Awake (Otto/Storm) (vocal & piano duo)

Sidsel  まず聴いての感想は、彼女の瑞々しく誠実感あるどちらかというと優し気な温かみある美声派は変わっていない。
  オープニングM1."Comes Love"快調なスタート、そしてM2."The Road"でがらっとバラード調にしっとりと聴かせる。両曲ともPianoとCornetが彼女のヴォーカルのバックと曲のメロディーとを演じてのムード作りが功を奏している。
 M3."You're Getting To Be Habit With Me"のハイテンポに続いて、M4."I Dn't Know About You"のしっとり寄り添ったヴォーカルと、多彩なところで飽きさせない。
 その後もリズムカルとバラードの交互な展開をして単調でなく聴きやすいアルバム仕上げ。
 M6."I Got It Bat"は特に説得力のあるテンダリーな情感的なヴォーカルとViolin、 Viola、 Cello のストリングスと共に大人の味付けが妙に説得力がある。
 最後のM9."Awake"が、落ち着いた語り聞かせるような曲展開で、ピアノの調べと共にソフトなヴーカルが聴きどころ。

 デビュー・アルバムから10年、来日公演なども経て日本では北欧の気風とマッチングして人気を獲得しつつある彼女も、なかなか円熟してきたという印象を持つ。今回のアルバムは快調なスウィング感からラテンタッチそして本領のソフトに語りかけてくるようなバラードと幅広く網羅していて聴きごたえ十分。今や、なかなか洒落たバックの好演にのって、北欧の重要なヴォーカリストの位置を築いた感がある。

(評価)

▢ 選曲・演奏・歌 :  ★★★★★☆
▢ 録音               : ★★★★☆

(視聴)

 

 

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2019年6月11日 (火)

クラーラ・ヴーストClara Vuust のアルバム「BEFORE」&「HERE'S TO LOVE」

デンマークよりの端正な美声

<Jazz>

Clara Vuust 「BEFORE You Walk Away」
STORYWILLE / EU / 1014322 / 2018

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Clara Vuust クラーラ・ヴースト (vocal)
Francesco Cali フランチェスコ・カリ (piano, accordion, arrangement)
Jeppe Holst イェッペ・ホルスト(guitar except 04, 06, 09, 10)
Andreas Hatholt アンドレアス・ハットホルト(bass except 06, 10)
Carsten Landors カーステン・ランドース(drums except 06, 10)
Gerard Presencer ジェラード・プレゼンサー (trumpet, flugelhorn on 01, 04, 05, 09)

2018年2月 デンマーク録音

 何時も思うのはジャズ界は、ヴォーカルものは9割以上女性ものになってますね。そこがロック界とは逆で不思議と言えば不思議。このアルバムも、北欧デンマークの女性歌手クラーク・ヴーストの3rdアルバムだ。しかし若干異色である。ここで取り上げるポイントは、最新盤は昨年のリリースだが、とにかく美声、爽涼さや透明感があって、何といっても気持ちよく聴ける技巧を凝らさない端正な歌声と言うところにある。そこがジャズとしてはちょっと珍しいというか、稀有の部類に入る。
 しかしバックはピアノ、ギターなど小編成で選曲はスタンダードが中心である。4曲にトランペッターのジェラード・プレゼンサー(英国)がゲスト参加していて、ジャズとしては一般的。

Cw1 (Tracklist)

1.Some Other Time
2.
Estate
3.I Will Wait For You
4.Out Of Nowhere
5.Sea Lady
6.One November Day (vocal &amp; piano duo)
7.I Wish You Love
8.Watch What Happens
9.Tomorrow 
10.When I Look In Your Eyes (vocal &amp; piano duo)
11. Joana Francesa


 とにかく曲の展開がゆったりとしていて、しっとり歌いあげる。そしてこのクラーラの声は低音から高音まで美声で訴えてくる。しかもその歌い方は、きめ細かく丁寧で清涼感があり、端正で好感度が高い。ここまでクリーンな技巧を凝らさない素直な歌は、もはやジャズという世界からは逸脱しているのではとでも言いたくなる程のところにある。
 そんなところからか、結構好評で2013年の1stアルバム(下に紹介)からここに3rdの登場となった。
 聴いてみてM3."I Will Wait For You"は親しみのある曲であるからと言うだけでなく、ギターの落ち着いたバックとのバランスもよく良い曲に仕上がっている。M4."Out Of Nowhere"はトランペットの演奏ベースの響きなど中盤にはジャズ色を高めているが、リズムカルでありながら彼女の落ち着いたヴォーカルはそれにも結構マッチングしていて無難にこなしている。
 M6."One November Day "、M10."When I Look In Your Eyes"はピアノのみのバックでのデュオ・タイプであるが、これがどうも一番彼女のヴォーカルとはマッチングがいいのではと思うところにもあった。このピアノ担当のフランチェスコ・カリはアルバム製作の主役にある。
 又M7."I Wish You Love"は冒頭はギターのみとのデュオが続くが、又このスタイルもいい。

 全体には、ジャズ・アルバムでありながら、クラシック的歌声にちょっと気持ちが洗われる世界に導かれて、異色のジャズ・ヴォーカル・アルバムと言っておきたい。決して悪くないです、一聴の価値ありだ。
 このクラーラは、音楽一家で育ちデンマーク・コペンハーゲンのThe Rhythmic Music Conservatoryにて学び、2013年にStoryvilleから「HERE'S TO LOVE」の1stアルバムをリリースしている(参考↓)。

          ◇          ◇          ◇

(更に)

Clara Vuust 「HERE'S TO LOVE」
Storyville Records / EU / 10014288 /2013

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Clara Vuust (vocal)
Francesco Calì (piano & acc)
Nico Gori (clarinet)
Daniel Franck (bass)
Jeppe Holst (guitar)
Flemming Agerskov (trumpet track 8)
All music arranged by Francesco Calì

2012年12月 Italy録音

 クラーク・ヴーストの1stアルバム。私は3rdの後からこのアルバムを聴いたのだが、彼女の清楚にして端正な極めて美しい歌には全く変わりが無い。

Fc1 (Tracklist)
1.Don't Care Much (J.Kander/F. Ebb)
2.Here's to Life (A. Butler/P. Molinary)
3.Once Upon a Summertime (M.Legran/J. Mercer/E.Barclay)
4.Samba Em Preludio (B.Powell/V.de Moraes)
5.Sicilian Lovesong (E.Cali/C.Vuust)
6.Time After Time (S.Cahn/J.Styne)
7.Evening (E.Cali/C.Vuust)
8.It's Happening Again (E.Cali/C.Vuust)
9.Smile (C.Chaplin/J.Turner/G.Parsons)
10.Você Vai Ver (A.C.Jobim)

 曲はM9のチャーリー・チャップリンの曲で、このようなアメリカン・スタンダードを取り上げ、誰もが愛するミッシェル・ルグランのM4、バーデン・パウエル、カルロス・ジョビンによるボサM4、M10 も登場。そして、アルバム造りに主たる役割を果たしているフランチェスコ・カリ(右上)のオリジナル曲など、広く選曲されている。アルバム通してゆったりと優雅であって、気持ちが洗われるような技巧なしのヴォーカルで気持ちが良い。

(評価) 2枚のアルバムは取り敢えず合格点
□ 選曲・歌・演奏 ★★★★☆ 
□ 録音      ★★★★☆

(視聴)

 

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2019年5月30日 (木)

ジョバンニ・ミラバッシGiovanni Mirabassiのニュー・アルバム「INTERMEZZO」

イタリア・カンツォーネを演じたアルバム

<Jazz>

Gioovanni Mirabassi   Sarah Lancman 「 INTERMEZZO」
JAZZ ELEVEN / JPN / JZE11004 / 2018

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Gioovanni Mirabassi : piano  
Sarah Lancman  : vocals
Olivier Boge : saxophone

  イタリアの人気ジャズ・ピアニスト・ ジョバンニ・ミラバッシが、昨年彼のトリオと共に来日したフランス人女性ジャズ・シンガー・サラ・ランクマンとデュエットでイタリアを旅するソング集がリリースされた。曲によってはアルト・サックスが色を添えるというパターンである。

  ミラバッシはアルバム「AVANTI」(2001)以来私は彼のジャズ・ピアノのファンで、ニュー・アルバムがリリースされるとつい飛びついてしまう。

Giovannimirabassid195 (Tracklist)

1. Il Poeta
2. Estate
3. Parlami D'Amore Mariù
4. Ah, Che Sarà, Che Sarà
5. Vedrai, Vedrai
6. La Canzone Di Marinella
7. Almeno Tu Nell'universo
8. Sabato Italiano
9. Senza Fine

 これはイタリアのカンツォーネ集といったところだ。従って、イタリア風土を反映した比較的明るい恋の唄といったところか、そんなところからなんとなくロマンティックなムードに包まれるアルバムに仕上がっている。そんな訳で、あまり暗さはなく聴きやすい。サラ・ランクマンの歌は、かなり情感は込められてはいるが、どこか物悲しい哀愁と言うところではなく、やはり比較的ロマンテイックなムードの方が優先している。

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 M3."Parlami D'Amore Mariuマリウ愛の言葉を"は、1932年の映画「殿方は嘘つき」のヴィットリオ・デ・シーカの歌った曲と紹介されている。サックスとサラのヴォーカルが交錯してムードたっぷりの仕上げで、ミラバッシのピアノはバックにあって愛の唄を盛り上げていて、注目曲。
 しかし中でも私が取り上げたい曲は、M5."Vedrai,Vdrai"で、これはルイジ・テンコの1965年の人気曲だそうで、メロディーが美しく、そこには抒情的な哀感のある歌声が聴ける。
  M6."La Canzone Di Marinella"は、やや陰影のある唯一アルトサックスが歌い上げるヴォーカルなしの曲だ。
  M7."Almeno Tu Nell'universo宇宙の中にあなただけ"は、1989年サンレモ音楽祭批評家賞の曲だそうだが、ミラバッシのクラシックムードのピアノ演奏と歌い上げるサラの広い世界を展開する曲。
 M8,M9は、実のところそう注目されるというものでなかった。

 どうも結論的には、私自身の期待度が大きかったせいか若干肩透かし。しかし考えてみればこれがカンツォーネ集なのかもしれない。そんなつもりで聴くのが良いと思う。つまりミラバッシの余興のようなアルバムであった。

(参考)サラ・ランクマンSarah Lancman(vocal)
  1989年、フランス生まれ。ローザンヌ音楽大学でピアノとヴォーカルを専攻。卒業後、2012年にモントルージャズフェスティバルで国際シュア・ジャズヴォーカルコンクールで優勝。2015年よりジョバンニ・ミラバッシと活動を共にするようになり、共同設立したこのレーベル「JAZZ ELEVEN」で作品をリリースしている。

(評価) (まあ、80点と言うところでしょう)

▢ 曲・演奏・歌 ★★★★☆
▢ 録音     ★★★★☆

(視聴) 

 

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2019年5月22日 (水)

ジョバンニ・グイディのニュー・アルバム Giovanni Guidi 「AVEC LE TEMPS」

そこには郷愁の世界が・・・そして中盤は驚きの展開をみせる

<Jazz>
Giovanni Guidi 「AVEC LE TEMPS」
ECM / International / ECM2604 / 2019

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Giovanni Guidi (Piano) 
Francesco Bearzatti (Tenor Saxophone) 
Roberto Cecchetto (Guitar) 
Thomas Morgan(Double Bass)  João
Lobo(Drums)
 
Recorded at Studios La Buisonne in November 2017 Produced by Manfred Eicher.

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  イタリアの若手ピアニストで既にここでも取り上げて来た注目株のジョヴァンニ・グイディGiovanni Guidiのトリオによる2015This Is The Day以来のECM3作目が登場。
 このアルバムは、フランスのシンガーソングライター/作曲家レオ・フェレLeo Ferre(1916-1993)の曲をトリオで演奏し、この曲は「愛と喪失」がテーマとなっているものというが、それがアルバム・タイトルであり、オープニング曲として登場。ブックレットにはその詩が載っている凝りようだ。
 そして今年の7月に亡くなったイタリアのあのトランぺッター、トーマス・スタンコに捧げたグイディのオリジナル曲 “Tomasz”で幕を閉じる。
 この2曲はなにかやるせない気持ちにさせる郷愁感たっぷりで、美しくも哀愁ある曲に浸れるのだが、その間では、ここに演奏しているバンドは、サックス奏者のFrancesco BearzattiとギタリストのRoberto Cecchettoが参加してクインテットのバントとなり、グィディのオリジナル作品とグループの即興演奏に参加し、メンバー全員が卓越した演奏でエネルギーと色彩のコントラストを描く。

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(Tracklist)

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 スタートからアルバム・タイトル曲の"Avec Le Temps"(It may take Time)が登場。この曲は今回の主テーマであるレオ・フェレの曲で、ジョバンニ・グイディ・トリオで演奏され、郷愁感たっぷりの美しく抒情的な演奏に対面できる。とにかくピアノ、ベース、シンバルの響きと究極の美しさを聴かされる。凄い。
 続く"15th of August"は、ベースのリズムにギターが美しくしっとりと歌い上げるグイディの曲だ。そして中盤からの盛り上がりにはサックスが登場。
 3曲目"Postludium and a kiss"は、5人によるインプロヴィゼーションの曲と思われる。とにかくまず美しいグイディのピアノから始まるが、サックスがまずは暴れ始め、次第に5者が入り乱れての交錯が不思議な一体感となって響いてくる。そしてそれが続く4曲目の"No Taxi"となると、一層その前衛性は高まって第1曲目とは全くの別世界。こんなクインテット演奏が彼らのエネルギーを見る思いだ。
  そしてグイディの曲"Caino", "Johnny the Liar"と続くが、次第に異空間に引っ張られるも、初期の美しさが再び見えてくる。このあたりの技法が憎いところ。
 7曲目"Ti Stimo"でギターの再び美しい世界に戻り、ピアノの美旋律が顔を出す。最後はあれだけ暴れたサックスも美しく歌い上げるのだ。
 終曲"Tomasz"は、トーマス・スタンコに捧げた曲だけあって、そこには真摯なこころでの人間愛に満ちた美しい曲としてグイディの美しいピアノの響きを中心としてしっとりと演奏される。

  とにかくこのアルバムは、寄せては返す静かな波のような郷愁誘う叙情的哀愁的世界から、クインテットの織り成すどちらかというと即興的前衛的世界とがバランスよくアルバムを構成して素晴らしい作品となっている。推薦盤だ。

(評価)

▢ 曲・演奏  ★★★★★☆
▢ 録音    ★★★★★☆

(視聴)

 

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2019年4月28日 (日)

ミケーレ・ディ・トロのニュー・アルバム Michele Di Toro Yuri Goloubev 「DUONOMICS」

ピアノとベースのリリカルなデュオ作品

<Jazz>

Michele Di Toro  Yuri Goloubev 「DUONOMICS」
Caligola Records / Caligola 2249 / 2019

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Michele Di Toro : piano
Yuri Goloubev : double bass
Recorded and mixed at Bess Recording Studio, Montesilvano(Peescara), on July 25 and 27, 2018

  イタリアのロマン派ピアニストで注目のミケーレ・ディ・トロMichele Di Toroとロシア出身でいまやその評価がうなぎ上りのベーシスト、ユーリ・ゴロウベフYuri Goloubev のデュオ作品である。
  この二人は先日取り上げたMichele Di Toro Trioで良作を残している二人であるが、このアルバムは何か思うところがあってか、ドラムス・レスのデュオで作り上げている。

 

Micheleditoro (Tracklist)

1.Gentle Rain
2.B Minor Waltz
3.If I Should Lose You
4.You Don’t Know What Love Is
5.Nocturnal
6.What Are You Doing The Rest Of Your Life
7.ShwinGer
8.For All We Know
9.Darn That Dream
10.Like A Lover

 スタートのルイス・ボンファの曲M1."Gentle Rain"から、ピアノの美しい調べが流れる。そして続いてビル・エバンスのM2."B Minor Waltz"と流れ、まさに欧州の叙情派のスタンダード演奏の実感が伝わってくる。
 M5."Nocturnal"は、このアルバムでは
ミケーレ・ディ・トロの唯一の曲で、静かな世界を描く。
 私が最もお勧めの曲は、ミッシェル・レグランのM6."What Are You Doing The Rest Of Your Lifeこれからの人生"だ。ピアノの美しい音とメロディー、そして中盤のアルコ演奏のベースの美しさ、これはこの両者が作り上げる美しい世界でうっとりとする。
 M7."ShwinGer"は、珍しくスウィングする演奏の披露。
 M10."Like A Lover"の情感のある演奏で締めくくる。

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 トリオで演じて素晴らしいアルバムを残している二人が、その息の合ったところで抒情的世界をロマンティックにデュオで演じて、これはこれ素晴らしいアルバムを作ってくれたと私は喜んでいるのである。

 

(評価)
▢ 演奏  :  ★★★★★☆
▢ 録音  :  ★★★★☆


(視聴)  "What Are You Doing The Rest Of Your Life"

               *          *          *

[MY PHOTO]

「残雪 ~ 2019早春 戸隠高原にて」

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Sony ILCE-7M3, FE4/24-105 G OSS,  PL,  88mm,  1/200,  f/5.6,  ISO100

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2019年4月24日 (水)

エスペン・バルグ・トリオEspen Berg Trio 「Free To Play」

ジャズの欧州的進化か ~そこにはスリリングな展開とアンサンブルの妙が

<Jazz>

Espen Berg Trio 「Free To Play」
BLUE GLEAM / JPN / BG011 /  2019

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Espen Berg (p)
Barour Reinert Poulsen (b)
Simon Olderskog Albertsen (d)

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  ノルウェーのエスペン・バルグ・トリオの3作目。ますます波に乗る彼らの進化形が体感できるアルバムの登場だ。とにかくリーダーのピアニストのエスペン・バルグは、キース・ジャレット、ブラッド・メルドー、エスピョルン・スヴェンソン等に影響を受け、フレッド・ハーシュに師事したという新鋭で、既に1st「Mønster」 2nd「Bølge」は魅力有るトリオとしてここでも取り上げてきた。そして欧州のハイセンス・アルバムをリリースするBLUE GLEAMレーベルからの3作目なのである。

(Tracklist)
1. Monolitt
2. Skrivarneset
3. Kestrel
4. Camillas Sang
5. Gossipel
6. Episk-Aggressiv Syndrom
7. ’Oumuamua
8. Meanwhile in Armenia
9. Furuberget
10. Body and Soul (日本盤 Bonus track)

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 曲はリーダーのエスペン・バルグ(↑)が作曲している。ピアノ・トリオとして所謂北欧の牧歌的ピアノ美旋律を期待すると大きな反発を感ずるだろう。しかし演奏はトリオが対等にがっちり組んでのアンサンブルが見事で、ピアノが前面に出てバックにベース、ドラムスという単純なパターンでない。
  いわゆる北欧流の牧歌的美旋律という顔もチラホラはするが、基本的にはピアノも単に美旋律を追ってゆくのではなく、時としてリズム隊としての役割を対等に果たしつつ三者の結合は聴きどころ。
  そうは言っても、M4."Camllas Sang" が美しいですね、ピアノとベースによる流れの妙に圧倒される。
 M6."Episk-Aggressiv Syndrom"の前半の熱っぽい演奏から、ガラッと変わって中盤からの宇宙空間をさ迷うがごとく展開に彼らの挑戦的世界が見えてくる。
 M7."'Oumuamua"は終盤に来ての流麗なピアノの流れを聴くとそこには彼らの美しさが滲んできて、アルバム最後の2曲M9."Furuberget"、M10."Body and Soul"でのゆったりした流れの中に、ようやく北欧的な美とピアノの美が実感できる。
 前2作に比べると、更に実験性と進化した形態のジャズの色が濃い。昔から"スウィングしなけりゃジャズでない"といった世界とは確実に決別している。私的には少々理解に困惑するところも有り、もう少し優しさと美旋律も織り込んで欲しいところだが、ちょっとそんな甘さは否定されてしまう。これは好みから見ると確実に賛否両論別れるピアノ・トリオであるが、進化と言う面からは一歩前進形の世界は間違いなく音楽的な評価はおそらく高いところにあると見る。

(評価)
□ 曲・演奏 : ★★★★★☆
□ 録音        : ★★★★☆

(視聴)  このアルバムからは見当たらなかったので・・・参考に

 

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2019年4月20日 (土)

ヘルゲ・リエンのニューアルバム Helge Lien Trio 「10」

新トリオはむしろヘルゲ・リエンの原点回帰による展開をみせた

<Jazz>

Helge Lien 「10」
Ozella Music / Germ / OZ091CD / 2019

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  新トリオでヘルゲ・リエン・トリオのニュー・アルバムが登場している。ちょっとこのところのヘルゲ・リエン(ノルウェー)の作品に若干不満があった私であって、ベーシストのフローデ・ベルグが、オスロ・フィルファーモニック・オーケストラの仕事に専念で抜けたということは更にどう変化するか実は不安であった。
 しかしなんと新加入のベーシストは、マッツ・アイレットセンMats Eilertsen 、これは驚き、つい先日ここで取り上げたあの素晴らしいECMからのベーシスト・リーダー・アルバム「And Then Comes The Night」(ECM2619/2019)のリーダーではないか。彼はノルウェーですからヘルゲ・リエンと結びついても全くの不思議はない。これも又凄いことになったと、ニュー・アルバムを手に入れたのである。それもなんと気合が入った2枚組全30曲である。

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Hl3   まず冒頭のCD1のM1."Be Patient"で、ややこれは期待を裏切っていないぞと確信できた。とにかくリエンの自然界の中に溶け込むようなピアノの澄んだ響きは何にも代えられない。
 M4."Krystall"ではどこか不思議な世界に導かれて、三者の交錯が聴きどころ。
 特にリエンの曲M7."Now"にみる世界は、スリリングにしてミステリアスな世界に引っ張り込まれ、精悍なダイナミックな展開もみせたり、その多様性は実に神秘的ともいえる。どちらかと言うと硬質な部分と美しさの部分との両面が魅力的なのである。
 M6."Before Now"のアイレットセンのアルコ奏法、M8"And Then"からM9."Crabs"のヨハンセンのドラムスも聴きどころである。

  CD2では、M13."Get Ready"M14."Run"の異空間への広がりが面白い。ここでもアイレットセンのベースの味付けとヨハンセンのシンバル、ドラムスがが奮闘。
 M17."Krystall"ではリエンの美しいピアノが響く。
   M19."Berlin Blues"では、なんとなくお遊びがあって楽しい展開。
 M2, M20."Popkoral"は、かってのアルバム「NATSUKASII」を思い出すような牧歌的なムードだ。
 
 久しぶりにヘルゲ・リエンに堪能したアルバムを聴いた感覚になった。ニュー・トリオになってむしろ原点回帰したところと見る。内省的なメランコリックさと、アグレッシブなトリオ演奏の交錯のこの世界が彼の世界だと思うのである。
 又録音も極めて繊細な響きで気持ちが良い。

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(評価)
▢ 曲・演奏 : ★★★★★☆
▢ 録音        : ★★★★★☆

(視聴)


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[MY PHOTO]  (我が家の枝垂れ桜 2019.4.18)

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Sony ILCE-7M3,  FE4/24-105 G OSS,  PL , 105mm, 1/125, f/4.0, ISO1000

 

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2019年4月16日 (火)

ケンドラ・ロウのヴォーカル・アルバム Kendra Lou 「TO THE END OF THE WORLD」 /  (photo )融雪・融氷の時

[MY PHOTO]   4

融雪・融氷の時  

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1.   積雪を乗り越えて融雪の時を迎える・・・

 

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2. 厳寒の冬の雪、風に耐えた高原の花

 

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[今日のMUSIC]

なんとなくけだるそうに唄う自己オリジナル曲の世界

<Jazz>

Kendra Lou 「TO THE END OF THE WORLD」
CALIBRATED / EU / CALI111 / 2010

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  このケンドラ・ロウKendra Lou は、デンマークの女優であり歌手でもある。どうもその雰囲気は欧州風でなく、なんとなくアメリカ風の世界が感じられるところが不思議な存在。どこかなんとなくけだるそうな、ちょっと投げやり風な歌い方が特徴だ。ここで取り上げたのは2010年のアルバムであるが、私にとっては最近聴いた初物だった。これも寺島靖国が「For Jazz Vocal Fans Vol.3」で紹介していて聴いてみることになったアルバムである。しかしその後のニュー・アルバムは無いようだ。

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 収録12曲だが、「Black Coffee」、「Christmas card from a hooker in Minneapolis」、「Without your love」、「You go to my head」 の4曲以外は主として彼女自身よるオリジナル曲である。
Kl1  まずオープニンクの曲を聴いて、なんとすぐ頭に浮かんだのはマデリン・ペルーMadeleine Peyrouxだった。どっか雰囲気が似ているのだ。
 とにかくビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド、ナンシー・ウィルソンなどからさまざまなインスピレーションを得たような話があるだけに、熱唱型ではなく、ちょっとさめた世界観をのぞかせるようであり、又フォークっぽいところもあり、しかしなんとなく遊び心が感じられ高音部にはセクシーな魅力も放っている。
 M3."Black Cofee"はスタンダードで聴きなれているせいか、全曲の中で最も親しみがある。ペギー・リーにも雰囲気が似ている。寺島靖国もこの曲を取り上げているが、確かにこのアルバムでは筆頭株に出来が良い。
 彼女自身のオリジナルもオルタナティブな因子はなく、それぞれゆったりとジャジィーに歌い上げる。
 バックも多彩な演奏陣が集まっているがデンマークのメンバーのようで、彼女の唄とのバランスが極めてよく、唄を生かした自然な演奏である。このところのニュー・アルバムでもあれば聴いてみたいところであるが・・・どうも見当たらない。

  (推薦曲) M3. "Black Coffee" 情感がうまい。
     M5."Chrismas cerd from a hocker in Minneapolis" Tom Waits のこの曲はなかなか哀感もあってよい。
     M7. "The Promise" 彼女自身のリジナル曲だが、なかなかクラシック・ジャズ・ムードがあって、こうゆう曲を書くのかと聴き入っている。

(評価)
▢ 曲・歌 :  ★★★★☆
▢ 録音   : ★★★★☆  



(試聴)  "Chrismas cerd from a hocker in Minneapolis"

 

 

 

 

 

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2019年4月 4日 (木)

(Jazz)カルメ・カネラ Carme Canela 「BALLADS」 / (Photo) 「融雪・融氷の時」

[MY PHOTO]

「融雪・融氷の時」   

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1 .                                            ( 画像クリック拡大  )  

 

                             

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2.                                                                           ( 画像クリック拡大 ) 

   
IIZUNA KOKEN, NAGANO    2019.  3
Sony ILCE-7M3, FE4/24-105 G OSS, PL  


     *          *          *          *

 

[今日のミュージック]

カルメ・カネラ Carme Canela 「BALLADS」

円熟の情感あふれるヴォーカル

<Jazz>

Carme Canela  Joan Monnē 「BALLADS」
Fresh Sound Records / SPAIN / FSNT 559 / 2018

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Carme Canela (vo)
Joan Monne (p)

Recorded at Estudi Laietana, Barcelona, July 2017


 昨年リリースされたカルメ・カネラCarme Canelaのヴォーカル・アルバム。「ジャズ批評」の"ジャズオーディオ・ディスク大賞2018 ヴォーカル部門"で金賞に輝いたアルバムだ。そして今年リリースされた寺島靖国のコンピレーションアルバム「For Jazz Vocl Fans Only Vol.3」に冒頭に曲"Left Alone"が選ばれて登場、それによって私も昨年購入していなかったが、ここにきて手に入れた。
   ジャケもなかなか洒落ている。
 彼女は1962年バルセロナ生まれ、今や50歳代の円熟期での作品。ピアニストのジョアン・モネJoan Monnēとのデュオ作品である。

(tracklist)

1. You've Changed
2. Embraceable You
3. You Won't Forget Me
4. I Loves You Porgy
5. Left Alone
6. Every Time We Say Goodbye
7. The Thrill Is Gone
8. The Man I Love
9. Get Out of Town
10. Still We Dream (Ugly Beauty)
11. Goodbye

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  スペインの歌姫といっても今や欧州一円で活躍しているカルメ・カネラが長年親交のあるピアニストと、二人で愛しているスタンダード・バラード曲を選曲してのピアノとヴォーカルというシンプルなフォマットで作り上げたバラード集。
 収録11曲、とにかくその曲の背景までも歌いこむぐらいのカメラの叙情的にして情感あふれるしっとりとした歌声が印象的だ。
   ジョアン・モネのピアノも彼女との付き合いは長く、そのためヴォーカルのイメージを大切にその情感を盛り上げていて、その相乗効果は大きく、しっとりと潤いのあるなかなか出来の良い好盤となった。
 こうしたそれぞれのキャリアを生かしたデュオはやはり聴く者にも訴えてくるものが大きい。

(評価)
▢ 歌・演奏 ☆☆☆☆☆★
▢ 録音   ☆☆☆☆★
 
(視聴)

 

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2019年3月11日 (月)

白の世界(その4) 5題 / エミール・ブランドックヴィスト・トリオEMIL BRANDQVIST TRIO 「FALLING CRYSTALS」

早い春の到来

  今年は例年よりはかなり早くいよいよ春の雰囲気が身近になってきました。通常の年よりは1~2週間は早いのではないでしょうか。
 これ(↓)は我が家の山茱萸の老木です。もう明らかに黄色の色に被われ、開花して数日経過しています。我が家にとっては毎年これが春のスタートなんです。

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 そこで写真撮影による今年の冬の回顧シリーズ「(冬の記憶)白の世界=雪中撮影行」も4回目になるが、こう春の到来が早いと、そろそろこれは早めに仕上げて、ここらあたりで一締めとしたいと・・・・・・。

 

[白の世界]

        雪中撮影行 2019  (4)

 ~別室 「瞬光残像」https://photofloyd.exblog.jp)と連携

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[16] 「一蓮托生」  ~仲間と行動や運命を共にするが如く冬に対峙している姿は可憐。

*

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[17]  「孤軍奮闘」

*

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[18]   「肝胆相照」  ~自然の世界は、流れ木々などそれぞれ親密な関係の上に存在している。

*

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[19] 「堅忍不抜」  ~我慢強く堪え忍んでいる姿は美しい。

*

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[20]    「暮色蒼然」   ~真冬の一日は短い、あっと言う間に訪れる夕暮れ時

(撮影機材)
CAMERA : SONY ILCE-7M3
LENS : ①ZEISS Vario-Tessar FE4/16-35 ZA OSS,   ② FE4/24-105 G OSS
FILTER : Kenko PRO1D  C-PL(W)

      *       *       *       *

美しさは・・・ここに

<今日のJAZZ>

EMIL BRANDQVIST TRIO 「FALLING CRYSTALS」
SKIP Records / Germ / SKP 9135-2 / 2016


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Emil Brandqvist : Drums, Percussion, Keyboards
Tuomas Turunen : Piano
Max Thornberg : Bass

  このスウェーデンのドラマーの結成したこのエミール・ブランドックヴィスト・ピアノ・トリオの美しさは群を抜いているため、先日ここで2018年の最近作「WITHIN DREAM」(SKP 9141-2)を紹介したが、もう少し深入りしてみようと昨年仕入れた2016年のアルバム。
 相変わらずTuomas Turunen のピアノが美しく(彼のピアノ・ソロ・アルバム「Ornaments of Time」(skp9139-2/2017)も先日紹介したとおりだ)、曲の流れにうっとりしてしまう。

Fallinglist

 メロディーの美しさ、ピアノのリリカルな響きがまず印象的。更にストリングスが入ったりして(M5、M9、M12)、その美しさを倍増させる。リーダーのドラムスはそれ程前面に出ず、ひたすら曲の展開をサボートする。 しかしクラシック的印象もあるが、なんとオルタナティブな前衛的展開ももせるし(M7)、彼らの現代性をも十分感じざる。そして再び叙情的なピアノがソロ的にも展開して見せて、上に登場させた雪景色の静かさも感じさせるところはアルバム造りも一流と言える。

(評価)
□曲・演奏 : ★★★★★☆
□録音  : ★★★★☆

(視聴)

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