ユーロピアン・ジャズ

2019年4月16日 (火)

ケンドラ・ロウのヴォーカル・アルバム Kendra Lou 「TO THE END OF THE WORLD」 /  (photo )融雪・融氷の時

[MY PHOTO]   4

融雪・融氷の時  

Dsc06990trbww

1.   積雪を乗り越えて融雪の時を迎える・・・

 

Dsc07130trbww

2. 厳寒の冬の雪、風に耐えた高原の花

 

----------------------

[今日のMUSIC]

なんとなくけだるそうに唄う自己オリジナル曲の世界

<Jazz>

Kendra Lou 「TO THE END OF THE WORLD」
CALIBRATED / EU / CALI111 / 2010

Titheend1

  このケンドラ・ロウKendra Lou は、デンマークの女優であり歌手でもある。どうもその雰囲気は欧州風でなく、なんとなくアメリカ風の世界が感じられるところが不思議な存在。どこかなんとなくけだるそうな、ちょっと投げやり風な歌い方が特徴だ。ここで取り上げたのは2010年のアルバムであるが、私にとっては最近聴いた初物だった。これも寺島靖国が「For Jazz Vocal Fans Vol.3」で紹介していて聴いてみることになったアルバムである。しかしその後のニュー・アルバムは無いようだ。

Listmembers

 

 収録12曲だが、「Black Coffee」、「Christmas card from a hooker in Minneapolis」、「Without your love」、「You go to my head」 の4曲以外は主として彼女自身よるオリジナル曲である。
Kl1  まずオープニンクの曲を聴いて、なんとすぐ頭に浮かんだのはマデリン・ペルーMadeleine Peyrouxだった。どっか雰囲気が似ているのだ。
 とにかくビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド、ナンシー・ウィルソンなどからさまざまなインスピレーションを得たような話があるだけに、熱唱型ではなく、ちょっとさめた世界観をのぞかせるようであり、又フォークっぽいところもあり、しかしなんとなく遊び心が感じられ高音部にはセクシーな魅力も放っている。
 M3."Black Cofee"はスタンダードで聴きなれているせいか、全曲の中で最も親しみがある。ペギー・リーにも雰囲気が似ている。寺島靖国もこの曲を取り上げているが、確かにこのアルバムでは筆頭株に出来が良い。
 彼女自身のオリジナルもオルタナティブな因子はなく、それぞれゆったりとジャジィーに歌い上げる。
 バックも多彩な演奏陣が集まっているがデンマークのメンバーのようで、彼女の唄とのバランスが極めてよく、唄を生かした自然な演奏である。このところのニュー・アルバムでもあれば聴いてみたいところであるが・・・どうも見当たらない。

  (推薦曲) M3. "Black Coffee" 情感がうまい。
     M5."Chrismas cerd from a hocker in Minneapolis" Tom Waits のこの曲はなかなか哀感もあってよい。
     M7. "The Promise" 彼女自身のリジナル曲だが、なかなかクラシック・ジャズ・ムードがあって、こうゆう曲を書くのかと聴き入っている。

(評価)
▢ 曲・歌 :  ★★★★☆
▢ 録音   : ★★★★☆  



(試聴)  "Chrismas cerd from a hocker in Minneapolis"

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2019年4月 4日 (木)

(Jazz)カルメ・カネラ Carme Canela 「BALLADS」 / (Photo) 「融雪・融氷の時」

[MY PHOTO]

「融雪・融氷の時」   

Dsc07011trbww_2

1 .                                            ( 画像クリック拡大  )  

 

                             

Dsc07007trbww_2

                  
2.                                                                           ( 画像クリック拡大 ) 

   
IIZUNA KOKEN, NAGANO    2019.  3
Sony ILCE-7M3, FE4/24-105 G OSS, PL  


     *          *          *          *

 

[今日のミュージック]

カルメ・カネラ Carme Canela 「BALLADS」

円熟の情感あふれるヴォーカル

<Jazz>

Carme Canela  Joan Monnē 「BALLADS」
Fresh Sound Records / SPAIN / FSNT 559 / 2018

Ballads_1

Carme Canela (vo)
Joan Monne (p)

Recorded at Estudi Laietana, Barcelona, July 2017


 昨年リリースされたカルメ・カネラCarme Canelaのヴォーカル・アルバム。「ジャズ批評」の"ジャズオーディオ・ディスク大賞2018 ヴォーカル部門"で金賞に輝いたアルバムだ。そして今年リリースされた寺島靖国のコンピレーションアルバム「For Jazz Vocl Fans Only Vol.3」に冒頭に曲"Left Alone"が選ばれて登場、それによって私も昨年購入していなかったが、ここにきて手に入れた。
   ジャケもなかなか洒落ている。
 彼女は1962年バルセロナ生まれ、今や50歳代の円熟期での作品。ピアニストのジョアン・モネJoan Monnēとのデュオ作品である。

(tracklist)

1. You've Changed
2. Embraceable You
3. You Won't Forget Me
4. I Loves You Porgy
5. Left Alone
6. Every Time We Say Goodbye
7. The Thrill Is Gone
8. The Man I Love
9. Get Out of Town
10. Still We Dream (Ugly Beauty)
11. Goodbye

Ccjm_1

  スペインの歌姫といっても今や欧州一円で活躍しているカルメ・カネラが長年親交のあるピアニストと、二人で愛しているスタンダード・バラード曲を選曲してのピアノとヴォーカルというシンプルなフォマットで作り上げたバラード集。
 収録11曲、とにかくその曲の背景までも歌いこむぐらいのカメラの叙情的にして情感あふれるしっとりとした歌声が印象的だ。
   ジョアン・モネのピアノも彼女との付き合いは長く、そのためヴォーカルのイメージを大切にその情感を盛り上げていて、その相乗効果は大きく、しっとりと潤いのあるなかなか出来の良い好盤となった。
 こうしたそれぞれのキャリアを生かしたデュオはやはり聴く者にも訴えてくるものが大きい。

(評価)
▢ 歌・演奏 ☆☆☆☆☆★
▢ 録音   ☆☆☆☆★
 
(視聴)

 

| | コメント (2)

2019年3月11日 (月)

白の世界(その4) 5題 / エミール・ブランドックヴィスト・トリオEMIL BRANDQVIST TRIO 「FALLING CRYSTALS」

早い春の到来

  今年は例年よりはかなり早くいよいよ春の雰囲気が身近になってきました。通常の年よりは1~2週間は早いのではないでしょうか。
 これ(↓)は我が家の山茱萸の老木です。もう明らかに黄色の色に被われ、開花して数日経過しています。我が家にとっては毎年これが春のスタートなんです。

Dsc07275tr

 そこで写真撮影による今年の冬の回顧シリーズ「(冬の記憶)白の世界=雪中撮影行」も4回目になるが、こう春の到来が早いと、そろそろこれは早めに仕上げて、ここらあたりで一締めとしたいと・・・・・・。

 

[白の世界]

        雪中撮影行 2019  (4)

 ~別室 「瞬光残像」https://photofloyd.exblog.jp)と連携

Dsc06579trbwhw_3

[16] 「一蓮托生」  ~仲間と行動や運命を共にするが如く冬に対峙している姿は可憐。

*

Dsc06604trbww_2

[17]  「孤軍奮闘」

*

Dsc06740trbww

[18]   「肝胆相照」  ~自然の世界は、流れ木々などそれぞれ親密な関係の上に存在している。

*

Dsc06708trbww_2

[19] 「堅忍不抜」  ~我慢強く堪え忍んでいる姿は美しい。

*

Dsc06735trbww_3

[20]    「暮色蒼然」   ~真冬の一日は短い、あっと言う間に訪れる夕暮れ時

(撮影機材)
CAMERA : SONY ILCE-7M3
LENS : ①ZEISS Vario-Tessar FE4/16-35 ZA OSS,   ② FE4/24-105 G OSS
FILTER : Kenko PRO1D  C-PL(W)

      *       *       *       *

美しさは・・・ここに

<今日のJAZZ>

EMIL BRANDQVIST TRIO 「FALLING CRYSTALS」
SKIP Records / Germ / SKP 9135-2 / 2016


Fallingcrystalw


Emil Brandqvist : Drums, Percussion, Keyboards
Tuomas Turunen : Piano
Max Thornberg : Bass

  このスウェーデンのドラマーの結成したこのエミール・ブランドックヴィスト・ピアノ・トリオの美しさは群を抜いているため、先日ここで2018年の最近作「WITHIN DREAM」(SKP 9141-2)を紹介したが、もう少し深入りしてみようと昨年仕入れた2016年のアルバム。
 相変わらずTuomas Turunen のピアノが美しく(彼のピアノ・ソロ・アルバム「Ornaments of Time」(skp9139-2/2017)も先日紹介したとおりだ)、曲の流れにうっとりしてしまう。

Fallinglist

 メロディーの美しさ、ピアノのリリカルな響きがまず印象的。更にストリングスが入ったりして(M5、M9、M12)、その美しさを倍増させる。リーダーのドラムスはそれ程前面に出ず、ひたすら曲の展開をサボートする。 しかしクラシック的印象もあるが、なんとオルタナティブな前衛的展開ももせるし(M7)、彼らの現代性をも十分感じざる。そして再び叙情的なピアノがソロ的にも展開して見せて、上に登場させた雪景色の静かさも感じさせるところはアルバム造りも一流と言える。

(評価)
□曲・演奏 : ★★★★★☆
□録音  : ★★★★☆

(視聴)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月 8日 (金)

白の世界 (その3) 5題 / チャールス・ロス・トリオCharles Loos Trio 「French Kiss」

[白の世界]
        雪中撮影行 2019  (3)

 ~別室 「瞬光残像」https://photofloyd.exblog.jp)と連携

 今年の冬の回顧シリーズ3回目。3月に入って更に今年の暖冬が顕著になっていて、白の世界はウソのような気分にもなります。ところが今朝はまだやっぱり3月ですね、外は白銀の世界となりました。そんなところで、少々今年の撮った記録を続けておきます・・・・。

(画像はクリック拡大)

Dsc06691trbww

[11] 「則天去私」 ありのまま自然に生きる心境、私心にとらわれず自然の道理に身をゆだねあるがままに生きる。そうした心境にあること。

                                              *

Dsc06759trbww

[12] 「韓信匍匐」  大きな目的のために、一時の苦労だと耐え忍ぶ

                                             *

Dsc06740trbww

[13] 「肝胆相照」  お互い心の底まで理解し、打ち解けあっている間柄。・・・・自然の姿とそれに寄り添って力強く生きる植物(木々)が、こんなところから気になるのです。

                                             *         

Dsc06091trbww

[14] 「外柔内剛」 見た目は弱々しいが実は強い意志を持っている。

                                             *

Dsc06040trbww

[15]  「暮色蒼然」 あたりが徐々に暗くなってゆく夕暮れ時の気配。空の変化が非常にドラマチックです。

 取り敢えずは、こんなところで冬期の”白の世界”を求めての「雪中撮影行」の数枚を公開した。

(撮影機材)
CAMERA : SONY ILCE-7M3
LENS : ①ZEISS Vario-Tessar FE4/16-35 ZA OSS,   ② FE4/24-105 G OSS
FILTER : Kenko PRO1D  C-PL(W)

       *       *       *       *

<今日のJAZZ>

ちょっと洒落たピアノ・トリオだ!

Charless Loos Trio 「French Kiss」
LYRAE Records / JPN / LY0206-c / 2003

Frenchkiss

Charles Loos : piano
Bas Cooijmans : bass
Bruno Castellucci : drums

List_3


 このアルバムは、やはり寺島靖国が彼のメインのコンピレーション・アルバム「Jazz Bar 2018」(年一回リリース、これで18巻目)にて、Charless Loos Trioの曲”La chanson des vieux amants”を紹介したことにより知ったもの(何故、昨年になって2007年ものを取り上げたのかは不明)。
 ベルギーのベテラン・ピアニストのチャールス・ルースのピアノ・トリオ・アルバムである。とにかく彼は大御所といった感じでもはや重鎮。そのトリオ盤はもう全てのジャズの要素を取り込んで安心して聴ける洒落たアルバム作り。スウィングする快適、しっとりとした情緒たっぷりのバラード、シャンソン調のリズム、抒情性豊かな展開と楽しませてくれる。フランス、ベルギーのヒット曲の演奏集だ。

(評価)
□ 曲・演奏 :★★★★★☆
□ 録音   :★★★★☆

(参考視聴)  charles Loos  solo piano play

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2019年3月 5日 (火)

白の世界 (その2) 5題 / ミケ-レ・ディ・トロ・トリオMichele di Toro Trio 「il passo del gatto」

[白の世界]
        雪中撮影行 2019  (2)     

      ~別室 「瞬光残像」https://photofloyd.exblog.jp)と連携

 今年の冬期は既に2月末から春の気配が感じられ、雪国でも降雪量は例年より少なく異常な天候であったと言える。日本各地でも桜の開花は例年より早く予報されていて既に開花の始まった地域もある。
 そんな中でも、まだ例年であれば3月前期は雪国では「雪の世界」であって、「白い世界」が当然と言うことで、今年2月に撮影した一部を続けることにする。

Dsc06053trbww

[6] 「外柔内剛-3」  見た目は弱々しいが、実は強い意志を持っている。

                                          *

Dsc06840trbww3

[7] 「剛毅朴訥」 意志が強く武骨で無口な様子
    騒ぐ様子もなく冬季には葉を落としじっと耐えている木々の意志の強さを感じる。

                                             *

Dsc06636trbww

[8] 「宏大無辺」 広々として限りのない様。

                                            *

Dsc06661trbww

[9] 「堅忍不抜」 我慢強く耐え忍んで、意志を貫き通すこと。

                                          *

Dsc06850trbww

[10] 「独立自尊」 他の援助に頼らず自力で行うこと。自己の尊厳や品性、人格を保つこと。

                     (画像はクリックにて拡大)

(撮影機材)
CAMERA : SONY ILCE-7M3
LENS : ZEISS Vario-Tessar FE4/16-35 ZA OSS,    FE4/24-105 G OSS
FILTER : Kenko PRO1D  C-PL(W)

     *        *        *        *

<今日のJAZZ>

ミケ-レ・ディ・トロ・トリオ
Michele di Toro Trio 『il passo del gatto』

Abeat for Jazz / Italy / AB JZ 045 / 2007


Ilpasso2

Michele Di Toro (p)
Yuri Goloubev (b)
Marco Zanoli (ds)


List


Trio 昨年一月に、ここで取り上げたイタリアのピアニストMichele Di Toro のトリオ作品。これは2007年のアルバムである。
  昨年末の寺島靖国の『for Jazz Audio Fans Only Vol.11』に、このアルバムから"Ultimo giorno in Via Palazzi"が選ばれており、現在手に入る彼らのアルバムでは、これのみ手持ちになかったので取り寄せて聴いている。相変わらずテクニシャンぶりと斬新なセンスと抒情性を加味した素晴らしい演奏。曲にはベーシストYuri Goloubev の貢献も演奏と共に大きくしかも録音がこれ又良い。

(参照) ミケーレ・ディ・トロ・トリオのその他アルバム
       ①『PLAYING WITH MUSIC』(BA161CD/2017)
       ②『PLAY』 (ABJ2134/2014)
     (http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/jazz-bar-2017.html

(評価)
□ 曲・演奏 : ★★★★★☆
□ 録音   : ★★★★★☆

(視聴)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月22日 (金)

マッツ・アイレットセン・トリオMats Eilertsen 「And Then Comes The Night」

ECMからのリリカルにして深遠なる前進性をみる世界

 <Jazz>

Mats Eilertsen Harmen Fraanje Thomas Strønen
「And Then Comes The Night」
 
ECM / Germ. / ECM 2619 770 2569 / 2019
 
Andthencomestn

Harmen Fraanje, piano
Thomas Strønen, drums
Mats Eilertsen, bass
 
 Produced by Manfred Eicher
Recorded May 2018
Engineer : Stefano Amerio

Metriow

Me  ノルウェーのベーシスト、マッツ・アイレットセンMats Eilertsenのリーダーによるピアノ・トリオ作品である。彼はTord Gustavsenの(初期のトリオでなく)最近のQuartetなどに共演していて知るところにある。いずれにしても彼は過去に北欧系の多くのピアニストのリーダー・アルバムにベーシストとして共演している。
 このトリオは活動10年目にあたるというところで、やはりECMからニュー・アルバムがリリースされた。
 アルバム・タイトルは解説によるとアイルランド人の作家Jón Kalman Stefánssonの小説から引用されているとか、集まったミュージシャン達による持ち寄った曲集という会話的トリオ作品なんだろうか。

(Tracklist)
List

 曲は10曲収録。全曲彼らのオリジナルで占められている。そして主としてピアニストのHarmen Fraanje(オランダ) と Mats Eilertsenの貢献度大きい。
 やはりプロデューサーのManfred Eicherの元での製作で、アルバム全体の印象はECM盤そのもので、なかなか深遠なところにある。

 そしてアルバム・タイトルと関連の曲"Then Comes The Night"は8番目に登場。3者による曲となっているが、演奏も3者の主張と語りが即興的な展開で折り合って、前衛的な印象もあり興味深い。後半のThomas Strønen(ノルウェー)のドラムスのソロによる纏め上げも独創的で面白い。
 M1.M10."22"は、同曲の別バージョン。M1では、冒頭から静かなピアノの美旋律に唸らせられる。中盤からベースの響きが美しく印象的に展開。しかし全体的にはピアノの響きが抒情的な美旋律で魅力的なところに引き込まれる曲。これはベーシストのアイレットセンの曲である。このあたりもベーシストの抒情性が見てとれるところだ。
H_f M2."Perpetum"で静寂の中にも印象の変わる即興重視の展開が聴ける。3者によるメロディーはもとより印象的な音による世界描写が見事である。このあたりがこのトリオのありきたりのスタイルと違った創造性豊かな前進性を印象づけられる。
 中盤の4曲も魅力的な哀愁旋律、スティックによる繊細な音、ドラムスの主張、ピアノとベースの美しき交錯などなど聴きどころが空間の中に描かれたように展開して魅力的な演奏だ。
T_s
 ECM的静寂の中の静謐なる深遠なる哲学的世界を美しく叙情的に描いたハイセンスの作品。しかも所謂歴史的ピアノ・トリオというパターンに飽き足らず、三者の音楽的現代性と前衛性もちゃんと織り込んでいて、なるほど彼らのハイレベルな音楽的センスを見事に示している。これにはアイヒヤーのリードも効果を上げているものと思うが、なかなか優秀にして好印象の作品である。
(評価) 取り敢えず満点である。
□ 曲・演奏 :  ★★★★★ 
□  録音     : ★★★★★
(視聴)

| | コメント (3) | トラックバック (2)

2019年2月14日 (木)

ツォーマス・トゥルネンのピアノ・ソロTuomas A. Turunen 「Ornaments of Time」

自然を見つめる思索的響きの世界

<Jazz>

Tuomas A. Turunen 「Ornaments of Time」
SKIP RECORDS / GERM. / SKP 9139-2 / 2017

Ornamentsot

Tuomas A. Trunen plays on piano (Fazioli F278 mkⅢ)
Recorded, mixed & mastered by Stefano Amerio on Sep.5-8 2017

Dsc06566trw

 このところスウェーデンのEmil Brandqvist trioの2枚のアルバム(『Falling Crystals』(SKP 9135-2)、『Within A Dream』(SKP 9141-2))で 、その美しいピアノの調べを披露しているピアニストとして気になったのがツォーマス・トゥルネンTuomas Antero Turunen である。彼の名前をみると、フィンランドのシンフォニック・メタル・ロック・グループ「Nightwish」のTuomas HolopainenとTaja Turunenを思い起こすと言うと、知る人ぞ知るということなのだが、まあそれはそれとして、とりあえずは彼のアルバムを手に入れてみた。

24301387 彼はフィンランド出身(1980年生まれ)で子供のころからピアノに接し、なんと5歳で作曲をしたといわれている。
 しかし大学では数学を専攻し、又格闘技も身に着けたりしているらしいが、その後ミュージックの世界への魅力は持ち続けていたようで、2001年からはクラシック及びジャズの本格的勉強をしてきた若き新鋭ピアニストで、ジャズ・ピアノとしてはスウェーデンにてあのLars Jansson やAnders Jorminからも教育を受けてきたという。そんなところからも抒情的なピアノ・プレイが築かれてきたのかも知れないと想わせるのだ。

(Tracklist)

List


Tuomasforest 収録曲は上のような12曲で、トラディショナルの2曲を除いて10曲は彼の手による曲で、完全なピアノ・ソロ・アルバムである。
  オープニングのM01."I heid her and said goodbye..."から、抒情的美旋律のクラシック調のピアノの調べが流れる。
 そしてほぼ全編、美しい自然に向かって詩的な感覚で眺めた哲学的・抒情的な演奏で占められている。

 ジャケをみると息子そして母のメモリーに捧げるアルバムと記されていて、自己のファミリーに想いを馳せた演奏集とも言えるようだ。
 2曲のトラディショナルも彼の地と関係したものであろうか、心安まる美しさに満ちている。

 ピアノもFazioliF278を使っており、又録音、ミックスの技術者として Stefano Amerio を起用していて、かなり美とリアリティーを意識して作られたアルバムであることは容易に想像され、そんな意味でも聴き応えある。

(このアルバム・ジャケは何を描いたのか、じっと見ても解りません。水のしぶきのようにも見えますが・・・・どなたか解りますか ? )

 彼はEmil Brandqvist trioの重要なピアノを担当しており、これからユーロ・ジャズのやや前衛性を加味した抒情的ピアノ演奏として益々目を離せない存在になりそうだ。

(評価)
□ 曲・演奏 : ★★★★★☆
□ 録音   : ★★★★★☆

(試聴)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年2月10日 (日)

エンリコ・ピエラヌンツィのニュー・アルバム Enrico Pieranunzi 「PLAY GERSHWIN」

ジャズでもなくクラシックでもなく・・・これは何なんでしょう
<Jazz, Classic>
Enrico Pieranunzi  Gabriele Mirabassi  Gabriele Pieranunzi
「PLAY GERSHWIN」
CAM JAZZ / IMPORT / CAMJ7939 / 2018
Playg6w

Enrico Pieranunzi (piano)

Gabriele Mirabassi (clarinet)
Gabriele Pieranunzi(violin)

 ジョージ・ガーシュインと言えば、シンフォニック・ジャズと言われるクラシックとしてもジャズとしても通ずるアメリカの20世紀の作曲家だが、それを題材にしたイタリアのピアノの詩人と言われるエンリコ・ピエラヌンツィEnrico Pieranunziのニュー・アルバムの登場。
 これが案の定、クラシックともジャズとも、なんとも正体の不明なアルバムの登場となった。それも彼のピアノにクラリネット、ヴァイオリンの加わったトリオ演奏によると言う不思議な世界を演じきったもの。もともとクラシックがベースと言うエンリコの事、まぁ聴いてみるとクラシック・スタイルと言ったほうが良いのかも知れない。
28_0110_01_2

 
もともとガーシュインの曲は、管弦楽曲、オーケストラとしての演奏が主体だが、それを3人の演奏となると室内楽的スタイルで、ちょっとイメージも変わる。更にそこにはそれなりのジャズ世界を演じてきた彼のアレンジが登場するわけで、そこが味噌と言えば味噌なのだが、如何にも正体不明なアルバムなのである
 まあこのところハイドンやバッハとか、さらにドビュッシーの曲を取りあげての彼の世界を演じてきたと言う事もあるのだが、ちょっと私の期待の世界とは別方向に流れているエンリコで、その極めつきがここに登場したとも言えると思う。
(Tracklist)
01. An Americab in Paris
02. Prelude 1

03. Prelude 2 (Blue Lullaby)
04. Prelude 3 (Spanish Prelude)
05. Prelude (Melody No.17)
06. Varaazioni Un Tema Di Gershwin

07. Rhapsody In Blue

V4w  今回のトリオは、彼の兄弟のGabriele Pieranunzi(→)のViolinと、何年かとお付き合いのあるGabriele Mirabassi (右下)のClarinetと言う構成で有り、気心知れた仲間での挑戦と言うことだと思う。まあしかしヴァイオリン、クラリネットと来れば、所謂ジャズのオーソドックスなトリオであるドラムスのようなリズム隊が居ないので、それが一つジャズ離れしたところだろう、もともとジャズ的世界とか何とかとには拘った話でも無いのかも知れない。

C3w そこでむしろ"Prelude"の4曲のように、美しく演ずるのであるが、ピアノがリズム役を担っていて、いわゆるジャズのオーソドックスなピアノ・トリオを期待してはいけない。まあメロディーを奏でる3者のトリオであるのだが、むしろピアノより、クラリネツトとヴァイオリンの美しさがここでは前面に出でいる。
 とにかく懐かしのガーシュインのメロディーが流れてくる。それはピアノの音であったり、クラリネットであったり、ヴァイオリンだったり美しくは演じられている。当初私はヴァイオリンがもう少しスリリングな展開をしてくれるのではと期待したが、そんなところにはなくむしろ一般的な旋律隊であった。
 そしてメインは、M01. "An Americab in Paris"M07. "Rhapsody In Blue"の2曲と言うところだ。特にM01の方は全体の流れが実に起承転結がしっかり築かれ中間部の美しさなど見事と言えば見事な仕上げであった。一方M07は、むしろこの編曲であるならオーソドックスなピアノトリオで演じてみると面白いのかもしれないと思って聴いた。
 M06."Variazioni Un Tema Di Gershwin"のみエンリコによる曲と思われるが、即興的ニュアンスも感じられるも、特に引きつける魅力はあまり感じられなかった。

  ガーシュインのポピュラーな曲は、結構ジャスで演奏されてきているので、そんなところかと最初は思ったが、なにせこの構成のトリオであって、まぁ~ジャズ的ムードは期待しない方が良い。ところが一方クラシックとして聴けば、結構美しく演奏してくれているのだが、ちょっと変なアレンジもあって意外性も顔を出してすんなり行かない。はっきり言うと中途半端なんですね。こうゆうのを好んで聴くのはどうゆう人なのかとむしろそっちに興味を持つところである。まぁ私の愛聴盤にはなりそうもないものであった。
(評価)
□曲・演奏 : ★★★★☆
□録音:   ★★★★☆

(視聴)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2019年2月 5日 (火)

アレッサンドロ・ガラティのニュー・アルバム Alessandro Galati 「Live from The Inside Out」

トリオはやっぱりライブが楽しい!!

<Jazz>

Alessandro Galati 「Live from The Inside Out」
TERASHIMA RECORDS / JPN / TYR-1077 / 2019


1007803908

ALESSANDRO GALATI(PIANO)
GABRIELE EVANGELISTA(BASS)
STEFANO ATKINSON(DRUMS)

Recorded in 2015-2018 in The Cities of Pisa, Prato, Roma, Bolzano, Palermo.

 このブログを見ると解ると思いますが、私はとにもかくにもアレッサンドロ・ガラティのファンである(ここでは12回目の登場だ)。それはアルバム『TRACTION AVANT』(VVJ007/1994)の感動以来なんですね。
 今回、こうして前回に続いて彼のニュー・アルバムの感想を書くということは、何とも幸せ感いっぱいで有るのだ。寺島靖国の努力から生まれたのでしょうが、今回「ソロ版(『Augustine』(TYR-1078))」とこの「トリオ・ライブ版」が同時にリリースされるという快挙があったのです。

 そしてここでは、この2枚組のトリオ・ライブ版のほうに注目してみる事にした。”アレサンドロ・ガラティ・トリオ”というのはこのところ不変のメンバーで(上記)、これもお互いの関係が上手くいっていると言うことなんでしょうね。ピアノ・トリオといってもベース、ドラムスの活動もしっかりしていてはじめて楽しめるのでありますからね。

A_g_2(Tracklist)
Disc 1
1. L'incontro
2. Sorry I've Lost Your Number
3. Nina
4. Seals
5. How Deep Is The Ocean

Disc 2
1. Casi Abstemia
2. Trampin’
3. Taylor Without Scissors
4. Cherokee



<Disc-1>
 M1-1. "L'incontro"は、アルバム『On A Sunny Day』からの曲だが、うーん寺島靖国はこれから攻めてきたかと、やはり優しく美しく美旋律を大切にしてのライブ・アルバムであることを窺い知れる。
  M1-2"Sorry I've Lost Your Number"も美しい。そしてさらにスリリングな展開が圧巻でそれが美旋律との対比が聴きどころ。3者それぞれが演奏しがいのある曲だろうと思うのだ。聴く方も納得モノ。強弱・遅速の織り交ぜが素晴らしい。ガラティ様々の11分越えの長曲。これを聴いただけでもこのアルバムを買った価値は十分。
 やっぱりM1-4. "Seals"が登場します。この曲があってガラティといったところですので9分とじっくり展開ですね。
 そしてM1-5." How Deep Is The Ocean"が凄い。このスタンダードがこうなるんですね、まさにトリオ作品、3者の美学とパワーが炸裂、これぞライブの醍醐味だ。あっと言う間の11分12秒。

<Disc-2>
 M2-1. "Casi Abstemia" では、ガラティのピアノが美しい旋律を奏でるが、ライブらしく9分以上の曲となっている。アルバム『SEALS』では約5分の曲であった。ここではベースも旋律を奏でたり、ドラムスのスティックの音が印象的で、このあたりはライブの魅力である。
 ガラティの美旋律だけでない面の M2-2. "Trampin’"を登場させてアルバムにアクセントを上手く付けている。この曲では美旋律というよりは3者のインタープレイが楽しめる13分になろうとする長曲。スタジオ盤と違ってドラムスのソロも聴き所となっているし、そこに入っていくピアノも頼もしい。やっぱりライブは良いですね。
 最後はスタンダードのM2-4. "Cherokee"で仕上げですね。ドラムスの奮戦とベースの主張、ピアノの盛り上がりと語り、3者の鬩ぎ合いが楽しめる。

Alessandrogalatitrioa_2

 今回は、ソロとトリオ・ライブの2タイトルでのリリースで、2019年の幕開けをしっかり楽しませていただいたのだが、やはりソロの美旋律も良いのだが、このトリオ・ライブ盤に私は軍配を挙げる。もともと両者の狙いは違うのだから比較というのもおかしいところだが、やっぱりジャズはトリオが良いですね、しかもライブが。録音もしっかりしている。・・・・今年のベスト・アルバム間違いなし。

(評価)

□ 演奏・曲 : ★★★★★
□ 録音   : ★★★★★

(視聴) "CHEROKEE"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2019年2月 2日 (土)

アレッサンドロ・ガラティのニュー・アルバム Alessandro Galati 「Augustine」

全編、繊細な優しさ美しさに満ちている

<Jazz>
Alessandro Galati 「Augustine」
TERASHIMA RECORDS / JPN / TYR-1076 / 2019

Augustine

ALESSANDRO GALATI (PIANO SOLO)

 1007803908イタリアの名ジャズ・ピアニストのアレッサンドロ・ガラティを引っ張り込むに成功したアルバム『Sheads of Sounds』(TYR1062)を昨年リリースした寺島靖国だが、ここに最新作が早くも登場した。今作はガラティのピアノ・ソロ作品『Augustine』(TYR1076)とトリオでのライブ録音作品『Live From The Inside Out』(TYR1077)(→)と、2タイトルが同時発売となった。

 まずここで取りあげるのはそのソロ作品。確かにこれはガラティのソロによる小品集といったところで、17曲が収録されている。彼の曲が6曲で、その他は比較的ポピュラーな曲で占められて居る。
 これは彼が何かを求めて作り上げた作品というのでなく、あくまでも日本のファン向けのサービス版といったところを感じさせる。

(Tracklist)

List2_2

  ガラティの世界には、3面ぐらいの多彩さがあるが、このソロ録音はピアノの繊細さ、そして美しさ、優しさのみに目的化された最新録音作品だ。トリオ作品に見られる情緒豊かな優しさの面がたっぷりこのソロ全編に満ちていて、如何にも寺島靖国版といったところに仕上がっている。

Trentinoinjazz

  トップの曲M1." In Beijing"は、アルバム『On a Sunny Day』で楽しませてくれた美旋律の曲で、このアルバムのスタートに相応しい。そして彼の名曲M6. "Seals"も登場する。
 又ふと懐かしさに見舞われるのは、M7. "Theme From Sunflower"(映画「ひまわり」のテーマ=ソフィア・ローレンが頭に浮かびました。いやー懐かしい)、坂本龍一の M9. "Merry Christmas Mr. Lawrence"(「戦場のメリークリスマス」)と、心が熱くなる。
 又、ちょっと気になったのはイタリアのルイジ・テンコの曲がM12. "In Qualche Parte Del Mondo"(世界のどこかで)はじめ3曲も登場するのだが、これはガラティが非常に愛しているミュージシャンであるとの事と言うことらしい。

 とにかく全編ガラティがスタジオで一人物思いに耽りながら、周囲のことは気にせずしっとりと情感を込めて演奏した曲群という印象である。深夜に心休めるには最高のアルバムだ。

(評価)
□演奏 : ★★★★★
□録音 : ★★★★☆

(参考試聴)  Alessandro Galati  "Seals"

| | コメント (2) | トラックバック (1)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

Audio CLASSIC Progressive ROCK アイオナ アガ・ザリヤン アデル アヤ アレクシス・コール アレッサンドロ・ガラティ アンジェイ・ワイダ アンナ・マリア・ヨペク アヴィシャイ・コーエン アーロン・パークス イエス イタリアン・プログレッシブ・ロック イメルダ・メイ イモージェン・ヒープ イリアーヌ・イリアス イーデン・アトウッド ウィズイン・テンプテーション ウォルター・ラング エスビョルン・スヴェンソン エスペン・バルグ エミリー・クレア・バーロウ エミール・ブランドックヴィスト エンリコ・ピエラヌンツィ エヴァ・キャシディ カレン・ソウサ ガブレリア・アンダース キャメル キャロル・ウェルスマン キング・クリムゾン キース・ジャレット クィダム クレア・マーティン ケイテイ・メルア ケイト・リード ケティル・ビヨルンスタ コニー・フランシス コリン・バロン ゴンザロ・ルバルカバ サスキア・ブルーイン サラ・ブライトマン サラ・マクラクラン サラ・マッケンジー サンタナ サン・ビービー・トリオ ザーズ シェリル・ベンティーン シゼル・ストーム シネイド・オコナー ショスタコーヴィチ シーネ・エイ ジェフ・ベック ジャック・ルーシェ ジョバンニ・グイディ ジョバンニ・ミラバッシ ジョルジュ・パッチンスキー スザンヌ・アビュール スティーヴン・ウィルソン スティーヴ・ドブロゴス ステイシー・ケント ステファン・オリヴァ スノーウィ・ホワイト スーザン・トボックマン セリア セルジオ・メンデス ターヤ・トゥルネン ダイアナ・クラール ダイアナ・パントン ダイアン・ハブカ チャーリー・ヘイデン ティエリー・ラング ティングヴァル・トリオ ディナ・ディローズ デニース・ドナテッリ デヴィット・ギルモア デヴィル・ドール トルド・グスタフセン ドリーム・シアター ナイトウィッシュ ニコレッタ・セーケ ニッキ・パロット ノーサウンド ハービー・ハンコック パスカル・ラボーレ パトリシア・バーバー ヒラリー・コール ビル・ギャロザース ピアノ・トリオ ピンク・フロイド フェイツ・ウォーニング フランチェスカ・タンドイ フレッド・ハーシュ ブッゲ・ヴェッセルトフト ブラッド・メルドー ヘイリー・ロレン ヘルゲ・リエン ペレス・プラード ホリー・コール ボボ・ステンソン ポーキュパイン・ツリー ポーランド・プログレッシブ・ロック ポール・コゾフ マティアス・アルゴットソン・トリオ マデリン・ペルー マリリオン マルチン・ボシレフスキ マーラー ミケーレ・ディ・トロ ミシェル・ビスチェリア メコン・デルタ メッテ・ジュール メラニー・デ・ビアシオ メロディ・ガルドー モニカ・ボーフォース ユーロピアン・ジャズ ヨアヒム・キューン ヨーナス・ハーヴィスト・トリオ ヨーナ・トイヴァネン ラドカ・トネフ ラーシュ・ダニエルソン ラーシュ・ヤンソン リサ・ヒルトン リッチー・バイラーク リリ・ヘイデン リン・スタンリー リヴァーサイド リーヴズ・アイズ ルーマー レシェック・モジュジェル ロジャー・ウォーターズ ロバート・ラカトシュ ロベルト・オルサー ローズマリー・クルーニー 中西 繁 写真・カメラ 北欧ジャズ 問題書 回顧シリーズ(音楽編) 女性ヴォーカル 女性ヴォーカル(Senior) 女性ヴォーカル(ジャズ2) 女性ヴォーカル(ジャズ3) 寺島靖国 戦争映画の裏側の世界 手塚治虫 文化・芸術 映画・テレビ 時事問題 時代劇映画 波蘭(ポーランド)ジャズ 相原求一朗 私の愛する画家 私の映画史 索引(女性ジャズヴォーカル) 絵画 趣味 雑談 音楽 JAZZ POPULAR ROCK SONYα7