1 New Questions, Old Answers 2 Hargrove 3 Old Soul 4 The Choice You Never Had 5 Elastico 6 Tevemenet 7 Rain 8 Cnile Kinlu 9 Afrosatie 10 The Visitor 11 To Be Continued
M1." New Questions, Old Answers"このアルバムのタイトル曲だ。"新しい質問、古い答え"このタイトルが振るっている。主張したい問題意識が感じられる。いわゆるスウィングして流れてゆくアメリカン・ジャズとは異なり、しかもユーロ系のイタリア、又一味違った北欧系の流れとも異なった世界だ。決して陽気な明るさはない。抒情性と言っても日本的な味わいとは全く別物でちょっと取り付くには難しい印象。 M3."Old Soul"決まったテーマが流れるが、次第に留まるところを知らずにピアノの流れが展開。ベース、ドラムスもそれぞそれが統一感ないように流れるも押さえるところはピシッと締まる。見事な技量を感ずるも私の好きな哀愁感は感じられない。 M4."The Choice You Never Had" ゆったりと抒情的に流れるも、所謂イタリア的美旋律の世界ではない。回顧的で未来の展望感は感ぜず。 M7."Rain" のピアノの響きは極めて美しいが・・・ M9."Afrosatie" このタイトル自身、なかなか理解が難しい。曲はそう難解ではないが、しっとり心を奪われるという世界ではない。私が期待している世界ではなさそうだ。
1 Woodpecker 2 Africa 3 SOS 4 The Day After 5 Air Guitar 6 Birds 7 Birds of Paradise 8 The Return 9 Nuthatch 10 Humming Bird 11 Nighttime 12 A Call for Peace
鳥の状況を描いているのかM1." Woodpecker(キツツキ)"、M2."Africa"は軽快な曲。 M3."SOS"は、いかにも問題に直面しての姿か、不安が感じられる。ティングヴァルの声が入るが・・・これは好感度は無し。 M4."The Day After"になって、ようやく私の期待する美しく優しいピアノの旋律の聴ける曲が登場。後半にアルコ奏法のベースが不安感を感じさせて気になる曲だ。
M5."Air Guitar"は演奏技法が多彩で面白い。ピアノはミュート奏法のようだが。 M6."Birds" タイトル曲、スタートからやや暗めのベースのアルコの音で始まる、ピアノが入って小躍りする印象。次第にトリオで盛り上がるも意味不明、M7."Birds of Paradise"も軽妙な世界だが、印象にあまり残らない。 M8."The Return"優しく美しくのピアノのメロディーが登場し再びベースのアルコ。夏に戻ってくる鳥の姿か?、物語を感ずる世界は見事。 M9." Nuthatch" ゴジュウガラか、良く解らない曲。 M10."Humming Bird" ハチ鳥の姿(?)、何を描いているか不明だが、メロディーは優美で軽快。M11." Nighttime" ピアノの透明感ある美しい音を聴かせる。これら2曲はM4.M12.の2曲に続いて納得曲。 M12."A Call for Peace"彼の鳥に思いを馳せての究極の曲として聴いている。ピアノ・ソロで美しい。
Niels Lan Doky 「Yesterday's Future」 TERASHIMA RECORDS / JPN / TYR-1114 / 2023
Niels Lan Doky (piano) Tobias Dall (bass except 04,10,12) Nikolaj Dall (drums except 04,10,12)
Live at the Louisiana Museum of Modern Art
寺島レコードから寺島靖国氏の推薦と言っていいのだろうデンマークの人気ピアニストのニルス・ラン・ドーキー Niels Lan Dokyのアルバムがリリースされた。(本国ではLPのみで、日本でCDリリース)
実はちょっと意外でもあったのは、彼の演ずるところ寺島氏は果たして好みなのだろうかと言うところであった。私も実は彼のアルバムは以前にも聴いているがあまり気合が入らない。2021年にここでアルバム『Improvisation On Life』(2017)を取り上げたが、彼のデンマーク生まれの体質を感ずる美メロディーが生きていたのを評価したが、私の好みとしては今一歩、ジャズの味に満足感が得られず、評価としては良好標準80点として一段上げて85点としたのだった。
01. Children's Song 02. Farewell Song 03. Forever Frank 04. Where The Ocean Meets The Shore (solo piano) 05. Sent From Heaven 06. Just Do It 07. Yesterday's Future 08. Free At Last 09. Rough Edges 10. December (solo piano) 11. High Up North 12. Afterthought (solo piano) 13. Are You Coming With Me? 14. Misty Dawn 15. Yesterday's Future - studio version - (*bonus track)
やはり相変わらず端正なピアノの響きである。評価は"落ち着きや安定性を感じさせると同時に鋭いキレのよさや適度な尖り感をも湛えた、澄みきったクリスタルの如き潤いある鮮明タッチのピアノが響く"と表現されている通りだが、曲展開はアクティヴィティ溢れるメロディック・プレイと叙情性あるメロディーある曲の取り交ぜたアルバム構成で変化に富んでいる。 しかし、自然の情緒ある世界や心情の表現の哀愁ある世界の表現である曲が私にとっては納得の世界であって、ダイナミック・スウィギング・アクションを求めた曲では、トリオとしての何かジャズの不思議な味わいにもう一歩満足感が無かった。例えば、M8."Free At Last"などでも、あらゆる種類の解放感を祝う曲と言うのだが、トリオならでの楽しさがあまり感じられないのだ。
そんなことから、私的に於ける推薦曲はM1." Children's Song"のどこか子供たちに愛着あるメロディーの快感、M4."Where The Ocean Meets The Shore"のソロ・ピアノで描く自然への心情などが・・ 又タイトル曲のM7."Yesterday's Future"が、やはり聴きどころで、人の心情の陰影が感じられて納得。しかしベース、ドラムスは単なる添え物で味気ない。 その他は、M14."Misty Dawn"の神秘的な美しさに迫ろうとした印象は悪くはなかった。
Szakcsi Jr. Trio 「 Easy To Love」 Hunnia Records / Import / HRcd2216 / 2023
*Szakcsi Jr. Trio サクチ・ジュニア・トリオ : Béla Szakcsi Jr. ベーラ・サクチ・ジュニア(Piano) Krisztián Pecek Lakatos クリスティアーン・ペツェク・ラカトシュ(Double Bass) Elemér Balázs エレメール・バラージュ(Drums)
1. The Wrong Blues (Alec Wilder) 2. Hope (Szakcsi Jr.) 3. Nancy (With The Laughing Face) For Laura (Jimmy Van Heusen) 4. Easy to Love (Cole Porter) 5. A Nightingale Sang in The Berkeley Square (Manning Sherwin) 6. Private Number (Szakcsi Jr.) 7. The Wrong Blues (Alternate Take) (Alec Wilder) 8. For Heavens Sake (Elise Bretton)
M1."The Wrong Blues"は、ピアノが仰々しくなく軽いタッチで流れるが、リズム隊のベースの高ぶらない落ち着きとシンバルの軽いタッチが、いわゆるプロっぽい落ち着いた世界に流れる。 M2." Hope"、M6."Private Number "は、彼のオリジナル曲、静かな展開を描きながらもドラムスを生かしたメリハリの演奏が聴ける。 M3." Nancy"フランク・シナトラの娘がテーマの人気曲。やはり刺激を抑えた展開で明るい愛情を控えめに表現。 M4."Easy to Love " Cole Porterの曲、ベースとドラムスの快調な精密プレイにのってのエレガントなピアノの展開が心地よい。 M5."A Nightingale Sang in The Berkeley Square"の品格あるジャズに心休まる。ロンドンの小さな公園バークリー・スクエアにおける幸せなある夜を回顧し描く曲で美しい。 M8."For Heavens Sake" 少々物思いの静かなバラード調の展開。ビリー・ホリディで知られる恋の歌だ。 ビル・エヴァンスも演じている。神に誓う恋の歌らしい真摯な世界。
Gabriel Latchin Trio 「VIEW POINT」 Alys Jazz-Disc Union / Japan / DUAJ150070 / 2023
Gabriel Latchin (piano) Jeremy Brown (bass) Joe Farnsworth (drums)
Recorded in London at Livingston Studios on the 5th of May 2022
ガブリエル・ラッチン(英国、ロンドン生まれ。ピアニスト、作曲家 = 下左)は、これまでにリリースしたリーダー作3作品「Introducing Gabriel Latchin Trio」「Moon And I」「I'll Be Home for Christmas」で取り敢えず成功してきた。そしてこれらの3作品は同世代のミュージシャンと組んできたが、本第4作はメンバー一新、米ドラマーの大物ジョー・ファーンズワース(最近リーダー作品を楽しませてくれている = 下右)を迎え、ベーシストには英国のジェレミー・ブラウン(Stacey Kentとの共演で知る=下中央)というベテラン勢によるニュー・スペシャル・トリオによる作品で、全オリジナル曲集である。 とにかく「ここ数年で登場した最高の正統派ジャズ・ピアニスト」と紹介されているガブリエル・ラッチン。シダー・ウォルトンやハービー・ハンコックに捧げた曲を含めオリジナル11曲を収録している。
(Tracklist)
01. Says Who? 02. Prim And Proper 03. A Mother's Love 04. Train Of Thought 05. A Stitch In Time 06. Bird In The Hand 07. O Mito 08. Mr. Walton 09. Rest And Be Thankful 10. Just The Ticket 11. A Song For Herbie
確かにM01."Says Who?"からの快調なスウィングしての流れるピアノの音は心地よい。 そしてガブリエルがこの第4作は一つの余裕をもって作り上げたという内容で、それは子供たちのために書くという個人的な感情を作曲のインスピレーションとした人間的面を見せるところの娘に捧げる美しいバラードM3."A Mother's Love母の愛"と、子供二人をテーマにした明るい展開のM2."Prim And Proper"を早々に登場させている。 更に彼が個人的感情のオリジナル曲を堂々と展開したところには、彼が自らの心開いてゆくという一つの余裕を示しており、一方シダー・ウォルトンへのM8."Mr. Walton"、ハービー・ハンコックにM11."A Song For Herbie"などが、それぞれ自分が尊敬する先駆者に捧げているところにむしろみられる。 又 彼は、リズムの基礎を築くブラウンのベースに、ファーンズワースの推進力のブラシワークを展開させ、リーダーとしての活発なピアノ・ソロを乗せていったM09."Rest And Be Thankful"に見るように、トリオが如何に互いに反応しながら展開するかというトリオの味をも知り尽くして見事に構築している。 更にこの事は、M05."A Stitch In Time"では、三者の演ずるところを知らしめるべく、見事にそれぞれの演技を描く展開を忘れずに曲を構成しているところは、これまた聴きどころである。
GABRIELA GARRUBO (vocals and piano) JOHANNES AAGAARD (g) NILS HENRIK SAGVAG (b) CATO LYNGHOLM (ds) AUDUN HUMBERSET (per) VETLE JUNKER (synth,g) JONAS HAMRE (sax)(track 2,7 and 8) OLAV IMERSLUND (b)(track 9 and 10) CARMEN BOVEDA (cello) (track 8)
1.I Let A Song Go Out Of My Heart 7:49 2.Somewhere Over The Rainbow 6:16 3.I Got Rhythm 4:04 4.Il Postino 5:30 5.I Got It Bad And That Ain’t Good 5:47 6.It Don’t Mean A Thing 3:28 7.Estate 4:58
M1."I Let A Song Go Out Of My Heart"は、ジャズはこうなんだと、スウィングして演じてくれる。中盤のベース・ソロを交えての演じ合いが楽しい。 M2."Somewhere Over The Rainbow "多彩な編曲を成している割には難しく聴こえないところがいい。映画全盛期の始まる1939年の映画『オズの魔法使い』でジュディ・ガーランドが歌ったハロルド・アーレンの曲「虹の彼方に」で、あの優しさを失わず聴かせるところが憎い。 M3."I Got Rhythm "ジャズらしい高速展開にドラムス・ソロ、そしてギターのベースとのコードが秀悦。 M4."Il Postino" 再びしっとりとメロディアスに聴かせます。 M5."I Got It Bad And That Ain’t Good " ドラムスのシンバルで軽くリズムをとる音との交錯がいい。 M6."It Don’t Mean A Thing" この曲のイメージを生かしての今度は軽快なシンバルの刻むリズムとのギター音との流れがにくいところ。 M7."Estate"イタリアらしくこの曲、ボサノバ・ジャズの私の好きな"夏の出来事の恨み節"を聴かせて締める。
余談であったが、ここ20-30年の経過でも、ビル・エヴァンスものを聴くよりは、ビル・エヴァンスを聴いて育った欧州ミュージシャンの演奏ものが多かった。そんな事のひとつにはビル・エヴァンスものの録音の悪さである。今思うに彼のトリオものでは『You Must Believe In Spring』(1977年録音の近年のリマスター・HiRes盤)ぐらいが、私にとっては今でも時に聴くアルバムなのである。このアルバムがエヴァンスものの中では、ちょっと抜きん出て音も良いし演奏もいいと思っている。 原点的には『Waltz for Debby』(1961年)を聴けば良いような気がしている。
そんな最近の経過での今回のエヴァンスの新アルバムの登場だ。彼が1965-69年にデンマーク各地を訪れた際の貴重な発掘ライヴ音源CDが登場したのである。中身は2枚組でヘビーだ(同時発売LPは3枚組)。ニールス・ペデルセン、エディ・ゴメス等が参加したトリオ演奏、そしてピアノ・ソロ、更にデンマーク・オーケストラとの共演等が楽しめる。 とにかくなんだかんだと毎年のように発掘盤のリリースのあるエヴァンスで(以前ここで発掘アルバム『Some Other Time』(HCD-2019 / 2016)を話題にしたことがあった)、追いかけていても大変だが、今回のこの盤は60年後半のものであり、やっぱり録音にはそう期待は出来ない。幸いにして時代はサブスク・ストリーミングの時代であって、早い話が特別買うことなく、それなりの音質でこのアルバムを聴くことが出来る良き時代になった。結論的には思ったよりは当時のものとしては音はライブものの録音でありながら、かなり良い方に思う。モノ録音もあるのだが、ステレオ盤としての工夫も施してあるようだ。
「Treasures」(2CD) : (Tracklist)
■(CD-1) Bill Evans Trio & Orchestra 1. Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen-Johnny Mercer) 4:35 2. Someday My Prince Will Come (Frank Churchill-Larry Morey) 4:31 3. Beautiful Love (Haven Gillespie-Wayne King-Egbert Van Alstyne-Victor Young) 4:18 4. I Should Care (Sammy Cahn-Axel Stordahl-Paul Weston) 4:08 5. Very Early (Bill Evans) 4:39 6. Time Remembered (Bill Evans) 4:53 7. Who Can I Turn To? (Leslie Bricusse-Anthony Newley) 5:59 8. Waltz For Debby (Bill Evans) 5:58 Orchestral Suite 9. Intro (Palle Mikkelborg) Into Waltz For Debby (Bill Evans) 5:13 10. Time Remembered (Bill Evans) 3:53 11. My Bells (Bill Evans) 4:45 12. Treasures (Palle Mikkelborg) 5:24 13. Waltz For Debby [Reprise] (Bill Evans) 4:19 14. Walkin’ Up (Bill Evans) 4:17
(M1-M3) Bill Evans (p) , Niels-Henning Ørsted Pedersen (b) , Alan Dawson (ds) Copenhagen Jazz Festival, Tivolis Koncertsal, Copenhagen, October 31, 1965. (M4-M8) Bill Evans (p) , Niels-Henning Ørsted Pedersen (b) , Alex Riel (ds) Slotsmarksskolen, Holbæk, November 28, 1965. (M9-M14) Bill Evans & Palle Mikkelborg Bill Evans (p) , Eddie Gomez (b) , Marty Morell (ds) With The Royal Danish Symphony Orchestra & The Danish Radio Big Band Featuring Allan Botschinsky, Idrees Sulieman (Trumpet) , Torolf Mølgaard (Trombone) , Jesper Thilo, Sahib Shihab (Reeds) , Niels- Henning Ørsted Pedersen (Bass) , Palle Mikkelborg - Trumpet (Featured On “Treasures”) , Arranger & Conductor Tv-Byen, Copenhagen, November 1969.
■(CD-2) Bill Evans Solo & Trio 1. Re: Person I Knew (Bill Evans) 3:21 2. ’Round Midnight (Thelonious Monk) 4:38 3. My Funny Valentine (Richard Rodgers-Lorenz Hart) 4:00 4. Time Remembered (Bill Evans) 3:19 5. Come Rain Or Come Shine (Harold Arlen-Johnny Mercer) 3:16 6. Epilogue (Bill Evans) 0:34 7. Elsa (Earl Zindars) 5:52 8. Stella By Starlight (Ned Washington-Victor Young) 4:19 9. Detour Ahead (Lou Carter-Herb Ellis-Johnny Frigo) 5:40 10. In A Sentimental Mood (Duke Ellington) 4:43 11. Time Remembered (Bill Evans) 3:31 12. Nardis (Miles Davis) 3:35 13. Autumn Leaves (Joseph Kosma-Johnny Mercer-Jacques Prévert) 6:44 14. Emily (Johnny Mandel-Johnny Mercer) 5:44 15. Quiet Now (Bill Evans) 3:42 16. Nardis (Miles Davis) 8:06
(M1-M6) Bill Evans, Unaccompanied Piano. Danish Radio, Radiohuset, Copenhagen, Late November, 1965. (M7-M12) Bill Evans (p) , Eddie Gomez (b) , Alex Riel (ds) Danish Radio, Radiohuset, Copenhagen, Late October, 1966. (M13-M16) Bill Evans (p) , Eddie Gomez (b) , Marty Morell (ds) Stakladen, Aarhus, Denmark, November 21, 1969.
(Tracklist) 1 Round Midnight (Monk) 2 Huub (original) 3 Erroll (original) 4 Take The A-Train (Strayhorn) 5 Masquelero (Shorter) 6 I Love You So Much It Hurts (Tillman)
M1." Round Midnight"は、冒頭のピアノの比較的弱い音の早弾きから、ドラムはブラッシでスネアドラムを叩く音で展開しうねるような強弱で、時にシンバルを入れ、ベースは落ち着いたメロディーを流す。流れとしてはドラムスが印象深い。 M2." Huub"になって、ベースの軽快なリズムにピアノは前衛性を増し、ドラムスとともインプロが冴え渡る。 M3."Erroll"ドラムスとピアノの競演の極み。終盤ドラムス・ソロが楽しめる。 M4."Take The A-Train" 時に入るピアノの早弾きによる懐かしの旋律にほっとする。 M5."Masquelero" ここでも、ピアノとドラムスの競演が華々しく展開。ピアノのクラシック・ジャズ演奏と前衛性の競合がお見事。 M6." I Love You So Much It Hurt" ゆったりとピアノとドラムスの掛け合い。スティックによるリズムが冴え、シンバル音の響きが強烈。
(参考) Han Benninkリーダー・アルバム Instant Composers Pool (1968年、Instant Composers Pool) Derek Bailey & Han Bennink (1972年、Ictus) A European Proposal (Live In Cremona) (1979年、Horo) 『円環の幻想』 - Spots, Circles, and Fantasy (1988年、FMP) 『3』 - 3 (1997年、VIA Jazz) # Jazz Bunker (2000年、Golden Years Of New Jazz) Free Touching (Live In Beijing At Keep In Touch) (2004年、Noise Asia) Home Safely (2004年、Favorite) 3 (2004年、55 Records) # BBG (2005年、Favorite) # 『Monk Vol.1』 - Monk Volume One (2008年、Gramercy Park Music) # Laiv (2010年、Bassesferec)
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