ROCK

2017年5月27日 (土)

大変身のイメルダ・メイIMELDA MAY 「LIFE. LOVE. FLESH. BLOOD」

”アイルランドの美空ひばり”(私の独断的命名)
~相変わらずの抜群の歌唱力は健在~

<Jazzy Pop,  Blues , Folk>
IMELDA MAY 「LIFE. LOVE. FLESH. BLOOD」
DECCA / EU / 5714901 / 2017

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Prodused by T Bine Burnett
Written by Imelda May

Vocals : Imelda May
Gest Player : Jeff Beck (Guitar M2),  Jools Holand (Piano  M9)
Marc Ribot : Guitar
Jay Bellerose : Drums
Zachary Dawes : Electric Bass
Dennis Crouch : Acoustic Bass
Patrick Warren : Keyboad


 これはイメルダ・メイのメジャー四作目、アルバム・タイトルが凄いですね、まさに彼女の生き様そのもの。彼女は私に言わせると”アイルランドの美空ひばり”だ。何を唄わせてもトップ・クラスのヴォーカルを聴かせてくれる。とにかくそうは言っても今まではやっぱり”ロカビリー歌姫”が看板。ところがここに来て驚きの大変身。大体髪型を現代風に変え、化粧もそれにそってかってのロカビリー時代風とは全くの変身、女性ってこんなに変化するんですね。あの彼女をお気に入りのジェフ・ベックも驚いたでしょう。

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          ↓↓   (見よ!この変身)

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 それも彼女をそうさせたのは、やっぱり離婚でしょうかね。彼女のロカビリー・バンドのリーダー格のギタリストDarrel Highamと18年の結婚生活にピリオドを打ち、離婚が報じられたのはもう少々前の話(2015年)。しかしその後ここまで変身とは全く信じられないところ。

  私は、彼女をここで何回と取りあげたのはやっぱりファンだからです。とにかくロカビリーは勿論だが、ジャズを唄わせても最高です。ジェフ・ベックとの共演での”Lilac Wine”、”Cry me a River”なんかは一流のジャズ・シンガーをも圧倒する(アルバム:Jeff Beck 「EMOTION & COMMOTION」(WPZR-30373/4,  2010))。

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 そしてこのアルバムにみるように、唄うはその曲調も大変化、なにせあのロカビリーの”Johnny Got a Boom Boom ”からの変化ですからね。まあとにかくお得意のロカビリーも顔を出すが、もう完璧な大人のシンガーへ変貌を遂げてみせ、ジャジー・ポップから、ブルース、フォーク、ロック、ソウル、ゴスペル、ジャズにまでに渡っている。これぞ彼女の芸達者の極地。そしてこの曲群、やっぱり全曲彼女の手によるオリジナル曲である。彼女に言わせると”自分の日記みたいなもの”と表現されている。
 レコーディングはLos Angelesにて7日間で行われたもの。

(Tracklist)
1.  Call Me
2.  Black Tears
3.  Should’ve Been You
4.  Sixth Sense
5.  Human
6.  How Bad Can A Good Girl Be
7.  Bad Habit
8.  Levitate
9.  When Its My Time
10.  Leave Me Lonely
11.  The Girl I Used To Be


Imagew_2 まずオープニングのM1.” Call Me”とM3.”Should’ve Been You ”で驚きますね。この2曲は今回の変身の代名詞的曲。みごとな二種の現代風ジャージー・ポップに感動です。
 又二曲目のリード・トラックM2.”Black Tears ”はジェフ・ベックのギターが登場。彼女の内と外の真実の心の姿をバラードで歌いあげる。これは1-2年前からお目見えしていた曲。ロカビリー時代のスローバラードですね。そしてやっぱりジェフのギターは心に染み込みます。
  M6. ”How Bad Can A Good Girl Be ”これは又聴きやすい親密感あるメロディーで一皮剥けた彼女を知ることになる気が休まる曲。
  M7. ”Bad Habit ” やっぱり出ますね、ロカビリー調の軽快な曲。
 M8.”Levitate ”親近感のあるメロディー、説得力のヴォーカル、そして隠れた色気まで臭わせて、一緒に唄いたくなるような曲。
 M9. ”When Its My Time ”こんなカントリー・ブルースっぽい曲も登場。昔、プレスリーが激しい曲の後にしっとり唄い上げた姿とダブリますね。上手い。 
 とにかく全体的に非常に聴きやすい説得力十分の曲とヴォーカル。ソフトであるが、やや陰影のあるところが味噌だが、決して暗くない。そして軽快な曲も交えてのまあ見事なアルバムに仕上げている。

 彼女は1974年7月10日生まれ(実はどうでも良い話だが、偶然私と生まれた月、日は一緒)、と言うことで40歳を過ぎている。アイルランドのダブリン出身のシンガー・ソングライター。本名はイメルダ・メアリー・クラビーImelda Mary Clabby 。2008年にアルバム『ラヴ・タトゥ』でメジャー・デビューしている。2012年8月に娘を生んでの母親でもある。
 このニュー・アルバムで”ロカビリー歌姫”から、”落ち着いた雰囲気の大人なシンガー”へ変貌を遂げてみせ、新たな挑戦に踏み切った。それでも印象は30歳代と言ってもよい十分の若さを感じさせる。

 このアルバム・リリースはこの4月。それを知らないで居て、ブログ「ロック好きの行き着く先は...」のフレさんに教えられました。サンキュー。


(視聴)

       ”Black Tears”  ( 2016 )↓

      ”Cry me a River” with Jeff Beck   ( 2010 )↓

     ”Danny Boy”  with Jeff Beck  (2010) ↓

 

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2017年5月19日 (金)

スノーウィ・ホワイトSnowy WhiteライブDVD&CD「Live at Rockpalast」

長年の結成バンドの総集編的アルバム

 先日スノーウィ・ホワイトのソロ・アルバム紹介したところで、それならばと是非とも彼の長年結成してきた「SOWY WHITE & THE WHITE FLAMES」を味わうべく、彼らの究極のライブ・アルバムをここで紹介することとする。
 CD2枚、DVD1枚というライブを映像とCDアルバムをカップリングしての豪華版。

<Blues Rock>
Snowy White 「Live at Rockpalast 」 
Repertoire / UK / REPUK 1208 / 2014

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SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES
Snowy White : Guitor & Vocals
Walter Latupeirissa : Bass & Vocals
Max Meddleton : Keyboards & Percussion
Juan Van Emmerioot : Drums & Percussion

Snowy_white_00 もともと1983年に、彼は遅まきながらソロとして『White Flames』というアルバムをリリース。これから彼のアルバムリリースが始まるわけだが、1996年に、彼のこのアルバム名を付けたトリオ”SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES”を結成(彼のGuitor & Vocalsに、Juan van Emerloot(drums,percussion) と Walter Latupeirissa(bass)の二人のオランダ出身のミュージシャンと共に)し、アルバム『No Faith Requred』をリリースして、その後このメンバーでは2011年の『Realistics』 までに8枚のアルバムがある。ロック、ブルースを演じてのホワイトにとっては大切なバンド。
 
  このメンバーは、時にキーボードを加えながら、ずーと変わらず来ているのだが、近年の活躍は少ない。そろそろ活発な再開するのを期待しているのである・・・・。
 さて、このアルバムは2007年と、それより約10年前の1996年のドイツにおけるライブを収録したものだ。それを2014年にリリースしたということは、総決算なのか、よっぽどお気に入りなのか・・と、いろいろと想像してしまう。
 それは、①ドイツ人気TV音楽番組Rockpalastの放送用にレコーディングされたもの(07年11月5日ドイツForum Leverkusenで行われたLeverkusener Jazztage出演)、②96年4月20日同じくLeverkusenで行われたCrossroads - Blues & More Blues Fest出演の2つだ(↓)。

DVD: (2 shows on one disc, Stereo and 5.1 Surround Sound)

(1) SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES: ‘Live At Rockpalast'
Leverkusener Jazztage, Forum Leverkusen, Germany, 5th November, 2007
1. I'll Be Moving On
2. American Dream
3. No Faith Required
4. Whiteflames Blues
5. A Miracle I Need
6. Wintersong
7. Terpisah
8. A Miracle I Need (reprise)
9. Interview (with Snowy White)
10. I Loved Another Woman

(2) SNOWY WHITE:
Rough Cut - Not Broadcast ‘Crossroads - Blues & More',  Bluesfest Leverkusen, Germany, 20th April, 1996
1. Intro
2. Looking For Somebody
3. Welcome To The Blues
4. American Dream
5. That Ain't Right
6. No Faith Required
7. Working Blues
8. A Miracle I Need
9. Long Grey Mare

 これにオーディオ用として、2枚のCDに17曲が収納されて同梱されている。

Walter22000w このaudiovisual作品DVDは、やっぱりなんと言ってもホワイトのギターに注目、彼はもともとギブソン・レスポールを愛用しているのだが、やはりそのテクニックは素晴らしい。ギター・テクニックというと、いまやジェフ・ベックがその名を欲しいままにしているが、このホワイトも決して劣るところは無く、そのサウンドの多彩さに感服できる。
 ベースのWalter Latupeirissa(→) のJazzyなプレイもなかなか味のもの。
 彼らのライブ演奏姿がリアルに感じられるところで、映像も落ち着いていてじっくり楽しめる。

Juan2copy2307w(1)2007年Rockplastもの
  これは、なかなか充実している。トリオにMax Meddleton のキーボード加わってて、曲の造りにも厚みが出来てなかなか味がある。映像も特にホワイトのギター・プレイをアップで見事に捉えていて、彼のようなテクニシャンが好むフィンガー・ピッキング・テクニックを堪能できる。
 中身は、既にCDリリースされていた2006年のライブ収録アルバム『LIVE FLAMES』 (2007)で私はしっかり聴いてきたので、ビックリするような珍しさはないが、やっばり映像ものはそれなりに楽しめる。
 アルバム『Little Wing』に登場する彼の十八番の”I'll Be Moving On”からスタート。彼の歌よりもうまく歌いあげるギターの音色に酔いますね。
 ”Whiteflames Blues”は、やっぱり彼の持ち味ブルースの世界をしっかり見せつける。
 1994年のソロ・アルバム『Highway to The Sun』からの曲”I Loved Another Woman”での終盤のホワイトの繊細なるギター・プレイには心底堪能し、彼の音楽的センスに感動するのである。

(2)は、このトリオ・バンド結成時のライブ映像、若きホワイトのテクニックが前面に出ていて彼の張り切りようが解る。当時の”American Dream”は見応え有り。記念的価値たっぷりの映像だ。
 
 とにかく、ここに来ての彼のライブ総集編を観るに付け、このような彼の存在はブリティッシュ・ロック界にとっても貴重であることを改めて知るのである。

 参考までにCD2枚はこんな内容だ。

<CD 1>
1. I'll Be Moving On
2. American Dream
3. No Faith Required
4. Whiteflames Blues
5. A Miracle I Need
6. Wintersong
7. Terpisah
8. A Miracle I Need (reprise)
9. I Loved Another Woman

CD 1, tracks 1-9 from SNOWY WHITE & THE WHITE FLAMES‘Live At Rockpalast', Leverkusener Jazztage, Forum Leverkusen, Germany, 5th November, 2007

<CD 2>
1. Looking For Somebody
2. Welcome To The Blues
3. American Dream
4. That Ain't Right
5. No Faith Required
6. Working Blues
7. A Miracle I Need
8. Long Grey Mare

CD 2, tracks 1-8 from SNOWY WHITE Rough Cut - Not Broadcast‘Crossroads - Blues & More', Bluesfest Leverkusen, Germany,  20th April, 1996

(視聴)

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2017年5月15日 (月)

スノーウィ・ホワイトSnowy White久々のアルバム「RELEASED」

一つの境地、非常に聴きやすいブルース・ロック

<Blues, Rock>
Snowy White「RELEASED」
Snowy White / Imp. / SWSOLO2016 / 2016


Released

all musics : written by Snowy White
Guitar : Snowy White
All instruments, synths and Programming and vocals : Snowy White

 私の愛するギタリストの一人、スノーウィ・ホワイト(Snowy White =本名Terence Charles White 1948年英国生まれ)のソロ・アルバム。彼ほど実力がありながら、目立たないロック・ギタリストはいないと言ってよいぐらいだ。常に一歩控えめな位置に居り、それだけに奥深さと味の深さを感じ取れる。そんな真摯にして紳士な彼の近作がこれだ。

 とにかくリラックスして聴けるブルース・ロック。今のスノーウィ・ホワイトのギターは激しさはなく、非常に心地よい響きだ。
 近年は、ピンク・フロイド時代からのお付き合いで、ロジャー・ウォーターズのツアーやライブには必ず同行している彼だが、あのウォーターズの足かけ4年に及んだ「The Wall ツアー」をこなし、そして昨年は「Desert Trip 2016」など、とにかく社会に常に打って出るウォーターズを、いつも静かに見守っているかの如くのツアー同行でのギター・サウンドを聴かせてくれている。そんな彼だが、昨年の少々の休みに、多分ふと我に返ってのことと思うが、独自のレーベルでこんなソロ・アルバムをリリースしていた。(彼のバンド・アルバム『REALISTIC』(2011年)、ライブ・アルバム『Live at Rockpalast』(2014年)以来の新作)

(Tracklist)
1.  Opening Peace
2.  The Blues Talking
3.  It's All Down To Me
4.  It's Always Love (That Breaks Your Heart)
5.  Out Of Control
6.  I Know What's Coming
7.  Blue Day
8.  Blues On A Borrowed Guitar
9.  Life Full Of Lonely
10.  Missing..
11.  Wrong Side Of The Tracks
12.  Everything - It's Alright
13.  How Was It For You

Sw3

 なんとも優しく聴きやすい彼のエレキ・ギタ-・サウンドや彼の演ずる各種演奏機器(シンセサイザー等)そしてヴォーカルでブルース・ロックを展開するソロ・アルバム。ホワイトは、ギターは殆どフェンダーでなく、ギブソン(レスポール)を使うところが特徴だ。
 M8.”Blues On A Borrowed Guitar”を代表的に、得意のブルース・ギターを十分味合わせてくれる。
 いずれにしても、このアルバムの彼のギター・サウンドは、全体的に非常に角の無い優しさとクリアな音色とで、時に泣きも入って聴く者をして安らげてくれる。
  M9.”Life Full Of Lonely”は、彼の得意な繊細なクリアーにして軽快なギター・サウンドを、このアルバムでは珍しく”The White Flames”のメンバーと共に聴かせてくれ、近年お付き合いのMax Middletonのピアノとの交わりがなかなか洒落ていて味わい深い。
  M.10 ”Missing...”は、ギター・サウンドと曲の流れとが、ちょっとピンク・フロイド風の仕上げ。ところが彼のヴォーカルで全く別物となるが、それは上手いのか下手なのかよく解らない独特のもので、これはホワイトだとすぐ解るもの。

 もともと以前にも取りあげてきたが、彼には3つの世界を持っている。一つは延々と続いてきたシャジィーでブルージィーなロックである「Snowy White & The White Flames」、そして彼のブルースの世界「Snoey White's Blues Agency」や「The Snowy White Blues Project」、それとピンク・フロイド時代からの「ロジャー・ウォーターズとのお付き合い」だ。
 今回のアルバムはそれらから離れての完全のソロ(4曲を除いて)。自己でマルチ楽器をこなしている。私の印象とすれば、まさにウォーターズとのお付き合いの一休みの一時に、心安まる世界を構築したという感じである。
 いやはやホワイトらしい、万人に聴いてもらいたいクリアーで美しく真摯なギター・アルバムである。

(試聴)

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    2017年4月27日 (木)

    ロジャー・ウォーターズRoger Watersニュー・アルバム「Is This The Life We Really Waht?」

    社会に訴えるニュー・アルバムリリース間近

     Creative Genius of Pink Floyd(ピンク・フロイドの創造的鬼才(守護神))のロジャー・ウォーターズの『死滅遊戯Amused to Death』(一昨年リニューアル)以来25年ぶりのスタジオ・ニュー・アルバムが6月2日に登場する。これがかなり内容が見えてきましたね。
     

    <Progressive Rock>

    Roger Waters 「Is This The Life We Really Waht?」

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    (Members)
    Roger Waters – vocals, acoustic guitar, bass guitar

    Nigel Godrich – keyboards, guitar, sound collages, arrangements
    Gus Seyffert – guitar, keyboards, bass guitar
    Jonathon Wilson – guitar, keyboards
    Roger Manning – keyboards
    Lee Padroni – keyboards
    Joey Waronker – drums
    Jessica Wolfe – vocals
    Holly Proctor – vocals
    Lucius – vocals

     プロデューサーはNigel Godrichか?、アルバムはプロデューサーによって出来の印象が変わるが、彼はどちらかというとプログレ系と言うよりはオルタナティブ・ロックでしょうね。過去の仕事はRadioheadが有名かと思うが・・・・、しかしU2、 Beck、 Paul McCartneyのアルバムに関係している。近年のウォーターズの流れはむしろその線で良かったのかもしれない・・・・・。

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    (Tracklist)

    1. “When We Were Young” 1:38
    2. “Déjà Vu” 4:27
    3. “The Last Refugee” 4:12
    4. “Picture That” 6:47
    5. “Broken Bones” 4:57
    6. “Is This The Life We Really Want?” 5:55
    7. “Bird In A Gale” 5:31
    8. “The Most Beautiful Girl” 6:09
    9. “Smell The Roses” 5:15
    10. “Wait For Her” 4:56
    11. “Oceans Apart” 1:07
    12. “Part Of Me Died” 3:12

    17798911_13831040w このうちM9.”Smell The Roses”は、5分15秒全曲公開された。アコースティック+エレキ・ギターそして乾いたドラムスによる流れの中で、ウォーターズのヴォーカルは、やはり時代を歌いあげていて、中盤からはガラッと変わって、SEをふんだんに含めてプログレ・サウンドが全開、なかなか面白そうだ。
     ここに来て益々世界情勢は不安定化する中で、台頭するナショナリズム(国家主義)、ポピュリズム(人民主義)など不確実性の増した世情の中に生きる我々は、あの第二次世界大戦の反省から築いてきた社会、そしてそこに生活する我々にとって今やこの現実は何か?と問いながら、聴く者に問題意識を訴えているのだろう。彼のコンセプトは一貫している。
     ウォーターズがここに来て現実の嘆きからの創造意欲の高揚があったに違いない。
     リリース前の今、期待しているところである・・・・・・・

    (試聴) .”Smell The Roses” and “Déjà Vu” from New Album

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    2017年4月20日 (木)

    エイミー・マクドナルドAmy Macdonald の久々登場アルバム「UNDER STARS」

    華麗なメロディーと軽快に弾むリズムに哀感有り

    <Folk Rock, Indie Rock>
    Amy Macdonald 「UNDER STARS」
    Melodramatic Records / EU / 5728885 / 2017

    Nnw

    All songs written by Amy Macdonald
    All Tracks Mastered by Geoff Peche at Abbey Road Studio, London

     スコットランド出身(1987年8月25日生まれ)で、2007年アルバム『This Is The Life』でデビューして、全英チャート一位を獲得して話題になったエイミー・マクドナルドの5年ぶりの4thアルバム。彼女は父親のギターを使い独学で演奏方法を習得。その後、グラスゴー近辺のパブ、コーヒー・ハウスで演奏を始めたというたたき上げの実力派。
     2nd『A Curious Thing』(2010年)、3rd『Life in a Beautiful Light』(2012年)はヨーロッパの多くの国でトップ10入りを果たし、アルバム3枚のトータル・セールスは500万枚を超える彼女だが、ここに久々の登場だ。
     
    Truecolors31news03w 前回、彼女のステージ映像版を取りあげたが(http://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/index.html)、アコースティック・ギターを演じながらの彼女のヴォーカルは、やや独特の声質でコントラルト(アルト)というやや低め声域で唄うためきつさが無く、聴く方にも聴きやすい。
     全曲彼女自身の作詞作曲ものであり、リズム感が快調で軽快に弾む曲を得意としていて、私の場合、日頃好きなユーロ・ピアノ・トリオ・ジャズなどを聴いているなかで、この春を迎え気候も弾んでくると、こうした躍動感あるアルバムも聴きたくなってくるのである。

    5fec2944aw(Tracklist)
    1. Dreamon
    2. Under star
    3. Automatic
    4. Down by the water
    5. Leap of faith
    6. Never too late
    7. The rise & fall
    8. Feed my fire
    9. The contender
    10.Prepare to fall
    11.From the ashes

     このアルバムも快調な疾走感の曲でスタートするが、M2.”Under star”はエミー節が全開し、M4.”Down by the water”では、ちょっと変わって説得力のある歌を披露する。
     又M6”Never too late”、M10”Prepare to fall ”などのスローにして哀愁も感じられるしっとり歌いあげる曲も登場する。
     全体的には躍動感の曲の流れがあるが、何故か何となく哀感を歌いあげていて、その辺りが魅力の一つにも思う。このアルバムも全英2位に挙がっている。
      デビュー当時と違って実生活も大人の世界に入っているが、まだまだ若さの躍動は失われていない。曲によってフォーキーな印象が薄くなって、結構ポップなところが、今回のアルバムの特徴かとも思うが、彼女のインディーなロック感覚は健在で、まだまだ成長は感じられるところであった。

    (視聴)

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    2017年4月 5日 (水)

    キャメルCamel 日本ライブ映像 「ichigo ichie - Live in Japan 2016」

    キャメル復活の16年ぶりの日本ライブ映像

    <Progressive Rock>
    Camel 「ichigo ichie - Live in Japan 2016」
    Camel Production / UK / CP813DVD / 2017

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     アンディ・ラティマーの健康回復で復活したある意味でのプログレッシブ・ロックのキャメル、昨年(2016)5月には日本ライブも成功裏に・・・・・。これはなんと16年ぶりの来日ライブだった。
     その日本公演”Red Moon Rising Tour in Japan Ichigo Ichie一期一会”から東京/ EXシアター六本木公演の模様を収録したDVD映像版。

    Andrew Latimer: Guitar, Flute, Vocals
    Colin Bass : Bass, Vocals
    Denis Clement : Drums, Recorder
    Peter Jones : Keyboards, Vocals

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     アルバム・タイトルが”一期一会”というからふるってます。メンバーはキーボードのピーター・ジョーンズ以外は、このところの不変3人でである。しかし驚きはこのキーボーディストで、彼は全盲アーティスト、マルチ・プレイヤーでヴォーカルも担当する。
     今回のセット・リストを見ると、どちらかというと過去のキャメル、つまり1975年からの主なところを選曲している。私は1975年の「The Snow Goose」以来のファンであるが、完全なラティマー主導の1984年「Stationary Traveller」以降のキャメルの方が好きで、少々その関係の曲が少なくちょっと残念感もある。

     <Set List>
    Never Let Go (Latimer)
    The White Rider (Latimer)
    Song Within a Song (Latimer/Bardens)
    Unevensong (Latimer/Bardens)
    Rhayader/Rhayader Goes To Town (Latimer/Bardens)
    Preparation (Latimer/Bardens)
    Dunkirk (Latimer/Bardens)
    Spirit of the Water (Bardens)
    Air Born (Latimer/Bardens)
    Lunar Sea (Latimer/Bardens)
    Drafted (Latimer/Hoover)
    Ice (Latimer)
    Mother Road (Latimer)
    Hopeless Anger (Latimer)
    Long Goodbyes (Latimer/Hoover)
    Lady Fantasy (Latimer/Bardens/Ferguson/Ward)

    Camel_2 とにかくアンディの病気克服によって、再出発のセルフ・リメイクである'13年作『THE SNOW GOOSE: RE-RECORDED』発表後、まさかのキィ・ボードのGuy LeBlancが急逝した。それによって新たにRED BAZAR/TIGER MOTH TALESのマルチ・ミュージシャンPeter Johns(key/vo)をメンバーに迎え入れたわけだ。彼は全盲のためステージの仕草は若干不自然ではあるが、キャメル・サウンドは十二分に熟している。こうしたプレイヤーを仲間に入れるアンディの姿勢は、近年の作品ともマッチしていてキャメルらしさが出ていて良い。
      Colin Bass(b/vo)の風貌も眉毛と髭によって変わってきてますね。彼はもう立派なキャメル・メンバーです。アンディーを支えてキャメルを守っている彼の力も大きい。

      SetListのように”Never Let Go” からスタート。往年のキャメルの曲を演奏するが、こうしてみるとLatimerとBardensとのコンビの曲が多い。
     ”The Whiter Rider”,”Rhayder/Rhayader Goes To Town”,”Lunar Sea”,”Ice”などなど懐かしの曲が演奏される。
     アンディーは、キブソン・レスポールを”Ice”などで、手慣れたところで泣かせてくれる。後半では「Dust and Dreams」からの”Hopeless Anger”には力が入っていたし、「Stationary Traveller」の”Long Goodbyes ”はラストに登場して、これはやっぱり聴かせますね。会場と彼らが一つの世界になった。
     アンコールは例の如く”Lady Fantasy ”の圧巻の演奏で納めた。
     今回は一つのテーマでのライブというよりは、やっぱり復帰お目見え的なところだ。まあそれで良かったとは思う。

     ライブ映像版としては、現在の撮影技術としては映像はそれほど素晴らしくない。プロショットで取り敢えずは記録したと言うだけのもの、画質、演奏の撮影などイマイチだ。ロック・ライブ映像としては、もう一工夫欲しかったというのが偽らず気持ち。まあお金をかけるパワーは目下このバンドには無いというところだろう。
     又、4人バンドというのは若干ライブとしては薄い。そんな点は1984年のPeter Bardens やMel Collins などを呼んで行った「Pressure Points LIVE」に比べると少々豪華さと厚みに欠けるが、目下はこれで良いのかも知れない。

    (視聴)

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    2017年3月20日 (月)

    サンタナⅣライブ映像版 「LIVE AT THE HOUSE OF BLUES LAS VEGAS」

    夢にも思わなかった奇跡的結合映像

    <Rock>
    SANTANA Ⅳ 「LIVE AT THE HOUSE OF BLUES LAS VEGAS」
     Ward Records / JPN /GQXS-90186 / 2016

    4_live

    54919125Carlos Santana (vocals, guitar)
    Neal Schon(vocals, guitar)
    Gregg Rolie (vocals, Hammond b-3 organ, keyboards)
    Karl Perazzo (vocals, timbales, percussion)
    David K. Matthews (keyboards)
    Michael Shrieve (drums)
    Michael Carabello (congas, percussion, background vocals)
    Benny Rietveld(Bass)

    A しかしこんな事も起こるんですね・・・・ほんとに奇跡かと思う昨年4月にリリースされた『サンタナIV』 。なにせ45年ぶりの集合ですから信じがたい出来事だった。
     そしてそのお披露目ライブが実現し、ここにその模様を収録した映像版がオフィシャルに登場しているのだ。

     オリジナル・メンバーのカルロス・サンタナ(G)、グレッグ・ローリー(Key)、マイケル・シュリーヴ(Ds)、マイケル・カラベロ(Per)、71年から参加したニール・ショーン(G)、そして現メンバーのカール・ベラッツォ(Per)、ベニー・リートヴェルド(B)、デヴィット・K・マシューズ(Key)という8人編成。
     そして演ずるは、かっての懐かしのサンタナの曲、そして今回の「サンタナⅣ」からの新曲とゴージャスそのもの。
     そしてそれはラスヴェガスのマンダレイベイ・ホテルにある“ハウス・オブ・ブルーズ”のステージで、繰り広げられたお披露目ライヴ(2016年3月)の映像化。

    B このかってのメンバーの集結話が実現する切っ掛けは、「サンタナ」にわずか17歳で加入しギター天才少年と騒がれたニール・ショーンの働きによるものであったらしい。

     あの「サンタナ」が実際には世に知られたのは1969年の「ウッドストック」であったが、あの時の感動ドラマー、マイケル・シュリーブの姿が45年以上経って「サンタナ」として見れるとはほんとに夢にも思わなかったわけで、私はもう中身よりこの姿だけで満足してしまう。それが何々、グレッグ・ローリーのヴォーカルもまだまだ若々しく、マイケル・カラベロもパーカッションを軽々と演じてくれた。
     まあカルロスとニールの超絶的なギター・バトルの再現は見応え有りで、”ブラック・マジック・ウーマン”始め、サンタナの歴史とあのラテン・ロックの魅力がたっぷりと良好な映像とサウンドで 納められていて、これは貴重盤であることには間違いない。

    【Blu-ray収録内容】
    01. ソウル・サクリファイス
    02. ジンゴー
    03. イヴィル・ウェイズ
    04. エヴリバディーズ・エヴリシング(新しい世界)
    05. シェイク・イット
    06. エニウェア・ユー・ウォント・トゥ・ゴー
    07. チュー・チュー
    08. オール・アボード
    09. サンバ・パ・ティ(君に捧げるサンバ)
    10. バトゥーカ
    11. ノー・ワン・トゥ・ディペンド・オン(孤独のリズム)
    12. リーヴ・ミー・アローン
    13. スウェニョス
    14. カミナンド
    15. ブルーズ・マジック
    16. エチゾ
    17. カム・アズ・ユー・アー
    18. ヤンブー
    19. ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン
    20. オエ・コモ・ヴァ(僕のリズムを聞いとくれ)
    21. ロナルド・アイズレー・イントロ
    22. ラヴ・メイクス・ザ・ワールド・ゴー・ラウンド
    23. フリーダム・イン・ユア・マインド
    24. トゥーサン・ルーヴェルチュール(祭典)
    <ボーナス映像>
    バンド・メンバー インタビュー

     演ずる曲は、やはりⅠから勿論”Soul Sacrifice”、”Jinco”と演じられ、 Ⅱ(「Santana ABRAXAS」)からは、当然”Black Magic Woman”、”Samba Pa Ti”など、Ⅲからは”Toussaint L'overture”、”No One to Depend On”などと登場する。
     Ⅳの新曲はしっかりと盛り込まれていて、とにかく楽しめる。
     まあ、ニール・ショーンと言うことで、「CARAVANSERAI」からも”Song of The Wind”あたりは入れて欲しかったのだが、残念ながら収録されていない。この日は演じていなかったのかもしれないが、後のライブでは登場していたはずである。

     とにかく、実際のところはよく解らないが、カルロスの宗教的な指向とジャズへの傾倒が原因かと言われることにより、ショーンとローリーの「ジャーニー」への分裂となった「サンタナ」であったが、今となれば彼らにとっては人生の一コマでしか無いのかも知れない。こうして若き時代の志を一にした時の気分に戻れたのは、彼らもそうだと思うが、聴く我々も嬉しい限りであった。

    (視聴)

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    2017年3月11日 (土)

    ナイトウィッシュNightwishライブ映像盤「VEHICLE OF SPIRIT」

    圧巻のシンフォニック・メタル・ロックは更なる充実をして・・・・・
    Nw__2016


    <Symphonic Metal Rock>
    Nightwish「VEHICLE OF SPIRIT」
    Nuclear Blast / USA / NBA 3850-7 / 2017
    Nwlivew

      Tiomas Holopainen : Keys.
      Floor Jansen: Vocals.
      Marco Hietala: Bass,Vocals
      Troy Donockley : Uilleannpipes, Low whistles, Vocals.
      Emppu Vuorinen: Guitar
      Kai Hahto: Drums


    2 女性リード・ウォーカルで苦労したフィンランドの注目のロック・バンド「ナイトウィッシュ」、ターヤの後のアネット・オルゾンから2012年にオランダの元アフター・フォーエヴァーそしてリヴァンプAFTER FOREVER/REVAMPのフロール・ヤンセンFloor Jansen(→)を招き、更に英国のケルト・ロック・バンドYou Sloshを結成してトラディッショナルな世界を構築するドノックリーTROY DONOCKLEY(あの名ケルティック・フォーク・バンドのアイオナでの活躍が印象的)が加入しての目下の最新作は2015年の「ENDLESS FORMS MOST BEAUTIFUL」だ。
     そしてその後の2015年から16年にかけて行われたワールド・ツアー「Endless Forms Most Beautiful World Tour 2015-2016」の模様を収録したライブ作品(昨年訪日も果たしている)。英国ウェンブリー・アリーナ公演と母国フィンランドのタンペレで行われた公演の2つのライブをBlu-ray2枚にフルセットで収録し更に世界各地での模様も納めてのサービスを加えたた映像版だ。

           *           *
    1■ ウェンブリー公演 
    取り敢えずメイン収録は英国ロンドンの”WEMBLEY ARENAもの”と言うことで、その収録セット・リストは右のとおりである。主としてニュー・アルバムからと、過去のヒットを織り交ぜての公演だ。
     まあ、ツォーマスTiomas Holopainen 、 マルコMarco Hietala、エンプEmppu Vuorinenの3人は当然としても、やっぱり注目は フロール・ヤンセンだ。彼女はもともとロック・バンドにおけるヴォーカルの経験は十分なので、勿論不安は無いが、今回はナイトウィッシュに本格的参加のニュー・アルバムを引っさげての登場であり、そして以前から宣言しているようにターヤを意識しないで、自らの世界を造ると息巻いていたんで、どんなモノかと注目するわけである。
     結論から言うと、このバンドとしての役割は十二分に果たしていたというところ。なにせあの体格から訴えるヴォーカル、そしてパフォーマンスは見事。そしてかねてからの経験で、ソプラノから低音部まで余すとことなくリクアーしている。ツォーマスのダイナミックな曲群をなかなかこなすのも大変だろうが、難なくロッカーとして唄い上げ演技しているところはさすがである。

    Troydonockley2014 ドノックリーTroy Donockley(←)の参加で、ケルテック・ムードも加味されて一層ナイトウィッシュのスタイルが厚みを持った。
     今回のアルバムも、彼らは"種の起源"やリチャード・ドーキンスの生態進化学などに因んだコンセプトアルバムであっただけ、彼のUilleannpipesなどの古楽器を生かしての演奏は素晴らしい。人間の発生・進化論と自然がテーマという深遠さとダイナミックを十分にこなしている。とにかく畳み込んでくる彼らの世界は圧巻である。
     ただし、心配なことにユッカ・ネヴァライネンJukka Nevalainenは病気の為、ドラマーは Kai Hahtoが務めているが、ユッカと違ってドスンバタンの迫力は少ないが、なかなか繊細なシンバル・ワークもあってこれはこれで悪くない。

    Thw■ タンペレ公演
     そしてもう一つ彼らの本拠地フィンランドのタンペレTampereで行われた公演も別の一枚のBlu-rayに納められている。こちらは更に画像は良好で音質も標準をクリアしている。彼らのステージでの息の合ったプレイも見もので価値がある。この第3期ナイトウィッシュは一層充実を果たしていて、ツォーマスの満足の域にある表情が見られホッとするのだ。
     このメンバーのオフィシャル映像は"WACKEN open air live show"の『Showtime, Storytime』(2013年)以来だが、比較すると格段に内容共に良くなっている。
           *          *
     さて、ここで余談だが、止めておけば良いのに、どうしてもフロール・ヤンセンとターヤを比較したくなる。そこで何年か前のライブの改良Blu-ray映像版『End Of An Era』があるので取り敢えず面倒だが比較してみたのだ。やはり”Eva Dream”、”Nemo”などの曲を比べるとターヤのヴォーカルのオペラテイックな魅力には敵わない。しかし、まあそうは言っても現在のところ、現行ナイトウィッシュはやはりロック・パワーのフロール・ヤンセンの魅力、そして音楽的にはシンフォニックな完成度が更に高くなっており、そのスケールの大きさはまさに敵なしの存在と言って良いと言えるのだ。
    (参考視聴)

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    2017年2月23日 (木)

    ロジャー・ウォーターズの1992年以来の完全ニュー・アルバム「Is This The Life We Really Want?」

    いよいよ完成か? 近々リリース!!

    Usthemw

      今年は春からの北米を中心としてのピンク・フロイドの新解釈リニューアル版ライブ「US+THEM 2017」(→)で話題のロジャー・ウォーターズ。

     ここに来て、噂のニュー・アルバムが現実化した。

     ロジャー・ウォーターズのロツク完全ニューアルバムとなれば、いやはや1992年『AMUSED TO DEATH 死滅遊戯』以来ですね・・・・ピンク・フロイドの進化=待望の登場です。

              ↓          ↓
    <Progressive Rock>
     Roger Waters
    『Is This The Life We Really Want?』

     アルバム・タイトルからして現代社会への問題提起、社会批判となりそうだ。これぞ彼の真骨頂、ロック魂老いて盛んというところ。まさに『AMUSED TO DEATH 』の続編か?。

     思い起こせば、とにかく1992年『AMUSED TO DEATH 』以来、この25年は長かったが、クラシック・オペラ作品『Ça IRA 希望あれ』とか、「To Kill the child/Leaving Beirut」があったり、印象の強い曲としては”Each Small Candle”、”Hello(I love you)”、”flickering flame”、”Knock'n on heaven's door”、”Song for Palestne” 等々結構味のある曲の披露もあった。   

    C3xljj7vmae9btjw


    (参考)

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    2017年2月12日 (日)

    エイミー・マクドナルドAmy Macdonaldのライブ映像「Switzerland 2014」

    インディーロックで広い年齢層に訴える・・・・

    <Pops, Folk Rock, Indie Rock>
    (BOOTLEG)
    AMY MACDONALD 「SWITZERLAND 2014 &2013」

    Switzerland2014

    NTSC COLOR / DOLBY STEREO / PROFFESIONALY SHOOTING

     ここに来て久しぶりにエイミー・マクドナルドAmy Macdonaldのニュー・アルバムがリリースされる。と、言うことで過去といっても近年の(2014年)彼女のライブ映像ものがあったのでここで紹介。

    1st 彼女は2007年に、突然1stアルバム『THIS IS THE LIFE』(→)が全英1位という快挙でデビュー。 
     スコットランド出身であるだけあって、フォークっぽいロックでありながら、しかしそれだけでなくスコットランドをイメージさせる独特な世界観で迫ってくる。しかも若い割にはチャラチャラした印象が無く、どこか一本真の通っているイメージで私は取り敢えずマークしていたのだが・・・、このところニュー・アルバムも無かったのでちょっと寂しい状態にあった。
     考えて見ると、2ndアルバム『A Curious Thing』(2010)からはもう7年の経過である。そこで、それならとライブ映像版で近年の様子を見ることと、両アルバムのいいとこ取りをしてみようと、オフィシャル映像のライブ映像ものをブートであるがここに観賞しているというわけである。

    Livelist 映像でのまずの印象は、やっぱり彼女のヴォーカルは非常に力強い。そして熱唱だ。(右は、当映像版のSetlist。「2014年 BALOISE SESSION BASEL, SWITZERLAND  10. 26. 2014 」のライブ映像だ)
     12歳からギターを独学し、作詞作曲してグラスゴーのパブやカフェでいろいろな形で唄ってきたと言うだけあって、すっかりヴォーカル・スタイルも自分なりのもので板に付いている。アコースティック・ギターを演じながらも、彼女なりきのフォーク、ブルースの上に成り立ったインディーロック(Independent Rock)を唄いこなす。

      このブートものは、それでもオフィシャルに撮られたものによって作られているため映像は良好で、ステージの様子は問題なく観賞できる。人気曲”This is the Life”はやっぱり訴えてきますね。
      そしてライブ映像をみて解ったことは、この彼女のパターンは家でCDで聴くよりは、やっぱりライブで聴くべきものなんだと言うところだ。そしてなお驚きは、会場は若者だけが中心で無く、結構中年以上も混じっている。なるほど・・・これが彼女の世界なのだと知ったところ。

    Nnw ・・・・と、言う訳で今月リリースの彼女のニュー・アルバム『Under Stars』(→)が、デビュー・アルバムから10年、前作などから5年経ての久々のものだけに、どんな変化を遂げているかちょっと期待しているのである。

    (視聴)

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