エレン・アンデション

2024年10月31日 (木)

エレン・アンデション Ellen Andersson 「Impressions of Evans 」

スカンジナビアのジャズ界の歴史を顧みて、ビル・エヴァンスを歌い上げる

<Jazz>

Ellen Andersson 「Impressions of Evans 」
Prophone Records / International Version / PCD344 / 2024

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Ellen Andersson エレン・アンデション(vocal )
Heine Hansen ハイネ・ハンセン(piano )
Thomas Fonnesbæk トマス・フォネスベク(bass )
Andreas Svendsen アンドレーアス・スヴェンセン(drums )
Bjarke Falgren ビャーケ・ファルグレーン(strings )

録音 2022年12月 V-Recording(コペンハーゲン)

61xl4gjx8l_ac_slw    このアルバムは、4年前(2020年)にここで取り上げた前作『You Should Have Told Me』(PCD204, 2020)が好評であったスウェーデンのヴォーカリスト、エレン・アンデション(1991年生まれ、下左)の新作(3枚目)である。
  それはなんと60年前の1964年に、ビル・エヴァンスとスウェーデンの女性ヴォーカリストのモニカ・ゼッタールンドMonica Zetterlund(下右)が共演し、スカンジナビアのジャズヴォーカル界に新しい時代を生み出したと評価される私の愛聴盤にして歴史的名盤のM.Zetterlund&B.Evans『Waltz For Debby』(UCCU-5904、末尾参照、右上)を記念し、エヴァンスとゼッタールンドをトリビュートした一枚なのである。

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 アンデションは、2016年の『I'll Be Seeing You』(PCD165)でデビューして以来、私の注目株であったが、「好奇心旺盛な若さと成熟した経験豊富な2つの声を1つにまとめた独特の歌声」として注目されたが、私的には「あどけなさと大人の味の2面」といったところにあって、その表現力には芸術的深みにも通じて、まさに稀有な存在だ。そして2020年の2ndアルバム『You Should Have Told Me』は、スウェーデンのグラミー賞にノミネートされたほか、スカンジナビアの歴史的ジャズ女性歌手を記念した「モニカ・ゼッタールンド賞」を受賞した。その為なのか、本作ではゼッタールンドをトリビュートすることになったのかと推測するのだ。

 このアルバムは、「北欧の自然の牧歌性」と「ニューヨークという都会」の相対する世界をどのように描くのか、ビル・エヴァンスの曲をどのように歌い上げるのか等と、面白い面の注目点がある。

(Tracklist)

1. Jag vet en dejlig rosa(Traditional)
2. Monicas vals(Bill Evans/Beppe Wolgers)
3. Very Early(Bill Evans/Carol Hall)
4. Summertime(GeorgeGershwin/DuBose Heyward/Dorothy Heyward/Ira Gershwin)
5. My Bells/Childrenʼs Play Song(Bill Evans/Gene Lees)
6. Vindarna suska uti skogarna(Traditional)
7. Some Other Time(Leonard Bernstein/Betty Comden/Adolph Green)
8. Just You, Just Me(Jesse Greer/Raymond Klages)
9. Om natten är alla änkor grå(Olle Adolfphsson/Carl Fredik Reuterswärd)
10. Blue in Green(Bill Evans/Miles Davis/Hansen)

 いっやーー、驚きました。このアルバムもアンデションは全くゆるぎなく自己のヴォーカル世界を貫いている。
 M1."Jag vet en dejlig rosa"(美しいばらを知っている)は、スウェーデンのトラディッショナルらしく、アルバム・ジャケのイメージでの非常に牧歌的な歌で心に響く。
 そしてエヴァンスの曲M2."Monicas vals(=Walz for Debby)"(モニカのワルツ)をゼッタールンドが歌ったのだが、それをアンデションがスウェーデン語歌詞で歌うのだ。異質の両曲であるが、彼女のささやきに近い歌声で、情感と歌心溢れる繊細さでどこか親密感を感じさせるヴォーカルを聴かせてくれる。
 そしてM6."Vindarna suska uti skogarna"(風が森でため息をつき)もトラディショナルであるが、バックの演奏も美しく、北欧の世界が脳裏をかすめる優しいヴォーカルが印象的。
 とにかくビル・エヴァンスの4曲、そしてガーシュウィン(M4.)やバーンスタイン(M7.)の曲が、ゼッタールンドが歌い上げたのと異なって、まさにアンデション節になっているのが驚きであると同時に恐れ入りましたというところだ。

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 印象に残る曲として、ウッレ・アドルフソンのM9."Om natten är alla änkor grå"(夜、未亡人はみんな灰色なの?)は、ゼッタールンドの大切なレパートリーだったようだが、共感をこめ、美しいピアノをバックに説得力ある情感ある曲に仕上げてあり、エヴァンスとマイルス・デヴィスの曲M10."Blue in Green"より印象的だったのが驚きだ。

 いずれにしても、「エヴァンスの印象」と題して、ここに歌い込んだ挑戦に喝采すると同時に、その仕上げにて、尊敬するモニカ・ゼッタールンドの真似に終わらず、一歩も妥協せずに自分の世界を貫いたアンデションにお見事と言いたいのである。

(参照)
album『Waltz for Debby』(monica Zetterlund with Bill Evans 1964)
-Tracklist--
1.Come Rain or Come Shine
2.Jag vet en dejlig rosa
3.Once Upon a Summertime
4.So Long Big Time
5.Monicas vals (Waltz for Debby)
6.Lucky to Be Me
7.Vindarna sucka uti skogarna
8.It Could Happen to You
9.Some Other Time
10.Om natten

 

(評価)
□ 編曲・歌  90/100
□ 録音    87/100

(試聴)

 

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2020年11月22日 (日)

エレン・アンデション Ellen Andersson 「YOU SHOULD HAVE TOLD ME」

ジャズ・ヴォーカルはこれだ !!・・・・と、
スウェーデンからの4年ぶりの待望本格派ジャズ・ヴォーカル・アルバム

<Jazz>

Ellen Andersson 「YOU SHOULD HAVE TOLD ME」
Prophone Recpords / sweden / PCD204 / 2020

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Ellen Andersson エレン・アンデション (vocal) 
Joel Lyssarides ヨエル・リュサリデス (piano except 3, 4, 5)
Anton Forberg アントン・フォシュベリ (guitar on 4, 5, 8, 9)
Niklas Fernqvist ニクラス・フェーンクヴィスト (bass)
Johan Lötcrantz Ramsay ユーハン・ローヴクランツ・ラムジー (drums)
Peter Asplund ペーテル・アスプルンド (trumpet on 1, 4)
Johanna Tafvelin ユハンナ・ターヴェリーン (violin on 2, 6, 8)
Nina Soderberg ニーナ・ソーデルベリ (violin on 2, 6, 8)
Jenny Augustinsson イェニー・アウスティンソン (viola on 2, 6, 8)
Florian Erpelding フローリアン・エーペルディング (cello on 2, 6, 8)

 四年前にスウェーデンからの新人女性ジャズ・ヴォーカリストの有望株として紹介したエレン・アンデション(『I'LL BE SEEING YOU』(PCD165/2016))の待望のニューアルバムの登場だ(1991年生まれ)。とにかく嬉しいですね、あのセンス抜群のジャズ演奏とヴォーカルの協演がここに再びと言うことだ。ダイアナ・クラール、メロディ・ガルドーとこの秋、期待のニュー・アルバムが登場したが、彼女らの円熟には及ばずとは言え、あのJazzy not Jazz路線と違って、香り高きジャズ本流のヴォーカル・アルバムに挑戦していて感動であり、しばらく聴き入ってしまうこと間違いなし。
 彼女はデンマークのヴォーカル・グループ「トゥシェ」のメンバーとしても活躍しているが、これは彼女のソロ・アルバム。
 今回はジャズ・スタンダードそしてビートルズ、ミッシェル・ルグラン、ランディ・ニューマンなどの曲(下記参照)を、ジャズ色濃く編曲して妖艶さも増して披露している。

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(Tracklist)

1. You Should Have Told Me (Bobby Barnes / Redd Evans / Lewis Bellin)
2. Once Upon A Summertime (Michel Legrand / Eddie Barclay)
3. You've Got A Friend In Me (Randy Newman) (vo-b-ds trio with 口笛)
4. Just Squeeze Me (Duke Ellington / Lee Gaines)
5. Too Young (Sidney Lippman / Sylvia Dee) (vo-g-b-ds quartet)
6. The Thrill Is Gone (Ray Henderson / Lew Brown)
7. ‘Deed I Do (Fred Rose / Walter Hirsch) (vo-p-b-ds quartet)
8. Blackbird (John Lennon / Paul McCartney)
9. I Get Along Without You Very Well (Hoagy Carmichael / Jane Brown Thompson)

 
 エレン・アンデションの声は、なんとなくあどけなさの残った瑞々しい可憐さが感じられる上に、意外にも前アルバムでも顔を出した妖艶さが一層増して、ちょっとハスキーに響く中低音部を中心に、高音部は張り上げず優しく訴える端麗ヴォイスだ。
 M1." You Should Have Told Me "のように、バックがジャズの醍醐味を演ずると("M7." ‘Deed I Do"なども)それと一体になりつつも、彼女の特徴は失わずに協演する。
 M2."Once Upon A Summertime"はミッシェル・ルグランの曲、とにかく一転してピアノとストリングスでの美しさは一級で、彼女の心に染み入る中低音のテンダーなヴォーカルが聴きどころ。
 M4."Just Squeeze Me"は、トランペットの響きから始まって、彼女のあどけなさとけだるさと不思議な魅力あるヴォーカルでベースの語り歌うような響きと共にジャズの世界に没頭させる。

Pressellenanderssontr  女性叙情派ユーロ・ジャズ・ヴォーカル・ファンにお勧めは、なんと言っても素晴らしいM6." The Thrill Is Gone"だ。ストリングスの調べが加味した美しいピアノの音とメロディーに、しっとりと優しく囁きかけるように歌い上げるところだ。中盤にはピアノ・トリオがジャジーに演ずる中に後半ストリングスも加わって、再び彼女のヴォーカルが現れると静かに叙情的な世界を演ずる、見事な一曲。
 M5."Too Young"のナット・キングコールの歌で歴史的ポピュラーな曲は、冒頭からアカペラで彼女の世界に引っ張り込み、静かに現れるバックのギターとジヤズ心たっぷりに描いてくれる。次第にベース、ドラムスが続き「静」から「動」にスウィングしてゆく流れはお見事と言いたい。

 とにかく演奏陣が手を抜かない演奏が魅力的な中に、彼女のテンダーにして語りかけるロマンティックなヴォーカルと、なかなかアッシーな味付けの世界もみせ、それが一転してハードボイルドな色合いの強い演奏とのマッチングも出現し、そんな変幻自在な味付けが見事なアルバムである。一曲づつも良いがアルバム・トータルに是非聴くべき一枚。

(評価)
□ 編曲・演奏・歌   90/100
□ 録音        85/100

(試聴)    "The Thrill is gone"

*
       "Too Young"

 

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2016年10月21日 (金)

エレン・アンデションEllen Andersson 「I'LL BE SEEING YOU」

スウェーデンからの新人女性ジャズ・ヴォーカルのカルテット・・・・・これはいけるかも

 

          Ellen Andersson エレン・アンデション

 

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<Jazz>
Ellen Andersson Quartet 「I'LL BE SEEING YOU」
PROPHONE / SWEDEN / PCD165  / 2016

 

IllbeseeingtouwEllen Andersson Quartet:
Ellen Andersson (vocal)
Anton Forsberg (guitar)
Hannes Jonsson (bass)
Sebastian Brydniak (drums)

special guests:
Peter Asplund (trumpet on 2,4,7)
Oilly Wallace (alto saxophone on 3,6,9)
2016年1月デンマークのコペンハーゲン録音

 

 

 

 1991年スウェーデン生まれの若手ながらな興味深い独特の味を持つ女性シンガーの登場だ。彼女は母国スウェーデンやデンマークのシーンで、ソロ歌手として、またヴォーカル・グループ「トゥシェTouché」(デンマーク)のメンバーとして精力的に活躍している。
 こうしてとにかく歌姫は世界で尽きること無くお目見えして来るわけで、歓迎です。

 このアルバムは彼女のヴォーカルにギター、ベース、ドラムスのカルテット・スタイルをとっているが、これがなかなかのインティメイトな雰囲気を盛り上げての演奏で、ジャズの持つ躍動と一方繊細な哀愁と、そしてスウィングすることも忘れずに自在に演じきっていて、そこに曲によってスペシャルゲストとしてのトランペット(Peter Asplund スウェーデン)、アルト・サックス(Oilly Wallace デンマーク)が乗ってくる。こんな洒落たジャズ演奏で、M4”Au Privave ”ではインスト部分たっぷり演じ、それに彼女の広域をカヴァーする魅力あるヴォーカルが乗ってくるといった洒落かただ。

 

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 スウェーデンということなのか、彼女の若干なまりのある英語が結構魅力を発揮するし、ややキュートに歌うところがあって、若さの割には訴えると言うか味を印象づけるヴォーカルを展開している。
 又M6” Gloomy Sunday ”では、ややハスキーな厚めのヴォーカルも聴かせ、低音から高音まで見事にカヴァーしていて芸達者ぶりも発揮。又M8”Smile ”は結構洒落たギターがたっぷりと演奏して、それにねっとりと彼女が唄うところはなかなかチャーミングでもある。

 いやはやこれはカルテットと言うだけあって、単なるヴォーカル・アルバムでないしっとりとしたジャズを聴かせるところが、私にとってはこれからの注目株だと捉えたところ。
 
(Tracklist)

 

1. 'S Wonderful
2. You've Changed (feat. Peter Asplund)
3. A Day In The Life Of A Fool (feat. Oilly Wallace)
4. Au Privave (feat. Peter Asplund)
5. I'll Be Seeing You
6. Gloomy Sunday (feat. Oilly Wallace)
7. Everything I Love (feat. Peter Asplund)
8. Smile
9. I Cried For You (feat. Oilly Wallace)

 

 (視聴)

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