サンタナsantana のニュー・アルバム 「コラソンCORAZÓN」
デビュー45周年記念はラテンの世界
<Rock>
SANTANA 「CORAZÓN」
RCA records 88843-06922-2 , 2014

サンタナのニュー・アルバム。デビュー45周年という節目の作品。
今回は、前作の「SHAPE SHIFTER」とガラッとイメージを変えての中南米中心のラテンの世界だ。
とにかく1999年のサンタナ起死回生の一発「Super Natural」以来、スーパー・スター達とのコラボレーションによっての作品作りが多かったが、前作「SHAPE SHIFTER」でようやくカルロス・サンタナ率いるサンタナ・バンドとしてのスタジオ・アルバムをリリース、当時3部作の第一号といわれていたがここに2年ぶりに新作が登場した。果たしてこれが3部作の第2作であるかどうかは、目下のところ解らない。とにかくここらで彼のルーツの中南米を前面に出して迫ったというところか、これはラテン系のアーティストに絞ってのコラボレーション・アルバム、言ってみれば”「スーパー・ナチュラル」のラテン・バージョン”。
(参照)「SHAPE SHIFTER」
https://osnogfloyd.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/santanashape-sh.html
(「CORAZÓN」収録曲)
1.サイデイラ(スパニッシュver.)feat. サムエル・ロサ
2.ラ・フラカ feat. フアネス
3.マル・ビーチョ feat. ロス・ファビュロソス・キャディラックス
4.僕のリズムを聞いとくれ 2014 feat. ピットブル
5.アイアン・ライオン・ザイオン feat. ジギー・マーリー&チョッキブタウン
6.ナポリの夜 feat. リラ・ダウンズ、ニーニャ・パストーリ&ソレダー
7.彼方への口づけ feat. グロリア・エステファン
8.愛しのマルガリータ feat. ロメオ・サントス
9.インディ feat. ミゲル
10.永遠の愛 feat. ディエゴ・トーレス
11.我こそは光 feat. ウェイン・ショーター&シンディ・ブラックマン・サンタナ
12.アイ・シー・ユア・フェイス
まあとにかくサンタナのラテン・ロックそしてジャズ・フュージョンの融合といった過去のものを期待すると、それとは違ったものになっている。まあヒップ・ポップとラテン・ミュージックそしてロックのニュアンスの加味したもの。カルロスのギターも弾きまくっている割にはバック・バンドの一つになっていて、ギターの味を堪能するといったものでない。ただウェン・ショーターのサックス、そしてカルロスの奥様シンディ・ブラックマン・サンタナのドラムスなどの参加は聴きどころ。
参加アーティストも多彩で花がある。ヒット曲も出そうな雰囲気は充ち満ちている。しかしまあはっきり言ってこれはラテンの世界には楽しい一枚であろうが、アルバム「キャラバンサライ」「ウェルカム」「不死蝶」時代を愛する私にとって個人的にはそれ程感動している訳では無い。
前作「SHAPE SHIFTER」は、私は~過去の情熱のラテン・ロックのイメージはない。そうかと言ってジャズっぽくもなく、又光明を求めての宗教的世界でもない。カルロス自身の新婚生活から生まれる感謝の心なのだろうか?。しかし、ここに見るはサンタナ・バンドというより、カルロス・サンタナの”人生の賛歌”という感じに受け止められた。アルバムとしては纏まった良盤~と評価したが、・・・・・・・今回のアルバムはどうもお祭り騒ぎに聴こえてきてしょうがない。まあそんなところなんでしょうが。つまりラテンもののファンは歌謡曲的に踊りまくって聴くには楽しいアルバムということですね。
(試聴) ”彼方への口づけ” feat. グロリア・エステファン~をどうぞ・・・
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