ロ・ジェイのヴォーカル・アルバム Lo Jay 「Joue O'day」
フランスからのアメリカン・クラシック・ジャズ
<Jazz>
Lo Jay & Serge Moulinier Trio 「Joue O'day」
France / LISM2011 / 2018

Lo Jay (voc)
Serge Moulinier (p)
Christophe Jodet (b)
Pascal legrand (ds)
フランスものとしては珍しいアメリカン・クラシック・ジャズへの想い、アニタ・オデイ(Anita O'Day、1919 - 2006)回顧の女性ヴォーカル・アルバム。唄うはフランスではそれなりの評価を得ているロ・ジェイLaurence Lo Jayだ。しかし私にとっては初物で、このアルバムも今年リリースされているが、元は2012年作品のようで、元をただせば自主製作盤である。彼女はもともと心からアニタ・オデイのことを敬愛しているとのことで、そんなところからの作品。
バックにはセルジュ・ムニエルのピアノ・トリオがこれ又スウィング感たっぷりにあのよき時代1950年から1960年代を甦らせている。
1. Sweet Georgia Brown
2. Tennessee Waltz
3. What is this thing called love
4. Honeysuckle Rose
5. Love for sale
6. Skylark
7. Boogie Blues
8. I want a grown up man
9. Just one of those things
10. Angel eyes
11. Tea for two
12. Anita's 1940's Medley
フランス版であり自主製作盤ということで、あの自国気質の強い国なので、フランス語によるものかと思いきや、ロ・ジェイはヴォーカルは英語で唄われている。まあアニタ・オデイに捧げた作品なのであるからそれも当然のことであろう。もちろん世界を相手にするには英語というのは当然だ。
比較的癖の無い素直なヴォーカルと演奏である。
M2. "Tennessee Waltz"を聴いても、特別な編曲のもなく一般受けの仕上げ。
M4. "Honeysuckle Rose"ベースをバックに語るように唄い、感じは良い。後半スウィング感をたっぷり聴かせる。
M6. "Skylark"かなり優しい歌い込みで好感。
M10. "Angel eyes" これが一番のお勧め曲。SEが入り、ベースがアルコで重厚に響き、ここで彼女の技量を示すゆったりとした歌い込みが見事。そしておもむろに演じられるピアノが美しい。後半でもやはりベースのバックが抒情的で良いし、ピアノとの交わりもよく、更に彼女のヴォーカルも頂点に。まさにこれ1曲で納得するアルバムである。
まあ、あまり本気で聴き込もうと思わずに軽く聴くのが良いアルバムである。
(評価)
□ 演奏・ヴォーカル : ★★★★☆
□ 録音 : ★★★★☆
(My Image Photo) 「秋の赤」
NIKON D800, TAMRON SP90mm F2.8 Di Macro VC USD, PL
(視聴)
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